軍事板書籍・書評スレ34at ARMY
軍事板書籍・書評スレ34 - 暇つぶし2ch900:名無し三等兵
10/12/28 17:54:04
>>899
まあ雰囲気と読みやすさが大事だからねえ。
電車の中で楽しくさらっと読める西村京太郎は好き。
でも一応旅情推理小説らしくはなってると思うの(´・ω・`)

>>898
『アメリカ人の~』の冒頭、戦略空軍の基地に遊びに行った筆者の話が面白かった。
まだそこしか読んでないけど…。

901:名無し三等兵
10/12/28 18:06:34
>>900
>「さ、何か話してごらんなさい」
>「SACのコントロール下にある世界各地の核基地です。お好きな所と、交信してみませんか。そうだ、オキナワのカデナを呼び出してみましょう」
サービスよすぎだよなw

902:名無し三等兵
10/12/28 20:28:48
長島巨人軍を話のタネにと思って買おうとしたらアマゾンで8000円以上だった…

売れなかっただろうから希少なのは分かるけど、それだけ出す蛮勇が無い!


903:眠い人 ◆gQikaJHtf2
10/12/28 20:44:07
>894
戦国の~以外は全部持ってた私が来ましたよ。

やっと、「ユダヤ人を救え!」読了。
ナチスによるデンマーク侵入、占領から、それに対するデンマーク人達の抵抗、その対抗策として、
SSによるユダヤ人一斉摘発とその顛末について書いており、ユダヤ人に対する部分が大部を占めて
いるが、出来るだけ当事者の回想録や証言を用いて、当時を生々しく再現している。

特に、こうした本ではとかくドイツ人は総て悪者に描かれがちであるが、デンマーク人やスウェーデン人
と協力してユダヤ人やレジスタンスの保護に動いたドイツ人外交官や、海軍司令官にもスポットを当てて
いるし、内部にいたドイツ人もユダヤ人を見つけても素知らぬふりをしたとか、不審船を見つけても見逃し
たと言う記述が随所に出て来て、決してドイツも一枚岩でなかったことが伺える。

また、戦争が終わりました、めでたしめでたしで終わった訳ではなく、戻ってきたユダヤ人が再びデンマーク
にどう受入られて生活を再建していったかまでを書いており、デンマークに於ける近代ユダヤ人史としても
利用出来る秀作である。

因みに、終章では、デンマークがどうしてユダヤ人を保護することが出来たのかを書いており、他に同じように
ユダヤ人を匿ったブルガリア、そして南フランスの事例と合わせてその共通点を探っている。

水声社さん、出来れば、此処に出て来たトドロフ氏の「善行のはかなさ」を翻訳出版キボンヌ。

904:名無し三等兵
10/12/28 20:52:55
正月休み突入で、積んでた『ドゴールのいるフランス』を読了。
URLリンク(www.kawade.co.jp)

スレ違いなんだろうけど『大戦回顧録』を筆頭にあの時代に関する書物を再読したくなったので書いてみた。

905:名無し三等兵
10/12/28 21:01:35
第二次世界大戦について詳しく知りたいのですが、何か良い入門書があったら教えてください

906:名無し三等兵
10/12/28 21:05:29
>>905 日本陸軍と中国 「支邦通」にみる夢と蹉跌 by 戸部良一

これがオススメ。第二次世界大戦全体の話ではないが、日中の歴史認識や
米軍がアフガン・パキスタン・イラク向けにアフガンハンズという通称で
地域専門将校を養成しているのだけど、そういった制度の功罪なども想像
できるようになる一冊。

907:名無し三等兵
10/12/28 21:29:07
今年もツンドク戦線は後退の一方であった
しかも敵は年々補給を強化しつつある

908:名無し三等兵
10/12/28 21:31:30
>>906
ありがとうございます。

909:名無し三等兵
10/12/28 21:31:56
>>907
よう俺

910:名無し三等兵
10/12/28 21:32:15
全般的に知りたいならリデル・ハートの第二次世界大戦からじゃないか?

