11/04/17 02:08:23.72 ymzXXmCT
>>248
>例えば江戸時代なんかは唯一成功した社会主義だとか言われる事もありますが、
今の日本もほとんど社会主義みたいなもんなんだよ。
GDP560兆円中の480兆円、8割以上を「国が国民から金を取ってばら撒く」という計画経済で生み出している(一般会計が80兆円、特別会計が400兆円)。
当然、こんな国は世界に日本をおいて他に無い(欧米諸国も特別会計の額は一般会計のせいぜい数%程度)。
違う言い方をすれば、日本の本当のGDPは、最低限必要な国家予算を差っ引いても200兆円程度しかなくて、そこに強引に計画経済で下駄を履かせて(本来存在しない需要を無理やり作り出して)大きく見せているってことだ。
つまり、日本は「先進国」という張子の虎をかぶった子猫でしかないってことだ。
ちなみに、特別会計っていうのは「公的サービスを法人に委託し、その引き換えに税金から代金を払う」ための予算。
で、政治家の裏の資金源(日本船舶振興会などが有名)やキャリア官僚の天下り原資(公的サービスを委託してやる代わりに相手法人にキャリア官僚OBを受け入れさせる)になってる。
なお、レンホウらが仕分けていたのは、当然、一般会計。
こちらは元々無駄が無いので、周知の通り全然効果が無かったわけだが。
で、特別会計の方は、無駄だらけ(特別会計に区分される公的サービスはほとんどが無くても良いものばかり)で、もし仕分ければ兆単位、数十兆単位の金は簡単に捻出できるけど、政治家の懐にも響くので、レンホウらも手を出せない。
まぁ、特別会計を仕分ければ万事解決かと言えばそうではなくて、半社会主義の国で国家予算を削るということは、即ちGDPを削ることになる(化けの皮がはがれてしまい、実態は非先進国であることが露呈してしまう)ため、微妙な所だ。
先進国の名誉を捨てて財政赤字を解消するか、先進国のまま破綻するか。どちらがいいのかねぇ。