11/08/28 12:03:07.70 WNyRJIWd BE:2480642069-PLT(15266)
>>211の続き
もちろん周永康常務委員のモンゴル訪問に随行中の王家瑞共産党対外連絡部長を急きょ変更し、都市満洲里に送って
キム委員長に遂行するようにしたのと、第6世代指導者候補に浮び上がる胡春華内モンゴル党書記、盛光祖鉄道部長などが
出迎え、主要経由地や視察地に対する厳格な統制を実施するなど、中国側は神経を使ったことは事実だが、全般的な
優遇水準は前に比べて大きく下がった。
キム委員長に対する優遇が過去と変わったのは、何よりも今回の中国訪問の性格がロシア訪問を終えた後、北朝鮮に
帰るための経由の側に重さがあったという点のためと解説される。
帰国のために中国を経由するのに主眼点が置かれた訪問なら、あえてカウンターパートの胡錦濤主席をはじめとする
核心要人と会合するなど、正常な儀式を整える必要がないためだ。
新華社通信はキム委員長の訪中の便りを伝えながら、訪問性格を中国東北地域に限定された"経由兼歴訪"と表現し、
中国当局もやはり'基本的に経由'という立場だったと評価されている。
ロシア訪問を終えたキム委員長が中国を経由して帰るのが今回の訪中の基本性格ならば、正式訪問の時のように手厚い礼節
を守る必要がないということが北京外交家の説明だ。
だが、基本的に経由の性格を持っていたとしても北朝鮮の最高指導者が中国に2泊3日間留まりながら産業施設を視察するなど、
一部歴訪活動をしたのに中国首脳陣との会合なく帰ったという点は簡単に納得するには難しいという評価もある。
何より厚いパートナー関係を訪問時毎に強調する両国の形態にも合わないだけでなく、両国が経済協力や核問題などの部門で
多くの懸案を抱いており、高位級間の緊密な協議の必要性は常に存在しているためだ。 また、両国間緊密な関係を国民と
周辺国に誇示することも、やはり少なくない意味があるということを勘案する時、キム委員長の今回の中国訪問はこういう
側面から良い機会になることができる。
北朝鮮の朝鮮中央通信は26日に訪中初日の便りを詳細に伝えながら"重曹親善の強化発展のために、再び中国を訪問"したとし
新華社通信とは違ったニュアンスを漂わせた。
（2/3）続きます。