911:名無し三等兵
10/12/28 21:35:28
>>905
実録第二次世界大戦シリーズは読み物としても面白くまとまってるので初心者にお勧め。
漫画世界の歴史/日本の歴史は初心者にも読みやすいけど内容片寄ってるので
クロスチェックしないと概要を知る以上の役に立てるのは危険。
つまり本を読む事自体の初心者を除いてほとんど意味がない。
あと面白いほどよくわかるシリーズで何冊か出てるけど最初の1冊にはならんでもない。
日本視点なら太平洋戦争全史が手軽に手に入っていいんじゃないかな。
詳しく知りたいならまず戦史叢書にあたるのが鉄板。
絶版だが大抵の図書館でおいてるか取り寄せ圏内だしオークションでも結構みかける。
ただし詳しすぎるので初心者にいきなりお勧めするのはちょっときつい。

912:名無し三等兵
10/12/28 21:46:33
>>905 読みやすく、かつ、戦後に陸上自衛隊の礎を築いた世代が
考える歩兵戦闘の雛形のようなものをさがすのであれば、

佐々木春隆の日中戦争戦記シリーズは外せない。

ただ、表題から分かるとおり、第二次世界大戦全般の話ではない。
あくまで1つの作戦軍、1つの師団、1つの歩兵連隊、1つの大隊、1つの中隊
レベルでの日中戦争の実相を伝えてくれる。

けれど、第二次世界大戦全般を知るならば、日中戦争は欠かせないし、
日本がどのような関わり方をしていたのかを知る上で、好適といえる。

同じ戦史でも、沖縄ペリリュー戦記とかとはまた違った視点であり、
違った見方があるように感じられて面白い。

913:名無し三等兵
10/12/28 22:14:04
とりあえず第二次世界大戦を知るにはその前提である第一次世界大戦、さらにそれに至る道筋を知らねばならない
つまり「第一次世界大戦の起源」を読みなさい、そうすれば貴方も「外交」という泥沼に……

914:名無し三等兵
10/12/28 23:28:30
リデル・ハートの『第一次世界大戦』でも読みなはれ

915:名無し三等兵
10/12/28 23:43:13
>>910-914
重ねてありがとうございます。リデル・ハートあたりから手をつけてみようと思います。

916:名無し三等兵
10/12/29 02:04:53
徹底図解 第二次世界大戦―世界を地獄に変えた火の7年間
面白いほどよくわかる太平洋戦争
第2次世界大戦がよくわかる本

ここらでいいじゃん。
あとは地域別に

太平洋戦争海戦全史
詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)

とか。

917:名無し三等兵
10/12/29 14:10:24
>>915
知識の度合いにもよるけど正直リデルハートはお勧めできない
いや、いい本なんだけどな

>>916あたりを一読してから興味のある学研のグラフ中心の本に移行するのがお勧め
あとはWW2の何に興味があるのかで変わってくる(政治・外交・戦略・戦術・兵器・文化・・・など)
まあこれらをひっくるめた本があればいいんだけど

918:名無し三等兵
10/12/29 14:23:03
>>917
そんな本は、箸にも棒にも引っかからない総花的な本になるか、
とんでもなく大部で誰の手にも負えない本になるかのどちらかだw

919:名無し三等兵
10/12/29 16:45:22
初心者スレから誘導されてきました。
私は最近軍事に興味持ち始めたのですが、本でお勧めありますか?
自分で選んで買おうと思っていると「あの本はデタラメばっかで駄目だ」
なんて書き込みみると、自分で選ぶのが怖くなりました。
歴史関連、兵器関連、その他(個人的におすすめ)みたいなのがあったら教えてください。
WWⅠ~WWⅡ辺りでお願いします。

920:名無し三等兵
10/12/29 16:52:33
八月の砲声は読みやすい気がする

921:名無し三等兵
10/12/29 17:01:32
兵器関連とはまた大雑把なw
一つでいいから的を絞った方が良い助言が得られるよ

922:名無し三等兵
10/12/29 17:15:16
>>920
アマゾンで見てみたら評判良いみたいですね。
買います。

>>921
ですね、すいませんw
軍艦とか航空機でそれぞれ・・・って感じで大丈夫ですか?

