11/05/15 08:16:57.79 +72b8ZMv
>>418 つづきです
自ら調達した現金でウリ金融を取得するので、政府の立場ではウリ金融に投入された公的資金をすぐに回収できる
というのが、産銀金融の主張だ。またウリ金融引き受けによって、政府が保有する産銀金融持分は現在の100%から
80~90%に下がり、証券市場上場後には60~70%台に下がる。ここに43%の持分が少数投資家に分散しているウリ金融
と産銀金融が合併すれば、政府保有持分は50~60%まで低くなる。自然に産銀金融の民営化条件も造成されるわけだ。
産銀金融関係者は"図体が大きいと言って、(ウリ金融を)売ることのできない理由にはならない"として、"しかもウリ
金融と産銀金融の民営化が順調に進行されれば、ブロックセールなどを推進して政府保有持分を50%以下に引き下げ
ることができる"と話した。
反面、自主的に投資家を募集して持分共同買い入れ方案を推進していたウリ金融は、ひとまず公資委決定を見守って
民営化参加方案などを決めることにした。ウリ金融関係者は"私たちの立場では、コンソーシアムを構成して市場に
売却する持分を共同買いとりする方案が最も良い"として、"現在では対等合併など他の代案もあるが、公資委の発表
内容を見て方案を定める"と話した。
◇KB・新韓、ウリ金融分割売却時は2金融子会社に関心
金融業界の一部では、ウリ金融とKB金融持株の合併シナリオも出てきている。民営化対象であるウリ金融と産銀
金融合併することは、新たな国有化にすぎないという否定的な認識が広がっていることに伴うものだ。オ・ユンデKB
金融会長はしかし、"(ウリ金融)引き受けと関連した準備はしていない"として、ウリ金融引き受けに出ないという意を
示唆している。
ただしKB金融と新韓金融持株は、ウリ金融再売却が子会社分割売却方式で推進されれば、第2金融圏子会社に
関心を見せることと観測される。第2金融圏子会社では、ウリ投資証券とウリアビバ生命、ウリファイナンシャルなどが
ある。KB金融は5%未満のノンバンク部門の収益比率を、2013年まで30%水準で高める計画であるだけに、KB投資証券
の10倍に達する資産を保有しているウリ投資証券をもの欲しげに見る展望だ。保険部門強化を試みている新韓持株
会社も引き受け戦に出る可能性がある。ハン・ドンウ会長は"自らの成長を通じて新韓生命の規模を増すことはもちろん、
考えてみるに値する(保険会社)売り物が出てくれば(引き受けを)検討するだろう"と話した。
(2/2) 以上です