10/10/04 18:38:47 kDgTfsQD
>>331 続き
国内外景気の回復傾向が停滞した状況で流動性に寄り添った需給論理が大きくなる他はない実情だ。
特に企画財政部が10月に競争入札で発行する国庫債物量は3兆5千億ウォンに急減した。ここに財政部
がバイバックで国庫債3兆ウォンを早期償還する場合、実際に供給される物量は5千億ウォンには不可能
な水準だ。債権を買おうとする投資家は増える反面、供給される国庫債はかえって減ったという意だ。
このように見ると株価と債権が共に強気を見せる流動性ラリーを展開している。
コン・トンナク トーラス証券アナリストは"流動性に対抗するな"としながら"グローバル流動性環境がまた
拡張局面に突入するという期待、それまで物量を確保する事が出来ない機関らの損切り性買収等が続き
ながら絶対金利負担の面目を失わせた"と診断した。
▲高物価にかかわらず通貨政策緊張感’ゼロ’ =
韓銀の基準金利引き上げ時期が遅くなり、通貨当局が流動性緊縮措置に出る事ができるという緊張の
ひもが切れたのも債権金利下落に一助となっているという評価だ。
債権市場が外国人や需給など債権金利下落要因にだけ敏感に反応するのもこういう理由だ。去る1日に
発表された9月消費者物価が前年同月対比で何と3.6%も急騰したのに、かえって債権金利が続落したのが
端的な例だ。
もちろんオーストラリアやマレーシアなど基準金利を相当水準引き上げた国家でも長期金利が下落した。
これは韓銀の通貨緊縮に対する憂慮をより一層弱くさせている。基準金利引き上げが債権金利上昇を意味
しないという認識が充満していた。
チェ・ソクウォン三星証券アナリストは"高物価が韓銀が金利を上げるのに全く寄与する事ができないという
信頼が非常に強い状況"としながら"逆説的に韓銀の政策金利凍結長期化または、物価に対する緩い対応
を信頼している"と診断した。
(2/3) 続く