10/12/17 19:13:27
>>784
まあそのへんは当時(昭和40年代)の日本では一般的ではなかったってことだな
今ならちゃんと明記しないと批判されるが
ただまあ「大空のサムライ」は、例のラバウル被弾帰還の件とか、明らかに造っているだろ、って思わされる部分があるから、正直聞き書きとか執筆協力ですますには疑問だと思ってる
先行作品でこっちは確実に自著であろう「坂井三郎空戦記録」読んだ時には違和感大きかったっけな
でも空戦記録は、最後が戦死した戦友を悼む言葉で締められていて、しんみりした
まあその相手は、ご当人とトレードで343に送られたってのがなんともだが…
787:名無し三等兵
10/12/17 22:27:12
>>786
>確実に自著であろう「坂井三郎空戦記録」
いや、だからそれもF氏の聞き書きだと祖父たちの零戦に書いてあるから。
事細かに坂井氏の戦後を詳述しているからその部分だけでも読んできてくれ。
坂井氏のことだけでなく、
わかる人ならピンとくる某8000メートルとあだ名が付いた人の事まで書いてあるから。
ここまで書いちゃうのは渡辺氏でも無理。
788:名無し三等兵
10/12/17 22:38:54
坂井三郎
>不遜な言動で周囲と軋轢を生むことが多く、奇抜な発言は「坂井語録」と呼ばれている。また、度々舌打ちをする癖もある。これらの行動・態度により、戦友会との交友関係がほとんどない。
>「元台南空のヘッド」、「米軍基地で大暴れ」などの発言などから、「虚言癖」と揶揄されることもあり、その発言の数々は2ちゃんねるをはじめとするインターネット上では「酒井先生語録」などと呼ばれ、注目を集めている。
789:名無し三等兵
10/12/17 23:19:29
坂井語録
* 「最高の俺は他人は当然、俺自身も超えられない」
* 「『何故俺は撃墜王なのか?』それは俺が撃墜王だったからさ」
* 「操縦をやっている時の俺はここではないどこかにいる」
* 「俺の操縦にロック岩崎を感じない奴は二度とロックの本質に触れられない」
* 「若く可愛い女の子の悶えには神が宿っている気がする」
* 「士官からデビューして操縦者を平行してやってる奴がいるけど、両方とも中途半端で自滅。自分は、両方をコンスタントにやる唯一の存在にする」
* 「俺、昔、海兵受かったんですよ。でも日本の士官なんてウゼーと思って...」
* 「大学は中退です...。バイトしてたんですよ。どうしても欲しいダットサンがあって...。
で...買った模型で半年間ぐらいずっと授業中も運転ごっこしてて...先生もいい加減頭にきたらしく・・。
俺が寝てる間に机の横のミニカーをけっ飛ばして、それでカチンときて暴れて、呼び出された教授に...「お前は人間のくずだと言われて」また暴れて...。」
* 「今でも姉とは方言でしか喋らない」
* 「日本の液冷機は乗るに耐えない。モー娘の方がまだ聞ける」
* 「ペロハチはカスの乗り物。ワイルドキャットに乗るやつは人生終わり」
* 「ヘルマン・ゲーリングのステージでの演説はいつか真似したい」
* 「俺は悪そうな奴とは大体友達なんだぜ」
* 「96海苔をやってて中国大陸に進駐もしていたんだ」
* 「街を歩くと女はみんな俺を見ている」
* 「捻りこんでる俺の姿はめちゃくちゃセクシー」
* 「学徒って化石以下だよ」
* 「ミノルとはあいつが有名になる前から親友だったんだぜ」
* 「おれ、大戦前から岩本が MVP になること予想してましたよ」
790:名無し三等兵
10/12/17 23:22:14
* 「オマエらに今付き添ってる僚機はオレと飛べないから仕方なくオマエらと飛んでいるんだ。」
* 「博恭さん、エンペラーっすよね~。おれは霞ヶ浦連合の総長だったんすよ~。後輩は大村・高雄・横須賀なんかに 5 ~ 600 人はいますね~。今でも街歩いてると見知らぬ新米から挨拶されますよ~。」
* 「(尊敬する人は) 親父です。ハートがでかいんですよ。でも俺も言いたいことは言うから、殴り合い寸前になることもある...。そういうときは、庭に出て相撲で決着つけるんですよ。姉貴が行司でね。親父は突っ張りが超強いんですよ」
* 「俺を越えてみろ、俺を愛してみろ」
* 「赤松さんはもっと評価されていい。「撃墜350機以上」の作文は、俺にも書けない」
* 「日本の練習機はガキのもの」
* 「ボブ・キャットだかベア・キャットだか知らないけどマジ勝負なら俺の方が強いって...青年時代米軍基地で戦ってたから。」
* 「ルーデルもSSヴィットマンもオレの軍隊時代の舎弟だぜ。船坂宏だったら朝生の前座にだしてやってもいいかな」
791:名無し三等兵
10/12/17 23:22:56
* 「ハルトマンなんて日本でいえば黒江保彦みたいなもん」
* 「世界に同じ人が 2 人存在するが俺はハルトマンの生まれ代わりかもしれない・・・・」
* 「この宙返りができたとき俺はリヒトホーヘンの生まれ代わりと思ったよ」
* 「坂井家は代々サムライの魂を持った家系」
* 「俺は日本人。見てくれは縄文人だけど、心は日本人っす!」
* 「俺のフライトにパイロットが見に来たら、マジで引退まで追い込みますよ。死にたくなるほど自信喪失させる。それだけ圧倒的なもん見せ付けるつもりだから」
* 「18 歳の時佐賀から上京してきて入学 1 週間目で、いきなりボコボコにされて「生意気だ」って集団でやられて...。
もう顔面ボコボコですよ。血だらけになって...泣きながら家に帰ったら伯父がキレて「お前今すぐやりかえしてこい」
ってバット渡して「これで頭ひっぱたいてやれ」って「うそぉ!!」って感じでしたよ。怖かったけど泣きながらやり返しに行った。
でもこれがなかったら引きこもりになってましたよ。」
* 「ガキの頃牛車に轢かれたけど、泣かなかった!!」
792:名無し三等兵
10/12/17 23:24:29
>>789-791
ネタはよそでやれ
●笑心者歓迎 スレを立てる前にここで質問を 57
スレリンク(army板)
793:名無し三等兵
10/12/19 16:20:06
戦うコンピュータ2011
著者がPC系ライターでもあるだけあって
パソオタ兼務の自分としては
PC雑誌の技術コラムを読む感じでスラスラ読めた
各章が基礎的な話から、求められてる物→実情を並べる感じ。
内容・文量的にもコスパは高いと思われ
794:名無し三等兵
10/12/19 16:34:43
井上先生宣伝お疲れ様です
795:名無し三等兵
10/12/19 19:51:29
>>794
ヒデェww
796:名無し三等兵
10/12/19 22:12:49
「齢40を過ぎて籍を入れました」とかの方が余程読者にとっては衝撃だ。
『戦う婚活』出したらすぐ買ってやる。
797:名無し三等兵
10/12/20 06:12:15
>>796
エロイ同人誌やフィギュア作ってて週一しか歯を磨かなくても若い中国嫁もらった人がいるじゃないか。
798:名無し三等兵
10/12/20 06:26:55
ああ、あいつ自閉なのか
799:名無し三等兵
10/12/21 09:41:40
>793-798
一連の私怨は部外者にはなんのとこかわからん よそでやれ
800:名無し三等兵
10/12/21 09:44:43
ご覧ください。これがお客様です。
801:名無し三等兵
10/12/21 21:48:14
今話題の「島嶼防衛」について書かれた文献や、参考になる戦史を教えてください。
802:名無し三等兵
10/12/21 22:50:53
太平洋の戦いはどれも何かの縮図だよなぁ
803:名無し三等兵
10/12/21 23:14:48
>>801 「アメリカ海兵隊の太平洋上陸作戦」
804:名無し三等兵
10/12/21 23:29:19
米軍の上陸作戦は規模が大きすぎて他のケースに適用しづらい印象があるので
同時に、国共内戦の金門島之役なんかも調べてみるとチープな上陸作戦と島嶼
防御のイメージが掴めると思う。
805:名無し三等兵
10/12/22 00:01:34
金門島攻防戦だと、「この命 義に捧ぐ」が今年出てたな。
金門之熊の活躍が印象深かった。まだRPGがない時代、M5A1といえども歩兵の致命的脅威になりうる訳だ。
806:名無し三等兵
10/12/22 00:04:21
海軍反省会2がでるのか・・・
さて、手を出すかどうか。
807:名無し三等兵
10/12/22 00:08:41
>>806
人柱+レビューよろしくね
808:名無し三等兵
10/12/22 00:11:02
ひろゆきと田母神元空幕長の対談集って、誰か読んだ人いる?
