10/11/16 21:52:02
リデルハートは嫌いだ、と言いつつ戦略論を買ったら新装板が直ぐに発表されて心の底からバジルが嫌いになりました
邦訳されてる著書や石津さんのは全部買ったけどね!
401:名無し三等兵
10/11/16 21:53:07
同志よ、見敵必買の精神を忘れたのか?
402:名無し三等兵
10/11/16 22:46:36
同志、そういう貴官は積み本の山をいくつ積み上げた?
403:396
10/11/16 22:54:35
>>397
戦争を「予想はつねに裏切られた。『意図せざる結果』に彩られた」と評する部分には
同感するんですよね
404:名無し三等兵
10/11/16 23:02:47
>>399
>「こっちの分野はストライクゾーンじゃないんだよなぁ」
当時そう思いブクオフにあった「フリードリヒ大王の歩兵」を買い逃したことを
いまだに悔やみ続けている俺がいますよ!!
405:名無し三等兵
10/11/16 23:27:39
ハンナ・ライチェ「大空に生きる」が五千円で置いてあったけど、魔女飛行隊が出るくらいだし、こっちも再販されるんじゃないか……
つか、中公や学研はフジ出版の出した本をもっと再版してくれ。ブラッドレーの回顧録があったなんて初耳だぞ
(アランブルック、ドゴール、アイゼンハワー、ウェデマイヤー、モントゴメリーは見かけたが)
406:名無し三等兵
10/11/17 00:04:12
日露戦争・第一次世界大戦の頃の通信技術に関する本ってないですか?
あの頃どういう技術で情報伝達してたのか興味を持ちました。
407:名無し三等兵
10/11/17 00:25:12
『テレコムのよあけ』だったかな?
とりあえず通信の歴史という観点から攻めると良いかも。
408:名無し三等兵
10/11/17 10:13:23
>>400
> リデルハートは嫌いだ、と言いつつ戦略論を買ったら新装板が直ぐに発表されて心の底からバジルが嫌いになりました
食わず嫌いはいけない。たまにはバジルスパゲッティくらい食って見ろ。
409:名無し三等兵
10/11/17 12:10:26
同志>>402
先日、積み上げた本の重さに耐えられず、本箱が崩壊した。本の奔流に巻き込まれた小官は半ば死を覚悟して思った。
「本望だ」と
410:名無し三等兵
10/11/17 13:00:48
>>409
本当に書籍流の犠牲者になるところだったのだな
411:名無し三等兵
10/11/17 14:35:47
古代や中世の日本の軍事史についてはどの本がいい?
412:名無し三等兵
10/11/17 15:50:13 rMI5ZpEW
>>411
山川の日本史年表・地図
413:名無しの愉しみ
10/11/17 20:15:19
>>409
本部屋を建てるんだ。100万くらい在れば建つからさ。
俺は建てたからもう書籍流被害の危険は永久に去った。
414:ばばぼん♪ ◆9JRNsbZDd8EK
10/11/17 20:19:37
>>413
友人が屋外に作った書庫兼同人在庫保管所、この夏に台風被害にあって半分やられたよw
415:名無し三等兵
10/11/17 20:53:23
敷地あるなら大人しく稲葉にすれば良いのに。
416:名無し三等兵
10/11/17 20:59:54
読書って趣味も極めると家まで必要になるのか…
417:名無し三等兵
10/11/17 21:02:18
本棚を買う金があるなら本を買う!
418:名無し三等兵
10/11/17 21:06:04
30代なんかだと家が気になる年齢。
書斎、物置の条件は厳しいよ。
419:名無し三等兵
10/11/17 21:50:07
前にどっかの地震で本当に本にうもれて死人が出たときは本棚の強度がヤヴァい→それ以前に床板が持たない→地下室最強って話になってたねぇ
420:名無し三等兵
10/11/17 21:56:43
まあ今は電子化って逃げ道があるからまだマシになったけどな。
421:名無し三等兵
10/11/17 22:11:04
>>419
大雨冠水で全滅フラグ
422:名無し三等兵
10/11/17 22:38:57
ところで、よく古本屋で薄い紙でカバーリングしてるのを見かけるが、皆は本の保護策は何をしてる?
423:名無し三等兵
10/11/17 23:08:13
部屋のカーテン閉めっきり
424:名無し三等兵
10/11/17 23:16:31
>>422
グラシン紙ね
紙カバーと除湿剤、もち日光遮断。
最近はソフトカバー対策でビニールフィルム袋?に入れようかと思案中。
425:名無し三等兵
10/11/17 23:23:06
関連スレ
[孫子]戦理・戦略・地政学・歴史・理論0010[戦争論]
スレリンク(army板)
落ちていた戦略理論スレを復活させました。
426:名無し三等兵
10/11/17 23:58:35
戦国時代の戦術について勉強してみようと思うんだけど、何から始めるといいだろうか
特に釣り野伏せについて興味があるんですが…
戦国板の方がいいかな
427:名無し三等兵
10/11/18 00:29:13
世界の艦船は雑誌だけど、別冊や増刊はこっちで良いよね。
とりあえず、新しく出たソ連/ロシア巡洋艦建造史(・∀・)イイ!!
スヴェルドルフの指揮艦バージョンとか初めて知った。
欲を言えば同型艦中のバージョン違いを分かりやすい比較図でやってくれたら良かった。
後、数百円高くしても紙質を上げて欲しかった。
この調子で「冷戦時代の東側(/西側)艦艇」とかやって欲しいわ。
428:名無し三等兵
10/11/18 00:49:10
新物理学シリーズ21 流体力学 巽友正 培風館 昭和57年
地元図書館の除籍本放出で入手。なにこれやべぇ、超面白い。
流体力学の概要をさらっと網羅したそうだが、
この1冊で軍事板のレベルは軽く超越できる。
数式が豊富に掲載されているが、高校卒業レベル+α程度で難解さは感じず、
むしろ文字だけの説明よりよほど分かりやすさに拍車をかけている。
付録や参考文献がかなり丁寧なのも好印象。
いまさら流体力学? 本田重雄 丸善株式会社 平成6年
上にあわせて図書館から借りた。
一般向けに流体力学の概要をサラッと完結に流した感じ。
図や写真を多く使って、直感的に分かりやすく説明されている。
この手の本で時々感じる「難解な本って格好いいでしょ」的な持って回った言い回しもなく、
簡潔に、しかし丁寧に解説してる為、純文系脳で「数式はちょっと」な人にも
分かりやすいと思う。
ただ、さすがにさらっと流しすぎで興味深い部分の詳しい説明がなく
やきもきする箇所があったので、上の本と一緒に読むのがちょうどいいと思う。
概要を知るにはとてもいい本。
ジェットエンジンの仕組み 吉中司 講談社
今年の9月に発売されてたらしい、本。同じく図書館で。
上の2冊で得た知識を元に実際にジェットエンジンを作るとどうなるか、
順ををって考えてみるのに役立つ本。
なぜジェットエンジンが必要とされたのか、どんな経緯で開発されたのかという
話題から始まり、原理と効率、各部の詳しい機能、問題発生の種類とその対策、
そして今後の展望等一通り満遍なく解説していて超最高。
これできみもジェットエンジンはかせだ!
つくりながら学ぶやさしい工学4 風車
絵本です。マジで。対象年齢小学6年生以上。ただし内容はガチ。
フィンの概念の進化を軽く眺められればいいかなと思ったけど、
すみません正直舐めてました。
429:名無し三等兵
10/11/18 04:21:46
>>414
防湿と遮光と床強度は重要だな>本屋。
会社のプレハブ事務所流用した書類庫が悲惨なことになってた。
人事記録取りに行ったら、書類棚とリアルドリフやって大笑いになった体重100kgの俺。
寝返りで蹴り入れて世艦タワー崩壊して9.11状態になった身としては、早急に対策立てたいとこ。
トランクルーム増量するか…。
430:名無し三等兵
10/11/18 08:39:13
イスラム世界の軍事史について詳しく言及した日本語文献は出てる?
431:名無し三等兵
10/11/18 12:36:45
>>426
日本の軍事革命
432:名無し三等兵
10/11/18 13:49:57
>430
マムルーク―異教の世界からきたイスラムの支配者たち
URLリンク(www.amazon.co.jp)
433:426
10/11/18 15:17:01 h1L/xn/T
>>431
ありがとうございます。図書館にあったので目を通してみました。
求めていたのとは少し違ったのですが、これはこれで非常に興味深い内容でした。
歴史群像などは一通り読んでみたのですが、どうももの足りません。
釣り野伏せを発案するに至った経緯や、周囲への影響やなんかも知りたいのですが
434:名無し三等兵
10/11/18 16:25:06
>430
オスマン帝国の海運と海軍 (山川歴史モノグラフ)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
オスマン帝国の近代と海軍 (世界史リブレット)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
イスラーム世界の奴隷軍人とその実像 17世紀サファヴィー朝イランとコーカサス
URLリンク(www.hanmoto.com)
435:名無し三等兵
10/11/18 17:06:28
>>426
戦国時代の戦術に関してなら、『歴史群像アーカイブ 戦国合戦入門』はコストパフォーマンスが高いんでお勧め。
いろいろな時代・地域が入り混じってるが、『図解雑学 名称に学ぶ世界の戦術』も戦術を知るのにはいいかも。
全体の動きがわかりやすい。
戦術は載ってないが、『絵解き 戦国武士の合戦心得』『絵解き 雑兵足軽たちの戦い』もイラスト付きで武器の使い方とか書いてあるんでお勧め。
さっきチラ見した『戦略戦術兵器事典②【日本戦国編】』では、
二重に伏兵を用意するとか、味方に自分達が囮であると教えないとかして釣り野伏せを成功させたとか書いてた。
すまん、俺がわかるのはこのくらい。
戦国板か日本史板で聞いた方がいいかもね。
436:名無し三等兵
10/11/18 17:27:00
>>435
『絵解き 雑兵足軽たちの戦い』って東郷隆の?
