10/12/16 11:11:33 i3XNpl9P
>>385
お節介ですが、ちょっと補足
光ファイバの接続(融着)手順
1. 芯線の皮膜除去(テープ単位でやります)
注記:テープとは芯線を4本(300芯以下のケーブル)、あるいは8本(400芯
以上のケーブル)をまとめた物、カラーコード等で線番が判ります。
2. 皮膜除去部分のアルコール清掃
3. ファイバ切断
注記:融着に向けて端面を正確に切断する作業です。定期的な清掃や刃の
管理が必要になります。
4. 融着
になります。
1本の光ファイバを接続するのに、昔はコア調心方式でクラッド内で偏芯している
コアの位置をモニタしながら融着してましたが、現状は末端のドロップケーブル
以外はテープ単位の融着になりますので、固定V溝調心方式と言うクラッド外径
をクランプして融着する方法になります。
偏芯が少なくなったのも有りますが、材料特性を利用してちゃんと融着出来る様
になってたりします。(解けた場合でも物性の違うコア材とクラッド材は容易には
混じりませんのでね。水と油みたいなイメージでOKです。)
ここら辺は全て融着器が自動でやるので、手順さえ教えれば素人でもできたり
する時代になってたりします。
ご要望があれば事務所にある融着器一式やファイバの写真を後日でもUPします。
(今日はカメラが無いw)