軍事板書籍・書評スレ41at ARMY
軍事板書籍・書評スレ41 - 暇つぶし2ch314:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 14:10:02.55
>313
それはそれで…
「でも、お高いんでしょう?」
になりそうで怖いです。。。

それよりも歴史群像アーカイブで
「南北戦争」と「欧州近代戦史(WW1以前)」プリーズ!ぎぶみー!

十分にアーカイブにまとめられる量があるのは判ってるんです!
さあ、歴群編集部よ、観念して出したまへ

でも購買層狭そうだよなぁ・・・この2つ・・・
しかーし、これを出せるのはもう歴群しかない!んだよなぁ・・・

315:名無し三等兵
11/10/17 14:26:41.72
そこの趣味人は原書あたるからわざわざ買わないよなあ

316:名無し三等兵
11/10/17 14:32:19.87
>>311
その元ネタは多分「総統からの贈り物 ヒトラーに買収されたナチス・エリート達」だと
思うので興味があれば探してみればよいと思う。
国防軍神話への懐疑には「国防軍潔白神話の生成」をどうぞ。

317:名無し三等兵
11/10/17 14:39:59.94
守屋純の「ハインツ・グデーリアンもうひとつの素顔」だったか。
歴史群像本誌を合わせて3回ぐらい掲載されてるんだよ。
内容がそれぞれ微妙に違うんだ。
なぜだろうねw

318:名無し三等兵
11/10/17 15:19:36.66
>>317
そうそう、色んなところでよく見るけど、なんであんなに再掲したがるんだろうねw
国防軍が本当に清廉潔白だなんて思ってるのは、一部の浅いドイツオタクだけだと思うんだけど。

319:名無し三等兵
11/10/17 15:25:04.72
まあ日本海軍は悪くない神話みたいなもんだから

320:名無し三等兵
11/10/17 15:39:26.14
URLリンク(www.amazon.co.jp)
日本海軍戦闘機隊 写真集: 大陸の古豪、第12航空隊と第14航空隊

いいのでました

321:名無し三等兵
11/10/17 15:39:50.98
何か失敗を犯した時、一つの組織に業を背負わせようとする傾向は、古今東西あらゆる事象にある。
それが人間の心理。

322:名無し三等兵
11/10/17 16:08:58.58
ルントシュテット爺さんやマンシュタインおじさんまで汚れていたなんて信じたくないなあ~

323:名無し三等兵
11/10/17 16:14:56.47
>>310
ありがとうございました

324:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 16:30:48.09
>315
なので、いつまでたっても趣味人の層が広がらないんです…
一時期、銀英伝のおかげでナポレオニックに多少目がいった人もいると思いますが
そこから後が続かない…

ゲームもこの分野は外国勢ONLYな感じですし…
(なのに中世ファンタジーは人気あるんだよなぁ…)
(でも陣形とか3兵戦術に進むのはほとんどいないのが悲しい)

325:名無し三等兵
11/10/17 16:38:06.46
ゲームの中世ファンタジーはかけらも現実と関わりないような・・・

326:名無し三等兵
11/10/17 16:42:27.82
軍艦は、名前がアニメキャラに使われる事が多くて知名度が上がってきてるが
陸戦関係はさっぱりですねえ。本は結構出てますけどね。

ファン数は海8:陸2くらいの比率なんじゃないかと。

327:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 16:51:16.49
>325
しかし、ロード・オブ・リングに見られるような大規模集団の戦闘(戦争)が発生するなら
それなりの陣形や初期の3兵戦術的見せ方は十分あると思うのです。
(アルスラーン戦記とかちょこっと萌芽が…)

ただ今の中世ファンタジーは、いわゆる陣形も戦術も失われた「中世初期の暗黒時代」なんだ
と言われてしまえば、それで全部済んでしまうんですがねw

>326
空を忘れていますよ。
ぱんつウィッチーズをw

あれのおかげで機体は置いといてもパイロットの知名度だけは急上昇

328:名無し三等兵
11/10/17 17:17:40.09
「自壊する帝国」が文庫化されてたので
今更読んでみた

なんていうか
ぞわ… ぞわ… ってなる

329:名無し三等兵
11/10/17 17:18:34.12
URLリンク(www.amazon.com)

不思議なジャンルに入ってる本です。貴重な資料として買う人はいませんか?

330:名無し三等兵
11/10/17 17:27:40.10
>>327
Amazonでちょっとフィンランド空軍関係の検索掛けただけでそのクズアニメの
関連商品を大量にお勧めに放り込んでくるのを止めさせろ(怒

331:名無し三等兵
11/10/17 17:38:21.23
>>314
欧州近代戦史はむしろ記事数が多すぎてムックにし辛いだろ。
絵画でみる戦史みたいなコーナーの主題はほとんど黒色火薬と帝国主義の時代の戦争のネタだし、
連載でやってたルイ14世の戦争、それに続いてのフリードリヒ大王の戦争のシリーズとか、ほかにも単品の記事は結構あるし。
歴群は以前にも近代戦争を中心にしたムックや文庫を出してるのに、この手のネタを扱う気が全然ないってのは
ようするに売れなかったからで、今後も出さねえんじゃないか、多分。

332:名無し三等兵
11/10/17 17:43:17.72
>>329
一瞥して

「武田信玄」

という人名が真っ先に頭に浮かんだ。
俺も毒されているなー。

333:名無し三等兵
11/10/17 17:49:59.15
戦国自衛隊も、海辺でくつろいでるよね

334:名無し三等兵
11/10/17 18:18:12.72
>一時期、銀英伝のおかげでナポレオニックに多少目がいった人もいると思いますが

つか、藤本ひとみ辺りを良質な批判しないから<銀英やガソダムで止まっているグノタ


335:名無し三等兵
11/10/17 18:48:32.09
>一時期、銀英伝のおかげでナポレオニックに多少目がいった人もいると思いますが

一小説家の空想世界を越えられない貧弱な学研執筆陣。
ダフィーやチャンドラーの本をそのまま内容も理解せず転記してるのはまともな方。
特に西洋史はトンでも歴史家の巣窟になってるのでは?


336:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 18:51:28.58
>334
パンツァーブリッツ/リーダーで「オデッサ」や「ジャブロー」作ってた人も当時は結構いたと思うんだがなぁ…
そして、そういうパンツァー系SLGをプレイしてた人は、結構こっちに来た人もいると思う。

別に全部来なくても良いのですよ(逆に全部来ても困る)
あえて踏み込んでくれて趣味人化するのがが数%でも居れば、なんとか道は続くわけで…

337:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 18:56:52.97
>331
>今後も出さねえんじゃないか、多分。

そう思うからこそ、待ってる人が0じゃない事を示す為に言ってみますた。
(他に何人いるかは不明ですがw)

特に近世欧州戦史は、関連過去記事を1冊に全部詰め込むのは無理なのは判ってます。
でも・・・南北戦争なら1冊に主要記事を選別して出せるはず><
(つか、96年?の特集号に、その後の記事をいくつか加える程度で、十分に良質な南北入門本が出来上がるはず)

338:名無し三等兵
11/10/17 19:42:11.87
>>329
結構使えたよ

339:名無し三等兵
11/10/17 19:44:02.29
アーッ! な意味で?



340:名無し三等兵
11/10/17 20:03:32.10
>>336
その少数の人や入り口でウロウロしてる人を叩いて追い返す人もいたりするからねぇ。
まぁどんな趣味でも揚げ足とりして自尊心を満たしてる困った人はいるのですけど。

341:名無し三等兵
11/10/17 21:02:44.71
軍板選抜チーム作って出場しようず

読書好きの人々の間で、「ビブリオバトル」というゲームが話題を呼んでいる。10/30には全国大会も。
URLリンク(lifehack2ch.livedoor.biz)

342:名無し三等兵
11/10/17 21:24:08.12
本のタイトルでしりとりでもさせるのかと思ったw

343:名無し三等兵
11/10/17 21:25:46.24
某公立図書館に管理職で異動した。軍事関係の蔵書を検索してみたが、大したものはない。司書は選書して下さいね、と言ってくれるが、本来なら狂喜のこの環境も、逆に立場上安易な選書も出来ず、出版物のリストで自分自身の蔵書の選書だけしている。

344:名無し三等兵
11/10/17 21:41:57.16
バリー・リーチの独軍ソ連侵攻という本について
誰か知ってる人っていない?
81年ころに原書房から出た本らしいが、
Amazonはおろか、日本の古本屋でもスーパー言辞でも全くヒットしねえ。
近くの図書館にも置いてない(国会図書館にはあるらしい)。
良い本という噂も聞くが、これほどに世の中で見かけないという事は、
実は価値のないどうでもいい本なんだろうか。

345:名無し三等兵
11/10/17 22:04:52.97
>>344
本は結局の所自分で見てみないと価値がわからん
国会図書館で読んでみたら?

346:名無し三等兵
11/10/17 22:05:27.18
>>341
軍板だと厳しいな、おいw

347:名無し三等兵
11/10/17 22:09:52.50
蔵書で殴りあうバトルなら圧勝間違いなしなんだが…

348:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/10/17 22:11:40.90
>>347
朝雲新聞社と大日本絵画がアップを始めたようです。

349:名無し三等兵
11/10/17 22:19:50.08
原本これだな

German Strategy Against Russia, 1939-41 [Hardcover]
Barry A. Leach
URLリンク(www.amazon.com)
URLリンク(books.google.co.jp)

350:名無し三等兵
11/10/17 22:32:20.65
>>344
URLリンク(metro.tokyo.opac.jp)

東京都立図書館
ISBN 4-562-01160-2
タイトル 独軍ソ連侵攻
タイトル読み ドクグン ソレン シンコウ
著者名 バリー・リーチ∥著
著者名 岡本雷輔∥訳
著者名 [Leach,Barry.∥編]
著者名典拠番号 1200283831
出版地 東京
出版者 原書房
出版者の読み ハラショボウ
出版年 1981.9
ページ数等 279p
大きさ 20cm
原タイトル注記 German strategy against Russia,1939-1941.の翻訳
分類NDC6A版 393.2
分類NDC9版 391.2



他、下記に存在
足立区図書館
日野市立図書館
杉並区立図書館

351:名無し三等兵
11/10/17 23:16:23.65
>>302
防衛技術ジャーナルの『ミサイル技術のすべて』

352:名無し三等兵
11/10/17 23:38:10.44
>>314
ふと思ったのだけれど、学研から出た「図説・第一次世界大戦」や
歴史群像アーカイブの「第一次世界大戦」はそれなりに売れたんだろうか。
歴史的には一大転機だけれど、趣味的には今一つマイナーな感じがするので。

353:名無し三等兵
11/10/18 00:27:37.19
>>324
>陣形とか3兵戦術に進むのはほとんどいないのが悲しい

ドンぴしゃでその分野に進みたかったのでよかったら良書のおススメをば

354:名無し三等兵
11/10/18 00:48:12.67
>>353
つ『皇国の守護者』

355:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 00:57:02.47
>353
入門なら下記あたりはどうか?

「戦略・戦術・兵器 事典③ヨーロッパ近代編 ⑤ヨーロッパ城郭編」学研
「覇者の戦術」新紀元社
歴史群像48「ナポレオ 戦争編」学研
「ナポレオン戦争全史」松村劭(原書房)
「ナポレオン戦線従軍記」フランソワ・ヴィゴ=ルシヨン中公文庫 ※なんと従軍士官の手記
「戦闘技術の歴史」①古代編②中世編③近世編」創元社
(④ナポレオン時代⑤東洋編 が続刊予定)

356:名無し三等兵
11/10/18 01:01:22.85
>>352
GWスレとしてはこれから100周年にむけて被害担当艦になりそうで気が重いデス

357:名無し三等兵
11/10/18 01:03:08.77
>>341
本を選ぶとこで喧嘩が始まるなw

358:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 01:09:26.87
「第二次世界大戦 全作戦図と戦況図」ピーター・ヤング(白金書房)
本日着
やられた・・・でかい・・・箱入り凶器の部類だったか…
編者は英サンドハースト陸軍士官学校 戦史部長(退役准将。。。あはは、あのデュエップからの生還者だと)

まれにWW2各作戦全体を1冊で解説した良い本ないですか?という質問を見かけますが、
その回答にしても良いかも…欧州~太平洋まで網羅

なお、もともとの定価が8800円(消費税がない頃w)なので、古本もそこそこの値段は覚悟がいるので
そういった意味では初心者には勧めずらそうですが…

なお、白金書房なきあと、原書房から再刊されたらしいので美本を手に入れたいなら、そちらを狙った方が良いかもしれません
(私のは尼最安値の可ランクだったので化粧箱はガムテープで補修されているというありさま。中身は美本ですが)



359:名無し三等兵
11/10/18 01:38:28.35
>>355
ありがたい!

