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ドイツ史と戦争 「軍事史」と「戦争史」
三宅 正樹 編著, 石津 朋之 編著, 新谷 卓 編著, 中島 浩貴 編著
奥付の初版発行年月:2011年10月 / 書店発売日:2011年10月19日
「戦争は人類が営む一つの社会現象である」との認識で、「軍事史」より広義の「戦争史」の視点から、戦闘の歴史だけでなく、
政治、経済、技術、倫理、思想といった社会的要素を意識的に取り入れた多角的な論集。
第一部では、「ドイツ統一戦争」から現在までのドイツ史における戦争の位置づけについて概観。
第二部では、重要な人物とその思想を取りあげ、戦争史の文脈のもとでのドイツ固有の特質について考察。
第三部では、陸・海・空の軍組織に焦点をあて、それぞれの軍事面だけでなく社会的影響の側面にも触れる。
第四部では、ドイツの戦争観や戦略思想が世界各国にどう認識、受容されたかを考察。
蒋介石軍がドイツ式に武装され、抗日戦で独の軍事顧問団が作戦面でも指揮した事実を明かす。
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