11/05/05 11:51:13.93 P2D3DWjq
レスとは関係ないがなかなか面白い物を見つけたw
URLリンク(1st.geocities.jp)
そこでふと、論争の激しかった「南京事件」のことを思い出し、図書館に行ってみたら、
たまたまその図書館にあったのが、秦郁彦著『南京事件ー虐殺の構造・増補版』であった。
読んでみて、そこで仰天した。
どうも史料として使われている文書の内容が、何だかおかしい。
それに、兵隊さんが戦争で駆け回りながら書いた日記って、どれほどの走り書きだろう、
と、思って見た「井家又一日記」が、
自分が持っていた、昭和10年平凡社『手紙講座』全8巻・手書き実例170篇、の知識から考えても、想像もできないような、
清書したような文字、画数の多い難しい数字、草書、変体がな、なのだ。ペン字のように見えたのも変だった。
その日記の文章写真は、1986年2月に新書に掲載されてから多くの人の目に触れたが、
誰にもその奇妙さを指摘されなかったらしい。
URLリンク(1st.geocities.jp)
***から下の文は、秦郁彦『南京事件・増補版』中公新書2007年P131にある、
井家又一日記12月16日の、手書きの文章写真を活字に直したものです。
日本語としておかしな部分、画数の多い正式漢数字(大字)、
戦場に合わない、時代錯誤の変体仮名(へんたいがな)交じりの凝った文字使い、
戦前の旧仮名遣いではあり得ない間違い「いる」、 *旧かな遣い「ゐる」についての戦前の教育体験者の話
用語の間違い、
自然現象としてあり得ない月の高さの描写など、
疑問点がたくさんあります。
最後の8行はグーグル検索で出てきた「井家又一日記」です。
昭和12(1937)年には、これほどの変体仮名を書ける人は少なく、
(明治33年(1900年)の小学校令で、「現代ひらがな」使用が固定化
著名人と「かな遣い」・昭和10年平凡社『手紙講座』手書き実例170点)
さらには、文語韻文系の文ならまだしも、これを口語平叙文で書くようなことは、
日本人の常識としては、なかったはずです。
それが、虐殺記事のある文章に出てくるのです。
凝った文字の多用は、それだけで、戦場虐殺日記にしては異常に思われます。