11/09/14 21:18:21.96 +PLQIAZ+
>>386の続き
ペ・ミングンLG経済研究院責任研究員は"家計所得増加傾向は遅いのに比べて,金利上昇で利子
負担は早く大きくなっている"として"最近非銀行での家計負債が急増している点も大きく心配する水
準"と指摘した。
危機克服過程で私たちの経済で輸出が占める比重が非常に高くなったのも問題点と指摘された。
2007年GDP対比輸出比重が41.9%だったが昨年には52.4%に高まった。特に主力輸出商品のIT,
自動車などが先進国景気変化に敏感な品目という点で前に世界経済成長の勢いが折れる場合,過
去危機よりより大きい打撃を受ける可能性が高いという分析だ。大いに低くなったが相変らず高い水準
を維持している短期外債比率によって外国人投資資金離脱危険が相変わらずだという点も宿題だ。
イ・チャンソン研究委員は"短期外債比率が大きく低くなったが他の新興国らと比較すると相変らず高い
水準"としながら"特に我が国金融圏が財政危機を体験しているヨーロッパ国家の国債を大挙保有して
いるヨーロッパ系銀行らから直間接的に借りた外貨借入比重が50%を上回っている状況で,これらヨー
ロッパ系銀行が突然にお金を抜き出す場合,衝撃を受けることになりえる"と心配した。
実際に14日ムーディーズがギリシャ国債をたくさん保有したソシエテジェネラル,クレディアグリコルの信用
等級を降格しながら,これらフランス銀行が国内で資金回収に出る可能性が高まった状態だ。
LG経済研究院は3年前危機を克服した原動力で輸出好調にともなう経常収支黒字行進と外国
為替保有額が増えて,外貨部門健全性が大きく改善されたのを挙げた。
2008年32億ドルに過ぎなかった経常収支黒字は2009年には328億ドルで10倍も大きくなった。昨
年282億ドルに続き今年7月まで経常収支黒字規模は130億ドルに達した。生き返った経済によって
外国人投資資金流入が増えながら,外国為替保有額も急増した。2008年末2000億ドル余りの水
準だった外国為替保有額が去る8月末には3122億ドルで史上最大値を記録した。
反面短期外債は2008年3分期末1896億ドルで今年2分期末1497億ドル水準に減った。総外債
中短期外債比率は6月末現在37.6%だ。危機頃の2008年9月末の51.9%より大きく低くなったのだ。