あれ資料が太平記、とか堂々と書いてあって相当にとんでもだぞw
いや、太平記だって文献としての価値は当然あるが、南北朝当時の下級兵士や戦争の様相の解説には使えんだろ
太平記の成立期のものが反映されていると観るのが当然で、それによる補正とかを入れながら解明していくとか成立期の足軽を解説するとかなら好感が持てるんだが
437:名無し三等兵
10/11/18 23:12:06
純軍事書じゃないが、第二次大戦中のスイスの動向を取り上げた独立専門家委員会の最終報告書がついに邦訳されたな。
中立国スイスとナチズム 第二次大戦と歴史認識 独立専門家委員会スイス=第二次大戦/原編 黒澤隆文/編訳 川崎亜紀子/訳著 尾崎麻弥子/訳著 穐山洋子/訳著
URLリンク(www.7netshopping.jp)
二部構成で、第一部が報告書の翻訳、第二部が訳者も含む日本人研究者によるスイス現代史及び歴史認識に関する論稿から成っている。
438:名無し三等兵
10/11/18 23:34:56
大木さんの『鉄十字の軌跡』の評判はどうですか?
439:名無し三等兵
10/11/18 23:35:32
微妙な値段だな。
北欧スキーからするとスイスの事情は詳しく知りたいんだが
ストライクゾーンから外れたところを買う値段としては……。
440:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
10/11/19 00:10:01
>>438
しつこい。
441:名無し三等兵
10/11/19 00:17:03
>>438
個人的には、二次大戦ドイツの個人の研究として面白い
はじめに結論ありき(平たく言うと『ドイツは戦争に勝てなかった』)な人なので、
資料を引用しての解説も、↑の内容を補強する形になってるきらいはあるがなー
(資料から結論を導くんでなく、最初からの結論を補強する材料として資料を引用している)
442:名無し三等兵
10/11/19 06:53:00
手法の違いであって別におかなしなことではないような。
443:名無し三等兵
10/11/19 08:28:09
>>442
小学校からやり直せ
444:名無し三等兵
10/11/19 09:49:50
卓上ゲームヲタク共の信仰対象を巡る擬似宗教戦争にゃ興味は無いが、
戦史マニアとして聞きたいけど、
>はじめに結論ありき(平たく言うと『ドイツは戦争に勝てなかった』)
>(略)
>(資料から結論を導くんでなく、最初からの結論を補強する材料として
>資料を引用している)
とは言うが、逆に、
『ドイツは戦争に勝てた』との結論を導ける様な「資料」なんか有るのかよ?
それこそマンシュタインの「失われた勝利」みたいな、
後知恵と負け惜しみ交じりの(だからといって全否定はせんがねw)
個人的回顧録の類を除いてな。
445:名無し三等兵
10/11/19 10:08:23
『ドイツは戦争に勝てた』と言う結論ありきでそのための補強としての資料だけを集めればそれなりに集まるよ
ドイツはこういう面で優れていて、こうしていたら勝っていた、と十分言えるでしょう
でもそれをしたとこで
「これはあの資料を見ていないから不当な結論」
「都合の良いところだけ取って都合の良い結論に達している」と言われるし、全く実際そのとおり
で、つまり逆もまた然りなんだよね
そりゃ『ドイツは戦争に勝てなかった』の資料の方が当然多いからこちらの方が真実味あるし、偏向していない様に一見みえるんだけどね
ともかく、故に『ドイツは戦争に勝てなかった』という結論ありきで本を書くのは物書きとしては誤り
知識があってわかってる人が読みゃ作者の考え方も読みながら楽しめるが、無い奴は偏向した騙された知恵がつく
ま、そんな本いくらでもあるわな・・・
446:名無し三等兵
10/11/19 11:00:58
>>445
つーか「そんな本幾らでもある」つーより
ほぼ全ての本が「そんな本」だろ。
教科書や公刊戦史でも書くならまだしも、
全ての「資料」に満遍なく目を通すなんて自体不可能に等しいし
同じ「資料」でもそれを読む者次第で解釈なんか幾らでも変わる。
そもそも上に挙げたような一定の(人間が関わる以上"絶対"はありえない!)
中立性が要求されるような種類の書物ならまだしも、
単独著者の書籍なんてのはその個人の結論:所見なり主張 が入るのは当然で、
どうしてもそれを廃したい、というなら、
起こった事実(異説を含む)のみと、
関連(※"参考"ではない)資料リストのみを羅列し、結論は読者に丸投げっつー
もはや「書籍」ではないただの「資料集」しか出せなくなるだろw
そうじゃない「書籍」を読むってことは、
結局は著者なりの結論も織り込み済みで読んでるわけで、
その結論が気に食わなければ、自分で資料を挙げて反証するか
そもそも別な本を読めばよいわけよ。
それがメディアリテラシー(笑)ってもんじゃ無いの?w
447:名無し三等兵
10/11/19 11:02:46
>>446続き
で、「(知識が)無い奴は偏向した騙された知恵がつく 」ってのは
はっきり言えば大きなお世話。
大体「偏向した」とか「騙された」なんてのの基準は人それぞれだろw
とはいえ実際には起きていない「こうしたら」に立脚する「結論」が
実際に起きた事実に立脚する結論に比べ「真実味がある」なんてのは
世間一般の基準で見ればそれこそ「偏向してる」んじゃねぇの?
具体的には
>ドイツはこういう面で優れていて、
>こうしていたら勝っていた、と十分言えるでしょう
とはいうが、「こういう面で優れていて」はともかく、
「こうしていたら勝っていた」については、そもそも史実で負けてる以上、
「十分言える」とは口が裂けても言えん様になw
448:名無し三等兵
10/11/19 11:14:59
>>445に対する細かな反論しかできていなくて>>438からの一連の流れを生かした文章になってない
主旨を見失ってるね
少なくともちゃんと>>444と>>445の繋がり程度は把握して文章を組み立ててよ
ここまで長文でほとんど揚げ足取りしかできてないのはちょっと議論する気が起きない
449:名無し三等兵
10/11/19 11:27:15
>ちょっと議論する気が起きない
まぁ落ち着いてスレタイ嫁
書評をあげて流したいけど、最近は直接的に軍事とは結びつかない歴史本ばっかしか
よんでないからなぁ・・・
450:名無し三等兵
10/11/19 11:31:09
>>448じゃぁまとめてやるとだな
そもそも本に限らず個人がある事象に対する分析や所見を述べるとき、
「結論ありき」になるのは当然な訳。
つか「こういう考え方もある」とか
「こういう資料もある」ってのをクドクド並べ立てたらキリが無いだろ。
従って、仮にある書物の結論が気に食わないとしても、
その理由として具体的な反証を行わず、
ただ「結論ありき」という抽象的なレトリックを用いるのはナンセンスな訳。
おわかり?w
451:名無し三等兵
10/11/19 12:07:04
いやね
ドイツが勝たなかったっていう結果ありきで本を書くのは当然だし
まあ個人の分析や私見で本の結論や文章毎の結論がドイツは勝てないドイツは勝てた、になるのも当然
でもドイツは勝てないドイツは勝てたって言う結論ありきで本を書くのはね
本全体の背景として既に、書き手がそれを書く前から、結論が決まってるのは物書きの姿勢として間違ってると思うね
本の後半で話もまとまってきてから結論が出てくるのはけっこうだけど、極端に言えば1行目から結論が出てきてる人もいるでしょ
そんなん自分が読む本としては面白いけど誰かにお勧めする気にはなれんよ
そういう話じゃないの
452:名無し三等兵
10/11/19 12:18:51
派生スレでやれ
453:名無し三等兵
10/11/19 13:06:17
>>451
>物書きの姿勢として間違ってると思うね
書く物が推理小説やルポルタージュなら間違いかも知れんが、
論文や解説文なら間違いとは思わんね。
てか最初に結論の要旨を書いた後で分析論評を敷衍していくなんてのは
裁判の判決文の大半に始まり
商用文書に至るまで決して珍しくない手法な訳で、
書き言葉に限らず話し言葉でも、まず一番最初に結論を簡潔に述べ、
それからその理由について述べろなんてのは、
スピーチやプレゼンテーションやる場合の基本だと思うが?w
454:名無し三等兵
10/11/19 13:36:46
ここに行ってくだあさい
スレリンク(army板)l200
455:名無し三等兵
10/11/19 13:49:17
>>437
類書はあまり無いし面白そうな本だけど、ページ数と値段が難点だな。
456:名無し三等兵
10/11/19 13:56:09
また狂犬が来てる・・・
457:名無し三等兵
10/11/19 18:34:57
ラビドリードッグが出撃したと聞いて
458:名無し三等兵
10/11/19 19:52:30
>>443
演繹的か帰納的かってだけの話だよ。
459:名無し三等兵
10/11/19 20:49:17
>>427
WW2後には興味はないので、分冊にして割と駆け足だった
ロシアをもっともっと詳しくして欲しかった。
460:眠い人 ◆gQikaJHtf2
10/11/19 20:56:23
>437氏、>455氏
買ってしまった私が来ましたよ。
全体で2部構成、本論で約500ページ、論文集部分が約150ページ、以降参考文献がずらずらと並ぶ
もので、中々読み応え有りそうと言うのがfirst impression。
帯に国松さんの推薦文が載っていた。
…この前、誤配送の憂き目にあったのがこれだったり。
あと、同時に買ったのが、『ユダヤ人を救え!』(Emmy E. Werner著、池田年穂訳 水声社刊)
表題はあれだが、第2次大戦でデンマークがドイツに電撃占領されてから、1945年5月に解放されるまでの占領史
で、その中の中心部分を為しているのが、1943年のユダヤ人の追放と、その追放からユダヤ人を匿い、スウェーデン
に逃した話。
去年だったか、一昨年だったかに出された『ヒットラーのカナリヤ』と言う本と併せて読めば面白いかも。
ついでに、『東京のハーケンクロイツ』(中村綾乃著 白水社刊)も、表題と中身があっていない。
どちらかと言えば、1890年代にドイツが膠州湾に租借地を獲得してからの植民ドイツ人の話。
第1次大戦に敗戦した後、勃興したナチズムに対して、東アジアに居住していたドイツ人社会がどう対応していったか
を書いているもので、日本国内の話よりも、上海に於けるドイツ人社会の考察が中心。
まぁ、日本国内のドイツ人社会については結構様々な本が出ているからね。
日本では、マイジンガーが常に目を光らせていたので、本国に迎合する部分が大きかったが、上海ではそのコスモ
ポリタンな雰囲気から、ナチズムとは一定の距離を置いた動きとなっている。
例えば、中華民国に配慮した上海ドイツ人学校のカリキュラムなどは興味深い。
強いて言えば、満州のドイツ人社会や戦後の中国に於けるドイツ人社会について触れて欲しかったが、まぁ、これは
資料もないであろうから無い物ねだりであろうか。
461:名無し三等兵
10/11/19 21:03:02
>>436
>>435だが、読み返してみたら、確かに『太平記』をそのまま引っ張ってきてるところがあったわ。
全体的に史料の信頼性に関する記述がほとんどないな。
道理で読みやすく感じたわけだorz
世界の艦船増刊のソ連/ロシア巡洋艦建造史を本屋でちょっと見たが、いいねぇ。
無骨なデザインが何とも言えん。
旧東側の艦艇に関する書籍ってどんなのがあるの?
