11/10/21 13:27:19.82
>>427
『ナポレオン―ロシア大遠征軍潰走の記』
オーギュスタン・コレンクール
時事通信社
大陸軍馬事総監の回想録からロシア遠征の部分を訳出した本。
人名が名前では無く※※公と言った風に書かれているので多少の予備知識が必要かも。
『東方の夢―ボナパルト、エジプトへ征く』
『一八一二年の雪―モスクからの敗走』
『反ナポレオン考―時代と人間』
両角 良彦
朝日選書
一般の読者が気軽に読める事を目指したナポレオン時代史、とは言っても内容は十分濃いです。
従軍兵士や同時代人の回想録からの引用が多く、徴兵制度、医療体制についても生の声が。
『ライプチヒ戦場哀話』
ゲルハート・グラフ
信山社出版
1813年のライプチヒ会戦に参加した両軍兵士の回想だけをまとめた本。
収録数は4~5本ですが書簡(?)がほぼ全掲載されています。
会戦全体についての説明は無いので事前に流れを知っておく事をお勧めします。
訳に癖は有りますが翻訳された事自体が奇跡の様な本。
出版社は『ナポレオン戦争史』の信山社w