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ストライキ三ヶ月、全州バスへ放火破壊行為で市民不安 【光州日報 東亜日報】
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警察、専門担当捜査チーム拡大
全州の各地でバスを対象にした放火と破壊行為が相次いでいて、運転手と市民が不安に震えている。
警察は、昨年末から3ヶ月近く続いている全州（チョンジュ）地域市内バス5社のストライキと関連、不満を持つ
人物が関係していると見て、専門担当捜査チームを拡大編成するなど捜査力を集めている。
27日全北（チョンブク）地方検察庁によれば、前日の0時1分頃、全州市八福洞（パルブクトン）にある湖南
（ホナム）高速車両整備所に駐車されていた市外バスで火災が起こり、消防署推算4000万ウォン相当の財産
被害を出して20分後に鎮火した。
通報したキム某(50)氏は、“家でTVを見ていると、外であき缶を投げる音が聞こえるなど騒々しかったので、
窓を開けて車両整備所のほうを見たら、バスから火柱が上っていた”と話した。
警察は発火地点から油の容器などがいろいろな所で発見されたうえに、通報者の陳述などから放火と推定して、
火災現場を精密鑑識するなど事故経緯を調査している。
先の23日午後7時9分から13分ごろ、全州市鎮北洞（チンブクトン）韓国銀行前など3ヶ所を運行していた代替市内
バスに、何者かがパチンコで撃った石が飛んできて、ガラス窓が破損した。警察は同じ手口で大同時多発的に
ガラス窓が割られ、衝撃部位の直径が1cm以上であると推定、犯人がパチンコで石を撃ったと見ている。
全北（チョンブク）警察庁は、バスのガラス窓連続破損事件が運転手と市民の安全を威嚇すると判断、犯人
検挙に決定的情報提供をした市民に、500万ウォンの申告褒章金を支給する方針だ。警察はまた、目撃者を探す
ビラ5000枚を配布して情報提供を受けている。
警察関係者は、“最近バスを標的にした相次ぐ攻撃で運転手と利用客が不安を感じている”として、“不法行為
者を摘発して全員司法処理する方針だ”と話した。
全州市内バス会社5社の民主労組は、労組を認めない事業主に反発して昨年12月からストライキを行っている。