軍事板書籍・書評スレ41at ARMY
軍事板書籍・書評スレ41 - 暇つぶし2ch16:名無し三等兵
11/10/04 01:25:31.08
>>15
ISBNコードを教えてください。「軍用機開発物語2」なら持っています。
また、「いろんな本」とは具体的に何でしょう。

17:名無し三等兵
11/10/04 01:28:51.58
>>16
なんでそんなにあつかましいの

18:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/04 01:39:01.00
>7
>近代的な要塞を中心に、前近代時代の城塞などについて

歴史群像グラフィック戦史シリーズ
「戦略・戦術・兵器事典」⑤ヨーロッパ城郭編 (学研)

中世城郭からウォーバンを代表とする稜堡式近代要塞までの発達を図説を多用し解説


19:名無し三等兵
11/10/04 01:41:38.11
>>17
回答できないなら引っ込んでてください。
>>15はハッタリでしょうね。

20:名無し三等兵
11/10/04 03:26:35.33
>>16
ハッタリと言われると人情紙風船の世相とはいえ些か切ないものがあるな(苦笑)

それはともかく題名は「設計者の証言」だった。あとⅡではなく上下の「下」だったね。
「下」がどこかに潜り込んで出てこないのだが「上」だと雑誌コードは63878-22。
実際に探すなら多分「航空情報600号記念」あたりのキーワードで探した方が早いだろうとは思うけど。

「いろいろ」の具体的な内容としては「丸メカニック」の彩雲に、設計初期段階から雷装を計画していたことを
示唆する図面があるし、雷撃型が終戦時に進められていたことは昭和30年代頃の航空雑誌の記事にも記述があるよ。
例えば昭和32年の「世界の航空機」第73号とかね。
執筆者は秋本実氏だから、氏のその後の著述にも当然類似の記述がある。
他に有名どころでは「日本航空機総集」の中島巻にも雷撃機型が計画されていたという記述があるので、野沢氏も
ソースがあったのか、秋本氏などの記述信頼に足ものと思っていたのだろうね。

あと古い「丸」で雷装彩雲の実戦記を読んだ記憶があるんだが見つけられないので、もしも知っていたら教えて欲
しいかな。

21:名無し三等兵
11/10/04 03:44:51.43
『ラストオブカンプフグルッペ』の第3巻が年内に出るみたいだな。

22:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/04 06:36:58.32
>>19
こういう人には回答するの止めた。

23:名無し三等兵
11/10/04 07:12:26.78
>>18
過去にも多数挙げられているのを見るに
歴史群像シリーズとやらは手当たり次第に買っても損はなさそうですね

24:名無し三等兵
11/10/04 08:08:57.96
>>21
今回の内容わかる?

25:名無し三等兵
11/10/04 08:28:03.82
>>20
>設計初期段階から雷装を計画していたことを 示唆する図面

胴体艤装図か?何が「示唆」するのか書いてみろ。お前の愚にも付かない思い込みだろ。
何が秋本実だ。
設計・開発担当者の手記から追えない時点でお前は能無しで単に役に立たない枝葉情報の垂れ流しだな。
引っ込んでろアホ。

26:名無し三等兵
11/10/04 08:31:44.53
>>18
ありがとうございます!
さっそく調べてみます!

27:名無し三等兵
11/10/04 08:39:43.48
>>20
ということで「軍用機開発物語」の内藤子生、「軍用機開発物語2」の大屋圭吉、これ以外で探し出せてから出直してこい。
お前の想像や秋本実なんかいらん。
>>19
回答できないならわざわざ書き込むなボケ。

28:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/04 11:03:59.49
>ALL
ひさしぶりに検索したら
戦略戦術兵器事典シリーズ、尼で安くなってるなぁ。
抜粋合本版が出たからでしょうか?

つられて欧州編2冊も安くなってるのでチャンスかも

29:名無し三等兵
11/10/04 11:16:21.00
>>27
ツンデレだなw

30:名無し三等兵
11/10/04 12:30:26.85
回答できないなら~の子、偵察機スレに湧いてた奴じゃね?

31:名無し三等兵
11/10/04 12:58:00.69
踏めば爆発地雷の如し

32:名無し三等兵
11/10/04 13:01:45.86
>>30
最近、名無しでも判別可能なお方が増えてきたよ。
クレクレ君がスタイル変えただけだよね。

33:名無し三等兵
11/10/04 13:18:52.18
元中島の彩雲性能課長の内藤子生は設計当初から攻撃機転用を意識していたと記し(本当かどうかは知らん)、
同じく元中島の設計部の大屋圭吉は彩雲の雷撃型の改設計を実際に行って改造内容も細かく記録してるので、
それを押さえているなら単なるクレクレではないだろう。


34:名無し三等兵
11/10/04 13:31:24.51
そろそろ軌道修正しよう、他の本の話題へ。

35:名無し三等兵
11/10/04 13:41:57.86
「大観園の解剖―漢民族社会実態調査」
平岡正明が薦めていたのですが、買いですか?
結構猟奇的な内容のようですが。

36:名無し三等兵
11/10/04 14:27:47.23
>>24
著者のHPの掲示板に載ってる。

37:名無し三等兵
11/10/04 14:35:23.51
今月は戦時中のイギリスの欺瞞作戦に関する本が相次いで出るね。

『スエズ運河を消せ』 -トリックで戦った男たち
デヴィッド・フィッシャー=著 金原瑞人/杉田七重=訳
URLリンク(www.kashiwashobo.co.jp)

ナチを欺いた死体 英国の奇策・ミンスミート作戦の真実
ベン・マッキンタイアー/著 小林朋則/訳
URLリンク(www.7netshopping.jp)

38:名無し三等兵
11/10/04 14:46:44.10
>>37
本の内容:
偽情報を身にまとった兵士の亡骸を、敵陣の海に流したら??英情報部の変わり者達が編み出した欺瞞作戦が、やがて連合軍を勝利へ導く

ラノベのタイトルっぽいな

39:名無し三等兵
11/10/04 15:47:45.01
個性豊かな仲間たちを配し、武器ならぬ頭で勝負の戦争を描いた痛快な歴史ノンフィクション。
第二次大戦時、奇想天外なトリックを駆使してドイツ軍を翻弄し、敗走に追い込んだイギリス人マジシャンが実在した。
URLリンク(www.kashiwashobo.co.jp)
登場人物
ジャスパー・マスケリン……英軍の工兵隊に入隊したマジシャン
フランク……動物の擬装行動学を専門とする、心やさしい大学教授
マイケル……若くてハンサムだが、無作法で荒っぽい二等兵
ニールズ……きまじめな大工。手先の器用さは誰にも負けない
ウィリアム……『パンチ』誌で活躍したひょうきんな漫画家
フィリップ……陰気な芸術家。上等兵として中東で生活した経験がある
ジャック……規則を厳守する堅物の軍人。陸軍上層部に顔がきく


よし全員美少女にしてアニメ化で

40:名無し三等兵
11/10/04 15:50:14.05
ミンスミート作戦は古い筑摩の奴で知ったなぁ

41:名無し三等兵
11/10/04 15:56:11.28
マッキンタイアー … 嗚呼、古い戦争本ファンならイロイロと懐かしい響きだ(遠い目)

42:名無し三等兵
11/10/04 16:30:54.53
>>20
>人情紙風船

「ルークとヤンの」という枕詞を付けると
少しは人生が楽しくなる。
おすすめ。

43:名無し三等兵
11/10/04 17:13:40.94
諜報・秘密工作系の話だと、一般人に食いつきがいいのか、作戦の効果が誇張されてるんじゃないのかって
話もあるよね。有名なエニグマ暗号解読の話でも、「あれのおかげで戦争が二年短くなった」っていう人もあれば、
「護衛空母も護衛駆逐艦もその装備も対潜戦術も船団運用も完成してた。大西洋戦争での勝利は力の勝利」って
言う人もいるし。まあ、どっちが正しかったなんて、検証しようがないと思うけど……

44:名無し三等兵
11/10/04 18:07:59.82
あんごー解読できれば勝てて当たり前かと言うと、
中国のあんごーをフルに解読できてた当時の日本陸軍の立場がないです
大陸ではかなり日本陸軍は強かったけどね。

45:名無し三等兵
11/10/04 18:10:35.77
全ては一つの要素に過ぎないが、それが欠ければ成し遂げられなかったこともあるかもしれない。
歴史というものは精緻に組み上げられたパズルのようなもので、可否を安易に断定することはできないね。

46:名無し三等兵
11/10/04 18:12:51.54
>>11
新潮選書の『零式艦上戦闘機』って駄作なのか?

47:名無し三等兵
11/10/04 18:44:31.34
萌えよ!戦車学校Ⅱ型を楽しく読ませてもらった
いや~それにしても辻っていう関東軍の司令官はヒドいやつだったんだな

48:名無し三等兵
11/10/04 19:14:55.34
買いそびれていた学研歴史群像の「八八艦隊計画」と
「日本潜水艦総覧」を購入。

前者は平賀アーカイブから掘り起こした青図面から八八艦隊計画の全貌を
分析する企画で、あるようで意外となかった本。
「フッド」や「レキシントン(巡戦)」がいかに日本海軍にとって脅威だったか、
いかにぎりぎりの設計を強いられていたかが伺えて興味深い。
巡戦「天城」の完成形である一本煙突型など初見の資料も多い。
しょうがないとはいえ長門型の写真で少し水増しされてる印象もあるけど、
コストパフォーマンスに優れた一冊。

後者は副題に「貴重写真で見る」とある通り、未見の写真が多数含まれていて
なかなか興味深い。(運貨筒の写真は確かに貴重だと思う)
日本の潜水艦通史としてよくまとまっているし、いわゆるハンドブックとして
手に取りやすい一冊に仕上がっていると思う。

49:名無し三等兵
11/10/04 19:17:59.98
日本戦争映画総覧
URLリンク(www.amazon.co.jp)

ちょっと高いけれども永くオンリーワンとして役立つ本になるのでは。

50:名無し三等兵
11/10/04 20:18:17.61
>>44
運送用に雇った人夫、駐屯地の雇用者、捕虜etcから情報漏れるからね。
作戦前は物資の集積と部隊の集結を行うからバレてしまう。
それで相手の指揮官と部隊が優秀だと『長沙作戦』や『湖南戦記』みたいなことになるわけだ。

51:名無し三等兵
11/10/04 22:57:56.38
日本の工業力等を計るため、「経験8年間の熟練旋盤工」として職業安定所に通ってあちこちの工場で働いたアメリカのスパイがいたそうだ。

52:名無し三等兵
11/10/04 23:12:12.92
M機関は写真の現像屋さんを副業でしてたらしいが。
そこに現像頼んでた人は・・・

今はデジカメがあっていいけど、昔はすごい写真を他人に現像させてたんだろうな。
それとも、自前で現像するマニアが多かったのかな?

53:名無し三等兵
11/10/04 23:12:54.02
スレリンク(asia板:939番)
骨の髄まで真っ赤っ赤。

54:名無し三等兵
11/10/04 23:37:14.63
くだらんスレ読むより本を読め

55:名無し三等兵
11/10/05 02:24:52.56
三四年前はプラス極東が重度のネトウヨ向けニュー速が軽度のネトウヨまでだったのに
今は2つに境目がなくなったね

56:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/05 06:47:08.80
>>53に挙げた文献は
熊木源次郎「反原子力の社会学(第6話・最終回)脈々と受け継がれる「反原発」の系譜」『エネルギーフォーラム』55(657) 2009年9月

宣伝広報で負けているという話のソースは原子力ライブラリで和訳・収録されたセッションで読んだ。
JNESってこんなのも集めてるんだと思って。

名前だけ見て真っ赤だとか言わないように。
反対運動を総括してるのは推進側。

57:名無し三等兵
11/10/05 09:03:26.31
>>39
なぜかモンティパイソンの殺人ギャグを思いだしてしまうw

58:名無し三等兵
11/10/05 10:17:29.50
尼マケプレの「山・動く」が徐々に値上がりしている……
躊躇わずに早めに買っておけばよかったorz

59:名無し三等兵
11/10/05 17:05:05.77
>>56
触るな

60:名無し三等兵
11/10/05 21:18:15.82
アメリカアマゾンでカミカゼ本を探していたら神風怪盗ジャンヌだらけになったでござる

61:杜聖 ◆REH634FRNQ
11/10/05 21:23:35.31
第4世代Kindle買った! 洋書読んで書評…出来るほど英語力無かった(ノ∀`)

62:名無し三等兵
11/10/05 22:22:24.83
何故ファイアまで待たなかった?3Gないから?

63:杜聖 ◆REH634FRNQ
11/10/05 22:32:04.72
電子ペーパーでPDFとか電子書籍読めれば十分だと思ったから。安かったし。
送料込みで120ドルぐらいだったけど、1万円切るんだぜ

64:名無し三等兵
11/10/05 22:45:45.29 hofAoZ8P
>49
非常に誤植が多く残念

65:名無し三等兵
11/10/05 23:09:48.77
ああ、なるほど。まあ十分だわな。さんきゅ。

66:名無し三等兵
11/10/06 08:03:06.52
>>63
あり? いつのまにアドバンストじゃなくなったの?