809:名無し三等兵
10/12/22 00:31:26
軍板的に限りなくどうでもよさげな本だなー
810:名無し三等兵
10/12/22 05:46:16
誰か松村さんの遺作のレビューしてくれよう。
高過ぎて、試しに買ってみるって気になれんのよ。
811:名無し三等兵
10/12/22 09:05:08
ヒュー・トマスの黄金の川の新品が5000円で売っていたから読む気もないのに衝動的に買ってしまった。
分厚くて読む気しないんだが面白いのか?
これってスペイン市民戦争の人だよなあ?
812:名無し三等兵
10/12/22 11:30:54
軍事関係の洋書ってやっぱ構文とか難しい?
最低限英文解釈教室くらいはやっておくべきかな
813:名無し三等兵
10/12/22 11:43:13
簡単。でも英文解釈教室は楽しいからやっとけ
814: [―{}@{}@{}-] 名無し三等兵
10/12/22 12:19:04
>812
むしろ軍事用語や専門用語の訳し方に困る
定訳集みたいなのがあればいいんだけど
「今」のなら軍事用語集は探せば結構あるけど、
過去固有の軍事用語とかは悩む
基本的に好きな作家や専門家の訳に倣うようにしてる
815:名無し三等兵
10/12/22 16:39:24
ウォータールーとかパンツァー師団でいいじゃない
816:名無し三等兵
10/12/22 16:50:58
読めればいいので、わざわざ日本語に訳さないなあ。
817:名無し三等兵
10/12/22 17:32:58
ああ
英語として定義がわかればそれでいいな
818:名無し三等兵
10/12/22 18:27:46
マンスタイン
819:名無し三等兵
10/12/22 19:34:53
PANZER機甲師団
820:名無し三等兵
10/12/22 20:14:37
簡単な単語だと思ってたら実は特殊な意味を持つ軍事用語で
これまで誤読してたんじゃなかろうかと疑心暗鬼になることも
たまにある
821:名無し三等兵
10/12/22 20:17:20
ペーパーバックなら安いだろうと思ってamazon.comで調べたら
そんなこと無かった
822:名無し三等兵
10/12/22 20:19:23
>>806
その辺は図書館が買ってくれる本なので、おk
823:名無し三等兵
10/12/22 21:36:07
当時の組織等の固有名詞が一番困る。パッと思いつくのは1930年代英国の
「Air Council」とか。さんざんぐぐれば定訳がある・・・のか?
関連して伺いたい。
HENDON AERODROME -A HISTORY- David Oliver と
RAF museum HENDON のパンフレットが届いた。どちらもいい本なのだが、
密かに期待していた1936年6月27日(日曜日)※1937年6月26日ではない※の
エアディスプレイの写真がなかった。どなたか、Hendon 27th June 1936 の
写真(一葉でもいい)がある本をご存じならお教えあれ。
ブレニム本の一枚しか知らないのだ。スピットとハリケーン(とヴェノム)の
お披露目なのにさ。
824:名無し三等兵
10/12/22 22:35:11
「ノモンハン航空戦全史」が発売されてますね。
著者はブルガリア空軍のパイロットでロシア側の資料を基に執筆したらしい。
なかなか面白そうな本で値段も手頃。
825:名無し三等兵
10/12/22 23:41:07
URLリンク(homepage2.nifty.com)
英語の軍事用語はここが参考になる
826:名無し三等兵
10/12/22 23:47:09
日本とソ連の局地戦の検証をブルガリア人がやって、それの日本語版が出るとは…
いい時代になったものだ
827:名無し三等兵
10/12/23 00:07:42
第5SS装甲師団について知ることが出来る本を教えてください。
828:名無し三等兵
10/12/23 00:09:11
ドイツって師団の部隊史とか出てないのかな。
829:名無し三等兵
10/12/23 00:30:04
米軍のマニュアルなんかは、むしろ馬鹿でも読めるようになってるので
中学レベルの英語でもだいたいの意味はとれる
英国の軍事ネタの小説なんかは、最初の数行で放り出したくなる
830:名無し三等兵
10/12/23 00:37:03
>>824
監訳の源田孝って実ちゃんの血縁かね?
そうない苗字で自衛隊出身みたいだが
831:名無し三等兵
10/12/23 00:41:56
地名、人名、専門用語はネットのおかげでかなり助かってるわ
832:名無し三等兵
10/12/23 00:43:53
>>825
おもすれぇ
833:名無し三等兵
10/12/23 09:14:28
>>825 ここにさえ誤訳(あるいは不十分な訳)がある。難しいものだ。
834:名無し三等兵
10/12/23 09:27:47
>>823
既知のってこれ?
URLリンク(www.gettyimages.co.jp)
835:名無し三等兵
10/12/23 09:35:18
あとこれ?
URLリンク(www.aeroflight.co.uk)
URLリンク(www.aeroflight.co.uk)
26 May 1936 Prototype flown to Martlesham Heath for initial A&AEE evaluation
3 June 1936 Air Ministry places order for 310 Spitfire Mk I
28 July 1936 Specification F.16/36 covering production Spitfire Mk I reaches Supermarine
なんかホントにHENDONでお披露目されてんのか? って感じだが。お披露目されたという定説のソースが門外漢で良く解らん。
836:823
10/12/23 12:06:41
㌧。>>834 ありがたい。ハインドのビック×3か。デモンかな。
1934のは動画もあるんだけれど。
持っているのはコレ。
URLリンク(img27.imageshack.us)
左の機番2がスピ。1のハリケーンは見切れている。
837:名無し三等兵
10/12/23 13:05:17
>監訳の源田孝って実ちゃんの血縁かね?
違う。
838:名無し三等兵
10/12/23 18:13:28
『海軍反省会』毎年一冊、十年掛けて全記録を公刊するらしいぞw
839:名無し三等兵
10/12/23 18:20:36
そういや学研M文庫、最近全然ミリタリー物出さなくなったな…
840:名無し三等兵
10/12/23 19:39:57
>>806
俺は昨日購入した
黛vs大井が面白すぎる、二人ともキャラが濃すぎ
841:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
10/12/23 19:41:51
買ってないけど、まさか零手論争?>>840
そこなら何を言ったかまで想像がつくぞw
842:名無し三等兵
10/12/23 20:17:30
>>839
学研は最近ハードカバーでペリリュー戦記とか出してるから
戦史はそっち(ハードカバー単行本)方向に転進じゃないの?
