10/08/25 21:30:26 l6KA7nKj
>>747
◆規定路線を外れた行動もできる人物
ともに民主党のジョン・ケリー上院外交委員会委員長か
ニューメキシコ州知事のビル・リチャードソンが訪朝する案もあったらしい。
カーターが選ばれたのは、現在は政府に公的な肩書きを持たない人物なら、
北朝鮮に対するオバマ政権の厳しい姿勢に影響しないと判断されたためだ。
カーターには過去に北朝鮮との交渉に成功した実績もある。
94年に彼は当時の金日成(キム・イルソン)主席と会談。
北朝鮮に独自の核開発計画をあきらめさせ、核危機を解決するきっかけをつくった。
今回のカーターの訪朝が今年3月の韓国海軍哨戒艦沈没事件で冷え切っている北朝鮮と
世界の関係をも改善させる可能性があると、専門家たちは見ている。
カーターはゴメスの釈放以外について議論することを期待も許可もされていないはずだが、
彼はこのような状況下でしばしば政府の既定方針から外れる行動を取る人物だ。
94年の交渉はカーターが当時のクリントン政権に示された内容を超えた話し合いを行った
おかげでより大きな成果が得られたと、フォーリン・ポリシーは報じている。
「カーターと北朝鮮は94年の訪朝以来、互いを信頼している」と、
ソウルにある北韓大学院大学の梁茂進(ヤン・ムジン)教授はロイター通信の取材に答えている。
「北朝鮮に対する圧力路線から対話路線に転換するうえで、彼の訪朝はとても好ましい」
元米国務省北朝鮮担当官のジョエル・ウィットも簡潔に語っている。
「ジミー・カーターを北朝鮮に送れば事態は動き出すだろう」
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)