67:名無し三等兵
11/10/06 09:34:02.47
>>33以外の資料ってありますか?

68:名無し三等兵
11/10/06 11:25:18.43
>>67
丸メカに胴体と魚雷のクリアランスを示す図が掲載されてる。
あと艦偵の性能標準には800キロ魚雷か500キロ爆弾の搭載が明記されてる。性能標準は
学研がどっかの本に掲載されてるのがあったはず。

69:名無し三等兵
11/10/06 17:50:49.07
どうも、前スレでオーストリー軍について質問したものです。

今回はオーストリア海軍について調べています。なにか書籍を教えていただけませんか。
オーストリアに限らず第一次大戦時の海軍についての本も知りたいです
わがままですが、図書館に置いてそうなもので日本語のがいいのですが。




70:名無し三等兵
11/10/06 18:16:55.25
本は知らん。
ホームページなら、ここ読んどけとしか言えない。
というか、そういう本が日本語で読めるなら、私も読みたい。

URLリンク(www1.hinocatv.ne.jp)

71:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/06 18:27:35.06
>69
>オーストリアに限らず第一次大戦時の海軍についての本も知りたいです
>わがままですが、図書館に置いてそうなもので日本語のがいいのですが。


下記、ハードカバー版を買って積んだまま、文庫版を買ってしまった私が通りますよ…

つ「死闘の海」 光人社

あと、ソノラマ文庫 青本に「ジュトランド海戦」があったはず
(発売当時に買い逃した記憶あり…)

72:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/06 18:29:40.63
追記

雑多なエピソードであれば「撃沈戦記」シリーズにもWW1関連のエピソードが結構入ってました。

73:名無し三等兵
11/10/06 18:29:42.34
>>69
斎木さんが1990年代のオーストリア哨戒艇隊の乗船ルポを書いてるが、
これは多分求めてるものと違うな…

74:名無し三等兵
11/10/06 18:46:36.72
『死闘の海』の一番の問題は三野正洋が書いていること。

75:名無し三等兵
11/10/06 18:57:17.95
>第一次大戦時の海軍
末期のドイツ海軍であれば、「ドイツ艦隊大自沈」ってのがありますな。

76:名無し三等兵
11/10/06 19:22:35.64
>>70
ええ、そこは下調べに使ってます。なんかみてると海軍切手がほしくなります。
>>70-75
回答ありがとうございます。「ドイツ艦隊大自沈」以外は図書館に置いてないようですが
値段も手ごろなので買おうと思います。ありがとうございました。


77:名無し三等兵
11/10/06 19:49:13.02
>>68
>>67
>>33
誘導

【百式司偵】最優秀偵察機【モスキート】
スレリンク(army板)

78:名無し三等兵
11/10/06 20:54:54.46
そんな過疎スレやだ

79:名無し三等兵
11/10/06 21:12:08.14
わがままクレクレ君

80:名無し三等兵
11/10/06 22:28:25.13
>>69
外山三郎の『近代西欧海戦史』

81:名無し三等兵
11/10/06 22:39:23.88
>>67
>>68のモトネタ
URLリンク(www.warbirds.jp)

82:名無し三等兵
11/10/06 22:50:49.71
歴史群像アーカイブVol.21
『第一次世界大戦 下』
URLリンク(rekigun.net)

83:名無し三等兵
11/10/07 00:03:00.35
>>69
つトラップ一家物語。

84:名無し三等兵
11/10/07 00:56:10.96
なんでこのスレの人間はこんなにやさしいの?
初質スレで似た質問したらフルボッコにされたんだけど

85:名無し三等兵
11/10/07 03:17:45.61
こっちは教えたら、質問者は自分で本を買って調べようとするのが前提だからかな。
向こうは、質問者に単に聞けば教えてもらえるという安易さを感じるから。

86:名無し三等兵
11/10/07 07:26:57.51
質問です。ガリア戦記とか内乱記は
日本語より英語で読んだほうが雰囲気伝わってきますか?

87:名無し三等兵
11/10/07 07:41:16.50
ラテン語で読みましょう。

88:名無し三等兵
11/10/07 08:23:13.94
自分が読めないくせに。ラテン語

89:名無し三等兵
11/10/07 08:32:17.98
その当時のローマ人じゃないと雰囲気つかめません

90:名無し三等兵
11/10/07 09:02:21.90
風呂漫画を読め

91:名無し三等兵
11/10/07 12:46:55.58
>>90
テルマエ・ロマエは面白いけどお店じゃ買うのに勇気がいる本だぜ。
通販推奨だな

URLリンク(www.amazon.co.jp)

92:名無し三等兵
11/10/07 14:31:46.78
>>91
某新書みたいで別に恥ずかしくないじゃないか
まあ狙ってやってるんだろうが

93:名無し三等兵
11/10/07 16:37:44.39
>>91
あれ勇気がいる部類だったのか……

94:名無し三等兵
11/10/07 17:50:43.43

BL雑誌と混ぜて買えば何も恥ずかしいものはないのに

95:名無し三等兵
11/10/07 17:55:31.48
見かけた勢いで田村さんの「空戦学校」買おうかと思ったが
田村さんって陸以外はダメなんだっけ?

96:名無し三等兵
11/10/07 18:24:08.89
>>95
あくしずの専スレがあったと思うが…見当たらないな
落ちたのか

97:名無し三等兵
11/10/07 18:26:14.91
>>95
フランス軍入門とかを読む限りでは海と空はもう一つ。

98:名無し三等兵
11/10/07 18:29:06.17
>>97
やはりそうだったか、ありがとう
初心者が空戦を学ぶのに取っつきやすそうな本を探しているのだが

99:名無し三等兵
11/10/07 18:33:56.27
空戦フォークランド

100:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/07 18:52:52.60
>95
あれ?「空戦学校」って田村氏だっけ??
田村氏は「空自学校」で大絶賛遅延中だたような(1年以上たったよね?)

101:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/07 18:55:43.23
尼確認
空戦学校も田村氏だったんだ。

でも最大の問題は…空戦学校のイラストは趣味じゃないのでした…

102:名無し三等兵
11/10/07 19:05:50.43
最近に出た「くらべる飛行機」というのが、意外に良い本だった。

水冷・空冷エンジンの違いや、当時の燃料のオクタン価、空戦の戦法の進化についても書かれている。
カラーイラストも豊富で読みやすいし、一種の副読本としてはコストパフォーマンス高いと、お薦めできる。

103:名無し三等兵
11/10/07 19:50:39.42
>>101
いや問題はそこではなく

104:名無し三等兵
11/10/07 20:37:07.40
いや萌え解説本で絵柄は重要問題だろうw

とはいえ空戦学校も最初の一歩程度には悪くないんじゃねと思う

105:名無し三等兵
11/10/07 20:43:02.60
>>95
悪いってほどじゃないが、陸ほどの濃さはないなぁ。>『空戦学校』
なんと言うか、まだ氏の中で消化し切れていないのかな、という感じ。
歴群の今号の田村氏の記事の方が、一貫したものが感じられて面白い。

106:名無し三等兵
11/10/07 20:47:43.94
>>102-105
一応購入してみようかと思います
戦車学校が初心者にはかなりわかりやすい本だったので
空戦学校にも期待……



107:名無し三等兵
11/10/07 21:09:34.03
>>81
ありがとうBUNさんや片さんが言ってるなら間違いないね
>>68のパクリ野郎は氏ね

108:名無し三等兵
11/10/07 22:50:53.06
ウィーラー・ベネットの国防軍とヒトラーって
最近新装版が出てるみたいだが、
中身は昭和36年版と同じなの?

109:名無し三等兵
11/10/07 23:21:01.82
>>107
丸メカなんて30年も前からある本だから知ってる人は知ってそうな気もする。
古本を探して回ったあとに合本で再版されたのはいい思い出だなぁ。

110:名無し三等兵
11/10/07 23:30:35.60
>>108
新装版の訳者あとがきと装丁以外は変わり無いみたい

111:名無し三等兵
11/10/07 23:33:57.97
>>108
元々は『権力のネメシス』って1984年に出た本だったんだけど、多分中身は手は入れてないと思う。
(ヒトラーで目を引こうとしたんだろうけど、改題しないで欲しかったorz)
もともと2部構成だったものを新版は分冊してる位なんじゃないのかなぁ。
この本の事でいいんだよね?

112:名無し三等兵
11/10/07 23:48:23.45
昭和三十六年に国防軍とヒトラーという題で上下巻で出て、
そのあとで権力のネメシスという題になって一冊になって
最近また新装版で上下巻で出たんじゃなかったか。
中身は全部一緒なのかね?


113:名無し三等兵
11/10/08 00:24:18.74
米アマゾンで洋書漁ると、saga of なんたらってのが多くて佐賀だらけで笑ってしまう

114:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/08 10:56:16.57
saga of mutaguchi

115:名無し三等兵
11/10/08 13:02:34.42
saga of BAKI

116:名無し三等兵
11/10/08 13:03:53.55
>>107
こういう人って自分の望む結論が出た時だけお礼を言うのな。
他の書き込みは全無視するんだろ

117:名無し三等兵
11/10/08 13:16:59.78
無視はしていないのでは。
能無しとかパクリ野郎とかボケとか死ねとか、まめにちゃんと返してる。
メリハリが強い人なのだろう。

118:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/08 13:36:48.70
30年前の本相手に罵声はいて赤っ恥か。

119:名無し三等兵
11/10/08 13:43:01.32
岩見さんなら、とは言ってもらえなかったね

120:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/08 13:50:20.10
飛行機資料は得意分野と言う程集めてないので。
調べ方で知恵を出す程度です。

121:名無し三等兵
11/10/08 15:33:04.19
♪江頭もsaga
 公表するな

122:名無し三等兵
11/10/08 16:10:40.49
>>104
そもそも空戦は入門書と呼べるようなものが少ない件

123:名無し三等兵
11/10/08 21:40:01.79
スミソニアン現代の航空戦とかは?

124:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/08 21:56:45.95
今日映画はやぶさ(FOX版)を見てきた。
カッチカッチの科学映画では商業化は無理なので、あの内容で問題は感じない。
むしろ主人公の博士課程の女を含めて演技が素晴らしいと思った位だ。
で、冒頭に文華堂が映っていたのが何より驚きだ。

125:大火力太郎 ◆X4ci4K5oFg
11/10/08 22:54:44.68
杉山隆男氏の著書って評判どないな感じですか?

今更ながら新潮45に連載始まったのを確認したので読んでみたのですが、あれだけだとなんともなので。。。

126:名無し三等兵
11/10/08 23:01:51.86
>>125
「兵士に〇〇」シリーズは自衛官を格別賞賛も非難もせずに書いてあって、良い本だと思いますよ
新書の「自衛隊が危ない」は未読なので解りませんが

127:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/08 23:05:45.91
自衛隊モノで人に迫った企画が少ない中では貴重じゃないかな。
セキュリタリアンの連載などは別格ですけどね。

「自衛隊が危ない」は大企業大組織批判本の自衛隊版。
要は制度疲労で現場の仕事が回らない、その具体例をレポート、という感じですね。
詳細は未読ですが、立ち読みだけで終わらせたくない感じはした。

128:大火力太郎 ◆X4ci4K5oFg
11/10/08 23:08:03.11
>>126,127
新連載が「兵士は起つ」なので、いわゆる「兵士に○○」シリーズを意識しているようですね。
(今回の震災関連での自衛隊員のレポ的な感じでした)
刊行しているやつ適当に買ってみるか……。

129:名無し三等兵
11/10/08 23:32:18.92
兵士は勃つ

130:名無し三等兵
11/10/08 23:39:58.15
光人社NF文庫ならハズレはないだろうと思って「武装親衛隊」買ったら見事に沈められた

事前のリサーチを怠った我が身を呪う

131:名無し三等兵
11/10/08 23:44:06.54
光人社物は「歴史から消された兵士の記録」が良かったぞ。

132:名無し三等兵
11/10/09 00:14:47.30
杉山氏は水上艦艇がほんとに嫌いなんだなあ…と思ったり。言わんとするところは分かるけど、どうも極端な例を取り上げすぎてる気がする、あれだけは。
古庄さんもあんな形で発言ばらされちゃって、まー…

133:名無し三等兵
11/10/09 03:03:49.19
>>130
広田氏の本は構えて購入しないといけない。
全部がはずれというわけではないのだが、かなりいい加減なものもある。

134:名無し三等兵
11/10/09 04:34:42.83
文庫本ならまあ傷は浅いしいいじゃん

135:名無し三等兵
11/10/09 05:52:44.77
「武装親衛隊」買ったら見事に沈められた

kwsk


136:名無し三等兵
11/10/09 10:42:25.53
>>124
板違い

137:名無し三等兵
11/10/09 10:54:38.24
>>101
天空少女騎士団の人だっけ?>空戦学校
Lansさんはあのテの絵柄が駄目な人だったのかw

138:名無し三等兵
11/10/09 13:21:00.32
独ソと戦車しか買ってないがこの二冊に萌えた事は無いな

139:名無し三等兵
11/10/09 14:29:07.94
バーバラ・W・タックマンの『愚行の世界史』を読んだが
何か日本人に偏見あるみたいね、この人

140:名無し三等兵
11/10/09 14:32:39.24
積んだままだった

141:名無し三等兵
11/10/09 14:35:10.55
>>139
アメリカ人的偏見が強烈であることは否めないな
「八月の砲声」も含め

142:名無し三等兵
11/10/09 15:25:08.68
愚行の世界史は古本3万円から一気に
新品文庫本2巻で2550円に落ちたと思えばお得感あるよ。

143:名無し三等兵
11/10/09 15:52:40.48
その二冊でそう思うなら『決定的瞬間』読んだらどうなるか。

144:名無し三等兵
11/10/09 16:59:08.00
むしろ日本の評価異様に高いんだが>決定的瞬間

145:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/09 19:38:43.07
偏見といえば講談社学術文庫で再刊された『第一次世界大戦』
手堅く纏まってるのは良いが、主義者を持ち上げすぎ。
あの時点で欧州の各国が反戦平和を唱えたら
それこそやる気満々の側に武力進駐されるか
変な割譲でも押し付けられるんじゃないのか。

アメリカや日本は遠くの火事として眺めていれば済んだから参考にならないだろう。

146:名無し三等兵
11/10/09 20:54:59.29
「戦闘機入門」も悪くはないと思う。

147:名無し三等兵
11/10/09 23:44:11.29
大井篤や戦史叢書の『海上護衛戦』以外で、戦時中の日本の海上交通保護問題に
関する良書は何がある?