923:名無し三等兵
10/12/29 17:18:18
各兵器の現場レベルの運用エピソードなのか
ある兵器兵器及びその運用者の活躍の話なのか
それらの兵器がどのような設計思想で生まれたのか
それらの軍はどういった思想のもとどういった兵器を求めどういった兵器を造ったのか
戦術レベルの運用方法なのか

兵器ってもいっくらでもあるぞー

924:名無し三等兵
10/12/29 17:33:31
>それらの軍はどういった思想のもとどういった兵器を求めどういった兵器を造ったのか
>戦術レベルの運用方法
これが自分の知りたいことに近いかもしれません。

ここ書評スレなのに質問してすいませんでした。
スレを読んで、自分なりに吟味してみます。

925:名無し三等兵
10/12/29 17:33:55
WW1からWW2の軍艦関係の包括的な内容の本と言っても難しいものがあるが、学研の
「日本戦艦パーフェクトガイド」や「世界の戦艦」などの新戦記シリーズや「世界
の艦船」別冊各種あたりがとっつきやすいところだと思う。
まぁこの辺の本は、ハードウェア偏重だけど。

あと内容に関して批判的な意見があっても、あからさまにいい加減なもの以外は、
最初のうちは気にしない方が良いと思う。
筆者による主張の差異についてどっちをとるかは、ある程度の知識がついた時点
で考えれば良いかと。

926:名無し三等兵
10/12/29 17:37:52
>>922
兵器系は、いきなり図鑑的な本を読むより、
多少はデータが怪しくとも、エピソード集的な本がお勧め。
それで、気になる兵器が出てきたら、ネットで検索して画像とかスペックを見るといい。

そういう意味で海軍兵器なら、
石渡幸二「名艦物語」はWW2の著名艦エピソード集として良いと思う。
WW1なら、三野正洋「死闘の海」が戦史までカバーした良い入門書だと思う。
資料が豊富で日本も関わりの深いWW2から入って、WW1にさかのぼるといいかも。

927:名無し三等兵
10/12/29 17:57:11
エピソード集としては「艦長達の太平洋戦争」あたりも悪くないと思う。

928:名無し三等兵
10/12/29 18:07:26
思い入れのある国や将軍や軍艦をあげてくれれば、
それらがメインテーマになっている本を教えてもらえると思う

特に思いつかないのなら、少し上で上げられているリデルハートとか
学研の歴史群像アーカイブのどれかからがいいんじゃないかな

929:名無し三等兵
10/12/29 18:24:32
ただ「興味を持ったので」じゃ無くて理由も添えてくれれば薦めやすいな
プライベートライアンを見て欧州戦線について調べたいとか
坂の上の雲を見て日露戦争に興味を持ったとか
大戦略をやってドイツ戦車SUGEEEEと思ったとか

930:名無し三等兵
10/12/29 18:28:27
みなさんありがとうございます。
>>925世界の艦船って雑誌なんですね。買う候補に入れました
変な知識付けちゃって恥ずかしい思いしたら嫌だな~って思って怖かったんです。

>>926
>資料が豊富で日本も関わりの深いWW2から入って、WW1にさかのぼるといいかも。
良いですね!それでいきます。本も買います。

>>927
10年以上前の本なんですね。
評判良さそうなんで、手に入るなら読んで見たいです。

>>928
私はヨーロッパに住んでいたこともあるので、やっぱりヨーロッパ辺りに興味が。
イギリス、ドイツ、フランス、スイス等は特に思い入れがあります。
ちなみに住んでいたのはスイスです。


931:名無し三等兵
10/12/29 18:38:14
>>919>>924
よし、ドイツ海軍水上艦艇への道を。
エドウィン・グレイ著『 ヒトラーの戦艦』 光人社NF文庫
カーユス・ベッカー著『呪われた海 ドイツ海軍戦闘記録』 フジ出版(または中公)

小説だったら女王陛下のユリシーズ号とか鷲は舞い降りたとか鉄板があるんだけど



932:名無し三等兵
10/12/29 18:45:28
>>929
中学の時にまずプライベートライアン観て軍事に興味を持ち、
自分なりにどうしてオマハビーチに上陸したのかとか、その作戦に関わった軍人・兵器
について調べて自分ではめっちゃ詳しくなったつもりが、いざスレ覗くと全く話に付いて行けず、
「なんであのライフル使ってるんだよww」「時系列おかしくねwww」とか皆さんが話してて何がおかしいか分からなかった。
橋(オリジナルと)も中学の時みて、最近リメイク版を観たらみなさんまた「ここが違う」とか話してる。
何が違うのか分からなくて、もどかしくて・・・もっと色々知りたくなりました。
WWⅠについてはプロイセンについて調べてて、プロイセン消滅がWWⅡに繋がって。


