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UPDATE1: 韓国中銀、利上げ予想に反し政策金利を3.00％に据え置き
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［ソウル １３日 ロイター］ 韓国銀行（中央銀行）は１３日、利上げ予想に反し、政策金利を３．００％に据え置いた。
据え置きは２カ月連続。
ロイターがアナリスト１９人に実施した調査では、１６人が２５ベーシスポイント（ｂｐ）の利上げを予想していた。
３人は据え置きを予想していた。
韓国中銀がアナリスト予想に反する行動を取ったのは、過去５カ月で３度目となった。
金利据え置きの決定を受け、ソウル市場では債券先物が急伸した一方、ウォン相場は下落。株式市場は下げ幅をやや
縮小している。
アナリストは今回の決定について、インフレ率が目標上限の４％を上回り、消費者のインフレ期待が高水準で推移して
いるにもかかわらず、インフレ圧力が和らぐ兆しが出ていることや、内需の低迷、世界経済の不透明感などが利上げ見送り
につながったとみている。
新韓投資のチーフエコノミスト、LEE SUNG-KWON氏は「金利は四半期に１度づつ引き上げられ、年末までに３．５％に
なるだろう。来月は利上げされない見込みだ」との見方を示した。
韓国では第１・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）が前期比１．４％の健全な伸びを示したにもかかわらず、成長の９０％
は輸出セクターがもたらしたもので、輸出による後押しがなければ、成長率はわずか０．２％にとどまっていた。