11/01/29 16:12:10 OSPDlHQu
>>272
まぁ勘違いしてんだろうが、
> 「天皇は国政の実権を掌握」していると
> >>261は言えるのというのか?
>言える
この部分は現代の内閣閣僚承認してることが「専制」してると言えるか?
という問いだよ。文章は落ち着いて読もう。
しかし君も文章の本意というものが分からんやつだな。
天皇は国家で最高の地位にあった、という点は確かだ。
しかし、そのことは何でも意のままに出来る「専制君主」であったかどうか、という
ことを証明するものではない。
翻って例え中世の専制君主であっても有力諸侯や教会勢力など、ゆるがせにできない
勢力は存在し、これを無視することはできない。それどころか彼らの支持を失えば
失脚することさえあった。
本朝でさえ、後白河法皇が思い通りにならぬものとして「加茂川・賽の目・叡山の法師」
をあげたという。かのアドルフ・ヒトラーとて国民の就労者の多くが加盟する労働組合の
意向は無視できず、様々な譲歩を与えていた事実もある。
全体権力者やそれに近い専制君主であってもその種の「政治力学」は
存在し、これを無視することはできないし、頭ごなしに命令することは
できないこともある。
何度も例をあげるが、天皇は国家第一の地位にあったが、陸海軍・財閥・
マスコミ・国民世論・華族など考慮しなければならない対象はそれなりに
存在しているし、満州事変・支那事変・2.26事件など昭和天皇の意向に軍部
が沿わなかったことは一度や二度ではない。
対米戦争についても、開戦を避けることは出来ぬかとの御下問に対して
不可能ですと回答したのは軍部なんだよ。
そうカッカせず、冷静に考えてみよう。