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主軸産業、電子・鉄鋼・船舶に不安 【東亜日報】
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代表企業上半期実績分析、大部分で営業利益急減
国内産業界の主軸である、電子、鉄鋼、造船業界の収益性が悪化している。1日東亜日報が国内主要企業の昨年上半期
(1~6月)実績と今年上半期実績を分析した結果、代表企業の大部分で営業利益の減少傾向が見られた。問題は下半期(7~
12月)も、原油高と為替レート下落、ヨーロッパ財政危機などの悪材料が予想されていて、このような流れがしばらく持続する
と見られる点だ。専門家は“主要企業の収益性悪化は、国家成長動力弱化につながりかねない”と憂慮した。
○主力産業で相次ぐ収益性下落
最も急激な下落傾向を見せたのは電子業界だ。三星電子は今年上半期に売り上げ76兆4300億ウォン、営業利益6兆7000
億ウォンの実績を出した。悪くない成績だったかのように見えるが、昨年同期と比較すると営業利益が28%ほど減っている。
また、星電子は、携帯電話‘ギャラクシーS2’の販売好調で売り上げは増えたものの、LG電子、LGディスプレイ、ハイニックス
半導体など他の企業で全て、上半期売り上げと営業利益の両方が昨年に比べて減った。
電子業界の不振は他の企業にも影響を及ぼした。電子・情報技術(IT)分野からの物流需要が減ったことで、大韓航空は第
2四半期(4~6月)197億ウォンの営業赤字を出した。大韓航空側は“製品価格が高く、運送手段に敏感な電子・ITは航空機を
利用した輸送が多いが、この部分が減ったのが赤字転換した要因の中の一つだ”と説明した。
造船業界は今年、中国に奪われた世界造船1位を奪還したが、表情は明るくない。昨年よりは良くなったが、今年だけで見ると
第2四半期実績が1分期に大きく及ばないためだ。現代重工業は1分期売り上げ12兆7011億ウォン、営業利益1兆7109億ウォンを
出したが、第2四半期は売り上げ6兆533億ウォン、営業利益6770億ウォンに終わった。造船業界関係者は“船舶価格が持続
的に下落していて収益性が低くなっている”として、“今年は黒字基調を維持するだろうが、営業利益の減少が続く状況なので、
来年は黒字だと強く言うことはできない”と話した。
このような状況について、ユ・ピルファ成均館(ソンギュングァン)大経営学科教授は、“企業が市場占有率を高めるために
少しでも売り上げを増やそうとすれば、相対的に利益を軽視した結果が出てくる”として、“利益極大化ビジネス モデルに代表
される新しいパラダイムへ切り替えなければならない”と話した。
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