843:名無し三等兵
10/12/23 22:14:57
ウイリアム・マクニールの「戦争の世界史」、やっと読み終えた。
軍事も歴史も素人の俺にはかな~り歯応えあったけど、面白いわ、これ。
つかオランニュ公マウリッツって、天才じゃね?
844:名無し三等兵
10/12/24 10:05:46
大井さんの香港にあった海軍航空基地の
住民虐殺目撃談は何巻に載るんだろ
845:名無し三等兵
10/12/24 11:31:32
む。ソレって1巻にのってなかった?
今手元にないんで確認できないけど。
2巻、悩んだ末に結局ぽちったよ。
海軍砲術の大家vs海上護衛のエキスパートとか、
楽しみすぎる。
846:名無し三等兵
10/12/24 15:22:15
>>838
10年後、生きてるか、本を買える財力があるか自信がない・・・
>845
あれはNHK特集で発言したんだと思う
さすが大井参謀、KYすぎて誰も止められない
847:名無し三等兵
10/12/24 15:29:19
>>842
最近は学研パブリッシングの方で何冊か出てるよな。
URLリンク(hon.gakken.jp)
学研M文庫での戦記物再刊はピタリと止まったな。
848:名無し三等兵
10/12/24 18:27:57
>>846
香港の虐殺云々は、戦争犯罪の責任を現場に押し付けて
上層部は口裏を合わせて逃げてるとか、偽の命令書を
捏造してまで違法行為を強いたって話の流れだから。
849:名無し三等兵
10/12/24 23:22:08
気がついたら歴史群像アーカイブスを独ソ戦から買うのを忘れていた
年末年始を利用して積まねば
850:Lans ◆xHvvunznRc
10/12/24 23:33:00
>849
積むんかい!
って突っ込みたいが、突っ込みたいが…
まったく突っ込めない俺がいる…orz
851:Lans ◆xHvvunznRc
10/12/24 23:40:17
ちなみに、軍研の湾岸戦争戦史は、なぜかイカロス出版から出るようですな。
情報源=MC☆アクシズVol.19
そういえば、萌える空自学校はどうなったのでしょうか?田村先生w
852:ゆうか ◆u8WC078ef5ch
10/12/24 23:48:01 fUkTa5Kx
>>850
ナカーマ
やー今年も何十万つぎ込んだか勘定する気になれませんなーはっはっはー・・・orz
さすがに百万超え果たしたかというと・・・色んな意味で自信がない・・・orz
853:Lans ◆xHvvunznRc
10/12/25 00:15:19
>852
はーっはっはっは
どうせスレ住人の殆どがナカーマ
ねえ、トルエン丼w
854:トルエン大尉 ◆i.xuFyKKaMZ5
10/12/25 00:30:43
>>853
いやー小生は読んでますよええ読んでます。
すぐに引用することはできませんがw
でも松村氏のアレは買おうかな(苦笑
855:ゆうか ◆u8WC078ef5ch
10/12/25 00:32:02 7hXy83XU
じー・・・(横目で見ている
856:トルエン大尉 ◆i.xuFyKKaMZ5
10/12/25 00:34:39
>>855
ゆうか氏ほどにはつぎこんでませんので・・・
857:ゆうか ◆u8WC078ef5ch
10/12/25 00:35:27 7hXy83XU
じじー・・・(上目遣いで見ている
858:名無し三等兵
10/12/25 00:41:31
馴れ合いはいいから
859:名無し三等兵
10/12/25 02:59:44
ゆうかたんがみてるぞということで ペロペロ(^ω^)
860:名無し三等兵
10/12/25 05:47:04
占有されてる空間に払ってる家賃を計算したら
861:名無し三等兵
10/12/25 16:26:23
馴れ合いで無意味にレス消費する作業はそういう趣旨の場所いってやれよ。
国際ニュース辞典 外国新聞に見る日本
図書館で発見。
直接軍事に関係ない項目も多いがバックボーンとなる資料として素晴らしい。
当時の視線・価値観でかかれた外国新聞の記事が現代の風潮に媚びずに踊っている。
惜しむらくは原文が並記されてなく日本語の訳分のみなので
そっちを参照したい場合に一手間かかるという事ぐらいか。
世界の民族 平凡社
同じくバックボーンになる資料。
ブックオフで105円。価格破壊にもほどがある。
世界の民族の伝統と現状(70年代後半~)を大量の写真とともに詳しく紹介。
全20巻だが20巻目は索引と人類の未来についてなので19巻買いそろえれば十分かも。
862:名無し三等兵
10/12/25 17:00:26
一匹狼かっこいい・・・書籍スレにふさわしい存在だ。
自分も1冊
「台湾沖航空戦」
緻密に末期の航空戦を描いている名著。
863:名無し三等兵
10/12/25 19:41:15
ポール・ケネディの「大国の興亡」上下を計160円でゲット。
105円の本が年末セールで80円になってた。
実は上だけ入手済みだったのだが、今回見つけた上下は「決定版」と書いてあったので
ダブり覚悟で2冊ともレジへ。
家に持ち帰って確認したら、先に入手した上は1988年に出た旧版だった。
しかし脚注や参考文献などが略されており、1993年にそれらを追加、また気になる箇所を改訳したと
「決定版」の訳者あとがきにあった。
ちなみにこの「決定版」は2002年の第4刷。
割とこつこつ刷られてるのね。
864:名無し三等兵
10/12/25 20:27:48
「戦場にかける恥(いしいひさいち)」
鏡の国の戦争から抜粋して再録したもの。
普通のギャグ4コマとおもいきや根底にある軍事的知識はちゃんとしてる。
ちゃんと現実の戦争を見据えた上でひさいち流に脱力4コマに仕立て上げるセンスに脱帽。
経済といい政治といい、この人なにげにこの辺りちゃんとしてるからすごいよな。
あとこの本を投げ売りワゴンセールにつっこんだ店員ちょっとまて。
いやありがたく買わせて頂いたけどさ。
865:名無し三等兵
10/12/25 21:13:49
太田知事の新刊の普天間もの。
60年代の辺野古移設計画の顛末について詳述されている。
立ち読みで見た限り、そこだけはガチで買い。
県の対策課を情報部隊に使って資料集めまくってたのは本当だったんだな。
866:名無し三等兵
10/12/25 21:30:25
>>864
「鏡の国」なら読んだことがあるな
兵士を殺して英雄を捏造する話が好きだ
867:名無し三等兵
10/12/25 22:30:29
エンライト&ライアン「信濃!」
日頃デスマーチで苦しんでる身としては、無茶を押し付けられた阿部艦長の心中が…
868:名無し三等兵
10/12/26 00:28:32
乃木希典のドイツ留学による豹変の原因について詳しい本を教えて下さい
大濱徹也、福田和也の「乃木希典」は読みました
869:名無し三等兵
10/12/26 11:19:25
読みながらメモ取ったり、ノートにまとめたりしてる?
870:名無し三等兵
10/12/26 11:38:43
調査モードの時は。
871:名無し三等兵
10/12/26 12:12:55
>>865
沖縄県の役人も知事も仕事してんなぁ。
872:名無し三等兵
10/12/26 13:25:29
>>867
『女王陛下のユリシ-ズ号』も考えてみればデスマに挑まされた
男達の話なのかとふと思った。
873:名無し三等兵
10/12/26 13:36:05
最善はできないし、次善はおくれる、いまあるもので
戦ってこいってのがブリテンでございますから。
アメだと次善ができるまで待とうよホトトギス、あら最善が
先に届いたでござるなんだが。
874:名無し三等兵
10/12/26 13:47:30
アメリカだと楽ができるのか?って人には
ペリリュー・沖縄戦記を読んでもらいたい。
塹壕堀してたらとんでもない物を掘り当ててしまったYO!