360:名無し三等兵
11/10/18 02:22:05.35
>>343
歴史から攻めるんだ。
でもまあ、歴史でも周囲の理解が得られるかは住民の文化程度によるよな。
本読まねぇどころか、「何それ食えるの?食えないなら予算もったないよね」
で要らぬ土建の方に金回すとかさ。
頑張ってくれ。

361:名無し三等兵
11/10/18 08:13:01.33
>>360

技術・工業関係から攻めるという手もあるぞ。
うちの地元のの技術系・工業系の棚は
軍艦建造関係(造船枠?)やら航空技術やら、そして何故かNBC兵器関係
(核・生物工学・化学枠か?)やらが密集していて
一瞬ミリタリーコーナーに迷い込んだかと思ったぜ。


362:名無し三等兵
11/10/18 08:35:23.69
軍事ってありとあらゆるジャンルがあるんだから、こっそりと入れたらいいと思う。

363:名無し三等兵
11/10/18 08:42:26.35
他じゃ読めない本や価格高い本を入れて欲しいが
難しいよなあ

364:名無し三等兵
11/10/18 09:00:59.16
図書館の廃棄本を安く手に入れたいと密かに願っているが
図書館の人にいつ廃棄すんの?とか聞いたら怒られるのだろうか

365:名無し三等兵
11/10/18 09:46:01.43
図書館の便所の窓から放り出して、あとで拾えばよろしい

366:名無し三等兵
11/10/18 10:11:07.82
放してあるドーベルマンにやられてDEAD END

367:名無し三等兵
11/10/18 15:23:30.25
というか本の神様に祟られそうだ。憑かれてる人ならいっぱいいそうだが。

368:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 15:49:24.28
昨日、上記の本が来て、朝から体がだるいんだよねぇ~
あー、肩が重い。

369:名無し三等兵
11/10/18 18:41:32.76
>>360-361
安全保障とか国際情勢とかインテリジェンスのお堅い本とかはいかが?
「中国軍総合ス」レや「北朝鮮戦力分析スレ」などのテンプレには参考文献があるね。
著者で選ぶなら江畑謙介氏のなら堅いかな?

370:名無し三等兵
11/10/18 20:11:42.49
>>368
どんだけ重い本なのよ

371:名無し三等兵
11/10/18 20:50:04.71
>>242 >>236だが、前スレで挙げたのは、
スタッズ・ターケル「よい戦争」
(これは必買!前線後方を問わず全世界のWW2経験者から聞き書きをやらかした大名著だ。ただ、相対的にホームフロントUSAが多いのは致し方ない)
ライフ第二次世界大戦史「戦時下のアメリカ」 あたり。

あと、「非戦の人ジャネット・ランキン―アメリカの良心と呼ばれた女性」
「マイク・マンスフィールド 米国の良心を守った政治家の生涯」 
あたりも読んだがいいかな。向こうの議会は戦時下でも活発に動くからね。

372:ゆうか 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ◆u8WC078ef5ch
11/10/18 21:30:14.36 aLfNwW3O
>>368
同志がいたw
あちらこちらと書店や古書店をめぐっては
本を売り本を買いしてたせいで
今慢性の肩こりに悩まされておりまする
今月に入って特にひどいorz

373:名無し三等兵
11/10/18 23:00:26.12
あのね、遺族が丁寧に整理して古書肆を呼んだ昔の古本と違って
お払い屋がガサッと遺品かき集めて売っぱらような本にはまだ持主
のイロイロな想いが残ってたりするかもよ。
だから私は、手にとって臭いやナンかから「何か」を感じたら
その本は遠慮しちょりますわ。
いかにも「長年愛読しました」って感じの本は特に。

374:名無し三等兵
11/10/18 23:04:42.58
>>373
おもにF書院文庫?

375:名無し三等兵
11/10/18 23:11:45.46
ブハハw
いや、その手の本ではなくて、ここの皆のように戦史や近現代史もののお話です。

376:名無し三等兵
11/10/18 23:17:36.68
最近、誤字がすごく増えてきたけど、中には題名間違っちゃう例も結構出てるとか。
誰もチェックしない、出版されるまで気づかない時代に突入しつつあります。

ある外国戦艦本も、表紙の英語タイトルが思いっきり誤字ですよねw

377:名無し三等兵
11/10/18 23:28:51.39
学研の「図説・日露戦争」出てすぐ買ったら
発行日がちょうど1年後になってたこともある。

奥付や著者名を間違うのは編集者末代の恥なん
だが、タイトル間違うようなヤツ採用するな。

ちなみにどの戦艦本か教えて~(笑)

378:名無し三等兵
11/10/18 23:29:29.69
その本の題材となっている部隊にいた方だと思われる人物によるメモ書きが
事細かに書き込まれている古本には何かが憑いていそうだ
文章に線引きしてあって、「同年兵○○、××戦死」とか

379:名無し三等兵
11/10/18 23:46:42.65
そういうのは本来、遺族が家に永代残したり焼いたりすべき
なんですよね。

380:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 23:48:20.64
>378
戦友会編纂の連隊戦史とかも持ってますが・・・
それも弓兵団所属連隊の・・・

戦死者名簿のページがそりゃもう、えんえんと・・・

381:名無し三等兵
11/10/19 05:44:16.29
軍事本ではないけど、昭和八年発行の列車時刻表を手に入れた時、一週間ぐらい金縛りと
体調不良に悩まされたことがあったな。すぐに治ったけど

382:名無し三等兵
11/10/19 06:56:42.24
書き込みが結構あった歴史の本で、章題のとこに「やっと来た」とか
書いてあったの見た時には、この人これを随分楽しみにしてたんだなぁ、
とちょっと微笑ましかった。

383:名無し三等兵
11/10/19 08:27:20.77
似たようなので
「本編」と目次に書き入れられてた

384:名無し三等兵
11/10/19 10:57:22.47
ようやく『戦争の変遷』を読了
主権国家が政治目的のために戦争をするというクラウゼヴィッツ的世界は近代の産物であり
古代中世近世現代の戦争をクラウゼヴィッツの視点から見るのは適切ではない
っていうことを一生懸命説明して
これからの時代は低強度紛争でありクラウゼヴィッツの戦争観がこの時代にそぐわない以上
クラウゼヴィッツの戦略観(ジョミニ等の近代戦略思想も)もまた捨てるべきである
っていうことを言っている

個人的には好きではない
冷戦の終盤やポスト冷戦期の軍事学史を研究する上での価値はあるかもしれないけど
戦略思想の古典としての価値は持ち得ないと思う
そもそも「戦略思想の古典」という地位を得ることを目的としてるわけではないから当然だけど
クラウゼヴィッツ批判の先行研究としての価値も一応付け加えておく
やっぱり思想や哲学みたいな観念的な世界に入り浸ったりタイタニック号を沈没させる方が好きだな

385:名無し三等兵
11/10/19 12:18:44.13
ナポレオン△から始まっているんだし、それよか昔のを当てはめるのは無理なんて分かる気がするけどな。

386:名無し三等兵
11/10/19 14:15:41.67
『戦争の変遷』は91年の本だよね、と言うと最近みたいだがもう20年前なんだよな。

387:名無し三等兵
11/10/19 15:19:35.27
クレフェルトに限らず、著名な欧米の軍事史家の著作がどんどん邦訳されれば
いいんだが。

388:名無し三等兵
11/10/19 16:47:30.32
じゃあ俺も「戦争の変遷」の書評を。
クラウゼヴィッツの戦争論が前提とした、戦争とは「三位一体」(国民、軍隊、政府)の存在が、国益の為に争うもので、
根本的には合理的行動であるという彼の戦争認識は、ウェストファリア条約成立後のヨーロッパを中心とした極限れた
時代と地域にのみあてはまるものであり、古代、中世、そして第二次大戦後の現代においては的外れなものとなっている
という指摘をしている。
現代の国民国家において、ハイテク装備を揃えた正規軍はその力によってなんらかの政治目的を達成することが極めて
困難になっており、また主要先進国同士においては、核兵器という戦争後の結果として確実に破滅が予想できる兵器システムの
登場により事実上戦争は不可能になったという事実を確認している。
一方でまた、WWⅡ後の世界において正規軍同士の交戦で戦われた紛争の犠牲者の数が著しく少ないことに反比例して、
低強度紛争によっておびただしい数の犠牲者が出ており、こうした形態の戦争(低強度紛争)がなんらかの形で先進国に飛び火
する危険性について警鐘をならしている。そして、正規軍同士の激突する通常戦争は死に掛けており、そこで使われるために
洗練されてきた戦略や、ハイテク戦闘機、爆撃機、重装甲の戦車といった大型で高価の兵器は存在価値を失い、未来のハイテク軍隊は
監視や追跡といった能力に技術をつぎ込むことになるようになっているのかもしれない……
現代や未来に関しての分析はこんなところ。戦争実行の主体として、山の老人(アサシン派)のような指導者が現れるかもしれないと
予言していたが、これが2001年に(もっと前から彼はアメリカと戦っていたが)誰の目にもわかる形で現実化したのはご存知のとおり。
著書の大部分は、かつての戦争において、誰が、何故、どのような手段によって戦ってきたのかを振り返ることで、戦争の歴史を振り返ると
ともに、上記のような認識にいたった経緯を読者に納得させようとしている。
俺はおもしろいとおもった。戦略論の類を読む人間には薦めておきたいし、軍事史好きにも楽しめると思う。

389:名無し三等兵
11/10/19 17:50:35.61
あまり関係ないかもしれないけど・・・このスレの皆が利用してる
古本の通販サイトのオススメ教えてください。

390:名無し三等兵
11/10/19 17:56:33.51
日本の古本屋とか

391:名無し三等兵
11/10/19 17:57:33.22
91年ですでに現在の様相が予想されていたんだな

392:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 19:21:58.65
>391
ちょっとまて

>ハイテク戦闘機、爆撃機
 精密爆撃能力で低強度戦争でも必要

>重装甲の戦車
 制圧任務での装甲の重要性が再認識

>正規軍同士の激突する通常戦争は死に掛けており
 その91年に湾岸戦争が起き、その後も第1次チェチェン/イラク/グルジアと
 とても低強度といえない戦争/紛争が発生

合ってるのは
>未来のハイテク軍隊は 監視や追跡といった能力に
>技術をつぎ込むことになるようになっているのかもしれない……

そして上記監視能力の追及と、大型高性能兵器の必要性は矛盾しない訳で…
数の必要性は減じているfが、要素自体の必要性は減じていないと思うのですが。
(より少数高性能を求められているように思える)




393:名無し三等兵
11/10/19 20:15:31.69
>>392
戦闘機や爆撃機の精密攻撃能力は無人機でより安く代替できるし(つうかクレフェルトの最新著作が正にこのテーマで、
現代空軍は金を喰うわりに役に立たないって問題提起をしていた)、重装甲の戦闘車輌も、低強度紛争においては
有ると重宝するが、絶対に必要なわけじゃない。費用対効果で見るとどうなんだって話になる。

国家間戦争はまだ死んではいないだろうが、それによって達成できる目的と費用のバランスを考えると、
政策のオプションとしてはあまり取られる事はないだろう。低強度紛争と比べればはるかに少数の、例外的存在に止まる
のでは無いだろうか。

クレフェルトは歴史的な潮流を言っているわけで、細かい例外位はそりゃあるでしょう。

394:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:00:04.50
>392
だから私も
>(より少数高性能を求められているように思える)

と書いているのです。
その少数をいかに使いこなすか?
が現在(91年ではなく)の課題ではないのでしょうか?
(その為にも情報が重要化している)

私が一番言いたいのは、>388はあくまでも91年時点からしばらくの潮流であり
その後の戦争/紛争の現実から、現在の潮流は既に流れが変わっているのではないか?
という事です。

よって
>391
>91年ですでに現在の様相が予想されていたんだな

は若干違うのではないか?という事です。
(つまり私と>391では現在の潮流についての認識が違う)

395:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:06:59.71
ちなみに、潮流が変わったのはイラク正規戦後の治安作戦からだと考えています。
つまり>388の考え方でも、低強度紛争に対応するには不足であり
潮流はさらに進んでいるという意見な訳です。

・情報の重視/打撃力減少←90~00年代前半
  ↓
イラク戦成功
  ↓
・情報最優先/さらなる打撃力の減少←00年代中~後半
  ↓
治安戦失敗
  ↓
・情報の重視/必要打撃力の見直し←今ココ

396:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:11:57.21
なお、この場合の打撃力というのは持続的なものを指さないので
冷戦時の重戦力の常時大量保持とは全く意味が違います。

どちらかというと必要時期に集中可能な必要戦力と言う意味です。
この必要戦力の内容が問題。
そして、それをどう効率的に機動させるか。

ここで必要戦力を見誤ると…
機動だけでは駄目で、その戦力の質も必要なはずなのです。

397:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:12:53.33
まあ、これ以上はスレ違いになるので
やるなら簡単か、陸上スレでお待ちしています。

398:名無し三等兵
11/10/19 21:24:10.23
『補給戦』の第2版の完訳本も出ないもんかな。今出てる訳本は、初版が底本で、
原著にあった脚注とかは省略されてるし。

399:名無し三等兵
11/10/19 21:25:06.92
『戦争の変遷』『戦争文化論』については、訳者の石津さんの解説も詳細で
分かりやすいからより理解が助かるな。

