10/10/01 13:32:56 RjCcRivK
このスレの流れだと書いた方が良い様な気がする事を書いてみるテスト。
戦後日本史、最大の曲解報道とされるのが「貧乏人は麦を食え」
時は1950年、初当選でいきなり蔵相になった「期待の新人」池田隼人の言葉だとされてますが・・・
池田蔵相はそんな事を言ってないんですよ。
「所得に応じて、所得の少い人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則に
副つたほうへ持って行きたいというのが、私の念願であります」
こう言ったんですね。
世間の反応は、まー、凄かった。
池田蔵相が広島県選出だった事もあって、広島県にガンガン手紙が届くんですよ。
(あの当時、電話があんまり普及してなかった)
一言で言えば、
「一体、何を考えて、あんな事を言ったんですか?」
もう、みんなが新聞の言う事を完璧に信じちゃってるのね。池田蔵相が国会で、悪態でもついたみたいに
本気で信じたんですよ。
米価上昇をどうするかって話をしてたんですけど、「小売米価じゃなくて生産米価の方で・・・」とか言っても
さっぱり通じなかった。(もう、悪印象が付きまくってたから)
ただ、のちに池田隼人は自民党総裁として首相になるんですけど、1960年衆議院選挙で奇策を打つんです。
「私は嘘は申せません」
テレビCMで言いまくったんです。
もう「全て」を逆手に取り、池田隼人のキャラを生かした最高の戦術で、この時自民党は大勝するんです。
マスコミ対策同様に、谷垣総裁もキャラを生かす戦法を考えると良いのかもしれません。