これこれこういうやむをえない理由なので他の場所に変えてもいいか?
何を言ってるんだ、戦術的に重要なのだ、その場所で掘り続けろ・・・
・・・(´・ω・`)
日本軍のトーチカ固すぎワロスwww
やっと味方の戦車が来たYO!
うわーこっちを撃って来やがった!普通トーチカ撃つだろJK
誰か電話して止めてきてくれー
オレたちがこんなに苦労しているのに、後方基地のガダルカナルでは
アイスクリーム食べてやがった!これから全てのアイスクリームは
わが海兵隊員が食い占める!!
こんな内容だった気がシマス。合ってますか?
875:名無し三等兵
10/12/26 16:03:04
>>871
仕事して結果があれでは壮大な無駄だがなw
876:名無し三等兵
10/12/26 19:03:39
「シュガーローフの戦い」見てると、どこの軍隊にとっても戦場は等しく地獄に思える
要塞陣地に正面攻撃かけて磨り潰されェ……
877:名無し三等兵
10/12/26 22:57:24
URLリンク(www.amazon.co.jp)
戦闘機1機で学校は何校つくれるか?―あなただったらどっちを選ぶ!?平和・環境・いのちを守るお金の使い方
関根 一昭
1950年埼玉県に生まれる。新潟大学理学部地質鉱物学科卒業。埼玉県立皆野高等学校教諭。
とても読者のつぼを心得た本。
こんなのが出る日を待っていた!!!!1
878:名無し三等兵
10/12/26 23:18:20
少子高齢化でぼこぼこ学校が廃校になってる時代になにいってんだ、って突っ込めばいいのか?
879:名無し三等兵
10/12/26 23:20:15
宣伝だろう
880:名無し三等兵
10/12/26 23:31:21
最後の1文字で宣伝が台無し
881:名無し三等兵
10/12/27 00:09:26
>>877
つか、戦闘機の予算流用して、箱物だけ作って何をする気だ。
882:名無し三等兵
10/12/27 00:15:16
そりゃ土建屋の懐を温めたり自治体首長や小役人の懐温めたり
名を残したいという名誉欲を満足させたり、いろいろあるだろ。
883:名無し三等兵
10/12/27 11:35:05
批判は一応読んでからにしようぜ
タイトルなんて編集が扇情的につけることおおいんだしさ
『長篠合戦の世界史』とか。
884:名無し三等兵
10/12/27 11:47:48
平和宇宙戦艦だってタイトル見た瞬間に地雷だと分かったじゃないか
885:名無し三等兵
10/12/27 17:30:23
平和宇宙戦艦と比べられる>>877の本が可哀想
886:名無し三等兵
10/12/27 17:31:47
戦国の長嶋巨人軍よりはなんぼかマシなタイトルかな
887:名無し三等兵
10/12/27 18:21:43
>>886
そもそも軍オタ歴の短い20代前半の俺には
志茂田景樹に対する認識のギャップが・・・・
ネタとしてでも、みんな一応読んでるのか?アレ
ただ当時の架空戦記ブームに載っかかっただけの本?
888:名無し三等兵
10/12/27 18:33:39
>>885
安全保障と福祉のどちらを優先するかという内容なら完全に電波本な「平和宇宙戦艦」
よりはよっぽどマシだろうね。
内容に納得するしないは別として。
「平和宇宙戦艦」と比べるのは「愛して止まず」あたりじゃないかと思う。
889:名無し三等兵
10/12/27 19:29:51
よく見たら軍事研究1月号と防衛技術ジャーナル1月号の表紙が同じ写真だった。
しかし、米国はずいぶんと昔から無人標的機をレーザーで撃墜しているのだな。
890:名無し三等兵
10/12/27 22:54:11
>>887
歌劇先生は完全なネタ作家ですよ
梗概知ってるだけで、多分だれも読んでない
軍板全体で数人は読んでるかもしれないが
本屋であの本見たときの衝撃は忘れね~YO!w
持ってた荷物マジで落としちゃったわw
あらすじだけざっと見て、もちろん平台に戻しましたよ
いま思えばネタとして買っときゃよかったなw
891:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
10/12/27 22:57:29
過激センセの艦隊シリーズ好きだったなぁ。初期から注目してました。
擬音谷、霧島那智、何もかも懐かしい。
檜山センセがブログやってるのを前見た。純センセの主義者ぶりは衝撃だった。
892:名無し三等兵
10/12/27 23:28:42
志茂田さん鬼籍に入られたものだとばかり思っていたらツイッターとかやってて俺が死んだ
893:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
10/12/27 23:38:37
他の作家に埋もれて余り書評も見ないが当時としては森氏の日本朝鮮戦争はいい味を出していたと感じる。
(周りが荒唐無稽かリアル描写があっても飛躍した世界を扱っていたこともあるが
894:名無し三等兵
10/12/28 00:40:00
歌劇先生の、戦国長島、孔明の艦隊、神武軍団の3シリーズは
ブックオフで105円だったらぜひ確保すべき。
なんというか、あえて無茶な設定にしようとおもっても凡人には思いつけない
先生の偉大さを思い知らされる
東征中の神武軍団が戦国時代にタイムスリップして大活躍する
なんて設定思い付けるか?
895:名無し三等兵
10/12/28 05:26:28
>>894
思いついても普通書かないw
編集者止めろよ、って感じだがw
896:名無し三等兵
10/12/28 06:16:11
アメリカは現代の魏の国、よって我が孔明が山本五十六に降臨、アメリカを討つ!
したらば負けじと魏の国の武将たちがアメリカ将官たちに降臨!
かくして始まる三国志バトル…… こんな狂った設定を生かせるのはカゲキ先生ただ独り!
897:名無し三等兵
10/12/28 09:38:12
みんなぁ、一応架空戦記スレッドもあるんだぜぃ
W・モーマイヤー著「ベトナム航空戦」を読了
特に第三章に書かれている、北ベトナムによる南ベトナムへの補給路に
たいする戦術空軍を中心とした航空阻止作戦の流れが興味深かったり
しかしあとがき読んで「原著の内容を分割出版」と書かれていたから密林と
日本の古本屋でチェックしたけど、結局出版されなかったのね・・・
近接航空支援に投入されるB-52とか、ケ・サン基地攻防戦とか面白そうな
内容っぽかったのに
898:名無し三等兵
10/12/28 09:54:14
アメリカ人のソ連観 下村満子 朝日文庫
ソ連人のアメリカ観 下村満子 朝日文庫
それぞれ両国の政治家や文化人などにしたインタビューをまとめたもの。
冷戦当時の生の声(ソ連側は公の場で出せる生の声かな?