400:名無し三等兵
11/10/19 21:31:18.76
>>394
どうだろうなあ。「戦争の変遷」から引用すると、
“これは、将来、軍事分野では新技術の出る幕がないということではない。意味しているのは、その昔、小火器が騎士と
その重い甲冑に取って代わったように、大型で高価で強力な兵器が廃れ、小型で大量に生産でき、どこででも利用できる
兵器に移行する動きである。”
と書いている。
実際、第五世代戦闘機や新型MBT何かは開発されても調達も配備も少数か、棚上げ。
反面、ロボットや歩兵用の個人装備何かはすぐに大量に部隊配備される。
クレフェルト曰く、“一般の社会的見地からすれば、不経済で、速度が速すぎ、敵味方の区別がつかず、あまりにも大型で、
必要以上に強力でとても現実の戦争には使えないような兵器”は居場所を戦場と軍隊から失ってるように思える。

401:名無し三等兵
11/10/19 21:39:46.36
>>397
リロードする前に話が進んでた…
クレフェルトの言ってる事は軍隊の形態自体が正規軍から治安軍へと変わっていくだろうって話なんで、
細かい戦術論を話すスレの話題にはそぐわないんじゃないかなあ。

402:名無し三等兵
11/10/19 23:29:37.38
URLリンク(www.amazon.co.uk)

安いよ安いよー
写真満載の名著Coastal Commandがたったの7.4ポンド、900円だよー
半額以下ですよー、ほぼ全部写真なので英語読めなくても大丈夫ですよー

403:名無し三等兵
11/10/19 23:38:26.25
何だか今夜は難しそうなので帰ろ…(´・ω・`)ショボーン

404:俄将軍
11/10/20 00:32:57.59
>>384-388 >>391-400
単に、テロリズムの金字塔な、イスラエル建国、存続の与えた影響が、冷戦下、押さえ込ま
れていただけで、冷戦終結によって、浮かび上がってきただけ、ということもあるのか、
などと、適当な思いつきなど書き散らしてみたり。

405:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/20 00:56:42.15
>401
あの2つのスレは戦術に限りませんよ。
用兵思想なども話題に含みます。

406:名無し三等兵
11/10/20 06:48:57.60
「この兵器はどんなスペックを持っているのか」よりも「なぜそのスペックが必要なのか」という部分に興味がある
そんな私は一体どんな本を読めばよいのだろう?

407:名無し三等兵
11/10/20 07:08:58.95
「戦争の変遷」はLansには向いてない本ってことだな。

408:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/20 11:19:37.45
>407
別に90年代の潮流は、そのような見方が大勢を得て
そのように流れたという意味で否定してません。

だから、その意味では当時の潮流を知るによい本だと思ってますよ。

問題は、今もその流れのままなのか?
と言う部分で、当然そこは91年の本に書いてある訳でもなく、
それは読み手が別途、探していかなければならない事項だと思うだけです。

409:302
11/10/20 12:48:17.72
>>351
遅れましたが、ありがとうございます。

410:名無し三等兵
11/10/20 15:05:23.44
Lansも誤りを認めるできない性格してるな

411:名無し三等兵
11/10/20 15:16:23.35
>>410
日本語でok

412:名無し三等兵
11/10/20 15:24:45.47
書評スレなんで書評でお願いします

413:名無し三等兵
11/10/20 15:51:07.36
書評書くあるよ。

414:名無し三等兵
11/10/20 15:53:33.53
>>406
小林源文氏の兵器解説本があったよな、それ辺りどうよ。

長砲身と短砲身の砲弾の違いなどなかなか面白かったような。

415:名無し三等兵
11/10/20 18:36:07.96
「バンドオブブラザーズ」でお馴染みのリチャード・ウィンターズ氏、今年の頭に亡くなられてたのか……合掌。

416:名無し三等兵
11/10/20 19:10:12.20
そうですか・・・
ご冥福をお祈りいたします。

417:名無し三等兵
11/10/20 19:11:34.76
>>406
ふつう、兵器を開発する時に要求性能の基礎になるのは、
その軍隊におけるその兵器の運用構想による。
だから、その兵器の運用構想を理解する必要がある。
その兵器の使い方の書いてある教範とか、
その兵器を装備する部隊の使い方が書いてあるドクトリン文書を読みなはれ。
といいたいところだが…

418:名無し三等兵
11/10/20 19:47:28.93
>>395
イラクの治安戦の失敗(ソ連のアフガン侵攻でもよい)の原因を打撃力の減少によるものと
考えているような人に対して書かれた本と思う。
今も昔も治安戦で重要なのは単純な人員数と人心の獲得だ

419:名無し三等兵
11/10/20 20:16:50.17
>>406
>>414が言ってるのは『武器と爆薬』(URLリンク(www.amazon.co.jp))だな
俺も持ってるがこと火薬を使う兵器に関して知りたいなら良い本だと思う。
くわしく知りたければ>>417だが、最近はちょっと詳しい本なら開発経緯とかそれなりに書いてある気もする。
現代兵器なんかは別だが、単純に「これはつえーからすげーんだYO!」みたいなノリの本ってあんまりない。

ただ現実の戦場ってそのスペックを意図されない用途で使う場合も多いのは注意が必要。

420:名無し三等兵
11/10/20 20:17:01.97
アマゾン、日本で電子書籍 米国同様「圧勝」できるか
URLリンク(www.j-cast.com)

421:杜聖 ◆REH634FRNQ
11/10/20 20:26:21.18
ついこの間発売と同時に英語版を買ったのに…

422:名無し三等兵
11/10/20 20:26:55.22
>>421
いつの間にかアドバンストじゃなくなっとる

423:名無し三等兵
11/10/20 20:38:18.30
>>419
第二次大戦中の戦車なら、歴史群像アーカイブVol16「戦車大研究」が、
メカそのものよりも運用面中心に解説してるな。個々の教範までいかず、
ドクトリンの触りというか運用構想レベルだが。
この手の本にしては安いから、求めていたものと違っても傷は浅くて済むw
のでおぬぬめ。

424:名無し三等兵
11/10/20 21:08:04.37
>>420
とうとう来たか。どこが手を組むかだろうなぁ。
いっそのこと自分とこで子会社でも作って版権クリアして翻訳出版してくれAmazon
でもまあ、日本の電子書籍ってコミックが8割9割って現状らしい。
この前セミナー聞き行ったらはがないの話されて沈んだ。


>>421
いいんだ、俺は英語読めないけどファイア買うからorz

425:名無し三等兵
11/10/20 21:11:44.92
>>406
グランドパワー別冊とかどうよ

426:名無し三等兵
11/10/20 21:54:39.83
英語の本でわかんない文とかはどうしてるの?
運命の決断の邦訳版は抄訳だというんで
ペーパーバック版を買ったけど、前書きの段階でよくわからん部分が結構ある。

427:名無し三等兵
11/10/20 22:04:59.66
戦闘技術の歴史3と七年戦争上下を読了しました。
この他に七年戦争からナポレオン戦争頃の作戦や戦術について書かれた本や
同時代を扱った一兵士や戦闘指揮官レベル視点から書かれた戦記を読みたいのですがおすすめはありますでしょうか?

428:名無し三等兵
11/10/20 22:12:44.83
>424
DQN層男女がケータイで読むエロ漫やラブコミが90%って話だよね。
電車の中で電子書籍読んでみせるオッサンもせいぜいビジネス本とか
処世術みいな本が多そう(偏見多くてゴメン)。
このスレの対象本は電子化と相性が悪そうな気もするのだが、
ハナッから文庫書き下ろしみたいなのから電子化に入るのかな?

429:名無し三等兵
11/10/20 23:21:24.57
「航空兵器の全貌」を入手。航空兵器の全貌について記した書物で、航空兵器の全貌が理解できる。
航空兵器の全貌に興味のある人は必携。

430:名無し三等兵
11/10/20 23:23:40.41
さて、2行中に“航空兵器の全貌”は何回出てくるでしょうか?

431:名無し三等兵
11/10/20 23:30:48.76
>>429
なんか応用きく文章だな

432:名無し三等兵
11/10/20 23:36:32.18
URLリンク(www.gun-shi.co.jp)

歴史のある雑誌ですけど、諸般の事情来ちゃった。

433:名無し三等兵
11/10/20 23:50:03.99
これからまた雑誌が一頻り逝くよ。

434:名無し三等兵
11/10/21 00:04:44.16
>>428
んでね、一番売れてんのが『女医が教える~』だとさ。
流石にしゃべってた広報の部長さんだかも題名は読まんかった。
字の本だと原発物とかま流行に載っかった本とか、偏見通りっぽいのが
上がってたかなぁ。
そちらの予想通り当面の間、あまり期待出来ないと思う。
自費出版とかで良いのが出れば良いんだけど、もう掘り起こされてる以上の事は
中々難しいと思う。安いったってストアとかで4割5割持ってくし。
学会誌とか紀要とかそういうのがもっと出回る方を期待した方が良いかも。

435:名無し三等兵
11/10/21 00:07:43.14
>>432
これの次の一月号はなんか出るみたいだぞ。

436:名無し三等兵
11/10/21 00:36:15.25
<応用例>

「孫子」を入手。孫子について記した書物で、孫子が理解できる。
孫子に興味のある人は必携。


437:名無し三等兵
11/10/21 00:39:50.10
で、436書いてみて思ったけど、これ、マジでテンプレ化しとけば、
普段書評書くのが苦手な人でも、手軽に書評が書けて便利じゃないかと。

で、徐々に自分独自の文章を加えていけば、
次第にオリジナリティある書評になる。

書評初心者向けにどうだろう?

438:名無し三等兵
11/10/21 00:44:36.19
>>435
事実上の廃刊ではなくて、一時期のPANZERみたいな状態になるんだろうか?

439:名無し三等兵
11/10/21 00:50:06.30
>>437
いや、題名紹介にしかなってないしw

誰かが今月の軍事関係新刊一覧とか出してくれると助かるんだが。
興味ありそうなのを買って書評書くくらいはできるよ。

440:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/21 01:17:45.16
>427
抜粋再掲載

「戦略・戦術・兵器 事典③ヨーロッパ近代編 ⑤ヨーロッパ城郭編」学研
「覇者の戦術」新紀元社
歴史群像48「ナポレオ 戦争編」学研
「ナポレオン戦争全史」松村劭(原書房)

「ナポレオン戦線従軍記」フランソワ・ヴィゴ=ルシヨン(中公文庫) ※ナポレオン軍の従軍士官手記

441:名無し三等兵
11/10/21 01:51:15.91
昔の絶版本とか、やたら重い本を
電子化して再販してくれたら、需要はあるはず。

アマゾンジャパンが本気出して、版権買い漁って、
ほとんどコストかけずに電子化してくれないかな。
多分国内勢じゃ無理だろ、黒船に頼ろうぜ。

零細出版社も絶版のまま眠らすよりは、
多少は金になるだろうし。

一日中持ち歩いたり、電車で片手で読むのがつらい本が多い。

442:名無し三等兵
11/10/21 06:59:05.36
>>436
間違いなく自治厨がテンプレ通りに書けって主張して暴れるようになるな。

443:名無し三等兵
11/10/21 08:43:01.40
>>429が顔真っ赤になってるのかうけて良かったと安堵の表情を浮かべているのかが気になる

444:名無し三等兵
11/10/21 11:14:29.66
>>419で紹介されていた『武器と爆薬』を遂に入手した。
Flak18やleFH18といった火砲の運用手順とか指揮方法が判ったのが非常に良かった。
(小林先生、実際にZis3撃ちにモンゴルまで行ってたのか)
あとブービートラップの歴史と種類の項が面白かった。額縁ネタなんか半分ギャグだ。


445:名無し三等兵
11/10/21 11:18:25.83
じえーたいも3日間射撃ツアーとかすれば結構金が入ってくると思うけどな。

446:名無し三等兵
11/10/21 12:18:36.57
そんなこと始めたら亡国の始まりだよ。

…「某国のイーディス・ハンソン」とか言うなよ。

447:名無し三等兵
11/10/21 13:27:19.82
>>427
『ナポレオン―ロシア大遠征軍潰走の記』
 オーギュスタン・コレンクール
 時事通信社
大陸軍馬事総監の回想録からロシア遠征の部分を訳出した本。
人名が名前では無く※※公と言った風に書かれているので多少の予備知識が必要かも。

『東方の夢―ボナパルト、エジプトへ征く』
『一八一二年の雪―モスクからの敗走』
『反ナポレオン考―時代と人間』
 両角 良彦
朝日選書
一般の読者が気軽に読める事を目指したナポレオン時代史、とは言っても内容は十分濃いです。
従軍兵士や同時代人の回想録からの引用が多く、徴兵制度、医療体制についても生の声が。

『ライプチヒ戦場哀話』
 ゲルハート・グラフ
信山社出版
1813年のライプチヒ会戦に参加した両軍兵士の回想だけをまとめた本。
収録数は4~5本ですが書簡(?)がほぼ全掲載されています。
会戦全体についての説明は無いので事前に流れを知っておく事をお勧めします。
訳に癖は有りますが翻訳された事自体が奇跡の様な本。
出版社は『ナポレオン戦争史』の信山社w