ネット上ではいまいち画像が無いのが残念だわ。
462:名無し三等兵
10/11/19 21:49:12
インテリゲンチャな人たちの前で俗っぽいことを書くのはアレだが
グラパのデルタ出版なんかあった?
463:名無し三等兵
10/11/19 22:11:03
インテリっつーよりゲーマーがコップの中で争ってるだけだから問題なし。
464:名無し三等兵
10/11/19 22:26:18
蠱毒かよ
465:名無し三等兵
10/11/19 23:04:47
蠱毒は使い道あるけどここの生き残りが何の役に立つよ
466:名無し三等兵
10/11/19 23:09:29
>>460
> 『ユダヤ人を救え!』
デンマークだとぅ。良し読もう。
国王が国民を背負って毎日馬を歩ませていた頃かぁ。
ところで誰か今年の5月頃出ていたらしいプリンツ・オイゲンの伝記読んでないか?
軍板的見所はあるのかちょっと聞きたいんだけど。
今日、本屋で見かけて最初の方めくってて「そうか、オイゲンさん本当に受だったのか」で
妙に満足して返ってきてしまったんだが。
467:名無し三等兵
10/11/20 00:11:42
URLリンク(en.wikipedia.org)
URLリンク(en.wikipedia.org)
URLリンク(en.wikipedia.org)
デンマークネタだ。頑張って読め
468:名無しの愉しみ
10/11/20 01:29:14
ワイリーの戦略論の原点を、ようやくにして読んでみたよ。
なるほど、理解しやすい。
ちょっと疑問に思った概念が「累積戦略」というものだけど、
あれは戦略のカテゴリーではなく、戦術の一環ではないだろうかと。
更には、潜水艦戦の例で言えば、数学的にもっと整理も出来たものではないだろうか。
例えば、時間tと撃沈t数を反比例のグラフに描いて、攻勢点はここだったとかの考え方。
これを戦略f(t)の式で表現するけど、tに数字を代入すると戦術になって、
tのままだと戦略という風に変わるのは、少し概念に統一性が無いのではないだろうか。
・・・と、思った。
469:名無し三等兵
10/11/20 01:46:51
>>460
デンマークのユダヤ人救出劇と言えば「髑髏の結社 SSの歴史」でもさくっと
触れられてましたね
ちょっと興味をそそられます
470:名無し三等兵
10/11/20 06:18:50
>>466
ハプスブルクの宝剣を読んだときからどんな人なのか気になっていたので思わず買ってしまった
情報あり
471:名無し三等兵
10/11/20 07:20:03
>>466
> 「そうか、オイゲンさん本当に受だったのか」
貴様! テレジアさんのスレを見ているな!
472:名無し三等兵
10/11/20 14:28:12
戦時中のスウェーデンの動向を扱った日本語文献はある?
473:名無し三等兵
10/11/20 14:35:23
>>437
他に第二次大戦中のスイスの動向特にダークサイドを扱った日本語文献は
アダム・レボー『ヒトラーの秘密銀行』
G・トレップ『国際決済銀行の戦争責任』
福原直樹『黒いスイス』
フォルカー・コープ『ナチス・ドイツ、IGファルベン、そしてスイス銀行』
明石から出てるチューリヒ州の歴史副教材『中立国とナチズム』
ぐらいしか今のところまとまったものは出てないから、値段と分厚さがネックだが
貴重な日本語文献だと思う。近所の図書館に早く入って欲しいもんだ。
474:名無し三等兵
10/11/20 14:43:37
>>437
他に第二次大戦中のスイスの動向特にダークサイドを扱った日本語文献は
アダム・レボー『ヒトラーの秘密銀行』
G・トレップ『国際決済銀行の戦争責任』
福原直樹『黒いスイス』
フォルカー・コープ『ナチス・ドイツ、IGファルベン、そしてスイス銀行』
明石から出てるチューリヒ州の歴史副教材『中立国とナチズム』
ぐらいしか今のところまとまったものは出てないから、値段と分厚さがネックだが
貴重な日本語文献だと思う。近所の図書館に早く入って欲しいもんだ。
475:747
10/11/20 14:44:22
ごめん・・
476:名無し三等兵
10/11/20 14:52:13
>>467
日本語でおk
頑張って読むよ、ありがとうorz
>>470
同経路なのであとで面白かったかどうかだけでも教えてくれ。
読んだの随分前だが、あれは大王がなんかエロくてぐっと来た。
ついでにこの前ぐぐってたらツォラオン(トラウンだそーだ)とか
ブラウンもいくらか弄ってあるだけで実在したっぽい。
あの人の小説は結構調べてあって良い。
ヴォーバン知ったのもこの人がきっかけだった。
>>471
いや、全く知らないんだが面白そうだからぜい是非ともどこか教えてくれ。
マリア・テレジアは上記の小説からあんまり良いイメージがないんだ。
>>472
個人的に北欧関係著書以外は極めてお勧めできない武田龍夫の
『嵐の中の北欧』『北欧の外交』あたりはどうか?
ノルウェーだったら東海大出版から『ノルウェーと第二次世界大戦』って
本が出てて目をつけてるんだけど。
477:名無し三等兵
10/11/20 18:10:04
>>476
「やる夫がマリア・テレジアになるようです」でググりたまえ友よ
478:名無し三等兵
10/11/20 19:00:20
ソ連ロシア巡洋艦史キタコレ
ちょっくら購入するわ
ところで航空母艦史の増刊化はまだでしょうか?
479:名無し三等兵
10/11/20 21:28:15
『ヤークトパンター戦車隊戦闘記録集』を買って来た
値段もゴツいが何だこの重さは?
コレで頭を殴ったら死ぬだろうなw
480:名無し三等兵
10/11/20 22:17:58
そんな本を何冊も仕入れて本屋は大丈夫か?
481:名無し三等兵
10/11/20 22:47:45
>479
それだけごつくて重いと読む場所や姿勢も限られてきそうな・・・
寝転んでまったりと、というわけにはいかなさそう。
表紙見た限りだと結構写真や図版が多そうだけど
活字部分はどんなもんだろ。
部隊史や開発記録みたいなの?
482:名無し三等兵
10/11/20 22:56:32
>>479
ロンメルなんて何両生産されたんだよ?って駆逐戦車なのに…
よっぽど細かく記述してんの?
483:名無し三等兵
10/11/20 23:09:21
たしかに写真が多いな
内容は第654戦車駆逐大隊の戦闘日誌が中心みたい
484:名無し三等兵
10/11/20 23:19:31
フェルディナントの写真もわりと載ってたような
485:名無し三等兵
10/11/20 23:20:45
各月のヤークトパンターの損失状況も日時、場所、所属、車両番号、車体番号、砲班長氏名、損失原因、損失状況、回収物品と各車両ごとに記録されてるな
486:名無し三等兵
10/11/20 23:54:26
まあ、単一の装備の一部隊の戦歴のみを纏めた本は珍しくないし
487:名無し三等兵
10/11/20 23:54:50
>>482
『ロンメル』ってところに昭和臭を感じるなw
488:名無し三等兵
10/11/21 08:12:55
砂漠の狐『ロメル』将軍
宇宙の狼『ドンメル』将軍
489:名無し三等兵
10/11/21 14:31:52
>>477
ありがとう。読ませて貰ったよ友よ。
途中から藤本ひとみの書き方は酷いのか、と思って読んだら
なんかあまりかわらない気がしたんだがw
とりあえず、『ハプスブルク家かく戦えり』はいずれ購入しようリストに加えた。
490:名無し三等兵
10/11/21 18:07:04
>>488
おぉッとキムタクの新作映画批判はそれまでだ
491:名無し三等兵
10/11/21 19:16:14
そういや、宝島のMOOKで富嶽の記事に出てた
おっさんらがラジコンの旅客機型富嶽を製作中だそうな・・・
492:名無し三等兵
10/11/21 23:17:11
都留雄三大佐の面白エピソードの本を昔に読んだのですが、
タイトルが思い出せません。
ご存知の方がいれば教えてください。
493:名無し三等兵
10/11/22 00:13:05
初めての書評
日本海軍の爆弾 兵頭二十八 光人社NF文庫
帝国海軍の航空機用爆弾を網羅したカタログ本。帝国海軍の戦術思想をハードの面から分析し、米英独と比較しています。また大西瀧治郎像の修正という側面もあります。帝国海軍をより良く知りたい方にはオススメです
ただし、○番○号爆弾○型と言う表記が続くので混乱する場合があります。
この本を読んで通常爆弾の信管が0.2秒ということを知り嫁の鉄拳と同じようなものだと分かりました
494:名無し三等兵
10/11/22 01:26:37
>>493
この手の物はまともなんだ
495:名無し三等兵
10/11/22 02:05:04
>>494
全然まともじゃねえぞ
文庫版は持ってないが、旧版だと、カタログ本みたいな呼び込みなのに写真とか比較図とか図面とかまともな画像が全くなかった
内容も、独りよがりの思い込みと断定だらけの兵頭節の記憶
光人社なら海軍関係の写真は山ほど持ってそうだから、まともに改訂されてるのかしら?
