11/11/08 16:24:10.31
>>やおい
「日本の火砲」
803:名無し三等兵
11/11/08 17:04:25.17
最悪板のゴミどもマジきもいな
804:名無し三等兵
11/11/08 17:15:20.19
>>802
やはり佐山先生が鉄板ですか、アッーりがとうございます。
805:名無し三等兵
11/11/08 19:02:32.73
歴史群像を読んだ。
アフガンの米軍の対応について辛辣に描いているのに驚いた。
丸とか他の雑誌ではあまり書かれていないので新鮮な印象を
受けたけど、反米のレッテル貼られるリスクがないかと心配
してしまう。
806:805
11/11/08 19:15:12.83
失礼、雑誌スレで書くべきものを誤って書き込んでしまった。
申し訳ない。
807:名無し三等兵
11/11/08 19:32:32.19
>>804
「日本の大砲」には砲兵の運用や構成はほとんど書かれてないぞ。
あくまでも火砲そのものの本。
むしろ図書館で「砲兵沿革史」を探した方がいい。
808:名無し三等兵
11/11/08 19:47:32.29
>>801
『ニューギニア砲兵隊戦記』大畠正彦(光人社)
運用ならこれが参考になるかな。
運が良かったとは言え、10発ほどで敵の迫砲を黙らせたのには笑った。
809:名無し三等兵
11/11/08 23:06:45.93
>>801
旧第九師団山砲兵第九聯隊史
今ならたったの6万5千円
810:名無し三等兵
11/11/08 23:16:27.49
>>809
まあお安い!(棒
811:名無し三等兵
11/11/08 23:32:10.46
『ラサ島守備隊記』読了
URLリンク(www.amazon.co.jp)
1994年、大東諸島の南端のラサ島(沖大東島)に守備隊を率いて着任し、以降終戦まで同島の守備にあたった隊長の戦記。
著者は神宮皇學館を卒業、近衛連隊に徴兵後幹部候補生となり、除隊後は国語教師をしていたが、2度目の再召集でラサ島守備隊長(配備時は第56兵站警備隊第4中隊長)となった。
終戦時階級は中尉。戦後は教師に戻らず燃料関係の商売をしていたようだ。
1960年代に出された本に、1995年に追記を付して刊行した河出書房版を文庫化したもの。
ラサ島守備隊は部隊規模がそれほど大きくなかった割に、配備先のラサ島を所有するラサ工業の協力(人的資源やダイナマイトなど)を全面的に受けることができたため、陣地構築を大規模に行うことができた。
また沖縄本島から南東に400キロ、部隊主力が配備された南大東島からも南に150キロ離れている小島であることもあって、戦備に関して高い緊張度を保つことができ、海軍や企業を含む島全体を掌握しやすかった。
さらに1945年初頭には民間人が全員退島したため、その後の艦砲射撃や空襲に対しても被害を抑えることができた。
また著者は陣中日誌を処分せずに持っていたため、来襲敵機の機数などもかなり細かく書かれている。
そのほか歩兵砲陣地について、平射用のほか即席の対空砲として運用できるように陣地を構築していた話や、とにかく上級部隊からの情報が遅くてイライラしていた話などが興味深い。
元国語教師らしく、文中要所要所で俳句が挿入される。
本書のサブタイトルは「玉砕を覚悟した兵士たちの人間ドラマ」
遠く離れた島に送られた場合、敵が来る=玉砕っていう意識が強くあらわれていることが多い。
独ソ戦みたいに広大でも陸続きだと脱出の機会も多いし、たとえ包囲されても最悪足で何とかならないことはないが(実際そういう例もある)、周りが海だとそうはいかない。
そのあたりが「隔絶しているから頑張ろう」という意識になる一方で、圧倒的な敵の上陸に際して、「すぐに玉砕しよう」的な考えになってしまうのだろうか。
812:Lans ◆xHvvunznRc
11/11/08 23:32:35.61
>801
ふつうに「大砲入門」佐山次郎(光人社文庫)
でも、それだけではつまらないので…こんなのを紹介してみる
別冊歴史読本 戦記シリーズ29「日本陸軍総覧」
ページ数は少ないですが「支那事変における砲兵部隊の火力戦闘(田藤博)」という、
師団砲兵や野戦重砲部隊の各種定数の変遷に重点を置いた記事があります。
実はこの別冊歴史読本戦記シリーズ、結構良いのあるんですよね。
813:Lans ◆xHvvunznRc
11/11/08 23:43:54.64
なお、紹介の記事は…
年別の野砲連隊と山砲連隊の編制数の比較変遷だとか、常設/特設の野砲/山砲連隊の定数比較表とか
各種師団砲兵の弾薬携行定数表があったりして面白いのです。
各種砲兵の簡単な運用についての記述も変遷と絡めて記述されており、質問の回答には非常に良さそう。
まあ、1995年発行の別冊ムック本なので探すのは、ちと大変かもですが…
814:名無し三等兵
11/11/09 00:47:30.05
ペリリュー・沖縄戦記読んだ
著者が迫撃砲の砲手のせいか日本軍の砲撃がうまかったという記述が何度も出てくる。
ちょっと全体的に日本軍を過大評価しすぎているような気がした
815:名無し三等兵
11/11/09 00:51:31.51
弾が少ないんだからうまくならざるをえないような
816:名無し三等兵
11/11/09 01:05:52.31
戦時中のドイツ軍の食事に関してはどの本がオススメだろう?
