11/07/05 22:33:13.10 CsfZUv9u
>>490
多少は。ただ、自動銃の回転(作動というか)は、弾薬のエネルギー(腔圧)と
遊底の重さ、複座スプリングの強さを主な要素として、さまざまなバランスが
釣り合って、無事に動き続けるものです。
発射速度を遅くするなら、遊底を重くすればよいのですが、すると下に向けた時に
遊底の重さで作動不良を起こす可能性があります。複座スプリングを強くしても同様。
逆に遊底を軽くすれば回転は速くなりますが、弾丸がまだ銃口から出ていない、つまり
銃身内に高圧ガスが残っている状態で閉鎖が解けて、薬莢が低い外気圧にさらされ、
破裂、ガスの噴出といった事故につながります。
ガスピストン動作型であれば、さらにピストンの長さ、ガス誘導口の薬室からの距離、
ピストン複座スプリングなどもいじれますが、基本的なバランスの理屈は同じです。
もっとも、製作上、使用中の様々な理由でバランスは変化しますから、ある程度までは
許容できるように設計されています。その安全余裕を犠牲にすれば、回転速度を
いぢることは可能です。多少は。弾薬まで変更(弾重、薬量など)すれば、もう少しさわれます。