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<世界金融市場また再び動揺>グローバル経済‘スタグフレーション’越えて‘スランプフレーション’の憂慮
長期的低成長・高物価を展望…証券市場は大暴落
文化日報|チョン・ヨンシク記者|入力2011.08.19 12:11 |修正2011.08.19 12:21
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米国経済に再度ダブルディップ(景気回復局面でまた沈滞)の恐怖が襲撃している。 米国経済は今週に入って、信用等級降格事態
の悪夢から抜け出す事を望んでいたが、18日のニューヨーク証券市場の暴落と共に再度さまよっている。 一部では低成長、高物価
の'スランプフレーション'の憂慮まで提起している。 スランプフレーションは景気不況と低成長状態での物価上昇が長期的につながる
ことで、スタグフレーションより深刻な状況を称する。
モルガン・スタンレーもこの日に"米国とヨーロッパが沈滞にアプローチした"と警告し、ダブルディップの恐怖を育てている。
モルガン・スタンレーは今後6~12ヶ月、ダブルディップに陥ると展望したが、実際に日本型の長期不況の可能性も共に提起されている。
ファイナンシャルタイムズは'世界証券市場でまた、投げ売りの狂風'という題名の記事で"米国が日本の1990年とあまりにも似た局面に
陥っている"とし"このように低成長が長期化する状況で、米国債10年物の収益率が日本のように1%の以下まで落ちるなという方法がない"
と展望した。
新しく公開される米国の各種景気指標も憂鬱だ。 米労働部は先週(7~13日)新規で失業手当を申請した人が先週に比べて9000人
増加した40万8000人と集計されたと、この日に公開した。 市場の予想値平均の40万人を上回ったのだ。
去る7月の消費者物価指数(CPI)は0.5%上昇し、去る3月以後4ヶ月ぶりに最大の上昇幅を記録した事で、物価の不安の恐怖も育てている。
米不動産仲介人協会(NAR)が、この日に発表した住宅取引実績も467万軒(年率換算)で、前月(484万軒)に比べて何と3.5%減少した。
国策モーゲージ(住宅担保貸し出し)機関のフレディマックは一週間の住宅担保貸し出しの金利(30年固定)が4.15%で、前週に比べて
0.07%ポイント下がり50年余ぶりに最低値を記録したとこの日に明らかにした。 また、経済専門通信ブルームバーグが発表する消費者
信頼指数(CCI)は、今月にマイナス(-)34を記録し、去る2009年3月以後での最低値を記録した。
ヨーロッパ発の恐怖も大きくなっている。 連邦準備制度理事会(FRB)が大型ヨーロッパ銀行の資金状況を調査するなど、万が一の
事態に備えると伝えられ新しい危機感が漂っている。 ヨーロッパ発の危機が米国の沈滞に火薬庫として作用可能ということだ。
さらにはこのような暗鬱な景気展望にも特別な対策がないというのが、憂慮を増幅させている。