11/05/21 07:58:05.08 NTz4KI8E
読売バージョンのストーリー
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)
首相の意向で海水注入中断…震災翌日に55分間 (読売新聞) [2011年5月21日6時00分]
東京電力福島第一原子力発電所1号機で、東日本大震災直後に行われていた海水注入が、菅首相の意向により、約55分間に
わたって中断されていたことが20日、分かった。海水を注入した場合に原子炉内で再臨界が起きるのではないかと首相が心
配したことが理由だと政府関係者は説明している。
臨界はウランの核分裂が次々に起きている状態。原子炉内での臨界には水が必要だが、1号機は大震災直後に制御棒が挿入され、
水があっても臨界にはなりにくい状態だった。
東電が16日に発表した資料によると、1号機の原子炉への海水注入は震災翌日の3月12日の午後7時4分に開始された。そ
れ以前に注入していた淡水が足りなくなったため、東電が実施を決めた。
複数の政府関係者によると、東電から淡水から海水への注入に切り替える方針について事前報告を受けた菅首相は、内閣府の原
子力安全委員会の 班目春樹委員長に「海水を注入した場合、再臨界の危険はないか」と質問した。班目氏が「あり得る」と返答
したため、首相は同12日午後6時に原子力安全委と経済産業省原子力安全・保安院に対し、海水注入による再臨界の可能性に
ついて詳しく検討するよう指示。併せて福島第一原発から半径20キロ・メートルの住民に避難指示を出した。
首相が海水注入について懸念を表明したことを踏まえ、東電は海水注入から約20分後の午後7時25分にいったん注入を中止。
その後、原子力安全委から同40分に「海水注入による再臨界の心配はない」と首相へ報告があったため、首相は同55分に海
江田経済産業相に対し海水注入を指示。海江田氏の指示を受けた東電は午後8時20分に注入を再開した。その結果、海水注入
は約55分間、中断されたという。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
*東電と密接連絡してきた保安院の分析検討より班目春樹委員長のアドバイスを優先というのは理解しがたいが、それよりも
「原子炉への海水注入は・・・・淡水が足りなくなったため、東電が実施を決めた」という記述は、>>249 にある3月20日の
「東電がためらったため海水注入が遅れた」というストーリーと矛盾する。政府関係者が情報工作をしている疑いは濃厚で(ry