148:名無し三等兵
11/10/09 23:49:36.98
>>147
ちょっと範囲は広がるが中原茂敏「大東亜補給戦」。

149:名無し三等兵
11/10/09 23:59:08.06
若干横道にそれるけど
「太平洋戦争 喪われた日本船舶の記録」宮本三夫

150:名無し三等兵
11/10/10 00:06:01.67
「船舶太平洋戦争―一日ハ四時間ナリ」
全部が船舶関係じゃないけど陸軍視点からみた船舶運用が興味深い。


151:名無し三等兵
11/10/10 00:27:14.25
名作もいいが、入手性も考えるとこの2冊でどうよ

URLリンク(www.amazon.co.jp)
悲劇の輸送船―言語道断の戦時輸送の実態
URLリンク(www.amazon.co.jp)
撃沈された船員たちの記録

護衛艦艇とかはこっち。敵機が来ても弾薬の節約で撃てないとか実情がわかる。
URLリンク(www.amazon.co.jp)
海防艦第二〇五号海戦記
URLリンク(www.amazon.co.jp)
機雷掃海戦

152:名無し三等兵
11/10/10 01:26:30.56
>「悲劇の輸送船」
大内本は微妙なところがあるので少しためらう。
入手しやすいし、分かりやすいのは確かなのだけど。

153:名無し三等兵
11/10/10 01:45:43.91
大内本は初期の本ほど大丈夫。

154:名無し三等兵
11/10/10 01:56:46.91
確かに最近の本は劣化してるよねぇ・・・

155:名無し三等兵
11/10/10 02:08:15.49
最初の何冊かくらいは冴えててすげーすげー次回作まだーと思ってたが。
でも機帆船とか戦時標準船とか、輸送の入門書としてはこのセンセの本しかないと思う。

他の本はほとんど古本、それも古書の部類に入ってしまわれた。
駒宮氏の一連の本とかは今でも資料的価値は抜群だと思うのにな。
珍しく再刊されたのが土井氏の著作か。

156:名無し三等兵
11/10/10 08:59:19.45
>>147
『魔性の歴史』

157:名無し三等兵
11/10/10 11:37:12.88
初心者で申し訳ないのですが質問させてください
最近「沖縄・ペリリュー島戦記」を読んで、ノンフィクションの1兵士の物語に興味が沸いたのですが、その手のジャンルでは何がオススメでしょうか?
どの戦争か、主体となる国などは特別問いません

158:名無し三等兵
11/10/10 11:57:14.59
佐々木春隆のシリーズはどうだろう。
下級士官の視線で中国戦線の実相を捉えている名作だが。
まず『長沙作戦』を読んでみて面白ければ他のを読んだらいい。

159:名無し三等兵
11/10/10 12:00:03.14
>>157
土井全二郎お奨め。一兵士の日本軍への恨み憎しみをインタビューで
丹念に引き出した秀作がいくつか。

歴史から消された兵士の記録
URLリンク(www.amazon.co.jp)
ガダルカナルを生き抜いた兵士たち
URLリンク(www.amazon.co.jp)

160:名無し三等兵
11/10/10 12:03:49.68
>>158
>>159
丁寧にありがとうございます、さっそく調べて読んでみます

161:名無し三等兵
11/10/10 12:36:02.83
佐々木春隆も土井全二郎も山本七平も超オススメだ。
春隆は中国戦線、土井はオムニバス、七平はフィリピン。

でも最高傑作は「われレイテに死せず」
この本は常に在庫を持っていてほしいがなあ。

162:名無し三等兵
11/10/10 13:13:03.40
>>157
『雪の中の軍曹』とか、こことかは
URLリンク(www.geocities.co.jp)
あと、『雷撃』もそうと読めない事もないかも。

163:名無し三等兵
11/10/10 15:01:14.27
神子清のわれレイテに死せずは本当に引き込まれる
これ小説か?と疑って何度もハヤカワのNFのラベルを確認した

164:名無し三等兵
11/10/10 15:08:10.80
レイテに死せずの著者は、長峰さんの本にもちらっと出てくるんだよな。

165:名無し三等兵
11/10/10 15:14:54.26
ネグロス島では民間人側から書かれたネグロス戦記、虜人日記も必読。
URLリンク(www.amazon.co.jp)

補給途絶なのに特に危なげなく終戦を迎えているのだが
民間人というにはあまりにサバイバル達者な著者が成せる業なのか。

166:名無し三等兵
11/10/10 15:19:28.08
>>164
大岡のレイテ戦記にもちらっと出てくるね。

167:名無し三等兵
11/10/10 15:19:42.76
>>159
歴史から消された兵士の記録は、水木御大のズンゲン支隊の悲劇が書かれていて
本当に憤怒してしまうよな。

オレが行けば大丈夫、必ず司令部を納得させるからって現状を伝えに言った
軍医さんがあまりに不憫な結末に。
オレが撤退の全責任を取る!って言ってた士官も戦死して
責任取れる人もいなくなっちゃって、みんな逃亡兵扱いに・・・

敵中に遺棄されたちっぽけな歩兵砲1門を4人の決死隊で取りにいかされて、
奇跡的に持ち帰るのだが、帰ってみたら原隊がどこかに消えてなくなってる・・・
という砲兵さんの話も。


168:名無し三等兵
11/10/10 16:13:22.72
>>157
米兵士の体験記ならこれもおススめ。

今ここに神はいない‐米海兵隊員が見た硫黄島の地獄
URLリンク(www.amazon.co.jp)

下級士官辺りまで範囲を広げれば、陸戦はもちろん航空機パイロットや
小艦艇の艦長、中~大型艦乗組員の体験記なんかは沢山ある。

169:名無し三等兵
11/10/10 16:16:32.02
久々に良い雰囲気で書籍紹介しててスレ開き間違ったかと

170:名無し三等兵
11/10/10 18:21:20.96
普通はそれが正しい姿のはずなんだがなw

171:名無し三等兵
11/10/10 18:40:01.78
太平洋戦争の通史はどの本が特にオススメ?

172:名無し三等兵
11/10/10 19:04:42.95
光人社の
写真太平洋戦争

173:名無し三等兵
11/10/10 19:37:53.80
児島襄の「太平洋戦争」上下巻かなぁ。
客観的で淡々とした描写が好き。

174:名無し三等兵
11/10/10 20:58:44.90
モリソンは?>太平洋戦争の通史
アメ公視点だけど
この分野の古典だよな

175:名無し三等兵
11/10/10 21:30:40.86
モリソンなんて長編すぎるだろうと思ったら、簡略版が別に出てるのか。

176:名無し三等兵
11/10/10 21:32:04.15
モリソンは太平洋戦の諸章は記述薄くない?
大西洋戦の諸章もサラッと読んでみたいのだが、
邦訳出てないしナァ…

177:名無し三等兵
11/10/10 21:45:31.19
写真太平洋戦争でいい気がする。写真も図面も多いし。
ただ、いきなり文庫全10冊ってのは入門ではないかもな。

178:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/10 21:48:23.60 4M/TR8Fx
>>160
NF文庫から出ている木俣次郎『潜水艦攻撃』も挙げます。
米潜水艦と日本艦艇の戦闘記録一覧みたいなものです。

>>147でご指摘のものと関連しますが、
内航海運の陸送転移(船で運んでいた物資を鉄道輸送に切り替える)
について2000年代に一橋大の博士論文が一通出てましたね。
連絡を取って論文を入手できるか交渉して見るのも一つの手かと。

護衛艦の建造数や建造計画と言う面から攻める場合、
海防艦について書かれた雑誌記事や学研の太平洋戦史シリーズなどが役に立つでしょう。

輸送用船舶全般まで拡大した場合は
今日の話題社『戦時造船史』
などがありますが、比較的大きな図書館で置いてあるか確認して利用するべき書籍です。

比較的安い投資としてはタンカーに絞ったリストとして
松井邦夫『日本油槽船列伝』成山堂書店
なんかもあります。

179:名無し三等兵
11/10/10 21:48:29.63
陸海軍双方の動きが満遍なく書いてあって、1冊で済む本
そんな贅沢な本、古本ですがあるにはあります。

秋田書店・太平洋戦史総覧でどうでしょう。

ただのおさらいならWikipediaで十分と思いますが。

180:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/10 21:59:06.12
>179
全体俯瞰なら
つ【ふくろうの本 図説:太平洋戦争】

戦闘中心なら
つ【太平洋戦争 主要戦闘事典】(PHP文庫)太平洋戦争研究会

つーのもあるでよ

181:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/10 22:00:49.67
>>176
単行本が多いけど、米側からの太平洋戦線の視点を知ることが出来る本として下記のような本がある。

福田茂夫『第二次大戦の米軍事戦略』1979年
赤木完爾『第二次大戦の政治と戦略』
新見政一『第二次世界大戦戦争指導史』
『ニミッツの太平洋海戦史』
『提督スプルーアンス』
『アーネスト・キング』
『第二次大戦に勝者無し』講談社学術文庫
『ルーズベルト秘録』扶桑社文庫
A.J.P.テイラー『第二次世界大戦の起源』講談社学術文庫

どれも概説的な内容。
Amazonで「まげ店長」というレビュアーの評価をトレースするのも良い。

182:176
11/10/10 22:02:49.46
ついでに…

今や古本屋漁るしかないのだが、ロパート・シャーウッド著/中野五郎訳「太平洋戦争」
こそがその後の太平洋戦史の典型的なパターンとなったような気がしています。
昭和27,8年頃の初版なんだけど、その後の日本の太平洋戦争に関する出版物は
ほぼこの本のストーリーに則っている感じがします。
私は新書版になった直後のカッパ版と昭和40年頃のカッパ版重版を持ってます
が、昭和40年代後半から絶版になっているのは、新事実の解明でいささか記述
が古くなったのかもしれませんが、精査してません。
でも、その後の出版物ではあまり見なくなった写真等もあるので、ときどき眺め
てます。

それから昭和25年頃に出た最初の「モリソン太平洋戦史」邦訳も中野五郎訳
でした。
中野氏は昭和45年頃から出始めたバランタイン版WWII戦記シリーズの邦訳版である
サンケイ出版局(当時)の第二次大戦ブックスでも監修を務めておられましたね。


183:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/10 22:05:30.35
>157
欧州戦線の手記的なものなら下記とか

【パンツァー・フォー】カールアルマン(大日本絵画)
【SS戦車隊(上下)】ヴィル・フェイ(大日本絵画)
【コンバット 第二次世界大戦 ヨーロッパ戦域】ドン・コンドン(白金書房)

