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"高為替レートが高物価原因．．為替レート適正化必要" [イ・ヨンソプ議員]
連合インフォマックス| 2011-02-28 09:54
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(ソウル=連合インフォマックス) オ・チンウ記者 =
イ・ヨンソプ民主党議員が28日"為替レート水準を適正化するなど政策の重心を成長から経済安定に
移す必要がある"と主張した。
イ議員はこの日国会で開かれる経済分野対政府質問に先立ち配布した資料で"高為替レート基調と
基準金利引き上げを逸した事が物価高騰の本質的原因"としながら"輸入物価安定の為に適正水準へ
為替レート引き下げ(ドル-ウォン為替レート下落)が必要だが政府は5%の成長目標達成に執着して消極
的な態度を見せた"と話した。
彼は"高為替レート政策で輸出大企業は大規模利益を創り出したが、国内中小企業と消費者等は輸入
物価上昇で負担が増加した"としながら"政府が5%成長と、3%物価安定という二匹のウサギを同時に捉え
るという考えを捨てて、政策の重心を成長から経済安定に移す必要がある"と強調した。
イ議員は"為替レートが高まれば成長効果より物価上昇効果がより大きく、消費者と家計の負担が増加
する"としながら"為替レートが5%上がれば成長率は0.1%増加する反面、消費者物価は0.29%増加すると
調査された"と指摘した。
彼はまた"為替レート上昇で産業別では自動車と電子部品、コンピュータと1次金属等の場合にだけ収益
率が上昇して残り産業は収益率下落する"と付け加えた。
イ議員は"政府は為替レートが市場で決定されると主張するが、実際は成長目標を達成する為に高為替
レート政策基調を維持している"としながら"2008年経済条件が悪くなって2007年対応16%上がったとすれば、
2010年には為替レートはそれだけ下落しなければならないが、まだ2007年対応約20%上昇した状態だ"と
指摘した。
イ議員はまた"市中流動性縮小の為に基準金利を引き上げるものの、家計負担軽減対策を並行して実施
する必要がある"と主張した。