個人の信じてる事を素直に語ってる率が高い印象を受けたけど。
時代的にスターリン否定した後だし)が割とそのまま載っていて面白い。
特に両者とも相手の国が何を考えてるのか不安という意見が多かったのはなるほどと思った。
が、日本人である自分の価値観はやはりアメリカよりなようで、
理屈ではともかく感情的にはどうしてもアメリカ側に共感してしまう。
「ソ連は一度も他国を侵略した事がない」とか言われちゃうともうね。
なんにせよ冷戦という時代を振り返るのにふさわしい二冊。
899:名無し三等兵
10/12/28 16:12:26
>>895
志茂田戦記物は売れてるから各社から続刊が出たんだけど。
みんなバカにするけど(まあ、当然だがw)、ネタをネタとして
楽しんでるファンも多いんだよ。
つうか、西村京太郎の鉄道ミステリーだって初期を除けば、鉄っちゃん絶句の
ネタとしか思えない推理小説とは呼べない出来だけど、ファンは多数いるでしょ。同じだよ。
志茂田さん自身は地道に児童の読書習慣の普及を、朝の読書ブームよりもずっと前から
ボランティアでやってたりで、奇妙な格好とか小説の題材とは違いマジメな良識人だよ。
900:名無し三等兵
10/12/28 17:54:04
>>899
まあ雰囲気と読みやすさが大事だからねえ。
電車の中で楽しくさらっと読める西村京太郎は好き。
でも一応旅情推理小説らしくはなってると思うの(´・ω・`)
>>898
『アメリカ人の~』の冒頭、戦略空軍の基地に遊びに行った筆者の話が面白かった。
まだそこしか読んでないけど…。
901:名無し三等兵
10/12/28 18:06:34
>>900
>「さ、何か話してごらんなさい」
>「SACのコントロール下にある世界各地の核基地です。お好きな所と、交信してみませんか。そうだ、オキナワのカデナを呼び出してみましょう」
サービスよすぎだよなw
902:名無し三等兵
10/12/28 20:28:48
長島巨人軍を話のタネにと思って買おうとしたらアマゾンで8000円以上だった…
売れなかっただろうから希少なのは分かるけど、それだけ出す蛮勇が無い!
903:眠い人 ◆gQikaJHtf2
10/12/28 20:44:07
>894
戦国の~以外は全部持ってた私が来ましたよ。
やっと、「ユダヤ人を救え!」読了。
ナチスによるデンマーク侵入、占領から、それに対するデンマーク人達の抵抗、その対抗策として、
SSによるユダヤ人一斉摘発とその顛末について書いており、ユダヤ人に対する部分が大部を占めて
いるが、出来るだけ当事者の回想録や証言を用いて、当時を生々しく再現している。
特に、こうした本ではとかくドイツ人は総て悪者に描かれがちであるが、デンマーク人やスウェーデン人
と協力してユダヤ人やレジスタンスの保護に動いたドイツ人外交官や、海軍司令官にもスポットを当てて
いるし、内部にいたドイツ人もユダヤ人を見つけても素知らぬふりをしたとか、不審船を見つけても見逃し
たと言う記述が随所に出て来て、決してドイツも一枚岩でなかったことが伺える。
また、戦争が終わりました、めでたしめでたしで終わった訳ではなく、戻ってきたユダヤ人が再びデンマーク
にどう受入られて生活を再建していったかまでを書いており、デンマークに於ける近代ユダヤ人史としても
利用出来る秀作である。
因みに、終章では、デンマークがどうしてユダヤ人を保護することが出来たのかを書いており、他に同じように
ユダヤ人を匿ったブルガリア、そして南フランスの事例と合わせてその共通点を探っている。
水声社さん、出来れば、此処に出て来たトドロフ氏の「善行のはかなさ」を翻訳出版キボンヌ。
904:名無し三等兵
10/12/28 20:52:55
正月休み突入で、積んでた『ドゴールのいるフランス』を読了。
URLリンク(www.kawade.co.jp)
スレ違いなんだろうけど『大戦回顧録』を筆頭にあの時代に関する書物を再読したくなったので書いてみた。
905:名無し三等兵
10/12/28 21:01:35
第二次世界大戦について詳しく知りたいのですが、何か良い入門書があったら教えてください
906:名無し三等兵
10/12/28 21:05:29
>>905 日本陸軍と中国 「支邦通」にみる夢と蹉跌 by 戸部良一
これがオススメ。第二次世界大戦全体の話ではないが、日中の歴史認識や
米軍がアフガン・パキスタン・イラク向けにアフガンハンズという通称で
地域専門将校を養成しているのだけど、そういった制度の功罪なども想像
できるようになる一冊。
907:名無し三等兵
10/12/28 21:29:07
今年もツンドク戦線は後退の一方であった
しかも敵は年々補給を強化しつつある
908:名無し三等兵
10/12/28 21:31:30
>>906
ありがとうございます。
909:名無し三等兵
10/12/28 21:31:56
>>907
よう俺
910:名無し三等兵
10/12/28 21:32:15
全般的に知りたいならリデル・ハートの第二次世界大戦からじゃないか?
911:名無し三等兵
10/12/28 21:35:28
>>905
実録第二次世界大戦シリーズは読み物としても面白くまとまってるので初心者にお勧め。
漫画世界の歴史/日本の歴史は初心者にも読みやすいけど内容片寄ってるので
クロスチェックしないと概要を知る以上の役に立てるのは危険。
つまり本を読む事自体の初心者を除いてほとんど意味がない。
あと面白いほどよくわかるシリーズで何冊か出てるけど最初の1冊にはならんでもない。
日本視点なら太平洋戦争全史が手軽に手に入っていいんじゃないかな。
詳しく知りたいならまず戦史叢書にあたるのが鉄板。
絶版だが大抵の図書館でおいてるか取り寄せ圏内だしオークションでも結構みかける。
ただし詳しすぎるので初心者にいきなりお勧めするのはちょっときつい。
912:名無し三等兵
10/12/28 21:46:33
>>905 読みやすく、かつ、戦後に陸上自衛隊の礎を築いた世代が
考える歩兵戦闘の雛形のようなものをさがすのであれば、
佐々木春隆の日中戦争戦記シリーズは外せない。
ただ、表題から分かるとおり、第二次世界大戦全般の話ではない。
あくまで1つの作戦軍、1つの師団、1つの歩兵連隊、1つの大隊、1つの中隊
レベルでの日中戦争の実相を伝えてくれる。
けれど、第二次世界大戦全般を知るならば、日中戦争は欠かせないし、
日本がどのような関わり方をしていたのかを知る上で、好適といえる。
同じ戦史でも、沖縄ペリリュー戦記とかとはまた違った視点であり、
違った見方があるように感じられて面白い。
913:名無し三等兵
10/12/28 22:14:04
とりあえず第二次世界大戦を知るにはその前提である第一次世界大戦、さらにそれに至る道筋を知らねばならない
つまり「第一次世界大戦の起源」を読みなさい、そうすれば貴方も「外交」という泥沼に……
914:名無し三等兵
10/12/28 23:28:30
リデル・ハートの『第一次世界大戦』でも読みなはれ
915:名無し三等兵
10/12/28 23:43:13
>>910-914
重ねてありがとうございます。リデル・ハートあたりから手をつけてみようと思います。
916:名無し三等兵
10/12/29 02:04:53
徹底図解 第二次世界大戦―世界を地獄に変えた火の7年間
面白いほどよくわかる太平洋戦争
第2次世界大戦がよくわかる本
ここらでいいじゃん。
あとは地域別に
太平洋戦争海戦全史
詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)
とか。
917:名無し三等兵
10/12/29 14:10:24
>>915
知識の度合いにもよるけど正直リデルハートはお勧めできない
いや、いい本なんだけどな
>>916あたりを一読してから興味のある学研のグラフ中心の本に移行するのがお勧め
あとはWW2の何に興味があるのかで変わってくる(政治・外交・戦略・戦術・兵器・文化・・・など)
まあこれらをひっくるめた本があればいいんだけど
918:名無し三等兵
10/12/29 14:23:03
>>917
そんな本は、箸にも棒にも引っかからない総花的な本になるか、
とんでもなく大部で誰の手にも負えない本になるかのどちらかだw
919:名無し三等兵
10/12/29 16:45:22
初心者スレから誘導されてきました。
私は最近軍事に興味持ち始めたのですが、本でお勧めありますか?
