10/10/04 16:21:08 ERQfxQv1 BE:1378134465-PLT(12506)
>>319の続き
今までの大規模設備投資にも保有する流動性に大きい変化が現れないのは、優秀な営業現金創出力のおかげだ。
しかし現代建設引き受け費用として、1兆5000億ウォンから多くて3兆ウォン以上の資金が一度に無くなる場合には、
対外信用度の低下などの副作用を引き起こすことができる。 引き受け資金が純現金(5兆4000億ウォン)対比で30%を
越える水準という点から、財務的負担もまた大きい。
特に現代車は、グループの主力社として大多数の関連会社に、財務的影響力を及ぼしている。 海外現地法人をはじめ
として国内系列会社に対する、支給保証の規模だけで5兆8537億ウォン(上半期)に達する。
幸い現地法人の実績が全般的には、改善されているが、まだ営業初期段階のため可変性が大きい状態だ。 また、相当数
の法人の場合、自らの信用で資金調達が容易ではなく、現代車の支給保証の負担は当分続くものと見られる。
5兆ウォン台に達する販売保証への引当金・売り上げ債権の割引額も、流動性を制約する要因として作用している。
もちろん3兆5439億ウォンの販売保証の引当金の中では2327億ウォン程度だけが使われており、現実化の危険は少ない。
だが、グローバル完成車業者として売り上げ規模を勘案すれば、有事の際に備えて一定水準の流動性を維持しなければ
ならないことだけは明らかだ。
◆為替レート変動など有事の際の対応、流動性を惜しんでこそ
為替レートに敏感に反応する業種の特性上、外生変数への対応次元でも保有現金の急激な流出は毒になる。
現代車は総売り上げの60%程度(年平均)が、輸出で発生している。 一部の国家の場合、現地通貨で売り上げが発生する
が、大部分の地域ではドルで決済される。 反面、売り上げ原価の10%程度だけが外貨で支出されている。 為替レートに
ともなう可変性が大きくならざるをえない構造だ。
(2/3)続きます。