933:名無し三等兵
10/12/29 18:51:18
スイスか。WW2頃の兵器といえばBf109やヘッツアーもといG13を使った国だな。
兵器関連はそのあたりから攻めてもいいかも。

Bf109は世界的に大人気の戦闘機で書籍はいっぱいあるが無難に「世界の傑作機」シリーズでスタートしてもいいかも。
ヘッツアーに関しては大日本絵画のW.J.シュピールベルガー著「軽駆逐戦車」が鉄板だな。   
どれもアマゾンで入手できるよ

934:名無し三等兵
10/12/29 18:59:08
スイスいいなぁ。
中学でライアンって事は20代か。

こうやって本薦めて、実際買って読んでくれたら薦めたかいもある。
一冊が言い値するから揃えるのは難しいが。

935:名無し三等兵
10/12/29 19:05:04
アメとドイツの鉄砲・装備回りについては誰か任せた。

> WWⅠについてはプロイセンについて調べてて、プロイセン消滅がWWⅡに繋がって。
じゃ、海軍はあとにして
この辺りは>920の人が推してるバーバラ・タックマン著『八月の砲声』上下 ちくま学芸文庫
A・J・P・テイラー著『第一次世界大戦 目で見る戦史』 新評論
を、戦間期ドイツ軍はウィーラー・ベネット著『国防軍とヒトラー Ⅰ・Ⅱ』か
『権力のネメシス』 みすず書房 (同じ本だけど復刊で邦題にされちゃって分冊になった)
がちょっと読みづらいかもしれないけどお勧め。

936:名無し三等兵
10/12/29 19:35:44
まてまて>>932は違う人じゃね?

>>930
木下御大の艦船戦記シリーズとか。
確かヨーロッパもあったはず。

937:名無し三等兵
10/12/29 19:39:09
みんな兵器兵器言ってる中とりあえず
「リデルハートとリベラルな戦争観」「国際紛争」あたりを勧めておく
まあでも八月の砲声くらいは先に読んでて欲しいかな

938:名無し三等兵
10/12/29 19:46:38
スイスで思いつくのはこの2冊かな(Men-at-Armsを薦めようとしたらWW2時のスイスはなかった):
将軍アンリ・ギザン―意志決定を貫く戦略 (著 植村英一)
中立国の戦い―スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標 (著 飯山 幸伸)

空軍というか航空機の導入や更新については
弱小空軍の戦い方 (著 飯山 幸伸) 
に15ページぐらいスイスについての章がある

939:名無し三等兵
10/12/29 19:55:52
スイスなら「黒いスイス」とかもアリなんじゃね?
軍事本かと言われると微妙だけど、WW1~WW2前後のバランスオブパワーの一端を
伺わせる内容だし。

940:名無し三等兵
10/12/29 20:10:49
むしろスイスで発行されてる軍事本を読んで感想をここに書きなさいと(キリッ

941:名無し三等兵
10/12/29 20:46:26
wwこのスレの住人ならフランス語やドイツ語を読める人かなりいるだろうね

942:名無し三等兵
10/12/29 21:52:01
>>920
よし、よくやった。

943:名無し三等兵
10/12/29 21:52:28
年末年始の休みはツンドク戦線大攻勢の良い機会…と昔は思っていました

944:名無し三等兵
10/12/29 21:56:59
>>936
木俣さんはどうも合わないわ。
対ソ船団の話もなんかこう今ひとつ。
なんかちょっと違うこと書いてるし、どっちつかずで
物語だったら物語にもっと寄って欲しい。

でも読んだこと無い撃沈戦記は評判いいんだよなぁ。

945:名無し三等兵
10/12/29 21:59:30
>>939
作者の履歴まともとは思えないんだけど、参考文献とかも付いてる良書なの>黒いスイス

946:名無し三等兵
10/12/29 22:03:28
>>945
かなり各地で勧められてて悪書ではないにしろ大絶賛ってほどではないなあ
啓蒙主義的軍ヲタ及びその周辺が平和主義国家スイスという幻想を打破してやるという喧伝に利用されてるだけで
中身自体はいっぱしの軍ヲタであれば目新しいこともないし、名著とは言い難い

