11/01/05 13:55:18 N4N59N6s
>>178 続き
企画財政部関係者は"去る2008年にも確認したが、オイル価格の流れを展望する事は容易ではない"
として"グローバル金融市場の莫大な流動性が金融部門からオイル価格など商品市場に流入し始めれ
ば変動幅が大きくなれる為に関心を持って見守っている"と話した。
政府の最も大きい悩みは主要商品価格と関連性が高いオイル価額上昇傾向が口蹄疫事態、グロー
バル景気の回復の兆しなど対内外経済条件と噛み合わさってインフレーション期待心理に油をかける
事ができるという点だ。特に最近2千ウォン台のガソリン価格が浮び上がり、庶民が体感する物価指数
が高まっているという点も負担だ。
現在の国際石油価格水準が去る2008年史上最高値を記録した時点よりは低いが、その分ドル-ウォン
為替レートが上がってきていて、今後のオイル価格が追加で上昇する場合、衝撃が大きくなる事ができ
るという憂慮も出てきている。
国際石油価格が史上最高値を更新した2008年7月の為替レート水準は1,000ウォン内外。現在の為替
レートは1,120ウォン台だ。
<図1> 2007~2010年ドバイ油、ドル-ウォン為替レート推移
このために政府は来る13日に発表する物価安定対策にオイル価格上昇に伴う対策を含ませるなど
全方向対応策用意に出た状況だ。
財政部関係者は"去る2008年にはグローバル金融危機が進行中であった為、オイル価格上昇が国内
経済に及ぼす影響がより大きかった"として"現在の対内外与件は2008年よりは友好的だが物価に及ぼ
すオイル価格の影響が大きい上に庶民らの負担が加重されていて状況を鋭意注視している"と話した。
この関係者は"来る13日に発表される物価対策にオイル価格上昇に伴う対応策を含ませられるように
知識経済部に要請した"として"オイル価格上昇に伴う国内経済動向を綿密にモニタリングするだろう"と
強調した。
(2/2) 以上です。