11/08/04 19:05:39.79
その上で>>193で書いた地上基地からの航空支援の継続性の問題についてちょっと整理してみた
中国の空母艦隊が宮古島抜けて北西太平洋、日本近海で活動するとして、数日間で本国に帰国するなんてあり得ない訳で
最低でも数週間~数ヶ月にわたって日本の空母無し護衛艦隊とP-3C、P-1が毎日張り付いて警戒、監視にあたるケースが発生する事になる
しかし空母無し護衛艦隊が空母艦隊に張り付いて警戒、監視を行なう場合、艦隊も哨戒機も艦載の哨戒ヘリも大変無防備な状態になる
当然ながら地上基地からの警戒機と護衛の戦闘機によるエアカバーに頼る事になる
しかし距離的に即応性に欠ける
基本的には中国の空母から戦闘機が1機でも飛び立ったら即座に日本も飛ばさないといけない訳なんだから
距離のある地上基地からの航空機しかない場合は実質24時間護衛艦隊の上空に飛ばし続けなければならない状況が発生するんじゃないのか?
それを数週間~数ヶ月のオーダーで維持する?
大量の空中給油機があれば理論的には可能だろうが論外の愚策になる事は前スレでも指摘されている
しかしそれが出来ないのであれば中国の空母艦隊に対しては簡単に言えば最低数百kmは距離を置かなければ日本の空母無し護衛艦隊によるその期間の警戒、監視活動を維持する事が出来ないという事になりかねないんじゃないのか?(この論理自体はあくまで極論ではあるが)
しかしもし本当に中国艦隊に空母がある事で日本の中国艦隊の活動に対する警戒、監視活動の継続性に大きな支障が生じるんだとしたら
そしてその範囲内に日本の漁船や貨物船、調査船、海上施設、日本のEEZ内で不審な活動をする他国の調査船等があった場合には?
その影響はとてつもなく大きいと考えるべきなんじゃないだろうか