496:名無し三等兵
10/11/22 02:31:34
写真とかはあんまり増えてないから期待すんな。
旧版の図版とかは忘れたので印象でしかないが。
読み返してみたが、内容的には大西の評価とかに目をつぶれば日本海軍爆弾史としては
それほど悪くない。
もっとも空威研報告とかに目を通しているなら、もっと周辺の文書をチェックすれば良
いのにとは思うが、そんなの兵頭センセじゃないとも言えるw
497:名無し三等兵
10/11/22 03:14:01
>>496
あ~そんな感じかあ
しかし光人社が兵頭の本まで文庫化するとか、軍事系のライターっていよいよ逼迫してるのね
別宮のサイトで本人が、あそこは企画通すのに売上見積もりとかうるさくて付き合うことはないだろうなんてぼやいていたのに
堅い本で未訳や絶版のをやって欲しいところだが、まあ光人社のカラーには合わないよなw
498:名無し三等兵
10/11/22 10:26:45
二十八の本はなぁ……。
以前暇つぶしに「有坂銃」(光人社NF文庫)を買って読んだ。
有坂砲(三一式速射砲)がロシアの野砲に対して射程と榴散弾の多用のために
打ち負けることがあったことや、旅順艦隊砲撃に使用した28cm榴弾砲が
実際には艦艇にほとんどダメージを与えていなかったことなど興味深い記述はあったが、
「日露戦争は有坂銃(三十年式歩兵銃)で勝った」と言い切るのはどうかなぁ……。
本書には日露戦争の兵器史にも陸軍中将有坂成章の伝記にもなりきれていない
中途半端さを感じた。
499:名無し三等兵
10/11/22 15:51:05
今年出た日露戦争関連の本で特におすすめの良書は何?
500:名無し三等兵
10/11/22 16:04:15
和田春樹の『日露戦争の起源』はどう?
501:名無し三等兵
10/11/22 16:36:44
黛治夫の著作、復刊されてたのか……知らなかった
502:名無し三等兵
10/11/22 16:39:41
>>500
あの先生は本職以外の事は賛否両論事ですが、
当該の作品は良書。
503:名無し三等兵
10/11/22 20:12:53
>>502
その本日露戦争が起きた責任をもっぱら日本に帰してロシアには無いという
趣旨の結論を下してるよ。
504:名無し三等兵
10/11/22 21:29:32
>>503は学者オタといって何も知らないバカだからスルーで
505:名無し三等兵
10/11/22 21:29:44
金があれば買えば良いし、
無ければ図書館で借りる。
ただそれだけだろ、
自分で努力もせず、
他人にどう?と聞くのはどうかと思う。
506:名無し三等兵
10/11/22 21:32:31
>>501
黛大佐「海戦の事はオレに聞かないとわからないぞ!まずオレに聞け」
507:名無し三等兵
10/11/22 21:33:33
>>505
どう? と聞くくらいなら問題ない
自分が入手するか? とか読むときの参考にするか? 程度のもので
答える側もその程度の貢献にしかならないことを承知の上で答えるだけのこと
逆にいえば、どう? と聞かれて答えるのはその程度の内容で十分だし
聞く方もその程度の情報しか入手できないと考えるべき
508:名無し三等兵
10/11/22 22:29:29
ベトナム戦争について興味を抱きました
当時の米国政府の内情について語られた本を教えて下さい
既読は愚行の世界史です
509:名無し三等兵
10/11/22 22:37:09
>>508 まずはベスト&ブライテストと輝ける嘘、マクナマラ回顧録、マイク・マンスフィールド。
軍事史については、NAM-狂気の戦争の真実。邦題はアレだが中身はまともだ。
510:名無し三等兵
10/11/22 23:15:17
>509
「レンジャーは歩兵の3倍なんだよ!」とか演習で熱く語る軍高官に吹いた>ベスト&ブライテスト
511:名無し三等兵
10/11/23 01:23:08
>>508
「NAM」には当時のアメリカ国内情勢も書かれてる。
それ以外にも話題を広く扱ってるのでお薦め。
512:名無し三等兵
10/11/23 01:44:03
>>511
NAMってあのでかくて重い写真集…?
あれ確実に人を殺せるっつうか、持ち運ぶ人をコロせるよね…
重すぎてちょっと鈍器にもキツイという…
513:名無し三等兵
10/11/23 15:39:23
孫子ちゃんの兵法読んだ
はっきり言って期待はずれ
萌訳でもなんでもない
孫子を普通に翻訳してそれに4コマ漫画を申し訳なさそうにつけただけじゃないか
514:名無し三等兵
10/11/23 17:00:15
ヨーロッパ各地の気候や風土を知るのに適した本はないでしょうか。
戦時中の主要な戦場に限定したものでも構いません。
出来れば植生なども載っていると嬉しいのですが。
515:名無し三等兵
10/11/23 20:21:02
>>514
普通のデータベース本か地図帳を見るのが良いのではないかと…。
516:名無し三等兵
10/11/23 21:03:33
>>514
一応こういう本はある。
ウェザー・ファクター 気象は歴史をどう変えたか - エリック・ドゥルシュミート/著 高橋則明/訳
URLリンク(www.7andy.jp)
個々の戦いについては、それを取り上げた著作から丹念に拾っていくしかないと思う。
517:名無し三等兵
10/11/23 23:03:36
やはり一冊に纏まった本はないようですね。
紹介して下さった本も含めて地道に調べてみます。
518:名無し三等兵
10/11/24 12:51:59
そちらがいつの時代の気候を知りたいかにもよる
時期によって気象も風土もかなり変わってくるし
519:名無し三等兵
10/11/24 14:16:52
スペイン内戦を軍事面中心に扱った日本語文献はある?あるとすれば
どれがオススメ?
520:名無し三等兵
10/11/24 14:29:46
前スレでやった
521:名無し三等兵
10/11/25 10:00:47
ふう、前スレでちょっと世話になったものだけど
ルイ14世の外交官カリエール「外交談判法」(岩波文庫絶版)
源氏でやっと700円で古本見つけたので入手した
12000円とかアマゾン中古市場、正気の沙汰じゃない
522:名無し三等兵
10/11/25 14:54:34
普仏戦争に関するまとまった日本語文献は出てる?部分的には『補給戦』
とかがあるけど。
523:名無し三等兵
10/11/25 15:02:25
少なくとも手に入りやすい本ではマジノ線物語が一番詳しいと思うけどね
524:名無し三等兵
10/11/25 15:59:20
>>523
「マジノ戦物語」で「手に入りやすい」っていうのも、基準がアレだなw
525:名無し三等兵
10/11/25 18:58:17
普仏戦争なら戦前のも含めたらかなり詳しいの結構あるんでね。
デジタルライブラリー見ると良いかも。
あとモルトケ関係漁ってたらザッと書いてある。
伊藤政之助の世界戦争史の西洋最近編だったけか、
そこにも手頃な(厚い本だが)詳しさで書いてあるよ。
おもしろいよ、世界戦争史。
526:名無し三等兵
10/11/25 21:16:29
>>522 大きな図書館なら確実にありそうなところで、マルクス・エンゲルス全集当たれ。煽りでもなんでもなく大マジだ。
フリードリッヒ・エンゲルスは当代一流の軍事ジャーナリストだったんで、同時代人として普仏戦争関連記述もたくさん書いてるよ。
当時の軍事情勢の基礎知識を固めるのに役立つコラムも沢山載ってるし。
527:名無し三等兵
10/11/26 00:45:50
まとめサイトみたいのってあった方がいいのかなぁ。
528:名無し三等兵
10/11/26 01:04:41
単行本になっていないはずだし、内容的にはノリとハサミだったので
完全な無駄情報だが、横浜市大の先生がなぜか紀要に普仏戦争史を
連載していて驚いたことがある
529:名無し三等兵
10/11/26 02:28:25
>>526
先生!関連記事を探し出すだけでも結構大変です!
エンゲルス軍事論文選集とかだしてくれないかな大月書店・・・
530:名無し三等兵
10/11/26 02:36:35
>>529
あたまからよめばいいじゃない
531:名無し三等兵
10/11/26 02:38:51
手間を惜しみすぎる奴はまるで尊敬されない
532:名無し三等兵
10/11/26 03:13:32
>>530
軍事ネタとまったく関連の無い話も仰山載っていそうなんですが・・・
533:名無し三等兵
10/11/26 03:32:21
>>532
まったくかんけいないはなしなんてないよ! れいせんのきっかけとかわかるよ!
534:名無し三等兵
10/11/26 05:05:53 1v95b9YY
>>532
政治経済と軍事は密接に絡み合ってる
まったく関連ないということはない
535:名無し三等兵
10/11/26 05:07:49
純軍事的な話より、利害関係とかそういう解説が面白かったりするもんな
536:名無し三等兵
10/11/26 07:49:28
エンゲルス先生の世界史コンテンツ♪
537:名無し三等兵
10/11/26 08:36:32
>>529
以下の本の132ページには
「エンゲルスの軍事評論は、『マルクス=エンゲルス全集』の
第一〇巻、一一巻、一三巻、一四巻、一五巻、一六巻、一七巻、二〇巻(『』反デューリング論)、
そして二二巻などに収められている。」
と書いてあるね。
名著で学ぶ戦争論
石津朋之 編著
日経ビジネス人文庫
URLリンク(www.nikkeibook.com)
>22 社会科学としての軍事研究―マルクス=エンゲルス『マルクス=エンゲルス全集』
また、マルクスとエンゲルスの戦略理論については以下の本の第九章が参考になるとも書いてあるね。
現代戦略思想の系譜―マキャヴェリから核時代まで
URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)
>エンゲルス、マルクスと革命・戦争・軍隊
538:名無し三等兵
10/11/26 12:18:05
>>534>>535
いや、どうも書簡集やら科学・芸術の分野まで網羅しているっぽいので<マルクス・エンゲルス全集
それにマルクスの論文ははなっから眼中になかったり
>>537
ありがとう、これで調べるのが大分楽になったよ
539:名無し三等兵
10/11/26 16:33:12
>>538
普仏戦争は、全集17巻に時評がある。
200p超。
関係ないが、15巻の目次はこんなかんじ
URLリンク(beebee2see.appspot.com)
URLリンク(beebee2see.appspot.com)
540:名無し三等兵
10/11/27 00:40:20
>>539
エンゲルスはもう少し経済問題に関心を持つべき。
541:名無し三等兵
10/11/27 00:41:17
コウエイの「未完成艦隊」読みました。
確かに資料としては当てにはなりませんが一部で言われる黒歴史とも思えません。
黒歴史と言ったゆうか氏は遠藤昭氏を殺したいのでしょうか?
