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任那日本府(みまなにほんふ)とは、日本書紀の欽明紀に記されている、
古代、朝鮮半島南部の伽耶またはその一部である
任那にあったとされる倭国の統治機関。
倭の影響力が同地域に及んだとの見方が一般的。
なお、「任那日本府」の表記は、国号の表記が「日本」と定まった後世に用いられるようになったものであり、
鎌倉時代末期に成立したと推定される『日本書紀』の注釈書『釈日本紀』では
任那日本府を任那之倭宰(みまなのやまとのみこともち)と注釈していることから、
任那日本府が存在したとされる時代にあっては、倭府(やまとのつかさ)とも表記したのではないかとされる。
また、日本書紀では任那官家(みまなのみやけ)という表記も見られる。