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KDI,今年の消費者物価3.2%→4.1%に'上向き'
ニューシス|キム・ミンザ|入力2011.05.22 12:02
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【ソウル=ニューシス】キム・ミンザ記者=韓国開発研究院(KDI)は、今年の我が国の消費者物価展望値を3.2%から4.1%に上方修正した。 今年の経済成長率は既存の4.2%展望を維持した。
KDIは22日、今年と来年度の消費者物価上昇率を各々4.1%と3.3%と展望した。 今年の展望値は昨年11月に展望した3.2%に比べて、0.9%ポイント上がったのだ。 農産物と石油類などを除いた根源物価も、今年と来年に3.4%を記録し、昨年(1.8%)に
比べて上昇の勢いが大きく拡大すると展望した。 今年の消費者物価上昇率が上方修正されたことは、供給と需要の両側面
で上昇圧力が作用したためだとKDI側は説明した。
シン・ソクハ マクロ金融政策研究部研究委員は"農畜水産物および国際原材料など、供給側の要因で触発された物価上昇
の勢いが、景気回復過程で蓄積された総需要圧力と結合する事で、サービスの部分に広がっている"と話した。 引き続き
"物価の上昇期待も高まっており、今後の'物価-賃金のアップの悪循環'を通じて、高い物価上昇の勢いが相当期間続く恐れ
がある"と指摘した。
ただし"燃料費の連動制を実施するガス・電力価格が下半期から上昇する場合、消費者物価の上昇率が予想より高まる
可能性がある"と説明した。 KDIはすべてのマクロ経済要因が物価上昇圧力を高める方向として作用する場合、今年と来年
の消費者物価上昇率が各々4.5%、3.9%を記録すると見通した。
一方、設備投資は今年と来年各々6.9%、6.5%の堅実な増加率を現わし、民間消費も3%台中後半の増加傾向を維持すると
見通した。 建設投資は回復が遅れると予想されるが、失業率は経世成長の勢い持続に力づけられて改善傾向を継続する
と展望した。
◇政府'5%の成長'展望を修正するだろうか?
KDIは今年の経済成長率を既存と同じ4.2%と展望した。 来年には4.3%を記録すると予想した。 こういう展望の前提としては
▲今年と来年世界経済の堅実な成長の勢い維持▲オイル価格の1バレル当たり105ドル内外の記録▲韓国ウォンの価値
年平均4～5%の上昇などを取り上げ論じた。
4.2%という展望値は既存と同一だが、政府の5%の成長展望よりは相変らず低い水準だ。 三星経済研究所(4.3%)とLG経済
研究院(4.1%)等、国内の研究機関は'4%序盤'の成長率を展望したのとも乖離がある。
（1/2）続きます。