542:名無し三等兵
10/11/27 03:23:47
>>540
俺が思っていた以上の軍オタでワロタ
543:Lans ◆xHvvunznRc
10/11/27 06:09:31
>マルクスとエンゲルス
ゴルシコフの海軍戦略でも大量に引用されてますから…
赤軍にとっても、いろんな意味でなにかと重要
(偉大な党に対し進歩的に追従する革命的態度と持論の正しさ示すのに大変重要な文献と言えるのですw)
544:名無し三等兵
10/11/27 06:32:11
これ読んでみたい
>ソ連軍の戦闘の原則と作戦・戦術上の教義に関する一考察(上・下)
URLリンク(atlantic.gssc.nihon-u.ac.jp)
>「ロシアの軍事ドクトリン:草案」(訳)
URLリンク(atlantic.gssc.nihon-u.ac.jp)
545:名無し三等兵
10/11/27 08:13:24
『国際安全保障』総目次
URLリンク(wwwsoc.nii.ac.jp)
『軍事史学』総目次
URLリンク(www.mhsj.org)
NDL雑誌記事索引で各雑誌掲載記事名が以下の年月号より採録されていて確認できる。一部のみ紹介
陸戦学会『陸戦研究』1996.07~
潮書房『丸』1999.07~
海人社『世界の艦船』1999.06~
防衛技術協会『防衛技術ジャーナル』1996.06~
朝雲新聞社『国防』1977.01~1994.04
隊友会『ディフェンス』1999.10~
ジャパンミリタリーレビュー『軍事研究』1996.07~
酣燈社『航空情報』1951.10 ~ 1956.07,1999.05~
546:名無し三等兵
10/11/27 08:38:57
ロシア帝国の航空部隊について書かれた本を教えてくれないでしょうか?
WW1関連の本を読んでもあまり触れられていないので興味を持ちました
547:名無し三等兵
10/11/27 08:53:49
>>546
これがガチ
The Russian Military Air Fleet in World War I: Victories, Losses, Awards v. 1-2
URLリンク(www.amazon.co.jp)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
548:名無し三等兵
10/11/27 16:22:10
横だけど英語圏じゃFleetって海軍系の用語が空軍に使われるものなの?
まぁキャプテンみたいに陸海で同じ言葉を使うが関係なかったりするものの仲間なのかもしれないけど。
549:名無し三等兵
10/11/27 16:24:13
サイエンス・アイ新書で10式の本だしてほしい
550:名無し三等兵
10/11/27 16:30:48
>>548
日本や英語圏の大抵の国は軍民問わず航空管制系全部フィートだよ。
551:Lans ◆xHvvunznRc
10/11/27 16:35:37
>550
>548の言ってるのはフィートではなく、フリート(艦隊)と思われ
552:名無し三等兵
10/11/27 16:39:15
>>541
あんなの著者の脳内妄想垂れ流してるだけじゃん
黒歴史以外のなんだというのだw
553:名無し三等兵
10/11/27 16:40:10
>>548
英語圏じゃない日本でも海軍の基地航空隊を航空艦隊と呼んでたし
ドイツ空軍にも編成単位にLuftflotteというのが有った。
554:名無し三等兵
10/11/27 17:19:55 1MGcwp6+
>>548
基本的に空軍というか航空機関係は歴史が浅いので
既存の単語を拝借するのは珍しくない
キャノピーとか。
555:名無し三等兵
10/11/27 18:32:58
>>553
>>554
ありがとう。
556:名無し三等兵
10/11/27 18:51:14
『流出テロ情報』が出版=実名、顔写真そのままに-外国人「第2の被害」
URLリンク(www.jiji.com)
557:名無し三等兵
10/11/27 19:10:54
爆撃機艦隊なんて訳した本を読んだりしたなぁ
558:名無し三等兵
10/11/27 22:18:28
マンセーフリート
559:名無し三等兵
10/11/27 22:36:46
>>547
おお、ぴったりの本が!
金欠で辛いけど頑張るよ、ありがとう
560:名無し三等兵
10/11/27 23:44:04
>>559
いまはユーロが美味しい
URLリンク(www.amazon.fr)
URLリンク(www.amazon.de)
経験上、deとfrの英文本は在庫共通のことが多いからどちらでも好きな方で。
ukでも今同じくらいかな。マケプレだと安い。
URLリンク(www.amazon.co.uk)
UKのマケプレ本屋はInternational deliveryやってくれてるとこ多いのでおすすめ。
561:名無し三等兵
10/11/28 01:47:33
英語だとフリートには全てのまたは集団の車両や全てまたは集団の航空機とか言う意味も持っていたり。
身近なところだと自動車保険のフリート契約とか
562:名無し三等兵
10/11/28 03:03:22
もとは船って意味だけだったのが連想でどんどん大きくなっていったんだよな
ただ一種類の楽器のpipeがタバコの謂にもなったようなもんだ
563:名無し三等兵
10/11/28 04:59:52
>>521
ブクオフでカバー無し105円を購入した身だが(汗
そこまで価格吊り上げて、買い手がいるとでも思っているのか?
ってな値段をたびたび見かけるよなぁ・・・
564:名無し三等兵
10/11/28 06:44:37
自分の読みたい本が見つからないときはこれで探してみるといいかも
「近代戦争史図書目録45/95」
戦後日本で刊行された、アメリカ独立戦争(1775~1783年)以降の
国際戦争・紛争・革命などについて書かれた戦史・戦記、軍事史など約5,600点を収録。
URLリンク(www.nichigai.co.jp)
「太平洋戦争図書目録45/94」
戦後50年間に日本国内で刊行された太平洋戦争に関する図書14,200点を集録。
URLリンク(www.nichigai.co.jp)
「太平洋戦争図書目録1995-2004」
1995~2004年に国内で刊行された太平洋戦争に関する図書の目録
URLリンク(www.nichigai.co.jp)
565:名無し三等兵
10/11/28 14:11:40
>>564
日外アソシエーツの目録類は文献探しにはとても重宝してる。
値段が張るのが唯一の難点だけど。
566:名無し三等兵
10/11/28 20:17:21
読んでもいないのに光人社新刊レビュー
・地獄のレイテ輸送作戦
地獄の海―レイテ多号作戦の悲劇
著者から推測するに、この本の文庫化だろうか?それなら良著である。
・戦火の漂流42日
「良二、いま帰りもした」の文庫化だろうか?
それなら良著である。
567:名無し三等兵
10/11/28 21:02:37
いや、読めよw
568:名無し三等兵
10/11/29 19:22:15
世界 全戦争史
著者 松村 劭
本体15000円+税
URLリンク(www.h-and-i.co.jp)
569:Lans ◆xHvvunznRc
10/11/29 19:42:08
>544
乾氏関連としては『ソ連軍;思想,機構,実力』時事通信社が比較的入手がラクです。
訳書ではありますが、当時のソ連情報の集大成的なものですので、ドクトリン関連も含めておすすめ。
(わたしは、ブクオフの¥105で入手。うらー)
なお戦術面は、お約束の「ソ連地上軍」+「写真集 ソ連地上軍」でw
570:名無し三等兵
10/11/29 22:15:53
>>568
遺作か
追悼の意を込めて購入したいがこれで糞本だったら泣く
571:名無し三等兵
10/11/29 22:54:44
帝国の落日を買ったけど一章ですでにフル勃起したぜ
八月の砲声の葬式といい大英帝国はエロいなあ
572:名無し三等兵
10/11/30 00:09:44
>>570
その本高いから、読んだら感想をお願いしたい。
573:名無し三等兵
10/11/30 00:10:49
ブクオフで「大国政治の悲劇」を見つけた、しかも950円
購入済みで積んでるけどよorz
574:名無し三等兵
10/11/30 01:18:20
積み本及びお値打ちな本の共有のためのRMAを推進すべきです
575:名無し三等兵
10/11/30 01:35:04
今日、仕事帰りにブックオフの105円コーナーで大人買いしてきたんだけど、
家に帰って確認したら「インテリジェンス 武器なき戦争」という1冊が混ざってた。
なぜタイトル見たときに著者名確認しなかったあのときの自分っ……!
手嶋龍一&佐藤優
中身は三流本によくある内容激薄の対談形式で電波ユンユン。
「佐藤ラスプーチン」ってなんですかorz
576:名無し三等兵
10/11/30 02:10:59
>>575
かまどの火の焚き付けに使ったら?
577:名無し三等兵
10/11/30 02:21:45
>>576
天才現る
578:名無し三等兵
10/11/30 02:43:00
溜まった軍事本やらマンガやらをリストラして団地の古紙捨て場に持っていったら、海文堂
「小型船の馬力と速力」「危険物船舶運送便覧」「危険物船舶運送及び貯蔵規則」の美本が
捨ててあって狂喜乱舞。ええ勿論丁重にサルベージさせて頂きました。
なんかゴミ捨てる穴掘ってたら金鉱掘り当てた気分。
タンカー乗員とか港湾荷役関係の人が引退して処分したんだろうけど(横浜なんで
その手の人が多い)、団地の掲示板にでも書いておけば喜んで欲しがる人が案外
いると思うんだけどなぁこの手の専門書。
たぶんブコフの類のチェーン古書店で買取拒否されて捨てたんだろうけど。
ただ問題なのは捨てて空けた以上に空間を占有してくれていることかw。
嬉しいやら頭が痛いやら。
579:名無し三等兵
10/11/30 10:13:23
>>578
> ただ問題なのは捨てて空けた以上に空間を占有してくれていることかw。
オチに笑った
580:名無し三等兵
10/11/30 10:49:34
新宿西口の地下1Fで古書市やっていた、軍事関係はおおくないけど。
「海の狩人アトランティス」
「船舶知識のABC」
を確保した、今日まで開催中。
581:名無し三等兵
10/11/30 18:40:40
>>373
書評として非常に面白かったです!
