11/11/01 15:02:45.91
初めてここに感想書く
書評とか書き慣れてないけど
「イラク博物館の秘宝を追え」が面白かった。
まさに現代版インディージョーンズ
主人公は予備役大佐だった検察官だか検事だったが911を機に復帰
様々な組織(FBI、税関、煙草取締局等)から集めた兵士からなる対テロ部隊の指揮官をするがイラク博物館から略奪された物の回収(略奪されたものをテロリストが売却しテロ資金源にならないために)を独断で部隊を動かしておこなうことに…
そのためか正規な補給もないため、現地の補給所の責任者に直接交渉し補給したり、イラク各地を許可申請しなくても移動できるため、他の高級将校から疎まれり
本来の任務である対テロ部隊を行わない大佐に不満な部下や軍高官たちとの間に挟まれて苦悩するのが中間管理職みたいな感じだった
一応対テロ部隊を扱ってるけど戦闘シーンは無い。
イラク博物館の幹部はバース党の出身で、博物館では戦後も彼らを使っていたので、誰が信頼できて信頼できないのかなど
それでいて彼らは何かを隠しているのでミステリー小説のような雰囲気だった。
この本にもハレル准将が出てきて、色々な本に登場するせいか俺の頭の中では現代版、辻ーン、フォン・メレンティンみたいなイメージになった。