448:名無し三等兵
11/10/21 16:03:29.83
>>438
PANZERと言えばこんな話があるな

>ロシア軍は、ようやく得ようとしていた新戦車T-95を諦める事になりました。
 ソビエト連邦の時代に計画された冷戦時代の古いコンセプトの戦車は、今の
 時代に不適合であるという決断でした。これに対し日本の新戦車TK-Xは、冷
 戦終結後からかなり経ってから計画された戦車であり、今の時代に相応しい
 コンセプトの戦車となっています。
URLリンク(obiekt.seesaa.net)

我田引水もいいところだよな。
10式は軽量化のために装甲を犠牲にしている時点で、他国の3・5世代戦車
とは発想がことなる「冷戦」型の戦車なんだがな。
まあ、恋は盲目とということだろうが、それで評論をやるなよw

>日本の新戦車TK-Xは、冷戦終結後からかなり経ってから計画された戦車

兵頭二十八氏は、戦車マガジン編集者時代の経験としてこう言っている。

『ざんねんですが、TK-Xは、1991~2年の湾岸戦争よりも前から
基本コンセプトが固められていることは間違いありません。
わたしは当時、三菱重工のOBから「次(90式)の次の将来戦車として、
逆に軽量化した40トン台の主力戦車を開発中」と教えられました。
もう概略図まであり、そのターレット前縁は楔型に尖っていました。
今回、あまりに「そのまんま」のカタチに見えますので、感心しています。』
URLリンク(sorceress.raindrop.jp)

449:名無し三等兵
11/10/21 16:38:41.63
>>448
犠牲にして、あの防御力か

450:名無し三等兵
11/10/21 16:40:08.04
>>448
10式の装甲って素材技術の発展で軽量化出来たんじゃなかったっけ?
URLリンク(ja.wikipedia.org)
>>炭素繊維やセラミックスの装甲板への使用や、小型化などにより、全備重量は90式戦車より約12%ほど軽量になったとされる。
あと兵頭二十八の証言っていうのがイマイチ信用できないんだが


451:名無し三等兵
11/10/21 16:42:13.23
それで気になったんだけど、「証言」っていうのは何かの証拠としてはどうなんだろうね?


452:名無し三等兵
11/10/21 16:56:23.73
まあ基本コンセプトが湾岸戦争以前に固まっていたという話は信用していいんじゃないかい?

ただ、兵頭氏自身の見解や印象は読んだ感じあまりアテにならないと思うな。
その後現代向きなアップデートはされただろうし、あとは出てきたものを評価するしかないよね。

453:名無し三等兵
11/10/21 17:25:01.77
>>427
アルバート・A・ノフィ著 「ワーテルロー戦役」 コイノニア社
ワーテルロー戦でのナポレオン軍と連合軍の戦闘行動が時系列にそって解説され、19世紀初頭の軍隊の装備、編成、戦術なんかも
わかるようになってる。
ローラ・フォアマン&エレン・ブルー・フィリップス著 「ナイルの海戦 ナポレオンとネルソン」
ジョン・テレン著 「トラファルガル海戦」
どっちも原書房。こっちは海。軍艦の等級や海戦への動き、そこでのエピソードや戦術なんかが解説されてる。

454:名無し三等兵
11/10/21 17:38:01.47
>>452
俺も兵頭氏は見てきたことだけ書くならそれなりに意味のある本を書けるんだが、当人の見解、分析が入るととたんに糞になると思う。
だからまあ、主観の混ざってない、聞いただけの部分は正しいんじゃない?
10式も湾岸以前から計画されてた基本コンセプトがあったって部分は事実だろ、多分。

455:名無し三等兵
11/10/21 18:03:12.34
みんなもっと兵頭を信じてやれよw

456:名無し三等兵
11/10/21 18:54:59.15
いつもの人だろ
どうせ「JSF一派が~」とか言い出すんだ、スルーして積み本消化しようぜ

457:名無し三等兵
11/10/21 20:09:06.66
シャイラーの「第三帝国の興亡」読了
古い本だが第三帝国の全体像を理解しやすい
「第三共和制の興亡」も新しい版で出してください東京創元社さん

458:名無し三等兵
11/10/21 20:13:33.59
>誰かが今月の軍事関係新刊一覧とか出してくれると助かるんだが。

おk
2011.11月付けの新刊(すでに注文は可能なものあり)

海軍良識派の研究 日本海軍のリーダーたち
工藤 美知尋著 光人社NF文庫
税込価格: \870 (本体 : \829)

日本海軍戦闘機隊写真集
大陸の古豪、第12航空隊と第14航空隊
伊沢 保穂著
大日本絵画

ミリタリー雑具箱 吉原昌宏ミリタリーイラスト作品集
著者 : 吉原 昌宏
税込価格 : \3,045 (本体 : \2,900)
出版 :大日本絵画

翔べ海上自衛隊航空学生 パイロット人生38年の航跡 光人社NF文庫 おN?711
著者 : 岡崎 拓生
税込価格 : \820 (本体 : \781)
出版 :光人社
〔「潜水艦を探せ」(かや書房 平成9年刊)の改題〕

<オマケw>
二人だけが知っている超アンダーグランドのしくみ 3・11人工地震テロ&金融サイバー戦争 だまし討ちに気づかない日本人へ!これ以上毟られるのがいやならこれだけは知っておけ! 超☆はらはら 006
著者 : ベンジャミン・フルフォード
税込価格 : \1,785 (本体 : \1,700)
出版 :ヒカルランド

459:名無し三等兵
11/10/21 20:15:40.50
>>458
><オマケw>
題名目にしただけでSANチェック失敗しそうな代物だな。

460:名無し三等兵
11/10/21 20:20:32.02
>>458
宇宙戦艦臭がプンプンするよw

461:名無し三等兵
11/10/21 20:27:47.01
>>460
宇宙戦艦に失礼だろw

462:名無し三等兵
11/10/21 20:58:40.18
二人だけって、ベンジャミンちゃん以外にもう一人いるのかよ

463:名無し三等兵
11/10/21 21:02:25.83
>>458
「潜水艦を探せ」これは地味に良い本だった気がする。
光人社も、太平洋戦争から自衛隊に時代が移ってきたなあ。

464:名無し三等兵
11/10/21 21:35:39.39
>458
ベンの奴は、今月のムーと同じネタの使いまわしかなぁ。
クルスクから引き上げた核弾頭を日本に密輸して、「ちきゅう」を使って日本海に埋めたって話。

465:名無し三等兵
11/10/21 21:41:00.06
核弾頭ごときであの規模の地震が引き起こせるなんて、地球も随分御都合主義だなあ

466:眠い人 ◆gQikaJHtf2
11/10/21 22:46:38.01
昨日で東京駅のA賞堂が閉店ですと?!
リニューアルオープンしてまだ半年しか経っていないのに。

仕方ないので、八重洲ブックセンターに行って散財してしまった…orz。

『スエズ運河を消せ』(デヴィット・フィッシャー著・柏書房刊)
ジャスパー・マスケリンと言う英国のマジシャンが行った北アフリカでのカムフラージュ作戦の話。
取り敢ず、中々面白そうな内容。
ヒトラーが彼の首に懸賞金を付けたのも宜なるかな。

『ナチを欺いた死体』(ベン・マッキンタイアー著・中央公論新社刊)
こちらは、『ナチが愛した二重スパイ』の著者が書いたもので、『実在しなかった男』を書いたユーエン・
モンタギューが手がけたシチリア上陸に関する欺瞞作戦を、彼の死後、彼が保管していた極秘文書を
用いて再構成したもの。
ミンスミート作戦の全貌が、新たな資料を得て生々しく描かれている。

『ソ連・コミンテルンとスペイン内戦』(島田顕著・れんが書房新社刊)
スペイン内戦に於けるソ連とコミンテルンによる人民政府支援の考察。
分類していくと、こうした支援ルートは実に多岐に亘り、18のルートがあったとされる。
冷戦後に新たに公開されたソ連側の資料を見つつ、人民政府支援を再構成したものと言える。


467:名無し三等兵
11/10/21 23:11:37.57
商店街の小さな本屋や地方中小書店だけでなく
都心の中規模良質書店まで潰れ始めたってことか。
ブコフの準都心進出とか影響大きいよナ~。

出版業界自体がもう厳しすぎるので、田舎帰って
家族だけでやれる小規模良質書店でもやろうかと
考えていたんだが…。
万引き対策で間口狭くして、DQNが来ないように
漫画・コミックは置かずに…とか難しいことが
多い。

468:名無し三等兵
11/10/21 23:11:45.57
>>466
>>37

スペイン内戦おもしろそう

469:名無し三等兵
11/10/21 23:13:30.68
>>467
ネット専業の古本屋でも始めたらいかがです

470:名無し三等兵
11/10/21 23:23:42.46
書泉6Fとか、昔は軍事系書籍雑誌洋書がまさしく泉のように湧いて
いたんだが(ホンマか?)、最近は鉄ヲタが泉のように湧いてるよナァ。

471:名無し三等兵
11/10/21 23:40:50.93
A賞堂閉店しちゃったのか、地上の頃は品揃え良かったけど地下に移ってからは寂しくなって行かなくなったな。合掌


472:名無し三等兵
11/10/21 23:48:34.06
さて神保町が戦場になる日まで1週間を切ったわけだが

473:名無し三等兵
11/10/22 09:52:34.63
>472
すずらん通りに安売りブース出す立場でしたから、
古書の表通りはお前らが大挙してやってきてミリタリ
関連はペンペン草も生えない状況になることはよく
知っていますw
だから古書市のときは他の分野の猟集に特化して
ます。

表通りと岩波の裏だけでなく、酸性堂の横の古書
ビルに上ってみることもオヌヌメします。

474:名無し三等兵
11/10/22 10:02:49.46
鎌倉の戦記とか見てるけど
当時ってもしかして主兵装弓矢?

475:名無し三等兵
11/10/22 10:21:33.21
馬に乗って弓を打ちまくるのが主な戦い方です
乱戦になると長刀とか槍を振り回しあう

476:名無し三等兵
11/10/22 11:08:45.63
質問です。
中世の武士道の話で
だれもいないときはあやしてるのに女房や妻が近づくと
強い武士になるように見ているのだ、とか答えたのろけ話ってどの話か知ってますか?

477:名無し三等兵
11/10/22 11:55:27.50
>>476
板違い

478:名無し三等兵
11/10/22 18:03:24.83
>>448
雑誌といえば週刊SPAには消えない汚点があるらしい

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/22(土) 10:26:24.28 ID:wVvLJ6it
お仲間の初心者Q&Aまとめサイトが消えてしまったな。

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/22(土) 14:49:10.44 ID:JvFCjdEw
>>787
mixi常見コミュの所沢の報告によればサーバーから
「違反があったので凍結したが,違反の中身は教えられない.凍結解除は無い」
というメールが来ているそうだ。
んでバルセロニスタが 「違反って何だろう?まあだいたい誰が違反通報したかはわかるが」 とか言ってる。
原発関連で評価を落としてるところにくだらん揉め事を繰り返して、
あんなサイトでも確か週刊SPAで軍事系最大手とか紹介されたことがあったんだよな。。。


479:名無し三等兵
11/10/22 18:33:25.85
違反通報はどうせいつも通りアツコバ君でしょう
さっさと巣にお帰り

480:名無し三等兵
11/10/22 18:37:56.13
またご一行様の決めつけが始まったよ

481:名無し三等兵
11/10/22 18:46:22.09
最近出た太平洋戦争研究会の写真週報に関する本、大空社の復刻版やアジ歴では
モノクロだった表紙や広告がカラーで鮮明に載っている上に、前2者では不鮮明で
読みにくかった記事の文字も鮮明で読みやすいね。

482:名無し三等兵
11/10/22 18:46:59.96
チェックしてるだけで「御一行様」か、ずいぶん丁重な扱いだね

483:名無し三等兵
11/10/22 18:57:55.11
ご一行様って誰だよw

>>476
行くとしたら戦国時代板か。
軍板で聞くなら初心者スレなら教えてくれるかも。

484:名無し三等兵
11/10/22 19:10:29.76
ここでよく使われる言葉JSFとその取り巻きを指すらしい
週刊オブイェクト その12
スレリンク(war板)
隔離スレ
岩見浩造 ◆Pazz3kzZyMスレ
スレリンク(tubo板)

485:名無し三等兵
11/10/22 19:48:08.57
>>467
もう読んでいるのかもしれないが、本屋さんになるとはを書いた本・・・・つ『菊池君の本屋』

486:名無し三等兵
11/10/22 20:02:25.89
原発事故以来、従来のアンチ以外にも反感買ってたところに
写真掲載などで著作権無視を指摘されていたので、
誰が通報してもおかしくない状態。左翼側なら当然抗議潰しは手馴れてるだろうが。

このスレ的に他山の石な部分はやはり著作権だろう。
書評は良いが、個人サイトを立ち上げて中のページや図を次々スキャンしたり
ネット上の画像を頂いてくる構成をとっているととんでもないしっぺ返しを食らう。

487:名無し三等兵
11/10/22 20:07:55.64
>>478
市民運動観測スレにも同じ書き込みして、むなしくならないのw?

