11/01/07 21:41:12
>>トルエン大尉
さきほど非常に面白い図面を拾ってきたので、うpします。
URLリンク(www.geocities.jp)
1.実際の人間の肩幅やら、起立着席や車の運転や匍匐前進といった動作に必要な寸法を図ってやれば、
この車輛の図面を見た瞬間、誰がどう考えても砲手・操縦手・歩兵分隊長が1列に座ることが不可能な
ことは一目瞭然です。
当然、装填手に105㍉砲弾の信管を調整させたり、砲の射程に応じた装薬の選択、装填、排出動作などを
実施させるだけの空間も確保できていません。
2.ましてや、歩兵分隊長及び兵1名は砲塔の脇だか下を這って後部兵員室に行くことは100%できません。
3.さらに、後部兵員室には曳航時に後ろに続く僚車を引く為の特殊な曳航装置・・・おそらくヘリの強制着艦
装置のように、急激にテンションがかかるとすかさずワイヤーを伸ばしてやるために・・・モーターとドラム、
それにテンション計測・制御装置を一式装備するだけの空間が必要ですし、ドラムには伸ばしてやるための
ワーヤーも数十m分巻いておくべきです。
(必然的に、ドラムの直径は数十㌢単位になるはずです)
むろん、そんなものを剥き出しにはできませので、ケーシングしてやらなければいけません。
4.つまり、この車両には、どんなに頑張っても歩兵は後部の兵員室に4名程度しか乗車できません。
後日装備の曳航装置の寸法の如何によっては3名しか同乗できないこともありえますなw