ドイツ軍は日本軍と違って、北アフリカ以外飢餓で苦しんだという話は
あまり聞かないな。
817:名無し三等兵
11/11/09 01:08:51.52
学研の「ドイツ陸軍全史」で糧食や補給関係の記述もあったような気がするが・・・
さしてページ数は多くなかったかも
818:Lans ◆xHvvunznRc
11/11/09 01:12:38.28
>816
つ【スターリングラード】
また、ラインの守りあたりの戦記では、独軍側の補給不足に関する記述も多いです。
819:名無し三等兵
11/11/09 01:24:59.23
>816
一次大戦で非戦闘員を中心に76万人が餓死する痛い目にあったからなあ
その教訓が大きいとのこと
WW1でのドイツの飢餓とそれが戦後に与えた影響については今年初めに出
版された『カブラの冬』(藤原辰史/人文書院)が詳しい
(WW2の軍隊での話ではないですが)
820:名無し三等兵
11/11/09 02:00:41.46
非戦闘員が飢えるというのは相当なもんだよなぁ・・・。
821:名無し三等兵
11/11/09 02:31:06.48
>>820
WW1だとドイツは包囲網形成されちゃって食料輸入途絶だからね
労働力はごっそり兵隊と軍事産業に動員されてるし、肥料生産まで火薬にライン奪われちゃってるからね
これで飢えないわけがないという
ただ70万人以上の餓死者って数字もドイツ側の政治的なプロバガンダって説もある模様
総人口の1%以上って数字だし、正直首を傾げる
んでWW2ではこれに懲りて占領地から大収奪だからドイツってのは始末に負えないが
822:名無し三等兵
11/11/09 02:57:58.09
>>821
確か戦時におけるギリギリ産業に影響がでない動員可能な人口が1%までだっけ?
そう考えると70万以上というのは政府が無策だとしても考えにくいよなぁ。
823:名無し三等兵
11/11/09 05:26:36.22
>>821
WWIでも占領地から大収奪だよん
ちなみに1918年10月12日から11月9日までの24日間
アイスランドのカトラ火山がVEI(火山爆発指数)4から5と言われる
2010年のEyjafjallajökullよりでかい噴火をしているので
餓死者そこそこでも世界オワタ感凄そう
URLリンク(www.jonfr.com)
URLリンク(en.wikipedia.org)
URLリンク(en.wikipedia.org)
824:名無し三等兵
11/11/09 14:11:01.31
URLリンク(media.tumblr.com)
825:名無し三等兵
11/11/09 14:39:18.39
今日の朝ズバで栞みたいな物が紹介されてたけど、名前が分からない
826:名無し三等兵
11/11/09 15:20:09.42
>819
>WW1でのドイツの飢餓とそれが戦後に与えた影響
については写真史から言及した著作があったけどタイトル思い出せない。
WW1終了からしばらくしてライカが世に出たり、市民生活の中に小型カメラ
が普及していくのだが、1920年代のドイツ市民生活を撮った写真は一様
に子供の体格が貧相で寒々しい空気なのだそうだ。
写真とか映像って一発で時代を表現したりするから恐いよね。
827:801
11/11/09 18:11:24.15
返事が遅れましたが、皆さんありがとうございます。
ネットの古本屋で検索したらそこそこあったので注文してみたいと思います。
いやー助かりました、ありがとうございます。
828:名無し三等兵
11/11/09 19:15:40.04
何年か前に発見された、第一次大戦前のロシアのカラー写真は綺麗だったなあ
829:名無し三等兵
11/11/09 19:58:48.71
>>828
もしかしてこれ?