488:名無し三等兵
11/10/22 20:15:42.19
>>486
お前、オブイェクトと混同してるだろ?

あと、自分の巣でやれ

489:名無し三等兵
11/10/22 20:49:26.85
>>488
お前、オブイェクトと混同してるだろ?

あと、自分の巣でやれ

490:名無し三等兵
11/10/22 22:17:17.91
混同正臣
なんちゃって

491:名無し三等兵
11/10/22 22:20:40.33
名前出して書き込みに来なくても迷惑な人

492:名無し三等兵
11/10/22 22:51:17.95
>>484
そのスレで書評についても触れられてるが

>ただ書評でも、「オレはこんだけ読んでんだぞ。どーだ、すげーだろ」とでも言いたげな自慢臭さがうざいんだよな

そんなもんあったか?数が多い時はあったが。

493:名無し三等兵
11/10/22 23:07:05.08
嫌いな奴の作った飯はそれだけで不味いんだよ!

494:名無し三等兵
11/10/22 23:25:36.61
>>492
そのスレの事はそのスレでやれ
なんでこのスレに持ち込むんだ

495:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/22 23:59:46.81
「飯が食えるだけでもありがたい」と思った経験はないのだろうか。
俺はある。

自分としては誰でも食えるような飯の話が良い。
土山しげる『極道めし』じゃないけどフランス料理だの
あまつさえ何年物で数本しか残ってないワインだのは好きくない。
光人は勿論新潮、春秋、講談、中公等々、個性を出しつつ大衆食堂の良さを
味わえるところが好き。

だが、戦記物に書かれているような極限の飢餓、慢性的な栄養失調だけは分からないな。

496:名無し三等兵
11/10/23 01:23:47.48
それをコテで書く理由がわからない

497:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/23 01:34:05.86
実際書きたくても書けない状況だったんですが。
出先で開通させた回線に●入れてないんですよ。
週末なんで実家に戻ってるけど。
ケータイやスマホみたいな小さい物でネットやる習慣も無いし。

498:名無し三等兵
11/10/23 01:35:33.39
自分語りうざい

499:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/23 01:44:33.22
>>498
いやぁどうせ何言ってもその答えの人だって思うと。

>>463
最近刊行した物も徐々に階級が下がってるんですよね。
世代ごとに順繰りにお迎えが来ていると同時に、
マニアの側からは要求が詳細化し過ぎたこと、
民衆史史観、自分史的な考え方の広がりなどがあると思う。
単行本含めても90年代は尉官や古兵物、最近は少年兵物が多い。
NFの乗組員物が特徴的だ。
70年代より前は将官佐官が目白押しだった。

それもあって光人社は経営方針を現代にシフトしたようです。
ある意味、本当の意味で総合誌に脱皮(回帰)しようと図ってるんでしょうね。

500:名無し三等兵
11/10/23 02:20:28.15
書評書いたら>>492だしな

501:名無し三等兵
11/10/23 03:54:43.14
●新刊情報

『情報戦争と参謀本部 日露戦争と辛亥革命』
URLリンク(www.bk1.jp)
佐藤 守男
出版:芙蓉書房出版
発行年月:2011.10
税込価格:\6,090 (本体:\5,800)

502:名無し三等兵
11/10/23 05:44:29.19
まぁコテ批判もそれに対する反論も、既に専用スレがあるんで此方でやれば良いかと。
スレ違いだし。
岩見浩造 ◆Pazz3kzZyMスレ
スレリンク(tubo板)

503:476
11/10/23 09:00:54.00
転載します

504:名無し三等兵
11/10/23 12:38:46.50
転載馬鹿本
なんちゃって

505:名無し三等兵
11/10/23 13:16:13.14
第一次世界大戦についての本を読みたいんですが
初心者はどれから読めば良いでしょうか?

506:名無し三等兵
11/10/23 13:28:58.10
八月の砲声?

507:名無し三等兵
11/10/23 13:47:23.99
「八月の砲声」は塹壕が延びに伸びていく話の手前で終わるから、あれ、つづきは?ってなった。

学研のムックか歴群アーカイブのが良いと思う。

508:名無し三等兵
11/10/23 14:45:07.68
別宮氏のサイトを見るのがいいんでは?
無料だし

509:名無し三等兵
11/10/23 16:07:50.01
学研の図説第一次世界大戦が定番じゃないか
序盤なら八月の砲声だが

510:名無し三等兵
11/10/23 16:38:13.06
>505
「写真が語る第一次世界大戦」(あすなろ書房)
URLリンク(www.asunaroshobo.co.jp)

少年向けだけど決してバカにしたもんじゃないよ。
ンにしても、ちょっとお高いので古書店でも探したらいかがでしょうか。

---
同じ傾向でもう少し上級なのが
J.M. ウィンター『第一次世界大戦(上・下)』(平凡社1990年)

これはそれまでの国際情勢や政治状況から戦時下の市民生活までビジュアル
によくまとめてある。
上に記したあすなろ版も本書もともに猪口邦子監修だから、兵器等について
の詳細はあまり期待しないほうがよろしい。
絶版なので古書探すしかないけど、私はたまたまブコフのしかも半額セール
で上下巻400円で入手してしまった。

---
もうまったく戦術やら兵器のことだけに絞りたいというのであれば、学研の
歴群ムックから選ぶのが無難です。

511:名無し三等兵
11/10/23 16:49:17.25
>>505
いいから八月の砲声だけまずよめ。

512:名無し三等兵
11/10/23 16:51:42.02
八月の砲声の次は「さらば古きものよ」読め
おすすめ

513:名無し三等兵
11/10/23 17:11:49.88
まずは「西部戦線異状なし」から
URLリンク(ja.wikipedia.org)

514:名無し三等兵
11/10/23 18:32:14.95
リデルハートの第一次世界大戦

515:名無し三等兵
11/10/23 18:43:55.15
この間読んでた「ヨーロッパの百年」上巻にも第一次世界大戦の時期に欧州世界の庶民が
どういう体験をしたかが書かれてたな。
前線でも戦争全中後期ごとに兵士の感情が変わっていった様子とかが知れて中々良かった

516:名無し三等兵
11/10/23 18:54:22.22
「ガリポリ」も思い出してあげて下さい><

517:名無し三等兵
11/10/23 18:55:53.81
何を言ってるんだ?
まずは「青島要塞爆撃命令」を見てからだ!
URLリンク(www.amazon.co.jp)

518:名無し三等兵
11/10/23 22:12:41.72
※フィクションですぅ。

ドン・ウィンスロウ『犬の力』角川文庫

概要:数十年間、麻薬戦争を戦い抜く男たちの物語。
属性:ぶっかけ、グロ、バイオレンス、銃撃戦。
類似:ニトロプラス作品。
見所:登場する様々な銃器の蘊蓄、警察系特殊部隊の描かれ方。
            作者の数年にも及ぶ取材のためか、とてもリアルリアリティーっぽい。

519:302
11/10/23 22:19:24.71
>>518 に便乗して
URLリンク(www.amazon.co.jp)
パブロを殺せ-―史上最悪の麻薬王VSコロンビア、アメリカ特殊部隊
著者がマーク・ボウデンで気になるのですが どなたか読了したかたはいらっしゃいませんか?

520:名無し三等兵
11/10/24 00:00:13.79
おまえがいま感じている読後感は精神的疾患の一種だ。しずめる方法は俺が知っている。俺に任せろ。

521:名無し三等兵
11/10/24 00:41:06.19
感感俺俺改変するなら積積読読か読読積積にしろ

522:名無し三等兵
11/10/24 00:42:51.25
おまえが今積んでいる積み本は精神的疾患の一種だ。沈める方法は読書が知っている。読書を続けろ。

523:名無し三等兵
11/10/24 07:53:17.01
同時に「本買うの少し控えろ」とアドバイスしないと…

524:名無し三等兵
11/10/24 11:35:30.09
>>523
別の病気になってしまうではないかw

525:名無し三等兵
11/10/24 18:34:23.82
4000円無駄にしてしまった
安物買いの銭失いとはこのこと
この4000円でどの本が買えただろう
そう考えると後悔が2倍

526:名無し三等兵
11/10/24 18:34:52.23
「俺もお前も戦争という病気だ。
 お前の病名は積ん読者。
 そして積ん読者がいないと、出版社は戦争本が続けられないんだぞ」

527:名無し三等兵
11/10/24 19:06:00.47
おお、今週末から第52回神田古本祭りではないか

528:名無し三等兵
11/10/24 20:02:32.34
今週末東京へ行くはずだったのがあえなくパーになった田舎者の俺には
最早何の関係もないことよ

529:名無し三等兵
11/10/24 20:21:25.43
来月原書房から戦時中のドイツ軍の装備に関する図鑑本出るね。

530:名無し三等兵
11/10/24 20:25:23.21
くるつきばるしょぼう?

531:名無し三等兵
11/10/24 20:52:37.78
学者オタ

532:名無し三等兵
11/10/24 22:32:23.79
>>440
>>447
>>453
遅れましたが、丁重に答えていただいてありがとうございます


533:名無し三等兵
11/10/25 01:00:36.11
3DCGで零戦21型の透視図を作りたいと思っています
機体本体やにフレームついては図面などそこそこの
資料が見つかりますが。 栄12型の資料を探していますが
モデリングの参考になる資料を見つけられません。
栄12型の図面などが載っている書籍ってないでしょうか?
宜しくお願い致します。

534:名無し三等兵
11/10/25 16:39:34.62
このスレが文系バカの巣だということがわかったw

535:名無し三等兵
11/10/25 17:01:06.33
>>533
外形写真+アルファ程度でいいなら「丸メカニック」あたりにもある。
動作機構や細部まで知りたければ恵比寿の防衛図書館か神奈川の第二術科学校図書館
あたりに行って栄エンジンのマニュアル現物を拝んでくればよいと思う。
防衛図書館なら複写も出来る。

536:名無し三等兵
11/10/25 17:15:11.67
「写真 日本の軍艦 別巻1 海軍艦艇図面集1」って興味があるんですが
どういうものが載ってるんでしょう?

537:名無し三等兵
11/10/25 19:26:28.79
>>534
片方のまゆを剃って
積ん読の山に篭ったりしてるしね

538:名無し三等兵
11/10/25 19:46:56.61
>>537
まゆが生えそろう前に積ん読の山を消化出来る気がしません><

539:名無し三等兵
11/10/25 20:54:37.23
>>536
大型模型を作る人向きの図面集。本ではなくて、図面が箱に入ってる。
学研本の折込みたいな図面ね。模型作らない人にはあまり必要ないと思います。

540:名無し三等兵
11/10/25 21:00:43.96
>>535
ご親切に有難うございます
恵比寿は近所なので早速調べてみます。

541:名無し三等兵
11/10/25 21:17:29.60
>>539
ありがとうございます。ちょっと目的とは違うのかも……?

赤城や蒼龍の内部が知りたいのですが
エレベータや格納庫等の詳しい図(若しくは写真)が載ってる本は
ご存じないでしょうか?

542:名無し三等兵
11/10/25 21:22:30.29
>>541
そういう透視図が見たいのならこっちの方だと思う。初洋書かも知れないが買っちゃえ

URLリンク(www.amazon.co.jp)
Imperial Japanese Navy Aircraft Carriers 1921-45

543:名無し三等兵
11/10/25 21:28:51.26
>>542
うわああ、こういうの欲しかったけど見つけられなかったんです!
ありがとうございます!