特に、コンバットは従軍将兵の手記を集めたもので
陸海空とそろっております。

184:名無し三等兵
11/10/10 22:13:46.55
出たな、ふくろうの本

185:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/10 22:16:21.71
せっかくなので簡易目次
【コンバット 第二次世界大戦 ヨーロッパ戦域】ドン・コンドン(白金書房)
 ビスマルク追撃:海軍大佐 ルーセル・グレンフェル
 北アフリカ   :陸軍大尉 ダグラス・M・スミス
 エルアラメイン:陸軍少佐 H・P・サムウェル
 レーゲンスブルグ空襲:陸軍中佐 バーン・レイII
 カッシーノの激戦:フレッド・マズダラーニ(従軍記者)
 アンツィオ     :エリック・セヴァライド(従軍記者)
 ノルマンディー降下:陸軍大尉 ロレンス・クリッチェル
 ノルマンディー上陸:チェスター・ウェルモット(従軍記者)
 サンロー突破 :アラン・ムーアヘッド(従軍記者)
 火炎放射器  :陸軍大尉 アンドルー・ウィルソン
 ヒュルトゲン  :陸軍軍曹 マック・モリス
 斥候隊(バルジ戦):陸軍伍長 ラス・エンジェル
 バストーニュ  :陸軍大尉 ローレンス・クリッチェル
 ライヒスヴァルト:陸軍兵長 R・M・ウィンフィールド
 レマーゲン鉄橋:陸軍大尉 ケン・ヘクター
 ジークフリート線:陸軍大佐 ウォーレス・チーヴス

186:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/10 22:18:50.97
上記、各作戦の書籍なら各種ありますが
主要戦闘実参加の将兵手記がこのラインナップでそろってるのは他で見たことないです。

この【コンバット】太平洋戦域版もあるらしいのですが、
残念ながら私は見たことないです。

187:名無し三等兵
11/10/10 22:23:00.96
>>185
うわあ読んでみたい

188:名無し三等兵
11/10/10 22:24:28.53
>>184
日中戦争スレで「日中戦争」をすすめられたことがあるね。

189:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/10 22:32:07.12
>187
古本捜索いってらっしゃーい

あとがきにTVドラマ【COMBAT!】が流行してるので、
欧州戦線の手記集を発刊したとあります。

昭和50年1月1日2刷とあります。

190:176
11/10/10 22:36:44.68
Lans殿

>この【コンバット】太平洋戦域版

中央公論社(当時)から出た1994年初版の「最前線の戦闘--米軍兵士の太平洋戦争」
にその一部が入ってます。
まえがきを見ますと、Combat--The War with Japan, edited by Don Congdon, Dell
Publishing Co., Inc., 1962 から
「エビゼ島の戦い」マーシャル中佐
「ビアクの洞窟」リーゲルマン大佐
「悲劇の珊瑚礁」ハント大尉
「神風特別攻撃隊と戦って」モリソン提督 の4編が収録されています。

尼見ると中古出品がありますよ。急げ!(笑)

191:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/10 22:42:12.55
>190
さんくす、早速ぽちりますたw

192:名無し三等兵
11/10/10 22:47:27.92
大東亜補給戦復刊してほしい。

193:名無し三等兵
11/10/10 22:52:31.95
やる気のある人は図書館でさっさと取寄せるので復刊してもそんなに需要ないと思う。

でも名著は電子書籍化して何十年後も読めるようにして欲しい。
学研M文庫とかはできそうなんだけどな。

194:名無し三等兵
11/10/10 22:56:09.61
>178
陸送転移についての論文は、wikipediaの「鉄道省」脚注で示されてる奴ですかね?
それならリンク先がpdfになってて読めますなあ。

195:名無し三等兵
11/10/10 22:58:35.14
>>194
194です。あ、ごめん。
リンク先で読めるのは論文の要旨だけみたい。

196:名無し三等兵
11/10/10 23:00:20.86
>>182
モリソン戦史の長い方は、その古い中野五郎訳しか今でもないんじゃなかったかな?

197:名無し三等兵
11/10/10 23:08:59.32
>>157
みんな第二次大戦だから、せっかくだからそれ以外のものを
『戦場の掟』
URLリンク(www.amazon.co.jp)
少しだけ古い話だが、いわゆる民間軍事会社に勤める人たちを取材した本。

あとは特殊な兵科だけど憲兵の本を少し。
『戦地憲兵』 井上源吉著 図書出版社
華北で一般歩兵として勤務した後、主に華中で憲兵として勤務した著者の本。
隊内規律維持、占領地治安維持、思想戦といった憲兵の主要な仕事は一通りやっているから、
憲兵の概説本としてみても良い本だと思う。

『戦い、終わらず』
URLリンク(www.amazon.co.jp)
米軍の現役憲兵将校である日本人が書いた自伝的な本。
一兵士・・・と言えるかは微妙だけど(執筆時空軍少佐)、この人も隊内での事件対処とかイラクでの対テロ警備とか、
陸空軍で割と手広く色々なことをやってるので、独特な書き方と合わせて読みやすいし面白い本だと思う。

198:名無し三等兵
11/10/10 23:33:18.78
土門周平『ドキュメント 太平洋戦争全史』は通史としてオススメ?

199:名無し三等兵
11/10/10 23:35:52.44
>>193
借りてる間に読み切らんのと手元に置きたいってのがあってなぁ。

200:名無し三等兵
11/10/10 23:46:50.10
>>166 トーランドの「大日本帝国の興亡」にも出てたような気が

201:名無し三等兵
11/10/11 00:54:14.55
>>69 WWIの本なら、「エムデンの戦い」「海の鷲」「戦艦ウォースパイト」

>>139 タックマンと日本なら、「失敗したアメリカの中国政策」がガチ。
WW2での蒋介石の米軍軍事顧問、ジョゼフ・スティルウェル将軍の評伝。おk?

>>147 浅井栄資「慟哭の海―知られざる海上交通破壊戦」
駒宮真七郎「戦時輸送船団史」…ってなんだこの値段!!図書館で。

>>157 スタッズ・ターケル「よい戦争」 WW2全体を取り扱った聞き書き大集成。必読。
個人の長編なら、オットー・カリウス「ティーガー戦車隊」
ただしこれは、必ずここと読み合わせる事。URLリンク(www.geocities.co.jp)

202:名無し三等兵
11/10/11 03:12:36.10
WW2時のユーゴ侵攻からパルチザンの手による独立について詳しく書いてある本なんかありませんかね?

203:名無し三等兵
11/10/11 08:49:27.59
>>202
ライフ 第二次世界大戦史 「パルチザンの戦い」

204:名無し三等兵
11/10/11 09:27:57.40
駒宮真七郎「戦時輸送船団史」が手に入らない場合
>>149で十分代用可
自費出版で更に手に入りにくい「戦時輸送船団史Ⅱ」の内容も含まれている

205:名無し三等兵
11/10/11 11:09:10.85
戦時輸送船団史は古本高騰してるように思えてしまうが、
元々の定価もすごい高い本(6000円)なのでそれほどアップしてるわけじゃない。

内容は他の本で代用できるようなものじゃない。船団一つ一つを追う
この書き方は初めて読んだ時衝撃を受けた。輸送船団の世界に引き込んだ1冊。

206:名無し三等兵
11/10/11 12:23:36.49
文庫で復刊しないかな>>「失敗したアメリカの中国政策」
『決定的瞬間』と『愚行の世界史』も文庫化されたし。

207:名無し三等兵
11/10/11 12:26:41.41
>>206
スティルウェルの話でいいならシェンノート関係の本には大抵出てくるね

208:名無し三等兵
11/10/11 17:38:32.10
>>205
俺はこの本のせいで
各造船所の社史を当たるまでになったよ

地方の小造船所が
どうにも手付かずだけどな
(三陸地方のに限っては
世界の艦船読者欄に
ローカル研究者が投稿してたけど)

209:名無し三等兵
11/10/11 18:47:18.28
このスレ、いつになく活発だね。おかげで、Amazonマケプレで

コンバット―第二次世界大戦・ヨーロッパ戦域 (1974年)
コンバット2―第二次世界大戦・太平洋戦域 (1975年)

を無事に安値で確保できたよ。
2の方は、安価な出品がまだ何件か出品あるようだから、欲しいやつはGO。

210:名無し三等兵
11/10/11 19:15:14.72
P.W.シンガーのロボット兵士の戦争を買った人っている?

211:名無し三等兵
11/10/11 19:47:50.83
>>210
たくさんいる。次いでに買って損しないから買っとけ

212:名無し三等兵
11/10/11 20:01:52.75
『自衛隊の仕事術』久保光俊 松尾喬
URLリンク(www.kou-shobo.co.jp)

仕事の役に立つのだろうかw

213:名無し三等兵
11/10/11 20:10:12.95
>>205
>>204じゃないけど、それは>>149を読んだ上でってこと?
>>149は近場にあるけど、戦時輸送船団史は遠くの図書館にしか置いてなくて、読みに行くのに躊躇してるんだよね

214:名無し三等兵
11/10/11 21:05:13.45
>>213
戦時輸送船男子(こう変換された)
は図書館でちょっと読んだところでどうしようもない本かなあ。

船団番号:何日発、こういう事があった、何日着
これが400ページ弱続いてる鉄道ダイヤみたいな本なので。

215:名無し三等兵
11/10/11 21:09:51.63
何事もなく安着した船団まで書いてあるのが沈没話しかない本との差かな。

216:名無し三等兵
11/10/11 21:15:11.89
>>203
ありがとうございます

217:名無し三等兵
11/10/11 21:20:14.99
「喪われた~」も安着した船団の記載あるよ
記載されてるのは一般船団1154個+作戦参加船団76個

出発港・出発日・到着港・到着日・航海日数・船団名・投入船舶隻数、トン数・
被害船舶隻数、トン数・船舶被害率隻数、トン数・被害人命・
護衛艦艇数・被害艦艇隻数、トン数・概要(船名、沈没原因、沈没場所、積荷など)

218:名無し三等兵
11/10/11 21:27:49.80
>>214
>>215
ごめん説明が足りなかったかな
代用できないって言ってるのは、「戦時輸送船団史」と「喪われた日本船舶の記録」を
ちゃんと読み比べた上なのかどうかと思って聞いてみた

219:名無し三等兵
11/10/11 21:37:10.43
>>217
むー、それも買わないといけなさそうだな。買うか買わざるかどうしたらいいんでしょう。

220:名無し三等兵
11/10/11 22:13:01.05
「喪われた~」は「輸送船団史」やその他の文献から徹底的にデータ抽出に徹した感のある本
本というより資料だわ


221:名無し三等兵
11/10/11 22:32:38.11
大内建二さんの数ある著作のうち、特にどれが良いの?

222:名無し三等兵
11/10/11 22:33:56.39
大内さんが光人社から出してる著書の大半はNF文庫書下ろしだね。

223:名無し三等兵
11/10/11 22:43:49.71
>>221
大内氏は漂流話と輸送船に強い。2005~2007に出た文庫はどれもいいと思う。

224:176
11/10/11 22:46:48.22
>>196
あ、私の書き方が悪いですねえ。
「最初の」ではなくて「唯一の」<The History of... Operations>の邦訳ですね。
(ちなみに現在書店で流通している光人社版は<The Short History of...>の邦訳)

で、数年前に某所でこの昭和25年邦訳の美本をパラッと見ました。訳出当時の
日本人にとっては目を見張るような新事実の数々だったのかもしれませんが、
現在の視点から見るとやや記述が薄いような印象を持ちました。
またMO作戦のことを「藻」作戦と訳してあるのですが、これが中野氏の創案なの
か帝国海軍の本来の作戦呼称なのか今でも疑問のままです。(日本人の著作の中にも
「茂」作戦と称しているものがあるようなので、疑問を留めておきたいと思います。)

改造社という版元の消失だけでなく、以上のような点も含め何らかの問題を含むため
本邦訳の再刊はためらわれたのだと考えておりますが、新訳での刊行は現在においても
意義のあることだと思いませんか? 出来れば大西洋の巻も翻訳刊行してほしいですねえ。

225:名無し三等兵
11/10/11 23:11:05.78
え!? MO作戦って、エムオー作戦じゃないの!?
モ作戦と読むの? マジで!?

226:名無し三等兵
11/10/11 23:18:38.78
ポートMOレスビー の意味だから、モ作戦の可能性はある。

でも一般にはエムオーと読む気がする。
MIはミッドウェーだけど、ミとは言わないからな。

227:名無し三等兵
11/10/11 23:53:01.86
案外、文書では「藻」とか「身」とか使ってたりして。
食える名前だw
戦争後半の作戦名は「捷」とか「天」だからあり得るかもよ。
こっちは食えないけど。

228:名無し三等兵
11/10/12 00:51:34.26
天ぷら

229:名無し三等兵
11/10/12 10:36:19.71
大西洋の巻は船団護衛の話が厚くて熱くて篤くて大井篤らしいよ。

230:名無し三等兵
11/10/12 15:21:56.09
しかし「FS」作戦は漢字にできねぇぞw

231:名無し三等兵
11/10/12 17:02:46.61
実は「萌」作戦だったりしてw

232:名無し三等兵
11/10/12 18:45:44.17
>>230
太ももスリスリの略だったんだっけ?

233:名無し三等兵
11/10/12 21:14:54.79
「フェティ&サド」の略に決まっとろうが。

234:名無し三等兵
11/10/12 22:05:36.92
フィジー・サモアです!ってマジレスしちゃった。

235:名無し三等兵
11/10/12 22:08:36.68
サマワ!

