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昨年貿易依存度88%、史上二番目に高く 【聯合ニュース 東亜エコノミー】
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成長寄与度、6分期ぶりに輸出が内需抜く
昨年、韓国の貿易依存度が史上二番目に高い87.9%を記録した。世界経済の回復傾向に力づけられて、輸出が
大きく増えた結果だ。こうした状況は今年も続いていて、今年1分期の経済成長寄与度は、6分期ぶりに純輸出が
内需を追い抜いた。
輸出が増えて貿易依存度が高まることは成長には役立つが、内需を後押しすることのできない場合、経済がそれ
だけ対外変数に脆弱な構造を持つという問題が発生する。
◇貿易依存度88%、OECD会員国よりはるかに高い
企画財政部は、昨年我が国の貿易依存度が87.9%で集計されたと15日明らかにした。貿易依存度は財貨輸出額と
輸入額の合計を、名目国内総生産(GDP)で割った数値だ。貿易依存度が高いほど、国民経済に内需より輸出入が
占める比率が大きいという意だ。
貿易依存度は1990年代初期までは40%台に留まっていたが、外国為替危機がさく烈した1997年52.8%に50%を越え、
1998年には63.0%に上昇した。2000年代に入り50%台~60%台を上下していたが、2007年69.4%と70%に接近した。しかし
世界金融危機がさく烈した2008年、国際石油価格と為替レートが大幅に同時上昇したことで、輸入額が大きく増えて
史上最高値の92.1%まで上がった。
石油価格と為替レートが安定局面に向かって、2009年は82.4%と10%ポイント近く落ちたが、昨年から景気回復に
ともなう輸出入急増により、また90%をうかがう水準まで上がった。2008年以後、3年連続して貿易依存度が80%を
越える状況が発生したのだ。
貿易依存度が高い国家は、世界景気が好況である時には高い成長率を達成できるが、景気沈滞局面に入り込む
と、他国よりさらに大きい打撃を受ける憂慮が大きい。さらに我が国の貿易依存度は、他国に比べて非常に高い水準
なので、危険にさらされる程度がより大きいと見ることができる。
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