544:名無し三等兵
11/10/25 21:30:09.61
>>541ではないが、安 い!
そんな値段で買えるんだ


545:名無し三等兵
11/10/25 21:35:50.48
Osprey初体験って初々しい

546:名無し三等兵
11/10/25 21:36:52.72
この著者とこのテーマなら絶対外れがないレベルで名著を2つ。

笹川裕史『中華人民共和国誕生の社会史』(講談社選書メチエ)

出ていた事自体知らないという不覚を取ったが…かの「銃後の中国社会」の笹川氏が、更に数倍パワーアップして戻ってきた!
文句なしの名著。いまの中華人民共和国がどうしてこうなったのかが、国府の大後方たる四川省の戦後状況の滅茶苦茶さから見えてくる。
档案の研究はなお続けている模様なので、この先の時代の分が待ち遠しい。

Gordon L Rottman "Vietnam Gun Trucks" Osprey

自身ヴェトナムで特殊部隊従軍経験を持ち、これまで多くの名著を残してきた著者による、おそらく決定版代表作。
1967年に誕生し、1972年に(一度)消滅した、これまで独立兵科として全く認知されて来なかった知られざる「攻撃兵科」…Gun Truck
その非常的防衛手段としての誕生から、極めて攻撃的な高速歩兵戦車としての(米軍ヴェトナム撤退による)終焉までを、
組織編成・戦術・兵器としての発展、独特のメンタリティなどあらゆる麺から描き出している。
たまたま読み合わせる事になったのだが、歴群アーカイヴ「第一次世界大戦・2」の冒頭の、田村尚也氏による菱形戦車論と比較すると非常に興味深い。

っても原書読めねえよ…というそこの貴方、はっきり言ってこれ、英語読めない新規移民米兵向きの手引き本です。
終章"ASSESSMENT"を締めくくるこのパラグラフの意味が取れれば大丈夫。
" It would be 40 years later,in iraq,but the Army would find itself in need of convoy escort and faced an ingenious and even more deadly enemy determined to ambush convoys.
Atypically,the Army initially made no effort to study the successful gun track operations and principles developed in Vietnam.
Instead they reinvented the wheel and it proved to be costly"
わずか48ページの一冊でなにからなにまで完結していることもあり、写真集の次の最初の原書としては最適かと。
…しかしいまごろになってこんなテーマの本に着手する訳だ著者。古巣相手に激怒しているなあ…

547:名無し三等兵
11/10/25 21:38:31.30
>>542
売れちゃったwww

548:名無し三等兵
11/10/25 21:43:56.56
>>544
わはは、>>541,>>544ではないがさっそくポチったぜ。

549:名無し三等兵
11/10/25 22:45:53.83
便所の一とかも載っているなら欲しいなぁ


550:名無し三等兵
11/10/25 22:49:39.33
この手の本って、翻訳すると途端に値段が跳ね上がるんだよな

551:名無し三等兵
11/10/26 00:31:49.10
日本の基本の値段設定が高いからね


552:名無し三等兵
11/10/26 00:32:43.89
>>549
そういう情報が欲しければ昭和造船史別冊の図面集(ただしプリントは凄く汚い)とか
原図刊行会が出してた原図コピーを探したほうがいい。
各甲板ごとの諸室配置とかがある。

553:文系カバ
11/10/26 00:52:47.17
>>533
現在入手可能で大体のイメージがわかり簡易なものでもOKなら
●双葉社の3DCGシリーズ「零戦」
h URLリンク(www.futabasha.co.jp)
●学研の歴史群像<太平洋戦史スペシャル>Vol.2『決定版 零式艦上戦闘機』
h URLリンク(rekigun.net)

あたりでいかがですか?
他には丸や航空雑誌のバックナンバー、国産航空エンジン史みたいな書籍もある
にはあるのですが、探すのに苦労すると思います。
神田の篠村書店、菅村書店、文華堂あたりも廻ってみてください。

554:名無し三等兵
11/10/26 02:15:28.67
今月出た2冊の戦中のイギリスの特殊作戦本の評判はどんな感じ?

555:名無し三等兵
11/10/26 08:34:41.87
秋月級の10センチ高角砲が、スペックは高いんだけど、いったん弾を撃ち尽くすと弾倉交換で約20分は全く撃てない、と書いてある本があるそうなんですが。

どの本か分かる方、いらっしゃいますか?


556:名無し三等兵
11/10/26 11:57:40.29
読んでないが、どうせそんないちゃもんを付けるのは遠藤昭に決まってる。
「高角砲と防空艦」じゃないの?

557:名無し三等兵
11/10/26 19:24:47.31
>>542の戦艦版はないのですか?

558:名無し三等兵
11/10/26 19:45:46.73
失敗しない電子書籍端末選び
URLリンク(tf.digital-dime.com)

559:名無し三等兵
11/10/26 19:47:41.77
>>555
>弾倉交換
普通に揚弾筒使ってなかったっけ?

560:名無し三等兵
11/10/26 21:42:49.46
清水政彦『零式艦上戦闘機』ってどう?従来の説に多く異を唱えてるけど。

561:名無し三等兵
11/10/26 22:06:36.90
宣伝じゃなければ、気になるなら図書館で取寄せるなりして読んでみればいいだろう。

562:名無し三等兵
11/10/26 22:27:00.46
>>560
零戦は無敵じゃないスレで、20㎜機関砲の説明で納得できないところがあるけど、良著だって言われてましたよ。
そこのスレで新通説と挙げられてるほとんどは、その本に書いてあることですし。

納得できないのは、

・機体表面で爆発してしまうことが多いので、エンジンやパイロットを普通に貫通してれば致命傷を与えられるのに、それが難しい。
・どこに当たってもダメージは与えられるが、実は致命傷を与えにくい武器。

だと。

563:名無し三等兵
11/10/26 22:41:35.62
>>553
ご親切に有難うございます。
ご提示なされた決定版『 零式艦上戦闘機』
よりもう少し精密にモデリングしてみたいと
思いまして…
仰る通り資料探しで苦戦しております。
あきらめずに資料探し続けてみます。
有難うございます。


564:名無し三等兵
11/10/26 23:03:32.71
>>557
あまぞんで、一緒に買うに表示されてるが>戦艦

565:名無し三等兵
11/10/26 23:07:05.25
>>562
wikipediaにも書かれてるがこれだろ。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
九九式一号銃の初速では弾丸の信管の不具合もあってB-17の防弾板を至近距離でなければ貫通できないことを海軍が鹵獲した実物で確認しており、高初速の二号銃の採用は、
弾道改善のためだけではなく貫通力改善の意味合いも強かった。先行して信管の改良も実施されている。

566:名無し三等兵
11/10/26 23:26:14.42
>>564
Imperial Japanese Navy Battleships 1941-45 (New Vanguard)ですか?
すいません、なか見しても透視図メインか今ひとつ分からなかったもので…

567:名無し三等兵
11/10/27 08:14:59.49
拙著『ロシア軍は生まれ変われるか』発売
URLリンク(brrsm2.blog.fc2.com)

568:名無し三等兵
11/10/27 08:40:46.96
>>567
宣伝活動乙

569:名無し三等兵
11/10/27 08:44:07.91
軍研で連載してたやつ?

570:名無し三等兵
11/10/27 09:29:52.35
ツイッターでも見たけどあらゆる所で宣伝しとるな~

571:名無し三等兵
11/10/27 10:11:37.30
>567
ユーラシア・ブックレットからか……
あそこ、薄いけど結構面白いテーマの本を量産してるんだよね。
旧ソ連の閉鎖都市とか、グルジア紛争の概説とか。
難点は、大きめの本屋で無いと置いてない所。

572:名無し三等兵
11/10/27 16:06:57.95
鹿砦社
赤軍と白軍の狭間に
初版、帯付き

安かったから手を出した、後悔してない
実質、トロツキーのソビエト革命擁護パンフレットみたいなもの

573:名無し三等兵
11/10/27 16:22:26.06
よーし、パパ、ニコライ擁護パンフレットみたいな薄い本出しちゃうぞ!

574:名無し三等兵
11/10/27 16:36:33.82
赤色需要の大半が軍板界隈な気がしてならない

575:名無し三等兵
11/10/27 16:42:12.62
神田古本市の初日偵察に行ってきた。
例年どおり小川書店が岩波のウラ横丁で露店開いている。
それから軍学堂の露店は東の端(三省堂前)。
あと軍事系はパラパラだが、三省堂のすずらん通り側露店や
古書会館地下は土曜日から開店のようだ。

576:名無し三等兵
11/10/27 18:24:57.45
575とすれ違った気がしてならない(´・ω・)
中央書房に軍事系が少々あったね

577:名無し三等兵
11/10/27 19:16:15.74
同じく仕事帰りに寄ってきた。七時までやってるのが有り難いが、一日目は今一ピンとくる本には会えなかったな
明日以降の放出に期待か

578:名無し三等兵
11/10/27 22:19:55.94
軍学堂は期間中のセールみたいなのやってた?10%オフみたいなやつ


579:名無し三等兵
11/10/28 13:31:14.80
湾岸戦争、もしくはイラク戦争、もしくはごく近い戦争のもので
航空戦の参考になる書籍を教えて下さい。
戦闘機パイロットによる手記でも良いです。

580:名無し三等兵
11/10/28 13:44:41.46
イラク原子炉攻撃! ロジャー・クレイア


581:名無し三等兵
11/10/28 16:16:36.23
>>579
空戦フォークランド

ちょっと過去かな?

582:名無し三等兵
11/10/28 16:27:02.43
ごく近い戦争というと
応仁の乱どすか?

583:名無し三等兵
11/10/28 16:30:28.31
>>579
あの原子炉を叩け!

かぶっているかな。

584:名無し三等兵
11/10/28 16:53:45.51
「あの鐘を鳴らすのはあなた」

585:名無し三等兵
11/10/28 17:50:42.70
>>582
京都の方ですか?

586:579
11/10/28 18:12:31.69
>>580-581
イラク原子炉攻撃!
空戦フォークランド

の2冊は読了しました。
あとスミソニアンの現代航空戦もです。

他に何かないかなーと。

587:名無し三等兵
11/10/28 18:18:37.18
新人物往来社の「世界のドキュメント」シリーズって買いですかね?
古本祭りで、10冊三千円だったんですが、そのボリュームで悩んでます

588:名無し三等兵
11/10/28 18:22:00.28
湾岸戦争のトーネードパイロット戦記とかあったら読んでみたいな

589:名無し三等兵
11/10/28 19:44:28.14
>>579
戦闘機の戦術なら、80年代に出た本だが、
『図解 現代の航空戦』B.ガンストン、M.スピック/江端謙介・訳(原書房)

似たようなタイトルのがあって紛らわしいんで、ネットで買うときは特に気を付けて。
戦闘機の空戦マニューバとかいろいろ載ってるでよ。

590:名無し三等兵
11/10/28 19:54:40.57
>>589
自己レス。
これ、95年頃にソフトカバー版も出てたと思うけど、新、旧で中身が違うのかまではわかりません。
表紙の写真は違いますが。

591:名無し三等兵
11/10/28 20:06:26.41 x/gKFTls
探し方が悪い、と叱られそうですが。

第二次世界大戦終結までのフランス、ソ連の航空用エンジンについて詳細が載っている日本語の書籍はないでしょうか。
イスパノスイザとクリーモフエンジンの関係を知って、いろいろとその周辺についても調べたい、と思って探してみたのですが、
見つけられませんでした。
どうか、よろしくお願いします。

592:名無し三等兵
11/10/28 20:10:56.40
>>591
つ「世界の航空エンジン〈1〉レシプロ編」ビル・ガンストン、グランプリ出版

593:名無し三等兵
11/10/28 20:48:18.76
>>579
図解 エアパワー最前線 上下 航空戦術のすべて

持っているけど読んでいない

トムクランシーの戦闘航空団解剖

古書だと安価で入手可能性

594:名無し三等兵
11/10/28 21:20:51.71
>>589>>593
ありがとうございます。
「現代の航空戦」と「エアパワー最前線」を購入しました。
また感想書きますね。

595:名無し三等兵
11/10/29 19:44:14.05
>>592 ありがとうございます。
既に絶版みたいなので、図書館で探して読んでみます。

596:名無し三等兵
11/10/29 19:49:37.17
静かだなぁ
未だ神保町戦線から戻ってないのかな?
それとも戦利品で胸壁の構築中?
今年も参戦出来なかったorz

597:名無し三等兵
11/10/29 20:02:15.96
「戦利品を読破中」だけはありえないな

598:名無し三等兵
11/10/29 20:13:29.82
東京じゃなくて京都の古本まつり行ってきたけどなんか疲れた
「光人社よもやま物語シリーズ」一巻欠で91冊四万であったけど買う人いるのかな?

599:名無し三等兵
11/10/29 20:48:12.14
よもやまはどれも良作なので改題すれば売れるのもあると思う。
今の普通のひとって「よもやま」って使わないし知らないだろ。

600:名無し三等兵
11/10/29 20:49:39.85
>>566
Imperial Japanese Navy Battleships 1941-45 (New Vanguard)だが、今届いた、パラ見したが、透視図は大和の中央部と
艦首部が透視図になって見開きが1枚だけ。
しかしこの本$17.95だったのが1300円ほどで買えたわけだから、円高だよな。

601:名無し三等兵
11/10/29 20:59:36.18
今年も大日本絵画のブースで主婦に混じってくる仕事が始まるお・・・

602:名無し三等兵
11/10/29 21:09:22.73
>>596
昨日帰りにさっと見たけど、外のワゴンには戦記系が色々あったよ。
個人的には目標の本を定めて行ったので、あーこんなもんか、だったけど。

603:名無し三等兵
11/10/29 21:23:02.13
神保町報告。16時現在だが、八木書店前のワゴンで海軍砲術史7k、海軍施設系技術官の記録4,5k、日本の戦車上下5kがあった。ネット価格よりも安いので欲しい人がいれば行くべし。

604:名無しの愉しみ
11/10/29 22:04:30.99
>>598
やっべ、それ見てたら多少のダブリなんぞ気にせず
即買いしてたわ。

605:名無し三等兵
11/10/29 22:27:12.14
今回の古本祭りの戦果
「遥かなる橋」上下3000円
「ウインゲート空挺団」2000円
「ベスト&ブライテスト」上中下2500円
「ナポレオン戦争全史」1200円
「ナポレオン戦争従軍記」525円
「ナポレオンの亡霊」800円
「マジノ線物語」200円也

……ちょいとばかし羽目を外しすぎたぜ……(トオイメ

606:名無し三等兵
11/10/29 22:29:01.40
お客さんナポレオン好きだねー!