URLリンク(gigazine.net)
URLリンク(gigazine.net)
830:名無し三等兵
11/11/09 20:15:05.30
そう、それ。
831:名無し三等兵
11/11/09 20:57:00.84
>>816
タミヤからフィールドキッチンが発売された時、タミヤニュースに記事が出ていたね。
一日のうち一番量が多いのは昼食だったとか、その他メニューとか、タミヤニュースは実家に置いて来たので何号かは不明でorz
古い方のキット(馬付きのやつ)の組み立て説明書にもそこそこ書いて有った気がする。
832:名無し三等兵
11/11/09 23:23:40.44
ドイツだと現代でも一般家庭の昼食は火を使わない、加熱処理せずに済むハムだかソーセージだかとパンみたいな
献立が普通だったような。往事の戦場で非加熱は衛生的にどうなんだという気はするが。
833:名無し三等兵
11/11/10 07:52:57.17
ベーコンとえんどう豆のスープじゃないのか
834:名無し三等兵
11/11/10 11:07:25.88
シュタイナー氏のサイトじゃダメなの?
835:名無し三等兵
11/11/10 16:30:51.80
今月は分厚いドイツ軍本が2冊も出るようだ。後者は著者の顔ぶれ的に
学術論文集っぽいが。
ドイツ軍装備大図鑑 制服・兵器から日用品まで
アグスティン・サイス/著 村上和久/訳
URLリンク(www.harashobo.co.jp)
ドイツ史と戦争 「軍事史」と「戦争史」
三宅 正樹 編著, 石津 朋之 編著, 新谷 卓 編著, 中島 浩貴 編著
URLリンク(www.sairyusha.co.jp)
836:名無し三等兵
11/11/10 16:38:15.93
最悪板のゴミども今頃大木ネタかよw
情弱杉だろwww
837:名無し三等兵
11/11/10 16:57:24.54
マンシュタインの自伝再販されないな、権利関係でもめているのか?
再販よりも改訂版だしてほしいけど
838:名無し三等兵
11/11/10 17:05:36.34
>>再販よりも改訂版
どういうこと?本人はとうに亡くなってるから改訂版が
出るはず無いと思うのだけど。
839:名無し三等兵
11/11/10 17:13:25.47
先の大戦の軍人の回想では、ジューコフの回想録の新訳を出して
ほしいものだな。昔朝日から出たのは、翻訳特に固有名詞に難がある
上に、ソ連当局の検閲でソ連政府に都合の悪い箇所がカットされた版が
底本だし。本国では20年前にオリジナル原稿を元にした新版が出てるから、
それを底本にした日本語版を、白水社か大日本絵画あたりから出してほしいもの。
840:名無し三等兵
11/11/10 17:13:28.82
>>838
翻訳版での事かと。
パウル・カレルの再販の時に監修を入れた様に。
一部作品は原書改訂版を参考にした本当の改訂版だったらしいけど。
841:名無し三等兵
11/11/10 19:09:51.65
「失われた勝利」の日本語版は英語版からの再翻訳だけど、
元のドイツ語の原書をリデルハートが英語訳するときにマンシュタインの個人的な事柄、
死んだ戦友や家族、親戚などに関する事柄を省いてあるらしい
それらを含めた完全版は確かに自分も読みたい
842:名無し三等兵
11/11/10 19:41:46.65
昔の人の名著はよほどのきっかけがない限り重版は難しいのでは。
何せルーデルですらずっと品切れなんですぜ。
URLリンク(www.amazon.co.jp)
ただ、いかにルーデルとは言えあの文庫が9800円ってのはありえねーわ。
手ごろな安い価格で出せばすぐ売れるんだろうな。
843:名無し三等兵
11/11/10 19:43:48.79
こういう、超定番ですら品切れ古本高騰ってのがあるから
アマゾンとかは電子書籍化を進めたがってるのだと思う。
例の話だと、出版社が電子化しなかった場合は
アマゾンがかわりに全部電子化するってすげえ力技だったからな。
日本の出版社に任せたら何十年も電子化しないだろうし。
844:名無し三等兵
11/11/10 19:55:33.81
電子書籍化が進んだら古本屋を何軒も回る時間を、読書にあてられるんですね・・・!
