11/01/11 02:00:54
>>307
>>310
>>ふみ氏
残念ながら曲射砲では全くネタが見つからなかったのですが、 直射砲であれば
低反動砲というネタが見つかりました。
しかも、複数の105㍉砲(51口径版と52口径版)が製作されています。
その代わりに高性能マズルブレーキを装備した上に、後座長が750㍉以上になる
とんでもなく大がかりな代物ですがw
直射の際でも砲身が750㍉以上も後退してくるので、必然的に 砲塔の長さ方向が
とんでもない数字になります。
曲射砲でこれをやると、砲が車体の底にブチ当たるか、 乗員を殺傷します。
当然、砲の重量も重くなります。
間違っても、車体長が7mにも満たず、戦闘重量が 15㌧しかないキソ車に、
50口径以上もある長砲身の低圧型直射曲射両用砲と自動装填装置とセットで
装備することはできません。
そもそも異なる距離に曲射弾道で同一砲弾を落下させる為には、 装薬の量を
変えてやる必要がありますよね?
自動装填装置に異なる装薬を装填してやるには、フランスの GCT155mm
自走榴弾砲のような贅沢極まる砲弾と装薬を別々に並べて配置した上で、
適切な装薬を選択させるという贅沢極まりない、そして必要以上に容積を
喰らうシステムを 導入せざるを得ません。
但し全弾を撃ち尽くすまでに、使わなかった装薬が大量に発生しますね。
液体装薬が完全実用化すれば、多少は楽になるのでしょうが・・・