582:名無し三等兵
10/11/30 18:42:55
12月に「マハン海上権力論集」てのが講談社学術文庫で出るようですが
これと以前からある「マハン海上権力史論」ってどういう関係なんですか。
583:名無し三等兵
10/11/30 19:39:32
「悲運の京都兵団証言録 防人の詩 インパール編」を読了
インパール作戦前に衛生材料や薬の前線への輸送を主張する軍医に対して
「衛生材料はインパールに行けばある」といって軍医だけ前線に向かわせた無駄口
結果は野ざらしで医薬品の全くない野戦病院に傷ついた兵士が溢れるという結果に
全く近代の軍司令官とは思えない
作戦自体は完敗だと思っていたが、初期には六十連隊によるインパール水源地の爆破
のような成功例もあったのは意外だった
撤退時に担送できずに隠されていたミッション野戦病院の重傷者が英兵に油をかけられ生きたまま
焼き殺されたこの話、ずっと出所不明の伝聞だと思っていたけど栃平経技軍曹ら七人が目撃
していた実話と知り衝撃を受けた。戦時中まるで日本兵だけが残虐だったかのように思っている国内外の人たち
に聞かせてやりたいエピソードだ
ケネディピーク監視哨長の曹長が「瀬古大隊の集合が遅い」と瀬古大隊の辻井軍曹に話しかけ
辻井軍曹が「集合しております。集合と言われてももうこれきりなんです」と自分ひとりが
大隊残余のすべてだと言うこの部分が一番印象に残った。
監視哨任務に三個大隊が合同であたり、その総勢がたったの7名というのが・・・
584:名無し三等兵
10/11/30 19:50:30
>>583
野戦病院の重傷者が焼き殺された話は伊藤桂一『遥かなインパール』で
読んだ記憶があるな。
グルカ兵にやらせたとか何とか。
585:名無し三等兵
10/12/01 00:35:40
1年遅れでPMCもの「戦場の掟」を読んだ(2006~7年の古い話)。
PMCというと元特殊部隊員、高給のイメージが強いが世界中から金目当ての死にたがりが集まるから当時すでに相場は下がっていたとか。
白人が優遇されて、フィジー人は給料1/10。イラク人も雇っているが待遇の格差で軋轢がある。
白人の顧客は白人の警備を欲しがるということらしい。
イラクではイラク人を撃ちたい放題。誰も現地の法律(あるのか?)を守らない。無関係の人間を撃っても逃げれば問題なし。
報告書は改ざんされ、アメリカ政府も見て見ぬふり。業界規制、監視なし。それが「戦場の掟」。
著者が同行取材したクレセント社は、なんというか典型的な急成長している最中の中小企業。
入社希望のメールをして二時間で、面接も経歴チェックもなしに採用が決まる。
月給7000ドル。社員は元第82空挺師団からそのへんのおっさんまで玉石混淆。
そんな会社なので業務の手順も適当で、出動前のブリーフィングがない。
案の定、武装勢力に襲われて、アメリカ人社員四人を拉致される。
拉致されたのが現役の米兵でないので米国政府の捜査はおざなり。
被害者の家族がコネでむりやり捜査員を送り込んで一年後に死体が見つかりましたとさ。
ちなみにこの会社、自衛隊とも契約していた(現在は倒産して経営者はイラク入国禁止)。
有名なブラックウォーター社は当時から評判最悪だったそうだが、その後の末路はご存知の通り。
586:名無し三等兵
10/12/01 01:00:41
そんなに杜撰だったのか…
587:名無し三等兵
10/12/01 01:05:40
中世の傭兵とかわんねーじゃないか
そこまでとは思わんかったなぁ
588:名無し三等兵
10/12/01 01:10:30
野村浩一『蒋介石と毛沢東』(現代アジアの肖像 2)を2/3くらいまで読み進んだ。
日中戦争期、国民党支配地域後方での過酷な徴発と徴兵については『銃後の中国社会』が
最初にやったのかと勝手に思ってたけど、この本でもさらっと書いてあるね。国民党「軍」は
44年段階で崩壊寸前だったとしてる。
著者は毛沢東礼賛の人だったらしいが、さすがにこの段階では多少反省したらしきことが
後書きに書いてる。でも、ぼやかした書き方なので、知ってる人がみれば潔くないこと
甚だしいと感じるだろうね。
589:名無し三等兵
10/12/01 02:45:51
>>582
詳細はまだわからないですなぁ
ただ訳者は過去に「アメリカ古典文庫 8 アルフレッド T.マハン」という
著書の翻訳に携わっていたようだから、その再販の可能性も
590:名無し三等兵
10/12/01 04:40:25
>>583
インパール初期は、英軍が想定してない方向から侵攻していたこともあり、それなりの成果を挙げている
英軍がその方面からの侵攻を想定していなかったのは、それが地勢的に無理(つうか無謀)だったから
んで案の定、奇襲効果が薄れたあとは後が続かず、と…
有名なジンギスカン云々は、そんな杜撰な作戦計画立案の中でのことね
591:名無し三等兵
10/12/01 05:59:15
>>583
英兵の立場だとこっちも手当てするのに十分な人間を割けないし、誰か戻ってきたら
部隊の所在を通報されるから、誰も見ていないことだしSATSUGAIしとけということなんだろうな。
恐らく口もきけない状態の傷病兵が多かっただろうから情報源としても使えない。
英軍も打撃力として投入された機械化部隊はともかく、コマンドとか先鋒の徒歩歩兵部隊は
かなり悲惨な状況で戦ってるんであまり叩く気にはなれない。
立場が逆でも同じことやってると思う。
要はこんなとこで後先考えずに戦争すんな、攻められる方も大変だ!ということか。
592:名無し三等兵
10/12/01 06:08:21
>>587
結局国内国際法とか人権で正規兵の身分をがんじがらめにした矛盾が噴出しているんかと。
二線級の使い捨てが効く便利な「歩」がいないのが今の先進国の軍隊。
日本の非正規雇用が生まれた過程と根は一緒。
叩くのは勝手だけど、個人的には傭兵って今の世の中じゃそんなに悪いシステムじゃないと思う。
欧米先進国は歴史的経緯から生理的に受け付けないのは理解できるけど、善意のナショナリズムに
兵力の拠出を依存するのはいい加減無理があると思う。
最低限の身分の保障とかシステム化をきちんとすればいい話で。
グルカ兵とかフランス外人部隊というお手本がある訳だし。
この二つは戦意が高く活きの良い若い兵士を安定して確保するよううまくできてる。
593:名無し三等兵
10/12/01 10:11:12
その種のコメントは正規雇用の歩か非正規雇用の歩が言ってるかで
ニュアンス変わってくるよね。
594:名無し三等兵
10/12/01 13:26:50
>>591
英軍でも衛生状態が悪くて、ひどい下痢になる者が多く、ズボンを切り裂いてウンコ垂れ流しのまま移動した、
みたいな話をどっかで読んだな。
595:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
10/12/01 13:43:44
ビルマ公路の建設時からマラリアその他の疾病多発地域だと言うことは当然承知していた。
面白いことに日本も欧米のジャーナリストの書いた従軍記を訳して
戦争前には書店で売っていた位。
というか、事変つながりの地域なので、現地の地誌を啓蒙するのが出版の目的。
しかもあの地域のマラリアは特に性質が悪いそうだ。
良く知られている話だが、フーコン渓谷は現地語で「死の谷」、
ある程度免疫の出来ている現地ビルマ人ですら居住を諦めた土地、ということ。
日本側も南洋や台湾、大陸で得た経験からマラリア予防策は知っていた。
蚊を近づけない為には密林は切り開いておくとか、
キニーネや当時知られていた治療薬数種は常備しておくとか
(完全な抗マラリア薬はなかったらしい)、
薬剤や油の散布も同様。
その上、蘭印占領時に現地の医療機関の経験もオランダから取り込んでる。
問題は、作戦地域で悠長にディーゼル油を撒いたり、排水路を整備する余裕など無かったこと。
軍医達の所見は幾つも出てるが日本側の病死が多いのは治療の仕方を知らないからではなく、
補給切れによる栄養失調と衛生環境に配慮する余裕が無くなったから。
例のジンギスカン作戦とチャーチル給与(のコンビーフやチーズ)による栄養の偏り、
加えて米の偏重志向なんかも指摘されてる。
森鴎外の頃と違って脚気の理由も対策は世間レベル分かっていたけど、
輸送力に余裕が失われると、「とりあえず食べられるものを」ということで
そういうことは起きる。
596:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
10/12/01 13:45:58
ちなみに、白骨街道の通称は開戦初期、インドに撤退していく英印軍につけられたものが最初らしい。
あれも結構な病死者を出しているので。
597:583
10/12/01 15:33:06
>>591
スリムも日本軍の規模は各地で一個連隊ぐらいと思っていたら
まさかの三個師団で驚いたらしいです
ま、それだけ常識外れだったと言うことですね・・・
598:名無し三等兵
10/12/01 21:38:26
戦時中の軍人たちの悲惨な状況についての本が読みたいな。国内外問わず。
末端の人間がどれだけえげつない目に遭ってきたのか
599:名無し三等兵
10/12/01 22:06:48
>>598
「最悪の戦場に奇跡はなかった」
600:アドバンスト杜聖 ◆REH634FRNQ
10/12/01 22:13:09
「われレイテに死せず」
601:名無し三等兵
10/12/01 23:50:14
>>598
旧軍軍人の戦記で悲惨じゃないものの方が少ないような…。
602:名無し三等兵
10/12/01 23:56:15
>>599-600
ありがとう
>>601
それも結構すごい話だが……
603:名無し三等兵
10/12/02 00:14:43
>>598
「最強の狙撃手」
独ソ戦の後半を戦ったあるドイツ軍狙撃手の話。厨臭い邦題だがパネェ狙撃手の活躍ではなく東部戦線の悲惨な
現実を描くことに軸足が置かれている。
「戦争は女の顔をしていない」
ソ連の女性兵士の証言集。
604:名無し三等兵
10/12/02 08:02:49
>>603
605:名無し三等兵
10/12/02 18:17:02
日本軍モノなら基本的に従軍経験者が書いた奴片っ端から読めば大体当たる
著者本人が軽く書いてるように見える話でも冷静に考えたらこれはひどいとなるような話もあったりするし
606:名無し三等兵
10/12/02 18:46:52
サラッと人数が激減するという恐怖
あと基本的に後半は皆無双状態で戦ってる、普段は飢えで死にかけてるのに
607:名無し三等兵
10/12/02 19:43:17
図書館に連隊史があったからパラ見して巻末にデータとして淡々と記された戦死者の数表とリストの寒々しいことよ
608:名無し三等兵
10/12/02 19:59:10
>>598
「最悪の戦場 独立小隊奮戦す」
は最悪というタイトルなのに読後感はいいよ。
米運びから始まって、対戦車戦闘で栄光を極める瞬間がある。
ある意味サクセスストーリー。
609:名無し三等兵
10/12/02 20:10:36
>>608
あの本、作中で主人公(著者)の名前を変えてあるのは何でだろうね?
