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口蹄疫、群山の50km前まで接近。‘77年清浄’湖南死守作戦 【東亜日報】
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5日午後3時、全北（チョンブク）群山市（クンサンシ）城山面（ソンサンミョン）クムガンハグットゥク防疫警戒所。冬の風が
鋭く吹き付ける中、時々雪までちらついて体感温度は零下10度以下に落ちた。ここからは、3日に口蹄疫が発生した忠南
（チュンナム）保寧市（ポリョンシ）までは直線距離で50km。ハグットゥク橋を渡ればすぐに忠南の土地だ。イ・チュンテク
群山市農業技術センター畜産担当は、“ここは江原（カンウォン）、京畿（キョンギ）を経て忠南まで広がった口蹄疫を防ぐ
最終防御線だ”としながら、“ここが突破されれば湖南（ホナム）全体の畜産基盤が崩壊することになるので、必死に防い
でいる”と話した。
口蹄疫が南下しつつあることで湖南が超緊張状態にある。湖南は口蹄疫イェチャル(?)を始めた1934年以来、口蹄疫が
一度も発生したことがない‘清浄地域’だ。各自治体では今後1～2週間が口蹄疫拡散の峠になると見て、市・道・郡の
警戒で遮断防疫に総力を注いでいる。
口蹄疫が目前まで近づくとすぐに全北道は、道間警戒地域に防疫警戒所を集中配置した。忠南との境界である益山
市（イクサンシ）、完州郡（ワンジュグン）、群山市（クンサンシ）、鎮安郡（チナングン）での14ヶ所をはじめとして、忠北から
慶南への北部地域の茂朱郡（ムジュグン）に9ヶ所など、110ヶ所のうち23ヶ所に設置した。カン・スング全北道農水産食品
局長は、“77年間守ってきた清浄畜産イメージを守るために、6・25韓国動乱（朝鮮戦争）当時の洛東江（ナクトンガン）
防御線のように、‘全北死守作戦’に出ている”と説明した。
全南(チョンナム）は全北が突破されると口蹄疫流入は時間の問題だと見て、道境界-郡境界-畜産農家へと3段階遮断
防疫作業を始めている。全南道は昨年12月1日の家畜市場閉鎖を始まりに、防疫警戒所76ヶ所を設置して一日500人の
人材を動員して24時間消毒をしている。また緊急防疫費と予備費など79億ウォンを緊急確保して、防疫警戒所運営に
必要な消毒薬品、油類費、人件費などを支援している。
一方口蹄疫は5日に、江原（カンウォン）春川（チュンチョン）の韓牛農家と襄陽（ヤンヤン）横城（フェンソン）、忠北鎮川
（ジンチョン）、京畿龍仁（ヨンイン）の豚農家など、全国のあちこちで大量に発生した。口蹄疫疑い申告は京畿安城（アン
ソン）、忠北（チュンブク）陰城（ウムソン）と鎮川（ジンチョン）、忠南（チュンナム）保寧（ポリョン）と唐津（タンジン）など
5ヶ所から追加で入ってきた。
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