236:名無し三等兵
11/10/13 01:00:45.44
前スレあたりでWW2アメリカ国内事情知りたいとか言ってた人まだ見てるか。
Ospreyサイト見てたらこんな本があったぞ。参考までに。

URLリンク(www.ospreypublishing.com)

237:名無し三等兵
11/10/13 01:49:56.88
近現代の軍装とその変遷について、初心者(知識は高校世界史レベル)にもわかりやすく解説した入門者、あるいはカタログ的な本ってありますでしょうか?

238:名無し三等兵
11/10/13 01:55:26.21
これ全部集めればおk
URLリンク(www.ospreypublishing.com)

239:名無し三等兵
11/10/13 07:54:29.19
>>238
あんた鬼か。そのシリーズは絵が多いから英語力に地震が無くてもいけるからお勧めできるのは確かだけども。

240:名無し三等兵
11/10/13 09:33:47.52
>>237
先月の新刊で
『Military Uniforms Visual Encyclopedia』
 著:Chris McNab
ペーパーバック版450ページに650点のイラスト(過去の出版物からの再録)で7年戦争から現代の対テロ戦争までの軍装を解説しています。
基本カラーですがナポレオン戦争の半分位とフォークランド戦争の数点が白黒です。
説明は各イラスト共に、国、年、所属、階級、場所程度で年式や型式に付いての説明や体系的な解説は殆ど有りません。
内訳は、18世紀 6P、1789-1914 31P、WW1 18P、WW2 227P、1945-2009 133Pと偏りが…
WW2の殆どは『Armed Forces of WW II 著:Andrew Mollo』からの抜粋なので、やはり同書からの抜粋である『Uniforms of World War II』やその翻訳『第2次大戦各国軍装全ガイド 並木書房』を持っているのならかなり微妙な本になるかと。
カタログ的と言えばそうかもしれませんし、尼で\3000以下で買えるので入門と割り切ればお勧めかも。

241:名無し三等兵
11/10/13 11:52:17.34
>>236
日本だと、銃後だけど、あちらでは家前線なんだな。

242:名無し三等兵
11/10/13 20:22:33.01
戦時中のアメリカ社会については、日本語では上杉忍『二次大戦下のアメリカ民主主義』
ぐらいしか無いか。他にはある?

243:名無し三等兵
11/10/13 21:29:21.46
A-10 サンダーボルト(世界の名機シリーズ) 
2011年10月28日発売
URLリンク(secure.ikaros.jp)

244:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/13 22:55:14.21
>>242
『“玉砕”の軍隊、“生還”の軍隊』は割とそれに近い。
徴兵されるまでの過程と除隊後の過程にも紙数が割かれている。

後は大型書店、図書館のアメリカ史のコーナーを漁ると数冊はあったと思う。

245:名無し三等兵
11/10/13 23:50:07.42
>>244
あんたの書評って独特のアバウトさがあるよな。

246:名無し三等兵
11/10/14 00:35:34.23
どう見ても書評じゃないだろ?
書誌知識の自慢だよ。
大型書店や図書館の該当コーナーを漁ると数冊ある…なんてことは誰でも言えるだろう。

247:名無し三等兵
11/10/14 00:37:58.92
自慢であっても書籍の情報を書いてくれるのはありがたいな
いちゃもんつけるよりよっぽどいい

248:名無し三等兵
11/10/14 00:54:00.86
コテハン外して名無しで自分の擁護ですか
お疲れ様です

249:名無し三等兵
11/10/14 00:56:13.32
せっかく連休中はすごく良いスレだったのに失速した

250:名無し三等兵
11/10/14 00:59:33.37
>>249
そんな糞レスする暇があるなら書評の一つでもしたら?

251:名無し三等兵
11/10/14 01:02:37.88
ナルトって面白いよな
軍事だし

252:名無し三等兵
11/10/14 01:03:51.91
よし、それじゃ少し古い本を。

グリンベレーD446

もう亡くなられたが、鹿児島生まれのグリンベレー隊員だった方の本です。
21年間で実戦参加多数。ベトナム戦の戦記としても良い本。


253:名無し三等兵
11/10/14 01:05:57.91
URLリンク(ja.wikipedia.org)

いわゆる本物のグリンベレー隊員です

254:名無し三等兵
11/10/14 10:11:51.04
高貫布士さんの架空戦記の蘊蓄が好きで、その元ネタが書いてあるような本を読みたいと思ってるのだが、なかなか見つからないんだよね。

・潜水艦にさえも、コーラ製造器とアイスクリーム製造器が食堂室に完備されていた。
・当時のアメリカの大学生は、航空機の操縦免許取得が流行っていた。
 軍は民間免許では無理な爆撃機や戦闘機や大型輸送機の免許取れると言って、パイロット集めていた。

みたいなの。

255:名無し三等兵
11/10/14 11:10:38.04
>>254
その手のしょうもない薀蓄はたいていこの本がネタもと。

第二次世界大戦―あんな話こんな話
URLリンク(www.amazon.co.jp)

翻訳に若干難があるが、話半分に読み飛ばすにはちょうどいい。

256:名無し三等兵
11/10/14 11:26:00.31
>>255
この本の頃から50mm機関銃の間違いがあったのか。
ほんと日本人の翻訳者ってM2機関銃知らないのな。

口径がどうのよりも機銃知ってればわかる話なのに。

257:名無し三等兵
11/10/14 13:19:34.74
>>256
昔話だけど…知り合いに駆け出しの翻訳者がいて、固有名詞と実物を関連付ける為に先輩がよく海外雑誌をくれると言っていた。
軍事雑誌が有ればと聞いてみたら、軍事に限らず銃器関係も貰った事が無いと。
それは専門知識だから必要に応じて調べれば良いと教わっていたそうだ。
銃が身近に有ったり、徴兵が有った国も多かっただろうに。

258:名無し三等兵
11/10/14 17:54:27.47
>>250
横だが
軍事書を読もう読もうと思ってるのに
最近脇道にそれてばかりいる
(たぶん眠い人さんの影響)

どの程度までこのスレでは許容されるべき?

259:名無し三等兵
11/10/14 17:59:48.89
>>257
軍オタ視点を取り除いて考えれば軍事、それも兵器関連は時代に応じて大きく変わるものだからその人の言うとおりそのつど調べた方が無難だとは思う
軍事関連を専門に訳す人間なら話は別だが、わざわざ銃のことなんていちいちねぇ…… 
政治関連と違ってほかの翻訳に応用も期待出来んし、特に昔は今と違ってネットも発達してないし





260:名無し三等兵
11/10/14 18:21:15.42
>>258
どこぞの馬鹿みたいにコテハン叩きしなければオッケーじゃない?

261:名無し三等兵
11/10/14 20:42:06.71
こないだSSの歴史を書いた本を読んでたら、“ジュズイット会”なる耳慣れない名前の組織にSSが例えられていた。
ネットで検索するまでイエズス会の事を言ってるのだと気付かなかった。
確かに俺は無教養かもしれんが、こういう風に別名に訳されてたら気がつかねえよ。
人名も我流で訳して、誰だかわかんなくなってる事があるし、この辺はどうにかしてほしいな、できれば。

262:名無し三等兵
11/10/14 20:58:27.02
>259
インチの略し方は一般的な知識じゃないのかなぁ、と思わないでもなく。

>261
「ギョエテとは 俺の事かと ゲーテ言い」なんて冗談があるぐらいだから、諦めるしかない。
まぁ、脳内で対照表を作っておくしかないわな。

263:名無し三等兵
11/10/14 20:58:30.61
以前このスレで話題になってた本で、ニュージーランドSASのベトナム従軍記のタイトルを
ご存知の方っていませんかね?村上龍が「五分後の世界で」その本の描写を真似していたらしいんですが

264:名無し三等兵
11/10/14 21:06:12.42
>>258
1冊軍事の本紹介して、ついでに面白かった本も書けばスレチにはならんでしょう。

以前、銃・病原菌・鉄を教わった時は参考になりましたよ。
すごい題名だなと思いましたけど。

265:名無し三等兵
11/10/14 21:43:18.04
>「ギョエテとは 俺の事かと ゲーテ言い」なんて冗談があるぐらいだから、諦めるしかない。

そうそう、ドイツ語圏ではベルリンとかウィーンとか首都名から違ってるわな。
ベアリンと表記しなけりゃ「ベルリンが何で熊と関係あるの?」
とかちんぷんかんぷんだわな。



266:名無し三等兵
11/10/14 22:19:17.07
>>257
ブローデルの本の、軍事技術の発展に触れている章で銃剣が短剣になってて
知らない人は誤解しただろう誤訳があった。教授がやっちゃいけない訳だったと思う。
あと悪い方で印象に残ってる訳は、チャーチル秘書日記の仏軍艦"シュトラスブルグ"

>>258
スレチだと自覚して細々としてれば振ってもいいんじゃないかと
この前漁業の話聞いた俺としては思う。
ここ何年か切った張ったよりそっちのが面白くなってきた。

267:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/14 22:39:51.32
「最前線の戦闘」(中央公論社)
「コンバット2 太平洋戦域」(白金書房)

本日着・・・そして・・・
「最前線の戦闘」は「コンバット2 太平洋戦域」から4本抜粋じゃなく、
別のドン・コンドンの本からの抜粋であり内容は重複していない事が判明。

うん、両方ぽちって正解だった

(届くまで…重複したかな?とちょっと後悔してましたw)

268:俄将軍
11/10/14 22:52:12.06
>>261
ロナルド・レーガン元大統領の中の人が、大統領選挙期間中に、リーガンから、レーガン
に変えたり、側近のドナルド・リーガンなど、米国人ですら、ということもあるのか、
などと、適当な思いつきなど書き散らしてみたり。

269:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/14 23:24:34.76
そして、コンバット2に「第二次世界大戦 全作戦図と戦況」(ピーター・ヤング)のチラシが挟んであったので
尼で検索したら、そこそこ安いのがあったんでついポチる・・・

連鎖コンボ、ばよぇ~ん

270:名無し三等兵
11/10/14 23:34:38.31
自分から積極的に書評書いていけばスレは活性化する。

以前、ここで話題になった「戦場学んだこと伝えたいこと」
URLリンク(www.amazon.co.jp)
買ってみました。

詳しい人なら特に新しい発見という事はないかも知れませんが、
レイテの決戦場で指揮官という立場から書かれる事は少ないので、貴重な本でした。

塹壕の実際の運用について細かく書かれています。
日本兵は塹壕の中でトイレをしないので、塹壕から出る事がある。
そこが危険なのだとか。

271:名無し三等兵
11/10/14 23:43:19.37
南方の塹壕だと腐敗も早そうな気がするが。
少なくとも冬の欧州辺りで掘り返すのとは全然違う。

272:名無し三等兵
11/10/15 00:04:29.70
>>246
知らないから質問しているのに答えに対して「自慢」?
岩見が紹介する本て(大抵の紹介者はそうだが)
誰でも読もうと思えば読める本ばかりだし。

「実家の土蔵から先祖の大佐が隠匿した一次資料」とか
「機密扱いの最新兵器の取説」
なんかだったらここで言う意味が全く無いが。

273:名無し三等兵
11/10/15 00:06:11.85
>>258
俺基準でラピエール&コリンズだと # 我ながら偏った例だとは思うが

 ○パリは燃えているか?
 ○おおエルサレム!
 ×今夜、自由を
 ×さもなくば喪服を

ところで「おおエルサレム!」並に詳しい第一次中東戦争の本って、
鳥井順氏の中東軍事紛争史以外に何かある?

274:名無し三等兵
11/10/15 00:47:18.39
>>272
岩見さん話題変わっているのに蒸し返さないでくださいよ
鬱陶しい人だなあ

275:名無し三等兵
11/10/15 00:55:44.50
>>273
中東戦争全史はどう?

276:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/15 01:25:30.56
>>274
【鏡】

『イスラエル・生か死か』とかはどう?


