11/09/11 20:32:05.53
シャルル・ダレ
フランス人宣教師 「朝鮮事情」より抜粋
実話として 193-194頁
「みじめで、みすぼらしい風体をした一人の両班が郡衙の近くを通っていた。
そこへ泥棒を捜していた4人の捕卒が行き会い、その外見にやや疑念を抱き、
もしかするとこれが自分たちの捜している者ではないかと思って、
ぶっしつけな尋問をした。
すると両班は答えた。
「はいそうです。私の家までついて来て下されば、共犯者も教えますし、
盗んだ品物を隠している場所も教えます。」
捕卒たちがついて行ったところ、
この両班は家に帰り着くやいなや、召使いたちと数人の友人を呼んで捕卒たちを捕らえさせ、
さんざん殴りつけた。
その後その3人からは両眼をえぐり取り、残る一人からは片方の目だけをえぐって、
次のようにどなりつけて彼らを帰した。「この野郎ども、分かったか。
これからはよーく見て歩け。おまえ等が郡衙に帰れるように、目の玉一つだけ残してやったのだ」