09/11/15 17:24:00 qmiOru9J
時は、昭和25年。
コツ コツ コツ... 刑務官の足音。
ガチャン! 独房の扉が開く。
刑務官「えー 囚人番号16110 ヒロヒト 出なさい」
ヒロヒト「ヒッ」
刑務官「お別れの時が来ました」
ヒロヒト「ヒ ヒェエエエエ」 (ジョロロロロロブリブリビチビチチチチ)
気づくと10人からの刑務官が体を押さえつけている。
ヒロヒト「ヤダモン 朕は天皇だモン 朕は神聖にして不可侵ナリ!!」
刑務官「連行しろ」
巣鴨プリズンの片隅にある絞首台。
最後の部屋の前にある別れの間。仏壇が据え付けられている。
ヒロヒト「ガクガクブルブルブル」
僧侶が来ていて念仏を唱えている。「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経...」
ヒロヒト「ち、朕は悪くないんだいッ! 全部東条が悪いんだいッ!
全国民を殺してもいいです 日本全土をアメリカ様に差し上げるからどうか朕の命だけは助けてくださいましぃぃぃ(泣)」
刑務官「さあ 時間です 立ちなさい」
ヒロヒト「イ・・・イヤダアアアアぁあぁぁあああああああqwせdrftぐyhじこぁdふぃうひfはf@@@@@@@@@@@」
両脇から抱え上げられる。
手錠をかけられた。
目隠しをされた。それまで神妙な顔をしていた刑務官と僧侶がいっせいにさわやかな笑顔になった。
落とし扉の上へ引きずられていく。首に縄をかけられる。
顔とはうらはらに声だけは神妙に、刑務所長が文書を読み上げる。
「死刑囚ヒロヒト 戦犯の罪により、いまから死刑に処します」
3人の刑務官は、喜々として一斉にボタンを押す。
ガタンッ!
ヒロヒト「グェエエェェェ グブギュウ」 (ブリブリビチャビチャビチャビチャ)
あたりに大便の臭いがたちこめる。
かくして、2500(サバ読み分で実質1500年)に及ぶ天皇制は終わりを告げた・・・