277:名無し三等兵
11/10/15 01:31:02.44
なんだ本当に岩見だったかw

278:名無し三等兵
11/10/15 01:37:42.78
JSFに食いついてればいいのに

279:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/15 08:33:19.38
>276
「イスラエル・生か死か」J・ドロン/JNギュルガン(サイマル出版会)
は、質問の第1次ではなく、第4次中東戦争の本ですよ。

280:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/15 08:39:31.80
273
>第一次中東戦争の本って、

定番ですが
つ【図解 中東戦争】ハイム・ヘルツォーグ(原書房)

独立戦争の章として全体の30%程度のページが当てられています。

281:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/15 08:43:58.84
>273
他に
【イスラエル地上軍】ダビッド・エシェル(原書房)

も、第1次中東戦争におけるIDF機甲部隊の初期状態について詳しい記述があります。
(あくまで軍事・機甲に特化した本なので、政治状況などを期待すると駄目)

282:名無し三等兵
11/10/15 19:39:59.98
軍艦についての基礎的な知識を身につけれる本はありますか?
軍艦はシーペ沖海戦以降ので。

283:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/15 20:38:24.68
>>277-278
書評無し、証拠無し。立派な粘着に成長されましたね。

>>282
『軍艦メカニズム図鑑』とかで良いのでは。

特殊な構造に限定しなければ船舶工学の本は普通に役に立つし。
最近は1000~2000円位の入門書も何冊か出てますしね。
その道のベテランか業界団体に依頼してるので大抵バランスは良い感じ。

284:名無し三等兵
11/10/15 20:55:54.19
278は277に対する発言なんだけど・・・まあいいや

285:名無し三等兵
11/10/15 21:28:06.80
奥本剛の八八艦隊本読了
何か「奥本史観」を読まされた感じ

この人の特殊潜行艇本や陸軍空母本はこの内容で値段は安いと思うぐらい立派なんだけどどうもこの八八艦隊本は値段と内容が釣り合わない感じ

これだとまだ学研の八八艦隊本の方が値段と内容的にお得だと思う

286:名無し三等兵
11/10/16 00:13:01.03
>285
写真・図版と本文の分量比、レイアウトがまばらな感じがするんですね。

287:名無し三等兵
11/10/16 00:50:41.48
平賀アーカイブ以前の情報で作図した感じでそれはないわ、ってとこも多いんだよね。
陸軍空母本でも写真で確認できる特徴が図面で全く無視されてるところも何カ所もある。
テーマとしては面白いけど内容は全面的には信用出来ないと思ってる。

288:名無し三等兵
11/10/16 01:31:19.99
市民運動スレで書き込みながらこっちでは名無しで奥本批判か。
やっぱこいつAmazonレビューで荒らしてたんじゃね?

289:名無し三等兵
11/10/16 02:07:16.84
>>288
巣に帰れ

290:名無し三等兵
11/10/16 06:17:44.01
陸軍空母の本は、戦時輸送船ビジュアルガイドの著者も、ちょっと難有り扱いしてたな。

291:名無し三等兵
11/10/16 12:52:39.21
>>287

>陸軍空母本でも写真で確認できる特徴が図面で全く無視されてるところも何カ所もある。
kwsk

292:名無し三等兵
11/10/16 14:20:45.70
「自衛隊教養文庫」なる物の存在をさっき知った
当然現物を見た事がないので詳しい事が知りたいのう

293:名無し三等兵
11/10/16 16:19:29.08
白水社文庫クセジュ 100の地点でわかる地政学 パスカル・ゴーションほか著、斎藤かぐみ訳

高い、中身ないと最悪だった、金返せ

294:名無し三等兵
11/10/16 16:23:46.39
クセジュって良い本もあると思うんですが
中身確認しなかったのですか

295:名無し三等兵
11/10/16 16:29:59.08
通販も多い昨今、貴重な人柱様になんて口利くのか

296:名無し三等兵
11/10/16 16:33:44.25
地政学なんて疑似科学なタイトルを付けてる本にお金を出すなんて、えらいわね

297:名無し三等兵
11/10/16 17:34:26.83
最近分厚い特攻本が出たな。

至純の心を後世に 陸軍最後の特攻基地・万世 苗村七郎
URLリンク(www.7netshopping.jp)

付録には特攻隊員たちの遺書や手記、近年発見された軍事演習の要綱が
収録されていて、史料本として有益だと思う。

298:名無し三等兵
11/10/16 19:13:38.77
>>292
少し検索してみた

URLリンク(matsushita-konosuke-zaidan.or.jp)
によると、
>防衛庁初代長官の林敬三氏や政治家小泉信三氏などの著作を集めた『自衛隊教養文庫』全10 冊が存在することを知った。

と書いてあった 全部で10冊あるらしい
そして国立国会図書館で検索してみると8冊ほどヒット。
あとは実際に読んでみるしかないが、なかなか面白そうだな

299:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/16 19:15:50.79
こういう発見があるから書評スレは良いですね。
私も知りませんでした。292さん乙です。

政治家などの本と言うことになると、政策論本かなぁ。

300:名無し三等兵
11/10/16 19:27:54.63
>>296
地の利は
孫子の頃から考察されているんだぞ

301:名無し三等兵
11/10/16 19:58:29.34
>>300
それは地政学とは違う話だ。

302:名無し三等兵
11/10/16 20:12:27.27
ミサイルのテクノロジーや発達の歴史の定番の書籍はありますでしょうか?
特に空対空ミサイルの誘導システムについてや
現代電子戦のシステムなども知りたいのですが

303:名無し三等兵
11/10/16 20:14:10.17
>>301
地政学って鮭先生が、地政学によるとインド洋に突き出たインド亜大陸を領有しているインドが空母を保有すると
世界情勢が変わると言ってた本の出版された時の30年前から、空母を持ってたといいヤツのこと?

304:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
11/10/16 20:47:51.15
せめて青木栄一とか曽村とか出してちょ。

305:名無し三等兵
11/10/16 20:52:12.13
>>291
例えば掲載された神州丸の写真ではっきり確認できるマストトップのヤードが図やCGではまるっきり
無視されてるとか、浮揚修理後の神州丸の船体後部に不自然な段差があったりするとこ点など、掲載
図面には、にわかに信じがたい点が多くある。
神州丸の場合中甲板下は舟艇搭載用のスペースになってるので舵機室はその上にあるはずだが、それが
露天になる構造とかは普通ありえないと思う。それを裏付ける写真も掲載されていない。
あきつ丸も武装配置も怪しいし、改装時の高射機銃の換装も言及されていない。
同人誌や雑誌記事ならともかく商業出版物としてはツメが甘い感じがする。

306:名無し三等兵
11/10/16 22:12:58.75
そもそも奥本氏ってどんな人?
学術的バックグラウンドのある執筆者?
それともマニア発展型執筆者?

307:名無し三等兵
11/10/16 22:42:07.42
岩見殿
そういえば青木氏の「シーパワーの世界史」第3巻はもはや永遠に出ないんだってね。
まあ1,2巻も誤植だらけなので、その収拾つけた上で最終巻ってことになると、
著者も出版社とのやりとりに嫌気もさしましょうが…

308:名無し三等兵
11/10/16 23:23:45.77
>>305
HPの自己紹介を信じるならモデラー系マニアの発展系みたいですね。

309:名無し三等兵
11/10/17 09:42:28.58
完全版 図説・ドイツ戦車パーフェクトバイブル (歴史群像シリーズ) の購入を
検討しているのですが、これは良くある焼き直しの類でしょうか?

310:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 12:57:24.47
>309
学研WW2のムックシリーズ各種からの抜粋再編集
過去のシリーズを買い逃した人向

装甲部隊全史 が部隊運用のまとめ
ドイツ戦車がハードとしてのまとめ

311:名無し三等兵
11/10/17 13:13:25.78
でも「装甲部隊全史」にはI,II,III分冊初出時にはなくて
その後の「ドイツ戦車」にもなかった新記事があったよ。
グデーリアンがヒットラーの口利きで国有財産の一部を便
宜供与してもらってた…ような記事。まあ全貌は闇の中
なんだろうけど、ナチに深入りしていなかったと一般に
思われている国防軍軍人も精査すればイロイロあるだろうって
ことのようです。

312:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 13:31:30.03
後は、その数ページの為に1冊買うか?という話ではないかと・・・

313:名無し三等兵
11/10/17 13:44:23.48
最近出てきた事実のようなので、デンッ!と一冊出版されないかと期待もしています。
ドイツあたりではすでに関連書籍があるのかもしれませんネ。

314:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 14:10:02.55
>313
それはそれで…
「でも、お高いんでしょう?」
になりそうで怖いです。。。

それよりも歴史群像アーカイブで
「南北戦争」と「欧州近代戦史(WW1以前)」プリーズ!ぎぶみー!

十分にアーカイブにまとめられる量があるのは判ってるんです!
さあ、歴群編集部よ、観念して出したまへ

でも購買層狭そうだよなぁ・・・この2つ・・・
しかーし、これを出せるのはもう歴群しかない!んだよなぁ・・・

315:名無し三等兵
11/10/17 14:26:41.72
そこの趣味人は原書あたるからわざわざ買わないよなあ

316:名無し三等兵
11/10/17 14:32:19.87
>>311
その元ネタは多分「総統からの贈り物 ヒトラーに買収されたナチス・エリート達」だと
思うので興味があれば探してみればよいと思う。
国防軍神話への懐疑には「国防軍潔白神話の生成」をどうぞ。

317:名無し三等兵
11/10/17 14:39:59.94
守屋純の「ハインツ・グデーリアンもうひとつの素顔」だったか。
歴史群像本誌を合わせて3回ぐらい掲載されてるんだよ。
内容がそれぞれ微妙に違うんだ。
なぜだろうねw

318:名無し三等兵
11/10/17 15:19:36.66
>>317
そうそう、色んなところでよく見るけど、なんであんなに再掲したがるんだろうねw
国防軍が本当に清廉潔白だなんて思ってるのは、一部の浅いドイツオタクだけだと思うんだけど。

319:名無し三等兵
11/10/17 15:25:04.72
まあ日本海軍は悪くない神話みたいなもんだから

320:名無し三等兵
11/10/17 15:39:26.14
URLリンク(www.amazon.co.jp)
日本海軍戦闘機隊 写真集: 大陸の古豪、第12航空隊と第14航空隊

いいのでました

321:名無し三等兵
11/10/17 15:39:50.98
何か失敗を犯した時、一つの組織に業を背負わせようとする傾向は、古今東西あらゆる事象にある。
それが人間の心理。

322:名無し三等兵
11/10/17 16:08:58.58
ルントシュテット爺さんやマンシュタインおじさんまで汚れていたなんて信じたくないなあ~

323:名無し三等兵
11/10/17 16:14:56.47
>>310
ありがとうございました

324:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 16:30:48.09
>315
なので、いつまでたっても趣味人の層が広がらないんです…
一時期、銀英伝のおかげでナポレオニックに多少目がいった人もいると思いますが
そこから後が続かない…

ゲームもこの分野は外国勢ONLYな感じですし…
(なのに中世ファンタジーは人気あるんだよなぁ…)
(でも陣形とか3兵戦術に進むのはほとんどいないのが悲しい)

325:名無し三等兵
11/10/17 16:38:06.46
ゲームの中世ファンタジーはかけらも現実と関わりないような・・・

326:名無し三等兵
11/10/17 16:42:27.82
軍艦は、名前がアニメキャラに使われる事が多くて知名度が上がってきてるが
陸戦関係はさっぱりですねえ。本は結構出てますけどね。

ファン数は海8:陸2くらいの比率なんじゃないかと。

327:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 16:51:16.49
>325
しかし、ロード・オブ・リングに見られるような大規模集団の戦闘(戦争)が発生するなら
それなりの陣形や初期の3兵戦術的見せ方は十分あると思うのです。
(アルスラーン戦記とかちょこっと萌芽が…)

ただ今の中世ファンタジーは、いわゆる陣形も戦術も失われた「中世初期の暗黒時代」なんだ
と言われてしまえば、それで全部済んでしまうんですがねw

>326
空を忘れていますよ。
ぱんつウィッチーズをw

あれのおかげで機体は置いといてもパイロットの知名度だけは急上昇

328:名無し三等兵
11/10/17 17:17:40.09
「自壊する帝国」が文庫化されてたので
今更読んでみた

なんていうか
ぞわ… ぞわ… ってなる

329:名無し三等兵
11/10/17 17:18:34.12
URLリンク(www.amazon.com)

不思議なジャンルに入ってる本です。貴重な資料として買う人はいませんか?

330:名無し三等兵
11/10/17 17:27:40.10
>>327
Amazonでちょっとフィンランド空軍関係の検索掛けただけでそのクズアニメの
関連商品を大量にお勧めに放り込んでくるのを止めさせろ(怒

331:名無し三等兵
11/10/17 17:38:21.23
>>314
欧州近代戦史はむしろ記事数が多すぎてムックにし辛いだろ。
絵画でみる戦史みたいなコーナーの主題はほとんど黒色火薬と帝国主義の時代の戦争のネタだし、
連載でやってたルイ14世の戦争、それに続いてのフリードリヒ大王の戦争のシリーズとか、ほかにも単品の記事は結構あるし。
歴群は以前にも近代戦争を中心にしたムックや文庫を出してるのに、この手のネタを扱う気が全然ないってのは
ようするに売れなかったからで、今後も出さねえんじゃないか、多分。

332:名無し三等兵
11/10/17 17:43:17.72
>>329
一瞥して

「武田信玄」

という人名が真っ先に頭に浮かんだ。
俺も毒されているなー。

333:名無し三等兵
11/10/17 17:49:59.15
戦国自衛隊も、海辺でくつろいでるよね

334:名無し三等兵
11/10/17 18:18:12.72
>一時期、銀英伝のおかげでナポレオニックに多少目がいった人もいると思いますが

つか、藤本ひとみ辺りを良質な批判しないから<銀英やガソダムで止まっているグノタ


335:名無し三等兵
11/10/17 18:48:32.09
>一時期、銀英伝のおかげでナポレオニックに多少目がいった人もいると思いますが

一小説家の空想世界を越えられない貧弱な学研執筆陣。
ダフィーやチャンドラーの本をそのまま内容も理解せず転記してるのはまともな方。
特に西洋史はトンでも歴史家の巣窟になってるのでは?


336:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 18:51:28.58
>334
パンツァーブリッツ/リーダーで「オデッサ」や「ジャブロー」作ってた人も当時は結構いたと思うんだがなぁ…
そして、そういうパンツァー系SLGをプレイしてた人は、結構こっちに来た人もいると思う。

別に全部来なくても良いのですよ(逆に全部来ても困る)
あえて踏み込んでくれて趣味人化するのがが数%でも居れば、なんとか道は続くわけで…

337:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/17 18:56:52.97
>331
>今後も出さねえんじゃないか、多分。

そう思うからこそ、待ってる人が0じゃない事を示す為に言ってみますた。
(他に何人いるかは不明ですがw)

特に近世欧州戦史は、関連過去記事を1冊に全部詰め込むのは無理なのは判ってます。
でも・・・南北戦争なら1冊に主要記事を選別して出せるはず><
(つか、96年?の特集号に、その後の記事をいくつか加える程度で、十分に良質な南北入門本が出来上がるはず)

338:名無し三等兵
11/10/17 19:42:11.87
>>329
結構使えたよ

339:名無し三等兵
11/10/17 19:44:02.29
アーッ! な意味で?



340:名無し三等兵
11/10/17 20:03:32.10
>>336
その少数の人や入り口でウロウロしてる人を叩いて追い返す人もいたりするからねぇ。
まぁどんな趣味でも揚げ足とりして自尊心を満たしてる困った人はいるのですけど。

341:名無し三等兵
11/10/17 21:02:44.71
軍板選抜チーム作って出場しようず

読書好きの人々の間で、「ビブリオバトル」というゲームが話題を呼んでいる。10/30には全国大会も。
URLリンク(lifehack2ch.livedoor.biz)

342:名無し三等兵
11/10/17 21:24:08.12
本のタイトルでしりとりでもさせるのかと思ったw

343:名無し三等兵
11/10/17 21:25:46.24
某公立図書館に管理職で異動した。軍事関係の蔵書を検索してみたが、大したものはない。司書は選書して下さいね、と言ってくれるが、本来なら狂喜のこの環境も、逆に立場上安易な選書も出来ず、出版物のリストで自分自身の蔵書の選書だけしている。

344:名無し三等兵
11/10/17 21:41:57.16
バリー・リーチの独軍ソ連侵攻という本について
誰か知ってる人っていない?
81年ころに原書房から出た本らしいが、
Amazonはおろか、日本の古本屋でもスーパー言辞でも全くヒットしねえ。
近くの図書館にも置いてない(国会図書館にはあるらしい)。
良い本という噂も聞くが、これほどに世の中で見かけないという事は、
実は価値のないどうでもいい本なんだろうか。

345:名無し三等兵
11/10/17 22:04:52.97
>>344
本は結局の所自分で見てみないと価値がわからん
国会図書館で読んでみたら?

346:名無し三等兵
11/10/17 22:05:27.18
>>341
軍板だと厳しいな、おいw

347:名無し三等兵
11/10/17 22:09:52.50
蔵書で殴りあうバトルなら圧勝間違いなしなんだが…

348:六点☆噴血 ◆OVNYPzgZN2
11/10/17 22:11:40.90
>>347
朝雲新聞社と大日本絵画がアップを始めたようです。

349:名無し三等兵
11/10/17 22:19:50.08
原本これだな

German Strategy Against Russia, 1939-41 [Hardcover]
Barry A. Leach
URLリンク(www.amazon.com)
URLリンク(books.google.co.jp)

350:名無し三等兵
11/10/17 22:32:20.65
>>344
URLリンク(metro.tokyo.opac.jp)

東京都立図書館
ISBN 4-562-01160-2
タイトル 独軍ソ連侵攻
タイトル読み ドクグン ソレン シンコウ
著者名 バリー・リーチ∥著
著者名 岡本雷輔∥訳
著者名 [Leach,Barry.∥編]
著者名典拠番号 1200283831
出版地 東京
出版者 原書房
出版者の読み ハラショボウ
出版年 1981.9
ページ数等 279p
大きさ 20cm
原タイトル注記 German strategy against Russia,1939-1941.の翻訳
分類NDC6A版 393.2
分類NDC9版 391.2



他、下記に存在
足立区図書館
日野市立図書館
杉並区立図書館

351:名無し三等兵
11/10/17 23:16:23.65
>>302
防衛技術ジャーナルの『ミサイル技術のすべて』

352:名無し三等兵
11/10/17 23:38:10.44
>>314
ふと思ったのだけれど、学研から出た「図説・第一次世界大戦」や
歴史群像アーカイブの「第一次世界大戦」はそれなりに売れたんだろうか。
歴史的には一大転機だけれど、趣味的には今一つマイナーな感じがするので。

353:名無し三等兵
11/10/18 00:27:37.19
>>324
>陣形とか3兵戦術に進むのはほとんどいないのが悲しい

ドンぴしゃでその分野に進みたかったのでよかったら良書のおススメをば

354:名無し三等兵
11/10/18 00:48:12.67
>>353
つ『皇国の守護者』

355:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 00:57:02.47
>353
入門なら下記あたりはどうか?

「戦略・戦術・兵器 事典③ヨーロッパ近代編 ⑤ヨーロッパ城郭編」学研
「覇者の戦術」新紀元社
歴史群像48「ナポレオ 戦争編」学研
「ナポレオン戦争全史」松村劭(原書房)
「ナポレオン戦線従軍記」フランソワ・ヴィゴ=ルシヨン中公文庫 ※なんと従軍士官の手記
「戦闘技術の歴史」①古代編②中世編③近世編」創元社
(④ナポレオン時代⑤東洋編 が続刊予定)

356:名無し三等兵
11/10/18 01:01:22.85
>>352
GWスレとしてはこれから100周年にむけて被害担当艦になりそうで気が重いデス

357:名無し三等兵
11/10/18 01:03:08.77
>>341
本を選ぶとこで喧嘩が始まるなw

358:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 01:09:26.87
「第二次世界大戦 全作戦図と戦況図」ピーター・ヤング(白金書房)
本日着
やられた・・・でかい・・・箱入り凶器の部類だったか…
編者は英サンドハースト陸軍士官学校 戦史部長(退役准将。。。あはは、あのデュエップからの生還者だと)

まれにWW2各作戦全体を1冊で解説した良い本ないですか?という質問を見かけますが、
その回答にしても良いかも…欧州~太平洋まで網羅

なお、もともとの定価が8800円(消費税がない頃w)なので、古本もそこそこの値段は覚悟がいるので
そういった意味では初心者には勧めずらそうですが…

なお、白金書房なきあと、原書房から再刊されたらしいので美本を手に入れたいなら、そちらを狙った方が良いかもしれません
(私のは尼最安値の可ランクだったので化粧箱はガムテープで補修されているというありさま。中身は美本ですが)



359:名無し三等兵
11/10/18 01:38:28.35
>>355
ありがたい!

360:名無し三等兵
11/10/18 02:22:05.35
>>343
歴史から攻めるんだ。
でもまあ、歴史でも周囲の理解が得られるかは住民の文化程度によるよな。
本読まねぇどころか、「何それ食えるの?食えないなら予算もったないよね」
で要らぬ土建の方に金回すとかさ。
頑張ってくれ。

361:名無し三等兵
11/10/18 08:13:01.33
>>360

技術・工業関係から攻めるという手もあるぞ。
うちの地元のの技術系・工業系の棚は
軍艦建造関係(造船枠?)やら航空技術やら、そして何故かNBC兵器関係
(核・生物工学・化学枠か?)やらが密集していて
一瞬ミリタリーコーナーに迷い込んだかと思ったぜ。


362:名無し三等兵
11/10/18 08:35:23.69
軍事ってありとあらゆるジャンルがあるんだから、こっそりと入れたらいいと思う。

363:名無し三等兵
11/10/18 08:42:26.35
他じゃ読めない本や価格高い本を入れて欲しいが
難しいよなあ

364:名無し三等兵
11/10/18 09:00:59.16
図書館の廃棄本を安く手に入れたいと密かに願っているが
図書館の人にいつ廃棄すんの?とか聞いたら怒られるのだろうか

365:名無し三等兵
11/10/18 09:46:01.43
図書館の便所の窓から放り出して、あとで拾えばよろしい

366:名無し三等兵
11/10/18 10:11:07.82
放してあるドーベルマンにやられてDEAD END

367:名無し三等兵
11/10/18 15:23:30.25
というか本の神様に祟られそうだ。憑かれてる人ならいっぱいいそうだが。

368:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 15:49:24.28
昨日、上記の本が来て、朝から体がだるいんだよねぇ~
あー、肩が重い。

369:名無し三等兵
11/10/18 18:41:32.76
>>360-361
安全保障とか国際情勢とかインテリジェンスのお堅い本とかはいかが?
「中国軍総合ス」レや「北朝鮮戦力分析スレ」などのテンプレには参考文献があるね。
著者で選ぶなら江畑謙介氏のなら堅いかな?

370:名無し三等兵
11/10/18 20:11:42.49
>>368
どんだけ重い本なのよ

371:名無し三等兵
11/10/18 20:50:04.71
>>242 >>236だが、前スレで挙げたのは、
スタッズ・ターケル「よい戦争」
(これは必買!前線後方を問わず全世界のWW2経験者から聞き書きをやらかした大名著だ。ただ、相対的にホームフロントUSAが多いのは致し方ない)
ライフ第二次世界大戦史「戦時下のアメリカ」 あたり。

あと、「非戦の人ジャネット・ランキン―アメリカの良心と呼ばれた女性」
「マイク・マンスフィールド 米国の良心を守った政治家の生涯」 
あたりも読んだがいいかな。向こうの議会は戦時下でも活発に動くからね。

372:ゆうか 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 ◆u8WC078ef5ch
11/10/18 21:30:14.36 aLfNwW3O
>>368
同志がいたw
あちらこちらと書店や古書店をめぐっては
本を売り本を買いしてたせいで
今慢性の肩こりに悩まされておりまする
今月に入って特にひどいorz

373:名無し三等兵
11/10/18 23:00:26.12
あのね、遺族が丁寧に整理して古書肆を呼んだ昔の古本と違って
お払い屋がガサッと遺品かき集めて売っぱらような本にはまだ持主
のイロイロな想いが残ってたりするかもよ。
だから私は、手にとって臭いやナンかから「何か」を感じたら
その本は遠慮しちょりますわ。
いかにも「長年愛読しました」って感じの本は特に。

374:名無し三等兵
11/10/18 23:04:42.58
>>373
おもにF書院文庫?

