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備蓄原資材・穀物放出 【東亜日報】
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政府、物価安定対策発表
ソウル市内のガソリン平均価格がリッター2000ウォンを突破し、米や砂糖の価格などが著しく上がるなど、物価
上昇の勢いが拡大している。これを受けて政府は、物価安定のために備蓄原資材と穀物の放出を決めた。
調逹庁は、11日に開かれた物価安定対策会議で、16日から 4月末まで政府が備蓄しているアルミニウム、銅、
ニッケルなど5種類の非鉄金属を、売り値より最大2%低い価格で、市中に供給すると明らかにした.
この日ノ・デレ調逹庁長は、“安値で備蓄原資材を放出するのは、最近高い非鉄金属価格により厳しさが増して
いる中小製造業の原価負担を減らし、3～4月のオンシーズンに乗じた、民間流通業社の奇襲的な値上げを抑制
することに效果があるだろうこと”と話した。
農林水産食品部も、最近米価格が激しく上昇していることから、3月中に政府備蓄米6万1000tを放出する事に
した。また、これから米価上昇幅がさらに大きくなると見て、四半期ごとの米価が例年より約4000ウォン(3%)以上
上昇した場合には、公売方式で直ちに追加販売に出る計画だ。
一方、ソウル地域でガソリンスタンドのガソリン平均価格がリッター2000ウォンを突破するなど、全国16市・道で
ガソリン価格が1900ウォンを超えた。
また第一製糖は12日から、砂糖出荷価格を平均 9.8% 引き上げると明らかにしたことで、三養社など他の製糖
業社も値上げが秒読みに入った。