845:名無し三等兵
11/11/10 20:01:14.28
他に売ってなければ電子書籍嫌いな人も仕方なく買うだろうし。
同じフォーマットで電子化してくれれば印刷も簡単だろうな。
凝る人は好きな紙質で印刷したりすればいい。
846:名無し三等兵
11/11/10 20:15:00.47
電子書籍化が進む
↓
積読タワー建造の楽しみが無くなる
↓
本を読まなくなる
847:名無し三等兵
11/11/10 20:16:40.51
>>801
旧日本軍の火砲スレに結構詳しい人居るみたいだな
848:名無し三等兵
11/11/10 20:24:02.77
>>846
本棚は売れなくなるかも知れないな。
それと絶版が無くなるという事はとりあえず買っとけという事もなくなるか。
849:名無し三等兵
11/11/10 21:20:55.80
そう。
いつでも入手できるということになった途端に、
特に必要でもないということに気付く、この人間
の倒錯の始末の悪さよw
850:名無し三等兵
11/11/10 21:26:50.19
>>841
翻訳者の腕にもよるが、基本的に重訳より原著からの直訳のほうが
読みやすいしな。
851:名無し三等兵
11/11/10 21:49:34.46
>>845
今は紙の本を裁断してデータ化する商売が流行ってるようだが
電子書籍が普及したら今度はデータを印刷して装丁してくれる商売が流行るんだな
ちょっと輪転機買ってくるわ
852:名無し三等兵
11/11/10 21:59:51.02
装丁もお好みになって、絶えて久しいフランス装丁復活とかね。
853:名無し三等兵
11/11/10 22:07:59.69
>>851
いやデータ化サービスはにわかブームはもう終わって廃業続出
廃墟のような状況
まあ出版社が喧嘩腰で恫喝してたし、個人商店レベルじゃ仕方がないが
サービスのレベルも低かったし、所詮過渡期の徒花
854:シチュー砲 ◆STEW.ibjrE
11/11/10 23:37:47.14
>831氏に召喚されたような~
>816
洋書で宜しければそのまんま
Rations of the German Wehrmacht in World War II とか
Gulaschkanone: The German Field Kitchen in World War II なんかある
これら中身は>834氏の指摘通りだったりw
855:名無し三等兵
11/11/10 23:52:12.12
>>849
船が壊れて孤島に流れ着いたんだが
ここはいつでもアホウドリが獲れるから、食料備蓄する必要ねーわw
って余裕こいてたらアホウドリは渡り鳥で、ある日一斉に飛び立っていった・・・
という本があった。あれは実に良い話だった。
856:名無し三等兵
11/11/11 00:00:55.64
美少女が教える日本史(古代~近世)
URLリンク(hon.gakken.jp)
美少女が教える日本史(近現代)
URLリンク(hon.gakken.jp)
857:名無し三等兵
11/11/11 00:36:06.87
>>855
その本って江戸時代で漂流した話だっけ?
あれ、小学校の推薦図書として買ったけど凄く面白くて何度も読んだわ
未だに家のどこかにあるはずだが……
858:名無し三等兵
11/11/11 00:47:24.06
>>841
ルーデルの『急降下爆撃』やガランドの『始まりと終わり』も英語版からの
重訳だったね。
859:名無し三等兵
11/11/11 02:31:02.19
>>855,857
「漂流」ですかね。
「戦艦武蔵」「大本営が震えた日」「深海の使者」など、
軍事ものでも有名な吉村昭の作品。
860:名無し三等兵
11/11/11 03:02:13.20
(特に先進国の)軍隊の教育における「軍人倫理」のようなものを扱っている本を探しているのですが、
何か心当たりはありませんでしょうか?
861:名無し三等兵
11/11/11 10:10:31.33
>>860
ハンチントンの軍人と国家
862:名無し三等兵
11/11/11 10:39:51.99
>>860
すぐに手に入る本なら
「リーダーシップ―アメリカ海軍士官候補生読本」
863:名無し三等兵
11/11/11 13:07:38.50
>>814
日本側の事情を知らないとそういう感想が出るのかね。
ぺリリュー島守備隊には特に錬度の高い関東軍第14師団が引き抜かれていたから肯ける描写だと思ったよ。
Wikiと船坂弘『ぺリリュー島玉砕戦』も読むべし。