読み始めて最初、誰が著者なのか分からなかった。
610:Lans ◆xHvvunznRc
10/12/02 20:16:12
>607
インパール戦に参加した部隊の連隊史を見ることをお勧めする。
611:名無し三等兵
10/12/02 20:48:20
>>603
最強の狙撃手は読了済み。ソ連の方はまだですが、おもしろそうですね。
>>605>>608>>610
情報ありがとう
612:名無し三等兵
10/12/02 20:50:48
>>611
日中戦争 一兵士の証言―生存率3/1000からの生還 (光人社NF文庫): 川崎 春彦
もうとにかく行軍で落伍すると終わりというのが良く分かる。
靴がダメになるとお仕舞いというのも。
613:名無し三等兵
10/12/02 21:51:21
本社研修という事で、久々にお昼と夕方に神保町探索
で、『長篠合戦の世界史』を3500円ほどで購入
あと欲しい軍事史関係の古本は、『火器の誕生とヨーロッパの戦争』のみ!
それ以外の購入リスト
久々の東京で調子乗り過ぎちゃったけど後悔はしていない
(本当はB-47だけを買う予定だったのは秘密・・・)
・『図説英国の帆船軍艦』
・『傭兵の二千年史』
・『周辺からの中国史』
・『中国軍事用語事典』
・『鄭氏台湾史-鄭成功三代の興亡実紀』
・『神聖ローマ帝国』(ヨーロッパ史入門)
・『帝国主義』(ヨーロッパ史入門)
以下は新刊
・『東アジアの兵器革命 十六世紀中国に渡った日本の鉄砲』
・『世界の傑作機 B-47』
・『大祖国戦車のソ連戦車』
614:名無し三等兵
10/12/02 21:57:03
>>613
哀れな奴
615:名無し三等兵
10/12/02 22:02:48
傭兵の二千年史は新書で出てるのとは内容違うのかね。
616:名無し三等兵
10/12/02 22:14:24
落ち着いて考えると、本当に悲惨な経験は、書物として出ないんだよね。死んじゃうんだから。
書物として出るのは、比較的マシな経験をした人の話だけ。
617:名無し三等兵
10/12/02 22:16:38
それが一番顕著なのが東部ニューギニア。
618:名無し三等兵
10/12/02 22:30:00
>>616
生き残った人の戦後の生活も過酷。戦友会に出てこれない人もいるし。
勝戦国の艦長経験者でも、戦争終わったらその経歴があだになって
海外で出稼ぎ生活になる場合も。
「元艦長さんですか・・・あなた方が楽しく海戦をしていた時に、
我々はひたすら耐え忍んでいたんですよ」
と民間企業の重役に言われちゃうんだよ。悲惨だ。
興味があったら「死闘の駆逐艦」を読んでくれ
619:名無し三等兵
10/12/02 22:55:08
>>613
> 『傭兵の二千年史』
種本の大きな一つの『ドイツ傭兵の文化史』には手を出さないのか?
620:名無し三等兵
10/12/02 23:03:49
>>618
いくらなんでもあの艦長の戦後は悲惨すぎるw
しかし、本編読んでてもあれは経歴がアダになったというよりも
社会性や性格に問題あったんじゃないかという気がしないでもない。
621:名無し三等兵
10/12/02 23:07:50
「元艦長」ってやっぱり構えるよ・・・そりゃあ・・・
622:名無し三等兵
10/12/02 23:13:24
>>618
あの人は海軍の中でも問題有りだったぽいから、
元艦長ってのは関係ないんでね?
623:名無し三等兵
10/12/03 01:36:21
だいぶ旧軍関係の戦記物を読んだけど
住民も被害に遭っている沖縄戦がもっとも気分が滅入った
片足が砲弾で吹き飛んだ小さな娘を時間の余裕がないからと
家族が手当もせずにそのまま放置していった話は泣きそうになった
沖縄の本を読むたびに本土決戦が無くてよかったと思う
624:名無し三等兵
10/12/03 01:48:29
>>609
自分もまったく同じ事思ってたw
手記なのにどうして三人称なんだろうな
625:俄将軍
10/12/03 05:19:32
>>623
サイパンなどの南洋諸島では、民間人でも、死人に、口無しであり、満州、中国どころか、
朝鮮半島でも、というだけのことであり。
626:名無し三等兵
10/12/03 05:25:38
米軍は基本的に、現地人は人間ではない土人扱いだということを忘れるべきではない
日本人もまた土人の一種だ
今もって事情は同じ
627:名無し三等兵
10/12/03 07:04:18
戦術は素人、プロフェッショナルは兵站(キリッ)
とか云っちゃう辺り兵站が切れてると一気にモラルが崩壊するのが米軍だな。
628:名無し三等兵
10/12/03 07:07:55
そんな事例あったっけ。
629:名無し三等兵
10/12/03 07:25:00
我が軍は兵站が切れてもモラルが崩壊しない(キリッ)
630:名無し三等兵
10/12/03 07:35:24
>一気に
631:名無し三等兵
10/12/03 12:35:53
>>629
兵站が途切れても我が軍は大丈夫だから、ほっておけ。
となるわけだ。
632:俄将軍
10/12/03 13:22:30
弾が尽き、食料が尽きてから、本当の戦が始まるのが、大日本帝国陸軍、といったような
スレッドは、此処、ということになるのか、などと。
633:名無し三等兵
10/12/03 13:28:15
・・・意味不明な供述をしており、
634:名無し三等兵
10/12/03 13:54:19
>>589
亀レスですが、学術文庫の基本的な性格は過去の出版物の再刊なので、
十中八九「アメリカ古典文庫 8 アルフレッド T.マハン」の中身だと思われ。
まるっきりの新編集だったら、むしろ驚くべきなくらい。
ただ、再刊にあたって、内容の追加または削除はあるかも。
>>583
上記の再刊とすると、
海上権力史論は冒頭部分とマハンの時事軍事評論が収録。
635:名無し三等兵
10/12/03 19:53:33
カリーについていえば上司との適切な連絡線が維持できていなかったし、
モガディッシュもヘリが便衣兵にやられてそれほど適切ではなかったな。
636:名無し三等兵
10/12/03 20:20:14
ラバウルに残置された兵士の手記だと、
最初はイモを作る事から始まって、安定してイモが収穫できるようになったら
今度は芋焼酎作り始めたり、(当時の)日本人は地道かつ勤勉だなぁと感心する。
637:名無し三等兵
10/12/03 22:51:03
牟田口スレを見れば軍板住人は地道かつ勤勉だなぁと感心する。
638:名無し三等兵
10/12/03 23:15:42
>>636
ニューギニアか何処かだと食糧生産に人口減少が追い付いて供給が安定したらしいな…
639:名無し三等兵
10/12/04 02:30:05
食料事情に対応するために攻勢を計画(そして人口を減らす)してなかったか、ニューギニア
640:名無し三等兵
10/12/04 21:31:03
韓国戦争 第6巻 休戦
韓国国防軍史研究所編
翻訳・編集委員会訳
かや書房
URLリンク(www.bk1.jp)
641:名無し三等兵
10/12/04 21:32:00
米軍の兵站がガチで切れたことなんて有ったっけ?
642:名無し三等兵
10/12/04 23:07:59
かや書房のサイトなんとかならんのかね
軍オタでサイトつくりの営業とかおらんのかね
643:名無し三等兵
10/12/04 23:19:02
営業じゃなくて実際に造る側の人間だがありゃ無理だろ。
>Adobe PageMill 2.0J Mac
十年以上前の製作ソフト使ってる時点でやる気ねーよ。
644:Lans ◆xHvvunznRc
10/12/05 01:01:27
丸1月別冊「陸上自衛隊の戦車」
主に写真を中心に陸自戦車の歴史と配備を解説してますが…
以下の記事はかなり貴重かつ重要かと
陸自戦車部隊の歴史と今後の運用考察(葛原和三=幹部学校戦史教官)
74式と90式を整備マニュアルをもとに詳細解説(高井三郎=元幹部学校教官)
でも整備マニュアルからって・・・機密解除?
※トルエン丼、これは速攻買いです。特に葛原先生の記事は読むべし
645:名無し三等兵
10/12/05 01:33:36
>>641
イラク戦争開始時に突進した部隊が
記録的な速度で進撃してたせいで後方が追いつかず
燃料が尽きたとか、そういう事例は除いて?