自分で選んで買おうと思っていると「あの本はデタラメばっかで駄目だ」
なんて書き込みみると、自分で選ぶのが怖くなりました。
歴史関連、兵器関連、その他(個人的におすすめ)みたいなのがあったら教えてください。
WWⅠ~WWⅡ辺りでお願いします。
920:名無し三等兵
10/12/29 16:52:33
八月の砲声は読みやすい気がする
921:名無し三等兵
10/12/29 17:01:32
兵器関連とはまた大雑把なw
一つでいいから的を絞った方が良い助言が得られるよ
922:名無し三等兵
10/12/29 17:15:16
>>920
アマゾンで見てみたら評判良いみたいですね。
買います。
>>921
ですね、すいませんw
軍艦とか航空機でそれぞれ・・・って感じで大丈夫ですか?
923:名無し三等兵
10/12/29 17:18:18
各兵器の現場レベルの運用エピソードなのか
ある兵器兵器及びその運用者の活躍の話なのか
それらの兵器がどのような設計思想で生まれたのか
それらの軍はどういった思想のもとどういった兵器を求めどういった兵器を造ったのか
戦術レベルの運用方法なのか
兵器ってもいっくらでもあるぞー
924:名無し三等兵
10/12/29 17:33:31
>それらの軍はどういった思想のもとどういった兵器を求めどういった兵器を造ったのか
>戦術レベルの運用方法
これが自分の知りたいことに近いかもしれません。
ここ書評スレなのに質問してすいませんでした。
スレを読んで、自分なりに吟味してみます。
925:名無し三等兵
10/12/29 17:33:55
WW1からWW2の軍艦関係の包括的な内容の本と言っても難しいものがあるが、学研の
「日本戦艦パーフェクトガイド」や「世界の戦艦」などの新戦記シリーズや「世界
の艦船」別冊各種あたりがとっつきやすいところだと思う。
まぁこの辺の本は、ハードウェア偏重だけど。
あと内容に関して批判的な意見があっても、あからさまにいい加減なもの以外は、
最初のうちは気にしない方が良いと思う。
筆者による主張の差異についてどっちをとるかは、ある程度の知識がついた時点
で考えれば良いかと。
926:名無し三等兵
10/12/29 17:37:52
>>922
兵器系は、いきなり図鑑的な本を読むより、
多少はデータが怪しくとも、エピソード集的な本がお勧め。
それで、気になる兵器が出てきたら、ネットで検索して画像とかスペックを見るといい。
そういう意味で海軍兵器なら、
石渡幸二「名艦物語」はWW2の著名艦エピソード集として良いと思う。
WW1なら、三野正洋「死闘の海」が戦史までカバーした良い入門書だと思う。
資料が豊富で日本も関わりの深いWW2から入って、WW1にさかのぼるといいかも。
927:名無し三等兵
10/12/29 17:57:11
エピソード集としては「艦長達の太平洋戦争」あたりも悪くないと思う。
928:名無し三等兵
10/12/29 18:07:26
思い入れのある国や将軍や軍艦をあげてくれれば、
それらがメインテーマになっている本を教えてもらえると思う
特に思いつかないのなら、少し上で上げられているリデルハートとか
学研の歴史群像アーカイブのどれかからがいいんじゃないかな
929:名無し三等兵
10/12/29 18:24:32
ただ「興味を持ったので」じゃ無くて理由も添えてくれれば薦めやすいな
プライベートライアンを見て欧州戦線について調べたいとか
坂の上の雲を見て日露戦争に興味を持ったとか
大戦略をやってドイツ戦車SUGEEEEと思ったとか
930:名無し三等兵
10/12/29 18:28:27
みなさんありがとうございます。
>>925世界の艦船って雑誌なんですね。買う候補に入れました
変な知識付けちゃって恥ずかしい思いしたら嫌だな~って思って怖かったんです。
>>926
>資料が豊富で日本も関わりの深いWW2から入って、WW1にさかのぼるといいかも。
良いですね!それでいきます。本も買います。
>>927
10年以上前の本なんですね。
評判良さそうなんで、手に入るなら読んで見たいです。
>>928
私はヨーロッパに住んでいたこともあるので、やっぱりヨーロッパ辺りに興味が。
イギリス、ドイツ、フランス、スイス等は特に思い入れがあります。
ちなみに住んでいたのはスイスです。
931:名無し三等兵
10/12/29 18:38:14
>>919>>924
よし、ドイツ海軍水上艦艇への道を。
エドウィン・グレイ著『 ヒトラーの戦艦』 光人社NF文庫
カーユス・ベッカー著『呪われた海 ドイツ海軍戦闘記録』 フジ出版(または中公)
小説だったら女王陛下のユリシーズ号とか鷲は舞い降りたとか鉄板があるんだけど
932:名無し三等兵
10/12/29 18:45:28
>>929
中学の時にまずプライベートライアン観て軍事に興味を持ち、
自分なりにどうしてオマハビーチに上陸したのかとか、その作戦に関わった軍人・兵器
について調べて自分ではめっちゃ詳しくなったつもりが、いざスレ覗くと全く話に付いて行けず、
「なんであのライフル使ってるんだよww」「時系列おかしくねwww」とか皆さんが話してて何がおかしいか分からなかった。
橋(オリジナルと)も中学の時みて、最近リメイク版を観たらみなさんまた「ここが違う」とか話してる。
何が違うのか分からなくて、もどかしくて・・・もっと色々知りたくなりました。
WWⅠについてはプロイセンについて調べてて、プロイセン消滅がWWⅡに繋がって。
933:名無し三等兵
10/12/29 18:51:18
スイスか。WW2頃の兵器といえばBf109やヘッツアーもといG13を使った国だな。
兵器関連はそのあたりから攻めてもいいかも。
Bf109は世界的に大人気の戦闘機で書籍はいっぱいあるが無難に「世界の傑作機」シリーズでスタートしてもいいかも。
ヘッツアーに関しては大日本絵画のW.J.シュピールベルガー著「軽駆逐戦車」が鉄板だな。
どれもアマゾンで入手できるよ
934:名無し三等兵
10/12/29 18:59:08
スイスいいなぁ。
中学でライアンって事は20代か。
こうやって本薦めて、実際買って読んでくれたら薦めたかいもある。
一冊が言い値するから揃えるのは難しいが。
935:名無し三等兵
10/12/29 19:05:04
アメとドイツの鉄砲・装備回りについては誰か任せた。
> WWⅠについてはプロイセンについて調べてて、プロイセン消滅がWWⅡに繋がって。
じゃ、海軍はあとにして
この辺りは>920の人が推してるバーバラ・タックマン著『八月の砲声』上下 ちくま学芸文庫
A・J・P・テイラー著『第一次世界大戦 目で見る戦史』 新評論
を、戦間期ドイツ軍はウィーラー・ベネット著『国防軍とヒトラー Ⅰ・Ⅱ』か
『権力のネメシス』 みすず書房 (同じ本だけど復刊で邦題にされちゃって分冊になった)
がちょっと読みづらいかもしれないけどお勧め。
936:名無し三等兵
10/12/29 19:35:44
まてまて>>932は違う人じゃね?
