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家畜埋没地ビニール覆いだけ、'大雨は大丈夫だろうか' 【江原日報 東亜日報】
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27日午前10時30分頃、春川市南面ガジョンリの口蹄疫家畜埋没地。高さが一定でないため雨水が溜まっている。
[ルポ]口蹄疫埋没現場を行く
春川ガジョンリ埋没地、雨に備えた非対応してビニール覆い設置にもかかわらず、周辺排水路が設置されて
いないため効果霧散。補完対策必要
道全域に雨が降った27日午前、春川市（チュンチョンシ）南面（ナムミョン）の、空っぽの畜舎から50mほど上が
るとすぐに、口蹄疫家畜埋没地を知らせる'警告'札が見えた。昨年末の口蹄疫発生のはじめごろに牛70頭余りを
埋めた埋没地で、近くの小川から10mほどしか離れていない。
最近行政安全部が豪雨の可能性に備えて、各自治体へ口蹄疫埋没地整備取り締まりを強調したためか、埋没
地はビニールで覆われていた。しかし一枚だけのビニールは、風が強く吹けば裂けるよなほど弱く見え、土砂の
高さも一定していないために、雨水があちこちに水溜りを作っていた。
さらに埋没地周辺に排水路が設置されていないため、ビニールに降った雨水は、周辺の土地へそのまま染み
込んで、ビニールで覆った効果を半減させていた。ビニール覆いの外側を足で踏むと、すぐにへこんで、雨水と
一緒に周辺の土が少しずつ押し流された。洪川江（ホンチョンガン）と北漢江（プッカンガン）の合流地点から
わずか100mほどしか離れていない上に、28日夜まで最大で80mmの雨が降ると予報されていることから、2次
被害まで憂慮される。
不足ではあっても急いで防水覆いを取り付けて、浸出水発生や流失を防ぐための、最小限の補完対策でも
なければならないと感じられた。
近隣住民は、“先日市が雨に備えて埋没地にビニール覆いを設置したと理解している”として、“浸出水関連
被害がないことを望む”と話した。
このような大雨を受けて、政府も口蹄疫感染家畜埋没地の状況点検に神経を尖らせている。 中央対策本部は
24時間非常勤務体系に突入し、各自治体も副団体長を中心に非常連絡体系を構築するなど非常勤務をしている。
道内口蹄疫家畜埋没地は14の市と郡、459ヶ所に達する。