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ストロスカーン容疑者:無罪主張へ、審問に出廷-IMFは正常機能
5月16日(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)専務理事のストロスカーン容疑者(62)は
16日午前、逮捕後の最初の審問手続きのため、マンハッタンの刑事裁判所に出廷する。
強姦未遂容疑で逮捕された同氏は引っかき傷や被害者のDNAについての法医学検査に同意した。
ニューヨーク市警によると、同容疑者はマンハッタンのソフィテルホテルで14日、32歳の女性従業員に
乱暴しようとした。ケネディ国際空港でエールフランス機に搭乗、離陸を待っていたところを逮捕された。
不法監禁と性的暴行の容疑でも訴追請求されている。午前11時に出廷するまで身柄は拘束される。
次期フランス大統領候補ともみられていたストロスカーン容疑者は容疑を否認しており、無罪を主張する予定。
同氏の代理人、ベンジャミン・ブラフマン弁護士が述べた。ニューヨーク市警によると、
女性従業員は15日、複数の男性の中からストロスカーン容疑者を特定した。
保釈の条件も設定される審問手続きは15日に予定されていたが、捜査当局が法医学検査の許可を求め延期された。
IMFは15日、ストロスカーン専務理事の逮捕後もIMFは「通常通りに機能し業務を遂行している」
との声明を出した。マーレー報道官によると、リプスキー筆頭副専務理事が専務理事を代行している。
ストロスカーン容疑者は16日にブリュッセルで開催されるユーロ圏財務相会合に出席する予定だった。
会合ではギリシャ向け救済融資の増額が協議される見込み。
カナダのウォータールー大学の政治学者でIMFを専門とするベスマ・モマニ教授は電子メールで
「IMF指導部が安定と英知、信頼の象徴でなければならないこの時期に、これはIMFにとって最悪のニュースだ」
と指摘した。