>>930
木下御大の艦船戦記シリーズとか。
確かヨーロッパもあったはず。
937:名無し三等兵
10/12/29 19:39:09
みんな兵器兵器言ってる中とりあえず
「リデルハートとリベラルな戦争観」「国際紛争」あたりを勧めておく
まあでも八月の砲声くらいは先に読んでて欲しいかな
938:名無し三等兵
10/12/29 19:46:38
スイスで思いつくのはこの2冊かな(Men-at-Armsを薦めようとしたらWW2時のスイスはなかった):
将軍アンリ・ギザン―意志決定を貫く戦略 (著 植村英一)
中立国の戦い―スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標 (著 飯山 幸伸)
空軍というか航空機の導入や更新については
弱小空軍の戦い方 (著 飯山 幸伸)
に15ページぐらいスイスについての章がある
939:名無し三等兵
10/12/29 19:55:52
スイスなら「黒いスイス」とかもアリなんじゃね?
軍事本かと言われると微妙だけど、WW1~WW2前後のバランスオブパワーの一端を
伺わせる内容だし。
940:名無し三等兵
10/12/29 20:10:49
むしろスイスで発行されてる軍事本を読んで感想をここに書きなさいと(キリッ
941:名無し三等兵
10/12/29 20:46:26
wwこのスレの住人ならフランス語やドイツ語を読める人かなりいるだろうね
942:名無し三等兵
10/12/29 21:52:01
>>920
よし、よくやった。
943:名無し三等兵
10/12/29 21:52:28
年末年始の休みはツンドク戦線大攻勢の良い機会…と昔は思っていました
944:名無し三等兵
10/12/29 21:56:59
>>936
木俣さんはどうも合わないわ。
対ソ船団の話もなんかこう今ひとつ。
なんかちょっと違うこと書いてるし、どっちつかずで
物語だったら物語にもっと寄って欲しい。
でも読んだこと無い撃沈戦記は評判いいんだよなぁ。
945:名無し三等兵
10/12/29 21:59:30
>>939
作者の履歴まともとは思えないんだけど、参考文献とかも付いてる良書なの>黒いスイス
946:名無し三等兵
10/12/29 22:03:28
>>945
かなり各地で勧められてて悪書ではないにしろ大絶賛ってほどではないなあ
啓蒙主義的軍ヲタ及びその周辺が平和主義国家スイスという幻想を打破してやるという喧伝に利用されてるだけで
中身自体はいっぱしの軍ヲタであれば目新しいこともないし、名著とは言い難い
まあでも新書だしね、そんなに求めるのは酷かも
もっとも新書でも「新書アフリカ史」とかいいものはあるが
947:名無し三等兵
10/12/29 22:06:18
>>946
思いつきの質問に答えてくれてありがとう。しかも懸念のまんまだったか。
948:名無し三等兵
10/12/29 22:08:50
>>946
新書アフリカ史調べた。買うわ。
949:名無し三等兵
10/12/29 22:11:32
いやだから、スイスで10年も生活した人に日本語の新書一冊だけってのもどうよと思ってね。
彼の能力なら言語と言う最大の障壁を突破できるはずでは?
というか、個別の問題ならWikipediaのそういう記事でもいいわけですよね。
英語版ですらスタブ状態でもフランス語やドイツ語版なら詳細化されてる可能性もある。
多少偏向していてもその偏った書き方なりコンフリクトの様態を眺めるだけで実感がわくわな。
正直皮膚感覚での理解とかそういうのを良く伝える文章を収集ってのは日本で育った日本人にはまず無理なんよ。
だから現地の本を漁って感想と言うのは本気で勧める。
950:名無し三等兵
10/12/29 22:14:38
新書なめるなよ・・・
歴史系の新書は、中々良質な本が多いんだから・・・
・「生き残った帝国ビザンティン」
・「オスマン帝国」
・「茶の世界史」
・「物語ウクライナの歴史」
・「古代ローマ帝国」
・「モンゴル帝国の興亡」
パッと思いついただけで、すぐにこの程度は浮上する
951:名無し三等兵
10/12/29 22:23:05
現地の出版社でそれ言えるか?
俺にはとても言えない。
その著者達の努力を評価していないわけではないが、想定読者層が違うからだ。
帰国子女ならその立ち位置を生かすべきかな、と。
952:名無し三等兵
10/12/29 22:28:40
物語シリーズは歴史の前に「物語」入れてツッコミ回避という姑息な技だと
思ってたんだが良いのあるんだな。
ウクライナあんまし本無さそうだから書く人も気合い入れたのかもしれんけど。
個人的には阿川さんの教官だった人の書いた「ルワンダ中央銀行総裁日記」を推す。
953:名無し三等兵
10/12/29 22:33:23
>>952
中公の「物語~」シリーズは、結構本によって趣が違う
列伝式もあれば、普通の概説書的に記述するといった感じで色々
ま、実際に読まないと何とも言えないのは、ありとあらゆる本に共通する事なんだすが
954:名無し三等兵
10/12/29 23:07:32
スイスだったら
中立国スイスとナチズム ―第二次大戦と歴史認識
URLリンク(www.amazon.co.jp)
こういうのも面白いと思う。馬鹿高いけど…。
955:名無し三等兵
10/12/29 23:11:33
>>952
あの本は凄く面白いけど、ルワンダで定期的にツチとフツが衝突して、しばしば
虐殺もあったコトとかは書かれてないから、読者に知識がないと現在の状況にい
たる説明がつかない恨みがあるけどね。
956:名無し三等兵
10/12/30 00:10:47
質問したスイスに住んでた私です。
色々ありがとうございました。
絶版?になってるのもあるみたいですが、ここで挙げていただいた本は全部リストしました。
とりあえず、一冊目はここでも評判が良さそうな「八月の砲声」を読みます。
957:名無し三等兵
10/12/30 00:49:09
>>956
読んだら一次戦スレにおいで・・・
958:名無し三等兵
10/12/30 00:52:45
>>956
八月の砲声のあとは同じタックマン氏の「決定的瞬間」とハロルド・ニコルソン著「外交 (UP選書)」を読むんだ。
959:名無し三等兵
10/12/30 01:26:59
>>950
「馬の世界史」
「傭兵の二千年史」
とかも良著だね
歴史以外にも
「国際政治」
は超有名どころだし
960:名無し三等兵
10/12/30 01:46:48
>>944
作者名間違えてごめんなさいorz
まあ賛否が分かれそうな書き方してるよね。
>>959
後最近買った『オランダ風説書』が個人的に良い本だった。
961:名無し三等兵
10/12/30 02:38:14
「地政学入門」も良作新書だな
962:名無し三等兵
10/12/30 03:20:42
>>944
撃沈戦記は、マイナー艦好きにはほかに類書が無いってのがたまらんのだな。
図書の検索・取り寄せもひと手間、ネットが自由に使えるわけでもない、
洋書を読むのも大変な時代に、よくもあれだけと感心する。
ただ、今となっては、そこそこネットでどうにかなる面もある。
図書館のネットワークも充実して、検索も取り寄せも簡単になった。
963:名無し三等兵
10/12/30 06:48:09 MvNrJR3P
いやいやいや、ハムは豚ですよ。とりはむってシーチキン並みの詐欺です。
チーズフォンデュ
温かい飲み物と食べる!
