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[デスク コラム]ハクサイ波動とブラックスワン
毎日経済|記事入力 2010-10-04 16:51|最終修正 2010-10-04 20:59
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過去に一度も発生しないことに対して私たちは鈍感だ。対策さえたてない。今後も絶対発生しないことという漠然と
した希望のためだ。これに対してブラックスワンの著者ナシム・タルレブは'自身の希望を思考の根拠とする誤り'と
表現した。
だが過去に一度も無かったことが発生すればどうなるだろうか。白鳥は当然白色だと信じて疑わなかった人々の前
に突然に現れた'ブラックスワン(黒い白鳥)'のような話だ。
対策がなければ波紋も大きくならざるをえない。
全く予想できなかったことが発生して,旧来システムを揺るがすことがどんどん多くなった。連日新聞紙上を飾るハ
クサイ波動も同じだ。ハクサイ一株の値段が1万5000ウォンまで上がった。昨年この時期価格が3000ウォンであっ
たから5倍も暴騰したわけだ。サンチュ・ニンニク・大根・長ネギ・キャベツの値段も同じだ。町内店でハクサイや包
装キムチが痕跡をなくしたし,おかずからキムチを抜く飲食店も続出している。
政府が対策を出しているけれど実効がない。その上に政府が一筋期待をかける中国産ハクサイ輸入も現地価格
急騰で不如意である展望だ。
産地事情を聞いてみればハクサイ波動が冬キムチの漬け込み波動につながる可能性も排除することはできない。
今回の波動に対して専門家たちは'前例がなかったこと'という。従来常識で見れば有り得ないことが発生したという
ことだ。よっぽどのことであるから外信さえ今回の事態を'ミニ危機'と表現したのだろうか。
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