まあでも新書だしね、そんなに求めるのは酷かも
もっとも新書でも「新書アフリカ史」とかいいものはあるが

947:名無し三等兵
10/12/29 22:06:18
>>946
思いつきの質問に答えてくれてありがとう。しかも懸念のまんまだったか。

948:名無し三等兵
10/12/29 22:08:50
>>946
新書アフリカ史調べた。買うわ。

949:名無し三等兵
10/12/29 22:11:32
いやだから、スイスで10年も生活した人に日本語の新書一冊だけってのもどうよと思ってね。
彼の能力なら言語と言う最大の障壁を突破できるはずでは?
というか、個別の問題ならWikipediaのそういう記事でもいいわけですよね。

英語版ですらスタブ状態でもフランス語やドイツ語版なら詳細化されてる可能性もある。
多少偏向していてもその偏った書き方なりコンフリクトの様態を眺めるだけで実感がわくわな。
正直皮膚感覚での理解とかそういうのを良く伝える文章を収集ってのは日本で育った日本人にはまず無理なんよ。
だから現地の本を漁って感想と言うのは本気で勧める。

950:名無し三等兵
10/12/29 22:14:38
新書なめるなよ・・・
歴史系の新書は、中々良質な本が多いんだから・・・
・「生き残った帝国ビザンティン」
・「オスマン帝国」
・「茶の世界史」
・「物語ウクライナの歴史」
・「古代ローマ帝国」
・「モンゴル帝国の興亡」

パッと思いついただけで、すぐにこの程度は浮上する

951:名無し三等兵
10/12/29 22:23:05
現地の出版社でそれ言えるか?
俺にはとても言えない。
その著者達の努力を評価していないわけではないが、想定読者層が違うからだ。
帰国子女ならその立ち位置を生かすべきかな、と。

952:名無し三等兵
10/12/29 22:28:40
物語シリーズは歴史の前に「物語」入れてツッコミ回避という姑息な技だと
思ってたんだが良いのあるんだな。
ウクライナあんまし本無さそうだから書く人も気合い入れたのかもしれんけど。
個人的には阿川さんの教官だった人の書いた「ルワンダ中央銀行総裁日記」を推す。

953:名無し三等兵
10/12/29 22:33:23
>>952
中公の「物語~」シリーズは、結構本によって趣が違う
列伝式もあれば、普通の概説書的に記述するといった感じで色々


ま、実際に読まないと何とも言えないのは、ありとあらゆる本に共通する事なんだすが

954:名無し三等兵
10/12/29 23:07:32
スイスだったら

中立国スイスとナチズム ―第二次大戦と歴史認識
URLリンク(www.amazon.co.jp)
こういうのも面白いと思う。馬鹿高いけど…。

955:名無し三等兵
10/12/29 23:11:33
>>952
あの本は凄く面白いけど、ルワンダで定期的にツチとフツが衝突して、しばしば
虐殺もあったコトとかは書かれてないから、読者に知識がないと現在の状況にい
たる説明がつかない恨みがあるけどね。

956:名無し三等兵
10/12/30 00:10:47
質問したスイスに住んでた私です。
色々ありがとうございました。
絶版?になってるのもあるみたいですが、ここで挙げていただいた本は全部リストしました。
とりあえず、一冊目はここでも評判が良さそうな「八月の砲声」を読みます。

957:名無し三等兵
10/12/30 00:49:09
>>956
読んだら一次戦スレにおいで・・・

958:名無し三等兵
10/12/30 00:52:45
>>956
八月の砲声のあとは同じタックマン氏の「決定的瞬間」とハロルド・ニコルソン著「外交 (UP選書)」を読むんだ。

959:名無し三等兵
10/12/30 01:26:59
>>950
「馬の世界史」
「傭兵の二千年史」
とかも良著だね
歴史以外にも
「国際政治」
は超有名どころだし

960:名無し三等兵
10/12/30 01:46:48
>>944
作者名間違えてごめんなさいorz
まあ賛否が分かれそうな書き方してるよね。

>>959
後最近買った『オランダ風説書』が個人的に良い本だった。

961:名無し三等兵
10/12/30 02:38:14
「地政学入門」も良作新書だな

962:名無し三等兵
10/12/30 03:20:42
>>944
撃沈戦記は、マイナー艦好きにはほかに類書が無いってのがたまらんのだな。
図書の検索・取り寄せもひと手間、ネットが自由に使えるわけでもない、
洋書を読むのも大変な時代に、よくもあれだけと感心する。

ただ、今となっては、そこそこネットでどうにかなる面もある。
図書館のネットワークも充実して、検索も取り寄せも簡単になった。

963:名無し三等兵
10/12/30 06:48:09 MvNrJR3P
いやいやいや、ハムは豚ですよ。とりはむってシーチキン並みの詐欺です。


チーズフォンデュ
温かい飲み物と食べる!

