11/03/12 12:28:50.74 oxqMuKu/
昨日の記事ですが。
政府の見直しで軽電鉄事業が事実上オールストップ 【アジア経済 東亜エコノミー】
URLリンク(economy.donga.com)
政府が軽電鉄事業に大幅に手を入れたのは、地方自治体の事業性がない軽電鉄導入推進によって、莫大な
財政赤字が憂慮されるためだ。
軽電鉄事業は選挙シーズンごとに、全国の市・郡・区長らが独自事業として打ち出す代表的なばらまき事業だ。
不動産価格急騰などの副作用を含め、十分な検討なしに事業が進められたことにより、財政赤字などが常に
問題として指摘されて来た。
軽電鉄事業は、全国36の地方自治体で84路線を推進中だが、相当数が財政能力に対する十分な検討なしに
進められている。総事業費51兆5000億ウォン、総延長1175kmに達していて、計画どおりならば中程度の都市に
'くもの巣のような鉄道網'が出来る。このうち設計に取り掛かっていたり、進行中の事業だけでも11地方自治体、
17路線(総事業費15兆500億、総延長243.7km)だ。しかもすでに完成している龍仁(ヨンイン)軽電鉄ですら、莫大な
赤字が予想されて、開通が延期されているのが現実だ。
着工から5年たって去年竣工した龍仁軽電鉄'エバーライン'は、9ヶ月も開通が延期されている。龍仁市と民間
事業者間の訴訟戦にまで発展した問題の核心は、結局 'お金'だ。龍仁軽電鉄は当初から需要予測を誤っていて、
開通後の30年間で2兆5000億ウォンの赤字が予想されるなど厄介者に転落した。当初は一日に14万6000人が
利用すると予想されたが、現在予測では3万2000~7万2000人の利用にとどまると見られ、一年間に生じる赤字は
850億ウォンにもなる。
竜仁軽電鉄は、民間事業者が事業費の57%を負担し、国と龍仁市が30%、残りは開発分担金でなされる事業だ。
器興グガル洞とジョンデリエバーランドを結ぶ15駅18.1㎞の線路と電車は、現在訴訟のためほこりを被ったまま
止めてある。
今年と来年に完工を控えている釜山~金海、議政府軽電鉄も状況は同じだ。需要予測の誤りから釜山~金海は
一日800億ウォン、議政府では一日100億ウォンの赤字が予想されると言うのが、国務総理室の説明だ。
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