964:名無し三等兵
10/12/30 06:49:53
↑
ごめんなさい。誤爆しました。
965:名無し三等兵
10/12/30 08:35:50
村上義清さんだっけ、元帝国ホテル総料理長の、中国戦線~占領下での料理に関する話は面白かったな
中国戦線→作戦前夜、兵士に美味いものを食わせたいとカレーを作る
→参謀が怒鳴り込んできてこっそり耳打ち「後で俺にも食わせろ(ニヤリ」
シベリア→粗末な食材をやりくりして美味くしようと工夫してたら
あやうくソ連軍士官付のコックとして連れていかれそうになる
占領下→GHQでコックやってたら、年代物のワインの価値が分からない士官か
「司令部地下に古くさい酒があったんで好きに使って構わん」→年代物のワインを山のように料理に使っちまった
966:名無し三等兵
10/12/30 08:54:25
>>7
特攻隊員が突入時恨み言を言っていたというのはなぜわかるのか?
967:名無し三等兵
10/12/30 09:21:51
>>966
読んだかぎりでは終戦直前の頃は日本軍の無線もかなりマトモなもんになっていて
そのせいでいろいろ聞こえたんだけど「コレ上にあげちゃ拙いよね」ってのを
最後の無線を聞いた人、聞いた人のちょっと上の人、その他諸々が握り潰してなかったことに、という流れだったと思う
まあインタビューしてそういうことがあったと分かったよ、記録に残ってないけど
という話なんで、あとは信じるかどうか、というレベルになるんじゃないかしら?
968:名無し三等兵
10/12/30 09:30:41
>>956
役に立ちそうなら幸い。
人によって面白いと思える物は違うし、限りあるお金で買って
外れるとがっくり来るから何でも新しく買って読もうと考えなくても良いと思うよ。
まず図書館で読んでみて何度も読む程面白かったら買うとか。
私だと図書館→古本屋→本屋、かなぁ。最近ショートカットされてるけど。
969:名無し三等兵
10/12/30 09:33:28
>>965
それだと信濃の豪族だ。
ぐぐったたところ村上信夫さんらしい。
画像見たら丸々してる人だった。
970:名無し三等兵
10/12/30 15:16:23
>>912
佐々木春隆は名著ぞろいだよな。
終戦後、日本軍に永久駐屯してくれと懇願する中国民衆・・・
日本兵が30人いれば集落を守れるから残ってくれと話す富裕層。
読むと民衆の恐怖心が理解できて興味深い。
971:名無し三等兵
10/12/30 15:44:30
>>967
それを全否定するかどうかは個人の自由だが、否定しない人から見ると「ソース厨の限界」みたいな話になるんだろうな
972:名無し三等兵
10/12/30 15:47:35
第二次世界大戦がどんな風に勃発したのか
手軽に理解できる本はありませんか?
973:名無し三等兵
10/12/30 16:06:53
>>972
書籍スレで言うのもアレかなとは思うけど、
ウィキペディアの該当ページを参照してみれば概略は理解できると思う。
それで足りないと思うならば、記載されてる参考文献とかに手を伸ばしてみればいいんじゃないかな。
974:名無し三等兵
10/12/30 16:31:43
何を買っていいかわからない、という初心者層にはウィキペディアは入門用としていいな。
詳しく知りたければ参考文献も書いているし。
975:名無し三等兵
10/12/30 18:14:16
WW1ならともかくWW2勃発の概要だけならWebで調べる程度で十分だろうな。
根底に流れる部分まで言及しだすと手が付けられなくなるが。
976:名無し三等兵
10/12/30 18:35:02
>>974
ジミー「ついでに緊急のお願いもよんでくれると嬉しいな」
977:名無し三等兵
10/12/30 19:23:07
>>972
学研M文庫『ポーランド電撃戦』の前半は
独英仏ソポの外交関係に紙幅を割いているから
戦争勃発までの大まかな流れを知るには良い。
勃発直前までドイツとポーランドが準同盟国だったとか
あんまり知られていない事実も出ている。
978:名無し三等兵
10/12/30 21:23:41
>>966-967
保坂フィルターがかかっているという前提で読めば良いんじゃないの?
979:名無し三等兵
10/12/31 10:02:50
米電子書籍活況の裏で…「書店消える不安」濃く
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
980:名無し三等兵
10/12/31 15:50:41
「キラーエリート 極秘諜報部隊ISA」
米軍特殊部隊、諜報もの。
ISAなんて部隊、実在するの? と思って読む前に調べたらJSOC麾下にちゃんとあった。
特殊部隊のための独自情報収集部隊であるようだ。
ISA(アクティヴィティ)が作られたのは、イラン米大使館人質事件でCIAが信用ならないとわかったから。
主に対テロ作戦で活動。現地に潜入してSIGINTとHUMINTで情報収集するのがお仕事。
元デルタ隊員等を集めた実働部隊もあるようなんだが具体的にどうなのかは書かれていない。
特にSIGINTが優秀で、携帯電話・無線の発信から敵の位置を特定するのが得意技。
通信量の違いからどの番号が何者かを分析して敵の組織図を作り上げたりしている。
それを元に組織の幹部を殺してボスを孤立させる戦術をよく使っているようだ。
情報組織なので同業者のCIAとぶつかることが多い。
ついでに、特殊部隊嫌いの軍上層部にもにらまれている。
この本の半分が、そんな『米軍官僚主義の実態』みたいな内容で、ある意味面白い。
最後、救世主ラムズフェルド様のおかげでISAの活動範囲が広げられて、本物の「キラーエリート」(テロリストハンター)になりましたというのがこの本のオチ。
ラムズフェルドを持ち上げてる本は初めて読んだが、これ、ひょっとしてネオコン(死語)の対テロ戦争を正当化するために出版された本なのか……?
ISAの本なのによく読むと意外なほどISAについての記述が乏しい。意図的に真実が隠されているのか取材が適当なのか……
アフガン等、特殊作戦の裏側も垣間見えるが、そういう部分の分量が少なくて食い足らなかった。
どちらかというと、ちょっとずれた視線の『米軍特殊部隊通史』といった内容。副読本としてなら。
981:名無し三等兵
10/12/31 22:33:01
>>979
2年ほど前か、アメリカでCDショップが絶滅寸前という話を読んだ。歴史は繰り返すのか、しかも犬並みの速さで。
982:名無し三等兵
11/01/01 00:47:02
アメはつくづく即物的、って話だな
あけおめ
983:名無し三等兵
11/01/01 09:41:19
あけおめ
ことしもつんどく
984:名無し三等兵
11/01/01 19:27:10
おめ!
オレは本屋のあの独特の雰囲気が好きで、用もないのにしょっちゅう行ってしまう。
で、『書店に入ったが最期、手ぶらでは出てこられない症候群』という重篤な病なのだ・・・
985:名無し三等兵
11/01/01 19:31:40 /3AlBshP
984
それよくわかる。
自bンもよく手ぶらで帰ってしまうorz
986:名無し三等兵
11/01/01 19:33:29 /3AlBshP
あ、訂正
自分もではなく自分はであった
987:名無し三等兵
11/01/01 21:45:18
>通信量の違いからどの番号が何者かを分析して敵の組織図を作り上げたりしている。
わが海軍も読めない米海軍暗号を
通信量と戦術呼び出し符号とその交信解析図で
やっていたな
(中牟田 研一「情報士官の回想」 )
情報理論ってのはおもしろくて、地べたにおはじきをばらまき布をかぶせると
一見見えないけど、触ってみるとおはじきの色は判らぬが、位置、個数はぼんやりわかる
敵がこちらの暗号を解読しているか、してないか
「例えばWW2ドイツ国内、おそらく海軍情報部のあるハンブルグで靴箱の消費量が増えている」
一見無意味な統計サンプルから、ドイツ軍は英軍商戦暗号を解読している兆候と撮る事も出来る
(靴箱を、暗号データを記したインデックスカードの整理保管箱としてドイツ軍は使用していた)