964:名無し三等兵
10/12/30 06:49:53

ごめんなさい。誤爆しました。

965:名無し三等兵
10/12/30 08:35:50
村上義清さんだっけ、元帝国ホテル総料理長の、中国戦線~占領下での料理に関する話は面白かったな
中国戦線→作戦前夜、兵士に美味いものを食わせたいとカレーを作る
→参謀が怒鳴り込んできてこっそり耳打ち「後で俺にも食わせろ(ニヤリ」

シベリア→粗末な食材をやりくりして美味くしようと工夫してたら
あやうくソ連軍士官付のコックとして連れていかれそうになる
占領下→GHQでコックやってたら、年代物のワインの価値が分からない士官か
「司令部地下に古くさい酒があったんで好きに使って構わん」→年代物のワインを山のように料理に使っちまった

966:名無し三等兵
10/12/30 08:54:25
>>7
特攻隊員が突入時恨み言を言っていたというのはなぜわかるのか?


967:名無し三等兵
10/12/30 09:21:51
>>966
読んだかぎりでは終戦直前の頃は日本軍の無線もかなりマトモなもんになっていて
そのせいでいろいろ聞こえたんだけど「コレ上にあげちゃ拙いよね」ってのを
最後の無線を聞いた人、聞いた人のちょっと上の人、その他諸々が握り潰してなかったことに、という流れだったと思う

まあインタビューしてそういうことがあったと分かったよ、記録に残ってないけど
という話なんで、あとは信じるかどうか、というレベルになるんじゃないかしら?

968:名無し三等兵
10/12/30 09:30:41
>>956
役に立ちそうなら幸い。
人によって面白いと思える物は違うし、限りあるお金で買って
外れるとがっくり来るから何でも新しく買って読もうと考えなくても良いと思うよ。
まず図書館で読んでみて何度も読む程面白かったら買うとか。
私だと図書館→古本屋→本屋、かなぁ。最近ショートカットされてるけど。

969:名無し三等兵
10/12/30 09:33:28
>>965
それだと信濃の豪族だ。
ぐぐったたところ村上信夫さんらしい。
画像見たら丸々してる人だった。

970:名無し三等兵
10/12/30 15:16:23
>>912
佐々木春隆は名著ぞろいだよな。

終戦後、日本軍に永久駐屯してくれと懇願する中国民衆・・・
日本兵が30人いれば集落を守れるから残ってくれと話す富裕層。

読むと民衆の恐怖心が理解できて興味深い。

971:名無し三等兵
10/12/30 15:44:30
>>967
それを全否定するかどうかは個人の自由だが、否定しない人から見ると「ソース厨の限界」みたいな話になるんだろうな

972:名無し三等兵
10/12/30 15:47:35
第二次世界大戦がどんな風に勃発したのか
手軽に理解できる本はありませんか?

973:名無し三等兵
10/12/30 16:06:53
>>972
書籍スレで言うのもアレかなとは思うけど、
ウィキペディアの該当ページを参照してみれば概略は理解できると思う。
それで足りないと思うならば、記載されてる参考文献とかに手を伸ばしてみればいいんじゃないかな。

974:名無し三等兵
10/12/30 16:31:43
何を買っていいかわからない、という初心者層にはウィキペディアは入門用としていいな。

詳しく知りたければ参考文献も書いているし。

975:名無し三等兵
10/12/30 18:14:16
WW1ならともかくWW2勃発の概要だけならWebで調べる程度で十分だろうな。
根底に流れる部分まで言及しだすと手が付けられなくなるが。

976:名無し三等兵
10/12/30 18:35:02
>>974
ジミー「ついでに緊急のお願いもよんでくれると嬉しいな」

977:名無し三等兵
10/12/30 19:23:07
>>972
学研M文庫『ポーランド電撃戦』の前半は
独英仏ソポの外交関係に紙幅を割いているから
戦争勃発までの大まかな流れを知るには良い。

勃発直前までドイツとポーランドが準同盟国だったとか
あんまり知られていない事実も出ている。

978:名無し三等兵
10/12/30 21:23:41
>>966-967
保坂フィルターがかかっているという前提で読めば良いんじゃないの?