375:名無し三等兵
11/10/18 23:11:45.46
ブハハw
いや、その手の本ではなくて、ここの皆のように戦史や近現代史もののお話です。

376:名無し三等兵
11/10/18 23:17:36.68
最近、誤字がすごく増えてきたけど、中には題名間違っちゃう例も結構出てるとか。
誰もチェックしない、出版されるまで気づかない時代に突入しつつあります。

ある外国戦艦本も、表紙の英語タイトルが思いっきり誤字ですよねw

377:名無し三等兵
11/10/18 23:28:51.39
学研の「図説・日露戦争」出てすぐ買ったら
発行日がちょうど1年後になってたこともある。

奥付や著者名を間違うのは編集者末代の恥なん
だが、タイトル間違うようなヤツ採用するな。

ちなみにどの戦艦本か教えて~(笑)

378:名無し三等兵
11/10/18 23:29:29.69
その本の題材となっている部隊にいた方だと思われる人物によるメモ書きが
事細かに書き込まれている古本には何かが憑いていそうだ
文章に線引きしてあって、「同年兵○○、××戦死」とか

379:名無し三等兵
11/10/18 23:46:42.65
そういうのは本来、遺族が家に永代残したり焼いたりすべき
なんですよね。

380:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/18 23:48:20.64
>378
戦友会編纂の連隊戦史とかも持ってますが・・・
それも弓兵団所属連隊の・・・

戦死者名簿のページがそりゃもう、えんえんと・・・

381:名無し三等兵
11/10/19 05:44:16.29
軍事本ではないけど、昭和八年発行の列車時刻表を手に入れた時、一週間ぐらい金縛りと
体調不良に悩まされたことがあったな。すぐに治ったけど

382:名無し三等兵
11/10/19 06:56:42.24
書き込みが結構あった歴史の本で、章題のとこに「やっと来た」とか
書いてあったの見た時には、この人これを随分楽しみにしてたんだなぁ、
とちょっと微笑ましかった。

383:名無し三等兵
11/10/19 08:27:20.77
似たようなので
「本編」と目次に書き入れられてた

384:名無し三等兵
11/10/19 10:57:22.47
ようやく『戦争の変遷』を読了
主権国家が政治目的のために戦争をするというクラウゼヴィッツ的世界は近代の産物であり
古代中世近世現代の戦争をクラウゼヴィッツの視点から見るのは適切ではない
っていうことを一生懸命説明して
これからの時代は低強度紛争でありクラウゼヴィッツの戦争観がこの時代にそぐわない以上
クラウゼヴィッツの戦略観(ジョミニ等の近代戦略思想も)もまた捨てるべきである
っていうことを言っている

個人的には好きではない
冷戦の終盤やポスト冷戦期の軍事学史を研究する上での価値はあるかもしれないけど
戦略思想の古典としての価値は持ち得ないと思う
そもそも「戦略思想の古典」という地位を得ることを目的としてるわけではないから当然だけど
クラウゼヴィッツ批判の先行研究としての価値も一応付け加えておく
やっぱり思想や哲学みたいな観念的な世界に入り浸ったりタイタニック号を沈没させる方が好きだな

385:名無し三等兵
11/10/19 12:18:44.13
ナポレオン△から始まっているんだし、それよか昔のを当てはめるのは無理なんて分かる気がするけどな。

386:名無し三等兵
11/10/19 14:15:41.67
『戦争の変遷』は91年の本だよね、と言うと最近みたいだがもう20年前なんだよな。

387:名無し三等兵
11/10/19 15:19:35.27
クレフェルトに限らず、著名な欧米の軍事史家の著作がどんどん邦訳されれば
いいんだが。

388:名無し三等兵
11/10/19 16:47:30.32
じゃあ俺も「戦争の変遷」の書評を。
クラウゼヴィッツの戦争論が前提とした、戦争とは「三位一体」(国民、軍隊、政府)の存在が、国益の為に争うもので、
根本的には合理的行動であるという彼の戦争認識は、ウェストファリア条約成立後のヨーロッパを中心とした極限れた
時代と地域にのみあてはまるものであり、古代、中世、そして第二次大戦後の現代においては的外れなものとなっている
という指摘をしている。
現代の国民国家において、ハイテク装備を揃えた正規軍はその力によってなんらかの政治目的を達成することが極めて
困難になっており、また主要先進国同士においては、核兵器という戦争後の結果として確実に破滅が予想できる兵器システムの
登場により事実上戦争は不可能になったという事実を確認している。
一方でまた、WWⅡ後の世界において正規軍同士の交戦で戦われた紛争の犠牲者の数が著しく少ないことに反比例して、
低強度紛争によっておびただしい数の犠牲者が出ており、こうした形態の戦争(低強度紛争)がなんらかの形で先進国に飛び火
する危険性について警鐘をならしている。そして、正規軍同士の激突する通常戦争は死に掛けており、そこで使われるために
洗練されてきた戦略や、ハイテク戦闘機、爆撃機、重装甲の戦車といった大型で高価の兵器は存在価値を失い、未来のハイテク軍隊は
監視や追跡といった能力に技術をつぎ込むことになるようになっているのかもしれない……
現代や未来に関しての分析はこんなところ。戦争実行の主体として、山の老人(アサシン派)のような指導者が現れるかもしれないと
予言していたが、これが2001年に(もっと前から彼はアメリカと戦っていたが)誰の目にもわかる形で現実化したのはご存知のとおり。
著書の大部分は、かつての戦争において、誰が、何故、どのような手段によって戦ってきたのかを振り返ることで、戦争の歴史を振り返ると
ともに、上記のような認識にいたった経緯を読者に納得させようとしている。
俺はおもしろいとおもった。戦略論の類を読む人間には薦めておきたいし、軍事史好きにも楽しめると思う。

389:名無し三等兵
11/10/19 17:50:35.61
あまり関係ないかもしれないけど・・・このスレの皆が利用してる
古本の通販サイトのオススメ教えてください。

390:名無し三等兵
11/10/19 17:56:33.51
日本の古本屋とか

391:名無し三等兵
11/10/19 17:57:33.22
91年ですでに現在の様相が予想されていたんだな

392:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 19:21:58.65
>391
ちょっとまて

>ハイテク戦闘機、爆撃機
 精密爆撃能力で低強度戦争でも必要

>重装甲の戦車
 制圧任務での装甲の重要性が再認識

>正規軍同士の激突する通常戦争は死に掛けており
 その91年に湾岸戦争が起き、その後も第1次チェチェン/イラク/グルジアと
 とても低強度といえない戦争/紛争が発生

合ってるのは
>未来のハイテク軍隊は 監視や追跡といった能力に
>技術をつぎ込むことになるようになっているのかもしれない……

そして上記監視能力の追及と、大型高性能兵器の必要性は矛盾しない訳で…
数の必要性は減じているfが、要素自体の必要性は減じていないと思うのですが。
(より少数高性能を求められているように思える)




393:名無し三等兵
11/10/19 20:15:31.69
>>392
戦闘機や爆撃機の精密攻撃能力は無人機でより安く代替できるし(つうかクレフェルトの最新著作が正にこのテーマで、
現代空軍は金を喰うわりに役に立たないって問題提起をしていた)、重装甲の戦闘車輌も、低強度紛争においては
有ると重宝するが、絶対に必要なわけじゃない。費用対効果で見るとどうなんだって話になる。

国家間戦争はまだ死んではいないだろうが、それによって達成できる目的と費用のバランスを考えると、
政策のオプションとしてはあまり取られる事はないだろう。低強度紛争と比べればはるかに少数の、例外的存在に止まる
のでは無いだろうか。

クレフェルトは歴史的な潮流を言っているわけで、細かい例外位はそりゃあるでしょう。

394:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:00:04.50
>392
だから私も
>(より少数高性能を求められているように思える)

と書いているのです。
その少数をいかに使いこなすか?
が現在(91年ではなく)の課題ではないのでしょうか?
(その為にも情報が重要化している)

私が一番言いたいのは、>388はあくまでも91年時点からしばらくの潮流であり
その後の戦争/紛争の現実から、現在の潮流は既に流れが変わっているのではないか?
という事です。

よって
>391
>91年ですでに現在の様相が予想されていたんだな

は若干違うのではないか?という事です。
(つまり私と>391では現在の潮流についての認識が違う)

395:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:06:59.71
ちなみに、潮流が変わったのはイラク正規戦後の治安作戦からだと考えています。
つまり>388の考え方でも、低強度紛争に対応するには不足であり
潮流はさらに進んでいるという意見な訳です。

・情報の重視/打撃力減少←90~00年代前半
  ↓
イラク戦成功
  ↓
・情報最優先/さらなる打撃力の減少←00年代中~後半
  ↓
治安戦失敗
  ↓
・情報の重視/必要打撃力の見直し←今ココ

396:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:11:57.21
なお、この場合の打撃力というのは持続的なものを指さないので
冷戦時の重戦力の常時大量保持とは全く意味が違います。

どちらかというと必要時期に集中可能な必要戦力と言う意味です。
この必要戦力の内容が問題。
そして、それをどう効率的に機動させるか。

ここで必要戦力を見誤ると…
機動だけでは駄目で、その戦力の質も必要なはずなのです。

397:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/19 21:12:53.33
まあ、これ以上はスレ違いになるので
やるなら簡単か、陸上スレでお待ちしています。

398:名無し三等兵
11/10/19 21:24:10.23
『補給戦』の第2版の完訳本も出ないもんかな。今出てる訳本は、初版が底本で、
原著にあった脚注とかは省略されてるし。

399:名無し三等兵
11/10/19 21:25:06.92
『戦争の変遷』『戦争文化論』については、訳者の石津さんの解説も詳細で
分かりやすいからより理解が助かるな。

400:名無し三等兵
11/10/19 21:31:18.76
>>394
どうだろうなあ。「戦争の変遷」から引用すると、
“これは、将来、軍事分野では新技術の出る幕がないということではない。意味しているのは、その昔、小火器が騎士と
その重い甲冑に取って代わったように、大型で高価で強力な兵器が廃れ、小型で大量に生産でき、どこででも利用できる
兵器に移行する動きである。”
と書いている。
実際、第五世代戦闘機や新型MBT何かは開発されても調達も配備も少数か、棚上げ。
反面、ロボットや歩兵用の個人装備何かはすぐに大量に部隊配備される。
クレフェルト曰く、“一般の社会的見地からすれば、不経済で、速度が速すぎ、敵味方の区別がつかず、あまりにも大型で、
必要以上に強力でとても現実の戦争には使えないような兵器”は居場所を戦場と軍隊から失ってるように思える。

401:名無し三等兵
11/10/19 21:39:46.36
>>397
リロードする前に話が進んでた…
クレフェルトの言ってる事は軍隊の形態自体が正規軍から治安軍へと変わっていくだろうって話なんで、
細かい戦術論を話すスレの話題にはそぐわないんじゃないかなあ。

402:名無し三等兵
11/10/19 23:29:37.38
URLリンク(www.amazon.co.uk)

安いよ安いよー
写真満載の名著Coastal Commandがたったの7.4ポンド、900円だよー
半額以下ですよー、ほぼ全部写真なので英語読めなくても大丈夫ですよー

403:名無し三等兵
11/10/19 23:38:26.25
何だか今夜は難しそうなので帰ろ…(´・ω・`)ショボーン

404:俄将軍
11/10/20 00:32:57.59
>>384-388 >>391-400
単に、テロリズムの金字塔な、イスラエル建国、存続の与えた影響が、冷戦下、押さえ込ま
れていただけで、冷戦終結によって、浮かび上がってきただけ、ということもあるのか、
などと、適当な思いつきなど書き散らしてみたり。

405:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/20 00:56:42.15
>401
あの2つのスレは戦術に限りませんよ。
用兵思想なども話題に含みます。

406:名無し三等兵
11/10/20 06:48:57.60
「この兵器はどんなスペックを持っているのか」よりも「なぜそのスペックが必要なのか」という部分に興味がある
そんな私は一体どんな本を読めばよいのだろう?

407:名無し三等兵
11/10/20 07:08:58.95
「戦争の変遷」はLansには向いてない本ってことだな。

408:Lans ◆xHvvunznRc
11/10/20 11:19:37.45
>407
別に90年代の潮流は、そのような見方が大勢を得て
そのように流れたという意味で否定してません。

だから、その意味では当時の潮流を知るによい本だと思ってますよ。

問題は、今もその流れのままなのか?
と言う部分で、当然そこは91年の本に書いてある訳でもなく、
それは読み手が別途、探していかなければならない事項だと思うだけです。

409:302
11/10/20 12:48:17.72
>>351
遅れましたが、ありがとうございます。

410:名無し三等兵
11/10/20 15:05:23.44
Lansも誤りを認めるできない性格してるな

411:名無し三等兵
11/10/20 15:16:23.35
>>410
日本語でok

412:名無し三等兵
11/10/20 15:24:45.47
書評スレなんで書評でお願いします

413:名無し三等兵
11/10/20 15:51:07.36
書評書くあるよ。

414:名無し三等兵
11/10/20 15:53:33.53
>>406
小林源文氏の兵器解説本があったよな、それ辺りどうよ。

長砲身と短砲身の砲弾の違いなどなかなか面白かったような。

415:名無し三等兵
11/10/20 18:36:07.96
「バンドオブブラザーズ」でお馴染みのリチャード・ウィンターズ氏、今年の頭に亡くなられてたのか……合掌。

416:名無し三等兵
11/10/20 19:10:12.20
そうですか・・・
ご冥福をお祈りいたします。

417:名無し三等兵
11/10/20 19:11:34.76
>>406
ふつう、兵器を開発する時に要求性能の基礎になるのは、
その軍隊におけるその兵器の運用構想による。
だから、その兵器の運用構想を理解する必要がある。
その兵器の使い方の書いてある教範とか、
その兵器を装備する部隊の使い方が書いてあるドクトリン文書を読みなはれ。
といいたいところだが…

418:名無し三等兵
11/10/20 19:47:28.93
>>395
イラクの治安戦の失敗(ソ連のアフガン侵攻でもよい)の原因を打撃力の減少によるものと
考えているような人に対して書かれた本と思う。
今も昔も治安戦で重要なのは単純な人員数と人心の獲得だ

419:名無し三等兵
11/10/20 20:16:50.17
>>406
>>414が言ってるのは『武器と爆薬』(URLリンク(www.amazon.co.jp))だな
俺も持ってるがこと火薬を使う兵器に関して知りたいなら良い本だと思う。
くわしく知りたければ>>417だが、最近はちょっと詳しい本なら開発経緯とかそれなりに書いてある気もする。
現代兵器なんかは別だが、単純に「これはつえーからすげーんだYO!」みたいなノリの本ってあんまりない。

ただ現実の戦場ってそのスペックを意図されない用途で使う場合も多いのは注意が必要。


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