11/05/10 17:01:08.25 PxSwgY+4 BE:735004782-PLT(15151)
>>103の続き
センコーは先週の商品価格急落に対して、CMEが銀先物取引証拠金を相次いであげたため、銀の価格が急落して
支持線が崩れると、すぐに他の商品まで大規模ポジション清算が起きたためだと指摘した。 引き続き"急激な下落が
終わっただけに、商品価格は再度上昇の勢いに方向を定めるだろう"と話した。
先立ってゴールドマンサックスも、今年は引き続き原油の需給に余裕がないこととし、オイル価格が近い将来、今年の
最高額を回復すると予想した。
この日、主要6つの通貨に対するドル価値を現わすドル インデックスは、信用評価社S & Pのギリシャ信用等級の降格
により、場の序盤強気を見せて午後に入って劣勢に反転して商品価格の反騰を助けた。グローバルハンター証券の
リチャード・ヘイスティングス マクロ戦略家は"ドル インデックスが75を支持するのに失敗した事で、金の価格が強気を
見せた"と話した。
反面、この日にオイル価格をはじめとする商品価格の回復が、短期技術的反騰であるだけという指摘も提起された。
MFグローバルは報告書を通じて、地政学的リスクに対するプレミアムを除くなら、オイル価格は今月中に1バレル当たり
90ドルまで低くなると予想した。
また、サウジアラビアがリビアの石油生産減少分を埋めており、供給の側面で問題がない反面、需要の側面では
オイル価額の上昇でグローバル成長の勢いが削がれ、減少兆候が現れていると指摘した。
CMEが先週直接的な銀価格の暴落を誘発した先物取引証拠金の引き上げを、原油に拡大した点も商品価格には
潜在的なリスク要因だ。
この日のCMEは翌日(10日)から原油先物取引のための初期証拠金と維持証拠金を、25%ずつ大幅に高めると明らかに
した。 このためにWTIの価格は電子取引で0.6%ほど劣勢を見せている。 CMEの原油先物の取引証拠金の引き上げは、
去る3月4日以後では初めてであり、今年に入っては3回目だ。
(2/3)続きます。