979:名無し三等兵
10/12/31 10:02:50
米電子書籍活況の裏で…「書店消える不安」濃く
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

980:名無し三等兵
10/12/31 15:50:41
「キラーエリート 極秘諜報部隊ISA」
米軍特殊部隊、諜報もの。
ISAなんて部隊、実在するの? と思って読む前に調べたらJSOC麾下にちゃんとあった。
特殊部隊のための独自情報収集部隊であるようだ。

ISA(アクティヴィティ)が作られたのは、イラン米大使館人質事件でCIAが信用ならないとわかったから。
主に対テロ作戦で活動。現地に潜入してSIGINTとHUMINTで情報収集するのがお仕事。
元デルタ隊員等を集めた実働部隊もあるようなんだが具体的にどうなのかは書かれていない。
特にSIGINTが優秀で、携帯電話・無線の発信から敵の位置を特定するのが得意技。
通信量の違いからどの番号が何者かを分析して敵の組織図を作り上げたりしている。
それを元に組織の幹部を殺してボスを孤立させる戦術をよく使っているようだ。

情報組織なので同業者のCIAとぶつかることが多い。
ついでに、特殊部隊嫌いの軍上層部にもにらまれている。
この本の半分が、そんな『米軍官僚主義の実態』みたいな内容で、ある意味面白い。
最後、救世主ラムズフェルド様のおかげでISAの活動範囲が広げられて、本物の「キラーエリート」(テロリストハンター)になりましたというのがこの本のオチ。
ラムズフェルドを持ち上げてる本は初めて読んだが、これ、ひょっとしてネオコン(死語)の対テロ戦争を正当化するために出版された本なのか……?

ISAの本なのによく読むと意外なほどISAについての記述が乏しい。意図的に真実が隠されているのか取材が適当なのか……
アフガン等、特殊作戦の裏側も垣間見えるが、そういう部分の分量が少なくて食い足らなかった。
どちらかというと、ちょっとずれた視線の『米軍特殊部隊通史』といった内容。副読本としてなら。

981:名無し三等兵
10/12/31 22:33:01
>>979
2年ほど前か、アメリカでCDショップが絶滅寸前という話を読んだ。歴史は繰り返すのか、しかも犬並みの速さで。

982:名無し三等兵
11/01/01 00:47:02
アメはつくづく即物的、って話だな

あけおめ

983:名無し三等兵
11/01/01 09:41:19
あけおめ
ことしもつんどく

984:名無し三等兵
11/01/01 19:27:10
おめ!
オレは本屋のあの独特の雰囲気が好きで、用もないのにしょっちゅう行ってしまう。
で、『書店に入ったが最期、手ぶらでは出てこられない症候群』という重篤な病なのだ・・・

985:名無し三等兵
11/01/01 19:31:40 /3AlBshP
984
それよくわかる。
自bンもよく手ぶらで帰ってしまうorz



986:名無し三等兵
11/01/01 19:33:29 /3AlBshP
あ、訂正
自分もではなく自分はであった

987:名無し三等兵
11/01/01 21:45:18
>通信量の違いからどの番号が何者かを分析して敵の組織図を作り上げたりしている。

わが海軍も読めない米海軍暗号を
通信量と戦術呼び出し符号とその交信解析図で
やっていたな
(中牟田 研一「情報士官の回想」 )

情報理論ってのはおもしろくて、地べたにおはじきをばらまき布をかぶせると
一見見えないけど、触ってみるとおはじきの色は判らぬが、位置、個数はぼんやりわかる

敵がこちらの暗号を解読しているか、してないか
「例えばWW2ドイツ国内、おそらく海軍情報部のあるハンブルグで靴箱の消費量が増えている」
一見無意味な統計サンプルから、ドイツ軍は英軍商戦暗号を解読している兆候と撮る事も出来る
(靴箱を、暗号データを記したインデックスカードの整理保管箱としてドイツ軍は使用していた)


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