11/02/11 11:00:16
>>68>>72
機体全体の配線の量(747の座席の読書灯とナースコールの手元スイッチと頭上のランプ
を結ぶ配線500人分だけでも結構な量になる、大直径の胴体の中央列の配線は地味に長い)
よりも操縦系統に要する配線だけを論じた方が良いかと思います。
大雑把な計算ですが、エルロンで4本(高速エルロンと低速エルロン各左右)とラダー1本
とエレベータ2本で合計7本とし、コンピュータが操縦席に有るとして側面や正面の画像から
推測して230m(この手の機器はループ状の芋蔓式に繋げるので恐らくはこれより短くなる)
最低でも二重化はしているだろうから倍にしても460mで、>>56での重量級のケーブルを使った
としても506kg、軽い方だとすると37kgにしかなりません。
さて、重量の制約が大きい航空機の場合は伝送距離が短いので減衰が多くても問題にはならない
ので軽量で細いケーブルを使っているでしょうから、元々軽い物がさらに軽く(37kgの1/9で4kg)
なった所で大差(>>43の10t)は無いでしょう。>>94でも触れていますが。