607:名無し三等兵
11/10/29 22:47:59.25
マジノ線200円はすごく良い買い物だw
10倍でも良い買い物。

608:名無し三等兵
11/10/29 22:50:14.38
古本なんかみんな電子書籍になったらええねん

609:名無し三等兵
11/10/29 22:52:29.31
この前読売も「電子書籍は日本では流行らない」って論調の提灯記事出してたし
利権問題で難しいだろうね。

610:名無し三等兵
11/10/29 22:54:00.73
そういやソ連のマルクス・レーニン研究所?の編纂した「第二次世界大戦史」
全巻セット12000円が、いつの間にか売れてたなあ
買う気はなかったけど、あれ資料としての出来はどうなんだろ

611:名無し三等兵
11/10/29 23:02:01.50
>>601
今年も「アドルフ・ガーランド」が置いてあったぜ……あれって売れてないの?
他のに比べてカバーが傷んでるのをあちこちの本屋(新書店中古書店問わず)見かけるんだが

612:名無し三等兵
11/10/29 23:45:03.19
>>605
なんだなんだ
たかが1万円程度で羽目を外したなどとおこがましいわwww

613:名無し三等兵
11/10/30 00:32:41.82
>>609
既にほとんどの文字情報はネットを通して読むようになったし、
いつオール電子書籍化されても構わないんだけど、電子書籍の難点は後でいくらでも修正できること。
発行したら関係者からクレーム付いて中身変更ってのを頻繁にされると困るな。
2chでスレ立つ度に中身がころころ変るような書籍になってしまうかも。

614:名無し三等兵
11/10/30 01:20:15.00
もし全部電子化したら積読家はどうなってしまうん?

615:名無し三等兵
11/10/30 01:38:14.45
>614
いつでも入手できることになったら絶版を心配することもなくなるワケだ。
そこでこれまで積み上げた本の読み方にかかるわけだが、さほど面白くも
なければさして重要でもなかった本ばかりであることに気づいて、新たな
るコレクションの対象を探すワケだ。

∴ 積読家の大部分はただのコレクター

616:名無し三等兵
11/10/30 01:43:29.62
>>615
コレクターですらなくて単なる消費マニアでしかない場合が多いぞ
コレクターだと系統とか意義とか本質的にどうでもいい部分にこだわるようになるしな

617:名無し三等兵
11/10/30 01:46:41.85
お金ないし田舎もんやから
積む楽しみなんかのうなってもかましまへん

618:名無し三等兵
11/10/30 02:44:04.36
電子書籍が勝てないのは、「本を手に取ってる満足感」だと思う。
でも電子書籍が普及していくと、そういった感覚を知らない人も増えていくんだろうな

619:名無し三等兵
11/10/30 08:47:51.73
神保町とかは電子書籍の波とは無縁だと思う、あの膨大な、それこそ百年単位で昔の古書とかを
全部電子書籍化するって暇人がいないかぎり

620:名無し三等兵
11/10/30 09:51:06.07
>>619
電子書籍化で雇用創出
本気出したら数ヶ月の間だけ完全雇用が実現できるだろ

621:名無し三等兵
11/10/30 10:00:26.51
紙が贅沢品になったりしたら、ペーパーメディアは否応なしに電子化するんじゃないか

622:名無し三等兵
11/10/30 11:09:59.16
電子媒体だと紙の媒体より後世に残りにくいような気がする。

623:名無し三等兵
11/10/30 11:24:23.00
紙媒体のほうが読みやすい
検索機能とか付くならいいけどつかないなら欲しい情報の検索も紙媒体のほうが早い

624:名無し三等兵
11/10/30 11:29:04.89
>電子書籍が勝てないのは、「本を手に取ってる満足感」だと思う。
だからこそ電子書籍が画集や写真集も駆逐しているてな話は聞かないのだが
軍事、特に20世紀以降を扱った書籍は戦場の情景、軍装、銃器のデティール
や部隊のマーキング等、洋の東西問わず良き写真集であることも求められている
と思うんだよね。

625:名無し三等兵
11/10/30 12:56:49.82
本やら雑誌やらを単なる情報媒体として捉えるかどうかだよな。

>>622
政府関係のものはさっさと電子化すべきだと思う。
段ボール入れて倉庫に積んだままだから探せないとか、
あまつさえ未整理のまま場所開けのために捨てちゃったからもうないとか聞く。

626:名無し三等兵
11/10/30 13:14:13.17
学術論文は電子化するのが当然になったし。

627:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/30 13:15:22.94
それは業務遂行のために作成した内部文書の話でしょう。
「政府刊行物」なら発行時に国会図書館に納本しているか整理する際に公文書館に渡している筈です。

運輸、防衛分野はかなり文書を残す方だと聞いてます。

実は、国会図書館が2010年から一気に進めだしたデジタル化、
これでかなりの政府刊行物がデジタル化されていまして、
館内での閲覧は可能になっていますね。

私が軍事関係で見た物は戦前の軍事雑誌とか
対テロ戦争絡みで作成した政府のレポート(PDF)とか。

現状は館内の限られた端末でしか見れないけど、
来年1月のシステム更新で、原則全ての端末で見ることが出来、
来館不要で見れるものも増えるらしいです。

628:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/30 13:18:25.58
>>626
実はそれも全部できてるかと言えばそうではない、というのを見たことはあります。下記のレポートで。

時実象一「日本発行の科学技術雑誌の調査(1)」『情報管理』2008年11月
時実象一「日本発行の科学技術雑誌の調査(2)」『情報管理』2008年12月

ま、3年経ってどれだけ進展したか、と言うことでしょう。

629:名無し三等兵
11/10/30 14:06:48.05
仕事の内容;
 国立国会図書館内に於いて、図書関係データの入力作業 入力チェック作業
学歴;
 不問
採用人数:
 30人
必要な経験等;
 データ入力
必要な免許・資格;
 司書資格は特に必要はありません(あれば尚可)
求人条件にかかる特記事項;
 週5日勤務、又は週2~3日勤務も可 データ入力の速い方
通勤手当;
 実費支給 上限あり 日額250円
従業員数;
 企業全体10人
受理日;
 平成23年10月28日

630:名無し三等兵
11/10/30 15:27:26.08
>>623
昨今は印刷版はモノクロ、電子書籍版はフルカラーという本があってだな。
だがそれでは紙の本の読者が不公平なので電子書籍版では一部記事を削除して、
コンプリートする為には紙と電子書籍両方を買うようにしてあるのだ。
そういう事をされると買う側は非常に困るんだー

631:名無し三等兵
11/10/30 16:45:32.30
記録媒体が竹から紙に変わる時もこんな争いがあったのかな。
紙なんかすぐ破れちゃうじゃん、とか
竹にちまちま文字を削ったり、竹の重さを感じながら読む方が味があっていいんだよ、とか
結局は慣れの問題に過ぎないような気がするな。


632:名無し三等兵
11/10/30 18:06:32.63
神より不便なところもあるけど画像じゃなく3dモデルや動画も使えるようになるんだよね

633:名無し三等兵
11/10/30 18:28:59.31
従来の写真も全てフルサイズにできるし。
良い事もあるんだが、軍事カテが電子書籍に移行するのは一番最後になる予感。

写真集はデジタルリマスター版という事にすれば商売できると思うんだけどな。

634:名無しの愉しみ
11/10/30 18:56:52.94
そして
VHSテープ→レーザーディスク→DVD→ブルーレイ

…と、新たな機種変更ごとに同じものを買わせられ続けるんですね。


635:名無し三等兵
11/10/30 19:42:12.41
画像ファイル形式もコロコロ変わります、仕様です。

636:名無し三等兵
11/10/30 19:51:18.36
文字の媒体についてなら、読めりゃいいんだから、
融通の効きやすい形式にすればよいのとちゃいますの?

637:名無し三等兵
11/10/30 20:17:10.13
神田古書市の土日は天気が崩れるのジンクス、今年も破れずダナ。
逆に春の小古書市は天気イイ

638:名無し三等兵
11/10/30 21:32:21.37
神保町、カレーフェスティバルはよかった

639:名無し三等兵
11/10/30 21:39:36.92
>>637
>逆に春の小古書市は天気イイ

秋のしか存在を知らなかった・・・。

640:637
11/10/30 22:12:58.80
>639
正しく紹介しておこうと検索したが出てこないw

とにかく3月の末頃ある程度の露店が並びます。

641:名無し三等兵
11/10/30 22:22:39.86
中通りでやる、大日本絵画とかあちこちの出版社の出店みたいなのは、土日しかやらないんだっけ?<神保町古本祭り

642:名無しの愉しみ
11/10/30 22:29:30.70
本日参戦予定だったが、
その前に大刀剣市に出かけたら、
諭吉37枚が消えたので、戦わずに撤退を余儀なくされた。。。

643:名無し三等兵
11/10/30 22:29:43.46
「われレイテに死せず」

評判通りの良い本だった。
程よい没入感と、スピーディーな展開、主人公補正がかかったかのような名人射撃。
当時の人でなければ書けない三八式ガンアクション戦記だ。

頼りになる軍曹に階級章を外す士官、ニセ曹長。
指揮を執らない士官、離合集散、人間模様それぞれ。
ストーリー展開もよく考えられてる本だな、と思ってしまう。

検証スレが欲しい気もする。
途中で出てくる二人の高官は一体誰と誰だったのか。
中継地の島の残留組はその後どうなったのか。

644:名無し三等兵
11/10/30 22:33:15.74
>>641
そうだね。

645:名無し三等兵
11/10/30 22:35:12.15
>>642
37万円か・・・
そんだけ出してどのくらいのランクの刀剣が買えるの?

646:名無しの愉しみ
11/10/30 23:10:29.71
>>645
や、程度の良い火縄短筒だから。かわいい。

久しぶりに書評
南北戦争の遺産 ロバート・ペン・ウォレン 本の友社

南部連合に従軍した祖父を持つ、アメリカ文学の畑の人が思い入れたっぷりに描いた
南部のノスタルジアを、これでもかと表現している姿は、感情移入物である。
千頭の推移などを述べた資料と違って、精神風土、文化という面から、南部を描き
北部と対立せざるを得なかった、人たちの傲慢と苦悩がそこかしこに…
「敗北して初めて強固な南部が生まれた」
南部贔屓の著者の先入観もあるのだろうけど、敗れてもなお、ピケット将軍が言ったように
「お前たちは、なつかしのヴァージニア出身だってことを忘れるんじゃないぞ…」
北部に敗れたヴァージニアではなく、南部連合として北部と対等に戦った誇りあるヴァージニア。
故郷に誇りを抱く指揮官は、今の世の中どれほどいるというのだろうか。
日本で言えば
「お前たちは、日本国ではなく、懐かしの大日本帝国出身だってことを忘れるんじゃないぞ…」
と、誇りを込めて言う様な感じなのかw
これほど文学的な、精神的な側面から、南北戦争を述べる本もまた珍しいものであった。

647:名無しの愉しみ
11/10/30 23:13:36.04
うわ、読み返してみたら、ひどい悪文…

648:名無し三等兵
11/10/30 23:19:17.20
火縄かぁ。スレチだが燧石式のゲベール銃とか欲しい。稼働する奴。

649:名無し三等兵
11/10/30 23:36:39.17
そういう趣味人もいるんだ、このスレは。
オトローチ・・・

650:名無し三等兵
11/10/30 23:45:14.14
火縄銃でジェーン年鑑は貫通できるんだろうか

651:名無し三等兵
11/10/30 23:46:42.81
>>646
よさげな本なのに絶版かよ、グギギ…

652:名無し三等兵
11/10/31 01:24:56.18
>>646
展示即売できるシロモノなのか短筒

653:名無し三等兵
11/10/31 02:57:00.50
>>652
古式銃は骨董品扱いだからな
書類が付いてりゃ無許可で売買可能
維新前に日本に入った銃でそれが確認できる書類がないと駄目だが

654:名無し三等兵
11/10/31 03:51:00.08
買う側に資格とか必要ないのか・・・

655:名無し三等兵
11/10/31 03:52:19.73
機構殺したりしてなくてもいいのか。

656:名無し三等兵
11/10/31 08:17:28.35
古式銃なんか買わなくても
水道管に柄を付けて黒色火薬と鉛の弾丸入れて
火縄で点火すりゃ良いんだYO

657:名無し三等兵
11/10/31 10:22:33.00
お巡りさんこっちです→>>656

658:名無し三等兵
11/10/31 10:26:33.14
>古式銃
そう言えばかなり以前、池袋西武百貨店の骨董品市で
火縄銃(十匁玉位か?)が50万円で出品されていたな。
当時はそんなに収入が無かったので買えなかったのが惜しい。

