10/08/25 21:30:18 l6KA7nKj
カーター訪朝は米国人釈放だけで終わらない?
Jimmy Carter Will Visit North Korea to Help Secure Release of American
アメリカ人釈放だけでなく、膠着していた米朝関係を好転させるかもしれない、と期待させる元大統領の実力
2010年08月25日(水)17時51分 ラビ・ソマイヤ
ボストン出身のアメリカ人が今年4月に北朝鮮で8年の労働教化刑を受けて服役している。
米国務省は釈放を要求したが交渉に失敗し、ジミー・カーター元米大統領が訪朝することになったと、
米フォーリン・ポリシー誌は報じた。
韓国で英語教師をしていたアイジャロン・マリ・ゴメス(30)は今年1月、
中朝国境を越えて北朝鮮に入国。身柄を拘束され、収容所送りになった。
4月に8年の労働教化刑を言い渡され、北朝鮮の発表によれば7月に自殺を図ったという。
悪名高いこの収容所には、ロバート・パク(28)というロサンゼルス出身のアメリカ人も
拘留されていた。人権活動家の彼は「神の愛」をこの国に広めるため入国。
今年2月に釈放されて帰国したが、拘留中に受けた性的虐待と
拷問による心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ、治療施設に収容された。
ロイター通信などによれば、8月9~11日に米国務省の特別チーム4人が秘密裏に平壌を訪問。
ゴメスの釈放を交渉したが、失敗に終わった。
そして今回、カーターとその家族が北朝鮮を訪問することになったが、フォーリン・ポリシー誌が
伝えるとおりカーター一行は「米政府の公式な特使ではなく」「民間人の立場で」訪問する。
昨年8月、米カレントTVのアメリカ人記者ローラ・リンとユナ・リーの釈放について交渉するため
訪朝したビル・クリントン元米大統領のときと同じだ。