11/09/07 06:39:10.79 /aYoSzwa
おはようノダ研
中日春秋
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鳩山政権が倒れ、民主党として二番手となる菅政権がスタートした時、期待も込めて
中森明菜さんのヒット曲『セカンド・ラブ』を、小欄で引いた。♪恋も二度目なら 少しは
上手に 愛のメッセージ 伝えたい…
▼残念ながら二度目も、メッセージの伝え方にさほどの上達が見られなかったのは、
ご案内の通り。そして先日、三度目となる野田政権が船出したわけだが、まずは、
そこそこ期待を集めているようだ
▼最近、伝えられた各紙の世論調査結果を見ると、内閣支持率はざっと60%強。
菅政権末期は20%前後だったから大きな違いだ。民主党支持率も、一度目、二度目の
最初ほどではないが、相当回復はした
▼万葉集の中の一首にも<物皆は新しきよし>というのがあって、何であれ、新しいものが
好まれるのは時代を問わない。と言いたいところだが、この歌には“但(ただ)し書(が)き”
がつく。<ただしくも人はふるきしよろしかるべし>
▼無論、物は別にして人は古い、つまり老年によさがあるとの歌意。でも、ここ五代、
民主党だけでも二代続けて一年程度しかもたない政権を見せられたのである。首相は
<ふるきしよろしかるべし>と読みたくもなる
▼その二代も、高支持率で始まったが後は急降下だった。三度目の正直か、二度ある
ことは三度ある、か。何にせよ“サード・ラブ”は多分、“ラスト・ラブ”である。