10/08/20 14:59:54 wgH9ayue
>>187
> フィリピンレイテ島で朝鮮系兵士が人肉を食いまくったようだね。
> まずは米兵、続いて日本兵の肉を食ったらしい。
> 飢えで死んだ兵士は日本人のみ、朝鮮系兵士は生還率が異常に高かった。
カニバリズム
URLリンク(www.h4.dion.ne.jp)
カニバリズムってなんだったっけ、知ってる単語だけど思い出さない、
ええと、ああ、・・・・・・・「人肉食」だ。(略)
私たちは日本人だし、私の2人の祖父は両方、徴兵されて
「どこか南の島」で戦死しています。(略)
フィリピンで起こった戦争末期の日本兵による人肉食の話しはずっと
前に本で読んだことがある。辺見庸さんの「もの食う人々」で、です。(略)
ふもとのインタバス村にたどりついたら、村人が6,7人、私を取り囲み、
キタンランド山になぜ登ったかを問うてきた。私は訳を話した。
残留日本兵の「食」に少し触れた。その時に村人が示した反応を、
どのように形容すればいいのだろう。疲労の果てに夢を見ているのかと
私は思った。村人たちは口々にいったのだ。
「母も娘も食われました」
「私の祖母も日本兵に食われてしまいました」
「棒に豚のようにくくりつけられて連れていかれ、食べられてしまいました」
「食われた」。この受け身の動詞が、私のメモ帳にたちまち10個も並んだ。
村人たちは泣き叫んではいない。声を荒げてもいない。押し殺した静かな
声だった。なのにメモ帳が「食われた」という激しい言葉で黒く埋まって
いくのが不思議だった。老人は、戸惑う私を無言でじっとみつめていた。
辺見庸「もの食う人々」より引用
日本兵が現地人や敵兵や味方の日本兵を共食していたのは事実でした。