659:名無し三等兵
11/10/31 11:00:43.11
>>658
確かに骨董市で見ることがあるな。
以前近畿圏を旅行した際、神社の参道で骨董市が開かれており見たことがある。
ちょっと手に取らせてもらうぐらい頼めばよかったなぁ。

戦国時代あたりに興味を持つと、実際に見て触って歩いて楽しむのもいいもんだよな。
地方の大型書店を見ると、ネットで扱われていないようなその地方のディープな史料が売られていて楽しかったりする。

660:名無し三等兵
11/10/31 11:01:30.57
いわれてみたら家に火縄銃あったわ
手入れしてあったらけっこう値段がするものなんだなあ

661:名無し三等兵
11/10/31 12:49:20.38
地方の古くからある専業農家とか酒屋、味噌・醤油屋、薬屋なんかにも
たまにこういった武具の系統が保管されていたり単に仕舞い込まれて
いたりするな。
うちの田舎にある古民家街にもそういうのを置いてある店があった。


662:名無し三等兵
11/10/31 18:17:14.71
『呉淞クリーク/野戦病院』読了
URLリンク(www.amazon.co.jp)

歩兵第101師団歩兵第101連隊の一員(伍長)として上海攻略戦に参加して負傷、内地に送還された著者による戦記文学の復刊。
本書には攻略戦の最中を描いた「呉淞クリーク」と、負傷して入院、本土に帰還するまでの「野戦病院」が収録されている。
末尾には半藤氏の解説が付属。

基本的に1兵士の視点から見聞きしたことや感じたことを綴っていく形をとっており、好戦的な感じや戦意高揚的な描写が無いわけではないが、
主人公は戦場にあって「我」を忘れないよう文庫本を持ち歩き、死について考えたりもするし、
こと戦場から離れて入院すると故郷や生に対する執着がわき、中国と日本の関係について思いをはせることもある。
また直接的に日本軍が快進撃を続ける描写があるわけでもない。
著者の所属する部隊はクリークを渡河するが堅固に守る中国軍相手に苦戦して主人公は負傷、連隊長を含む多数の戦死者を出した。
最終的に大場鎮の一角が陥落するものの、それを聞く主人公は前線後方の上海の病院に収容されており、感慨の裏で複雑な思いを抱く。

663:662
11/10/31 18:18:25.75
では発禁になったような文学作品とはどこが違うのかといえば、
一方で主人公は戦闘においては必死になるし、軍隊ものによくある目の前にある戦いへの決意・それに向けて一丸となる兵士たちへの無条件の賞賛や祖国愛に関する描写も少なくない。
またあくまで個人的な視点から戦いや戦地・病院の様子などを描いていくことに終始していて、
正面から戦争の意義などを論じるような性格の作品ではないということもあるだろう。
さらに言えば、本作では描かれている期間が短く、また基本的に「戦場」を舞台にしていることもあって、
人間の醜い部分というものが正面から描かれることは無い(それとなく言及されている個所はいくつかある)。

そのような面があるとはいえ、読む人が読めば反戦作品といってもいいレベルの本なのだが、これが少なくとも戦意を落とすものではないと考えられて、
発禁にされることなく出版されたことは、ベネディクトが『菊と刀』で論じられている、当時の日本の戦争映画に関する考察を思い起こさせる。

文学作品としてみると、実直な表現と丁寧な主人公の心情描写は大変いいものだと思う。
著者は池谷信三郎賞を受賞した本作で有名になり、以降戦中に数本の著作を残したが、その影響からか戦後は作品を書くことはほとんどなくなってしまったようだ。
個人的にはとても残念なことだと思う。

664:名無し三等兵
11/10/31 22:38:09.03
>>646 Robert Penn Warrenに興味を持ったなら、この板的な意味で、「すべて王の臣」と、三宅昭良「アメリカン・ファシズム」もお勧めだ。
こないだショーン・ペンの方の"All the King's men"見たんで後の方読んでたら、マジでヒューイ・ロングの側近だったんだなあこの人…驚いた。

665:名無し三等兵
11/10/31 22:43:51.54
>662-3
書評乙!

発禁まではなってないまでも、石川達三「生きている兵隊」などの中央公論初掲載時
の状態を見ますと、伏字だらけで何がナンやらわかりません。
また帝国海軍のほぼ完勝だった第1次ソロモン海戦を描いた丹羽文雄「海戦」初掲載
時も、部隊編成等だけでなく『ナンでこんなところまで?』の伏字が多く驚きます。
『呉淞クリーク/野戦病院』がもし雑誌掲載を経ていたのならば、あるいはかなり伏字
があったのではないかと推察します。機会があれば探して見ます。

666:名無し三等兵
11/11/01 00:19:24.60
吉田利明『戦争と伝書鳩 1870‐1945』ってどう?類書はあまりないから貴重だけど。

667:名無し三等兵
11/11/01 00:31:26.20
長峰さんも、激戦では伝書鳩を重視せよと言われております。

668:名無し三等兵
11/11/01 00:32:45.35
数十年前の古書かと思えば新刊なのか・・・恐らく読む前から決定版確実ですな。

669:名無し三等兵
11/11/01 00:53:39.48
>>666
買う前に軽く読んだけど面白そうだったよ。
あと、前スレに書評があったような気がする。

670:名無し三等兵
11/11/01 02:05:07.30
中身検索してみたが、先に黒岩比佐子「伝書鳩―もう一つのIT」で基礎知識付けといたほうが良さそうだね。えらく中古価格が高騰してるけど。

671:名無し三等兵
11/11/01 04:35:58.32
>>665
いずれも初出は中央公論で、「呉淞クリーク」が1939年2月号、「野戦病院」が同年4月号掲載。
同年7月にこれらの前日譚の短編2編と合わせて単行本『呉淞クリーク』として出版、池谷信三郎賞を受賞してる。

伏字はこの文庫だと「野戦病院」での主人公の故郷が○○になってるくらいかなあ。
これも別に特段書く必要がなかったから書いてないだけにも見える。
上で書いたように基本的に個人レベルで話が進むし、途中で負傷して入院するから部隊編制とかもあまり出てこないっていうのもあるかも。
ただ資料がないんでわからないんだが、大隊長以下の兵士は仮名かもしれない。

あと「生きている兵隊」は伏字にしたのに即日発禁じゃなかったっけ?

672:名無し三等兵
11/11/01 15:02:45.91
初めてここに感想書く
書評とか書き慣れてないけど

「イラク博物館の秘宝を追え」が面白かった。
まさに現代版インディージョーンズ
主人公は予備役大佐だった検察官だか検事だったが911を機に復帰
様々な組織(FBI、税関、煙草取締局等)から集めた兵士からなる対テロ部隊の指揮官をするがイラク博物館から略奪された物の回収(略奪されたものをテロリストが売却しテロ資金源にならないために)を独断で部隊を動かしておこなうことに…
そのためか正規な補給もないため、現地の補給所の責任者に直接交渉し補給したり、イラク各地を許可申請しなくても移動できるため、他の高級将校から疎まれり
本来の任務である対テロ部隊を行わない大佐に不満な部下や軍高官たちとの間に挟まれて苦悩するのが中間管理職みたいな感じだった

一応対テロ部隊を扱ってるけど戦闘シーンは無い。

イラク博物館の幹部はバース党の出身で、博物館では戦後も彼らを使っていたので、誰が信頼できて信頼できないのかなど
それでいて彼らは何かを隠しているのでミステリー小説のような雰囲気だった。

この本にもハレル准将が出てきて、色々な本に登場するせいか俺の頭の中では現代版、辻ーン、フォン・メレンティンみたいなイメージになった。

673:名無し三等兵
11/11/01 15:24:07.30
明日はハレルよ!

674:名無し三等兵
11/11/01 15:44:15.61
ナチスに略奪されたヨーロッパ各地の美術品捜索の任務がアイゼンハワーのとこに持ち込まれたのを見て、
ああ司令官は大変だわ……って思ったな。それでモンティだのチャーチルだのドゴールだのまで相手してれば
キレん方がおかしい

675:名無し三等兵
11/11/01 16:26:00.63
モンティ・パイソンはモン(ト)ゴメリーの親類なのか?

676:名無し三等兵
11/11/01 17:48:03.39
>>675
つ、釣られないぞ…AA略

677:名無し三等兵
11/11/01 17:48:08.44
>675
「モントゴメリーのニシキヘビ」が由来>モンティ・パイソン
もちろん、股間のニシキヘビね。

678:名無し三等兵
11/11/01 19:07:34.83
「こんなの論外だ!」アマゾンの契約書に激怒する出版社員 国内130社に電子書籍化を迫る
URLリンク(news.livedoor.com)

679:名無し三等兵
11/11/01 20:28:38.52
アマゾン電子書籍契約は妥当か無茶か 大手は反発、中小は興味示す?
URLリンク(www.j-cast.com)

680:675
11/11/01 20:44:51.33
>677
知っている人がいてウレシく思います。
あれくらい気骨があるギャグ番組をわが公共放送でもやって欲しいヨネw

681:名無し三等兵
11/11/01 21:00:47.78
モンティのパイソンはそこまでパイソンではなく
年上の未亡人の奥さんに死なれてからは意気消沈しっぱなしだ。

682:名無し三等兵
11/11/01 21:08:51.56
よく知っとんな、お前。見たンか?

683:名無し三等兵
11/11/01 22:18:44.94
コルスン包囲戦の本を探しているんだけど、「チェルカッシィ包囲突破戦」てどうなんでしょ?
アマゾンの書評では翻訳がひどいといわれているようですが

684:名無し三等兵
11/11/01 22:54:29.45
翻訳がひどいって事は、原著は良い出来なのだろう。
原著を読めばいいし、自分で訳す事ができないのなら訳書を買えばいい。

685:名無し三等兵
11/11/01 23:25:11.54
陸軍や陸軍大学校で行われた兵棋演習について書かれた本てある?

Wiki見たら、昭和16年夏の敗戦が参考文献にあったけどこれはどうなの?

686:名無し三等兵
11/11/01 23:43:55.52
>>685
『昭和16年夏の敗戦』には兵棋or机上or図上演習の規則は載ってなかったんじゃなかったかな?
演習の結果、昭和20年には帝国が敗戦することが分かった・・・ってだけで。

下記の本には海軍大学校の兵棋演習のルールを使用した二つの演習(真珠湾とミッドウェイ:
該当部分の筆者は大木毅)の模様が載ってるけど。

URLリンク(www.amazon.co.jp)

687:名無し三等兵
11/11/02 00:15:57.58
>>672
レストランの倅でボクシングやってる人だっけ?
「海兵隊最高!」なノリが全面に漲って楽しい本だよね。

今更だけど「祖父たちの零戦」読了。いや面白いわ。
真珠湾奇襲前の緊張した雰囲気を和らげようと春画の個展を開く話は爆笑した。
昔から日本人ってのはw

戦後編は日本人の従軍記にありがちな「生き延びてしまって戦友にすまない」的な
雰囲気が漂ってて、ルデルの「急降下爆撃」のアッケラカンとした感覚との違いが印象的。

こういう「割り切れない」気持ちってのは、日本に独特なのかなあ。
敗戦→戦後教育っていう社会の変化もあるんだろうけど。

688:名無し三等兵
11/11/02 03:13:32.45
>>687
ドイツはヒトラーが死んじゃったからねえ。
責任をなすりつけることもできるし開き直ることもわりとしやすかったんじゃないかなあ。

でも戦車兵だったカリウスは自伝の日本語版序文で、
「WW2のドイツ軍兵士は強制収容所の看守と一緒だ」という発言を閣僚がするようなドイツの状況に比べて、
日本の状況はうらやましいって書いてるね。

隣の芝は青く見えるもんなんだろうか。

689:名無し三等兵
11/11/02 03:49:18.12
>>683
その翻訳がひどいというアマゾンの評価はあたってるの?

690:683
11/11/02 05:36:23.37
ok
どうもありがとう。自分で見なきゃわからんからな。まずは買ってみることにするよ

691:名無し三等兵
11/11/02 09:14:12.54
>>687
そりゃルーデルが特別なだけだと思うよ。
「急降下爆撃」読んでも同僚や部下はあそこまで突き抜けてない。

割り切れない気持ちが日本に特有なのかは分からないが
戦後教育どうこうは全く関係無い。
軍歌の「戦友」を見ればそれが分かる。

692:名無し三等兵
11/11/02 10:04:26.24
>688
クレフェルトの戦争文化論を読むに、中の人の扱いは日本のほうがマシなのかもしれないなぁ。
すくなくとも、社会党ですら、戦犯関連で旧軍人に擦り寄ろうとしてる時期があったわけだし。
一方のドイツは、ナチを否定しようとしたらプロイセンまで遡って否定する羽目になったでござる、って有様らしいから。
1812年だけは別扱いで。

693:名無し三等兵
11/11/02 10:14:39.81
そらまぁ軍部独裁なんかは第二帝国のルーデンドルフ時代が始まりだしな。

694:名無し三等兵
11/11/02 10:42:43.24
ボロボロの日本軍より
善戦したドイツ軍の方が良いのに

本でもプラモでもドイツと日本じゃ知名度も売れ行きも天と地だぞ


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