646:名無し三等兵
10/12/05 03:16:50
>>644
SATマガジン別冊ではソ連戦車本が出てるね。
647:名無し三等兵
10/12/05 08:53:08
10年前に東京の図書館で読んだ、大航海時代の戦列艦を輪切りにしたイラストで、戦列艦の暮らしや戦闘を
画いた巨大な絵本が欲しいです。
大きさはA4ノートパソコン大で、時折「ウォーリーを探せ!」風に出てくる少年の絵が面白かったのを
覚えております。
648:名無し三等兵
10/12/05 08:55:33
輪切り図鑑 大帆船―トラファルガーの海戦をたたかったイギリスの軍艦の内部を見る [大型本]
649:トルエン大尉 ◆i.xuFyKKaMZ5
10/12/05 10:55:55
>>644
Lans丼了解です。連絡に感謝すノシ
650:名無し三等兵
10/12/05 16:21:52
>>647-648
質問と回答が三分もしない内に終わってやがる……
651:名無し三等兵
10/12/05 18:06:12
>>644
SATマガジンの今月号にも特車時代の教育内容が載ってましたよ
652:名無し三等兵
10/12/06 01:00:50
『超限戦』、オンラインではどこも品切れで残念。
653:名無し三等兵
10/12/06 03:33:33
>>652
旬のネタだからかな。
654:名無し三等兵
10/12/06 04:23:59
>>641
あるよ。最高司令官まで食うに困った大事件。
「目玉焼き事件」
厚木飛行場に降り立ったマッカーサーは、直接東京には入らず、横浜の「ホテルニューグランド」315号室に12泊した。
滞在中のある日、マッカーサーは朝食に「2つ目玉の目玉焼き」と「スクランブルエッグ」をリクエストしたが、朝食で注文
の品が並ぶことはなく、お昼を過ぎてようやく「1つ目玉の目玉焼き」だけが運ばれてきた。
マッカーサーは、料理人を呼び出して問いただしたところ、料理人は
「将軍から命令を受けてから今まで八方手を尽くして、ようやく卵が一つ手に入りました。」
と答えた。
その瞬間、マッカーサーは、日本が現在置かれている状況と、自分の為すべき仕事を理解したという。
655:名無し三等兵
10/12/06 04:46:00
>>652
版元に問い合わせて取り寄せたらいいんじゃないか。
まだ在庫は残ってるだろ。
俺は以前、それで手に入れたぞ。
656:名無し三等兵
10/12/06 08:41:33
>>654
ルーズヴェルトの卵を日本人に贈ることですね、わかります
657:652
10/12/06 12:09:39
>>655
ありがとう。
版元に問い合わせたところ、品切れかつ重版予定なしだそうです。
古本検索にかけても出てこないところみると、刷った数自体かなり少ないのかも。
>>653の言うように、旬のネタなのにもったいない・・・。
古本屋を気長にまわるしかなさそうだね。
とりあえず、このスレに報告まで。
658:名無し三等兵
10/12/06 14:07:33
>>657
ありゃ、版元にもなかったのか。期待させるようなこと言ってすまんかった。
機会損失を続けてるのは、やっぱり著者が中国の現役将校だからかな。
日本での再販は中国の利益に貢献しないから駄目、とか上に言われたりとか。
659:名無し三等兵
10/12/06 21:44:38
こういう時こそ電子書籍になれば良いと思った。
660:名無し三等兵
10/12/06 21:46:23
>>659
読みたい本に限って電子化されない
661:名無し三等兵
10/12/07 19:48:31
神保町遠征でフジ出版の良本をいくつか確保。
「B17 空の要塞」「レッドバロン」、何より「ガリポリ」が入手できたのは嬉しい。
一次大戦の本はやっぱり少ないからなあ
662:名無し三等兵
10/12/07 21:06:59
野戦築城に関する本教えてください
663:名無し三等兵
10/12/07 21:27:38
時代と場所は
664:662
10/12/07 21:30:19
起こりというか、歴史みたいな感じでなるたけ古い方がいいです。
日本と世界とそれぞれ紹介してもらえると助かります。
665:名無し三等兵
10/12/07 21:36:33
>>662
『日本の軍事革命』
666:名無し三等兵
10/12/07 21:38:55
ふと思い浮かぶのはゴンサロ・デ・ゴルドバぐらいだけど、
それも『ヨーロッパ史における戦争』あとか『戦闘技術の歴史』に
ちょこっと書いてあった位しか。その前に色々ありそうだしなぁ。
667:名無し三等兵
10/12/07 21:45:00
>662 Osprey Fortressだろうなあやはり。
URLリンク(www.ospreypublishing.com)
日本だと「太平洋戦争の日本軍防御陣地1941-1945」が出てる。
668:名無し三等兵
10/12/07 21:58:01
>>662 RPG設定資料集的な新紀元社の本がよいかも。
669:名無し三等兵
10/12/07 23:49:01
みすず書房のフリートリッヒ『ドイツを焼いた戦略爆撃』が来年に発売がずれ込んだね。
当初は年内だったのに。原書はドイツでベストセラーになったみたいだけど。
670:名無し三等兵
10/12/08 02:21:34
山岳地帯や森林での戦闘の様子やセオリー、それに歴史に関してわかりやすく説明している本ってありますでしょうか。
あと、これは軍事とは直接は関係ないのですが日本の国土の地形や特徴に関してわかりやすい本も教えていただけるとうれしいです。
671:名無し三等兵
10/12/08 02:46:50
コンバットバイブルでも読めば
まあ歴史については触れられていないと思うが
672:名無し三等兵
10/12/08 04:13:37
>>668
RPG設定はいいからオスプレイの再販&新刊を出してほしいなぁ<新紀元
もしくは「古代ギリシア人の戦争」の続編たるローマ編を
673:名無し三等兵
10/12/08 04:15:47
>>670
日本の国土や地理の特徴は、高校地理の教科書嫁。いやほんとに。
674:名無し三等兵
10/12/08 12:34:40
他地域との「比較」ならば生態系の本がよいかも。日本列島では皺が南北に
生じるから、気温の変動で絶滅する種が少なく、植物相が豊かだ、とか、
日本では少数の例外以外、草原や荒れ地が永続しない、とか、
日本では地味が貧しいとされる火山灰地も世界的に見れば豊かとされる、とか。
675:名無し三等兵
10/12/08 18:13:22
高校地理の教科書は気候をおおまかに知るにはほんと優秀だよな
676:名無し三等兵
10/12/08 22:11:56
復刊ドットコムにリクエストしたんだがここにリンク貼ったら問題有る?
677:名無し三等兵
10/12/09 02:51:13
>>670
いつの時代のセオリーかによるけど戦争論(クラウゼヴィッツの方ね)の五部・六部あたりに書いているはずだが
まだ第四部「戦闘」を読んでいる途中なんだよな・・・
678:名無し三等兵
10/12/09 04:25:14
クラちゃんの「戦争論」は面白い!はディープってわけじゃないけど
その分要点がわかりやすい。
679:名無し三等兵
10/12/09 04:46:06
原書房から最近出たクリス・マクナブ『〈図説〉アメリカ先住民戦いの歴史』は
オススメ?
680:名無し三等兵
10/12/09 08:54:06
>>677
そんなものはない
681:名無し三等兵
10/12/09 13:25:11
戦争論って戦争概念の本だから具体的規範とは別だぞ
682:名無し三等兵
10/12/09 13:27:02
戦争という現象に対する哲学的なアプローチといったほうが分かりやすいか
683:名無し三等兵
10/12/09 15:32:45
純粋な軍事本じゃないが、守屋純さんがこういう本を翻訳出版するな。
総統からの贈り物-ヒトラーに買収されたナチスエリート達-
ゲルト・ユーバーシェア/ヴァンフリート・フォーゲル著 守屋 純 訳
URLリンク(www.kinseisha.jp)
守屋さん過去に訳した本は全て学研から出してたのに、今回は最近自著を出した
錦正社から出すんだな。
684:名無し三等兵
10/12/09 15:35:54
投票お願いします
歴史群像アーカイブ volume 2 ミリタリー基礎講座戦術入門
URLリンク(www.fukkan.com)
685:名無し三等兵
10/12/10 00:54:50
>>680
邦訳では省略している版もある。
>>681-682
その割にはぐだぐだと具体的な部分にまで踏み込んで議論している印象を持ったんだが。
補給の項とか。
686:名無し三等兵
10/12/10 04:37:08
出来るだけ現実に落としこんで話をしようとした結果だろ。
687:名無し三等兵
10/12/10 20:28:00
>>685
レクラム版だね
まぁ、ものの本には「戦争論は第一篇・第一章と第八篇が一番肝心、それ以外は飛ばして読んでも
おk」見たいな事が書いてあったりするからなぁ
688:名無し三等兵
10/12/10 20:46:02
戦うコンピュータ2011
届いた。パラパラめくったがかなりよさげ。積んでおこう。
689:名無し三等兵
10/12/10 20:47:06
よさげなのに積むのかよ!w
690:名無し三等兵
10/12/10 20:49:21
>>689
馬鹿だなぁ、よさげだから積むんじゃないか(マテ
691:名無し三等兵
10/12/10 20:52:13
>>690
日本語で頼む
692:名無し三等兵
10/12/10 20:54:41
なーに、いつでも読めるさ・・・
693:名無し三等兵
10/12/10 20:57:10
この戦争が終わったら俺、詰んでたあの本を読み進めるんだ……
694:名無し三等兵
10/12/10 21:38:41
毎月諭吉さんを消費しては本を積むだけの簡単な趣味です
プラモデルを積む宗派も存在します
695:名無し三等兵
10/12/10 22:19:59
この広い世の中にはDVDを積む宗派も存在する
696:名無し三等兵
10/12/10 22:43:02
エロゲーを(ゲフンゲフン
697:俄将軍
10/12/10 23:35:00
賽の河原なスレッドは、此処、ということになるのか、などと、嘯いてみたり。
698:名無し三等兵
10/12/10 23:45:26
「軍事システム エンジニアリング」
「ミサイル技術のすべて」
「防衛用ITのすべて」
をかれこれ3年積んでいる…
699:名無し三等兵
10/12/10 23:51:52
URLリンク(av.watch.impress.co.jp)
さ~ミリタリーなご本は出てくれるのかね?
図版が多いときつそうだがサイズは魅力だ
700:アドバンスト杜聖 ◆REH634FRNQ
10/12/11 00:00:01
>698
しかたないな。私が崩してやるからよこせよ
701:名無し三等兵
10/12/11 00:01:26
>>700
積み直すの間違えだろw
702:名無し三等兵
10/12/11 00:03:08
軍板共同図書館を作ればいい
703:名無し三等兵
10/12/11 00:03:33
>>700
まあまてよ、「砂漠の戦車戦」を読み終わったらこの3冊に取り掛かるつもりなんだ
704:岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM
10/12/11 00:03:42
いやいや建て増しに決まっているじゃあないですか。
705:名無し三等兵
10/12/11 02:40:33
>>703
>>693ですね。
706:名無し三等兵
10/12/11 09:58:21
入手に苦労する類の本を積んでるやつは真面目に俺にくれ
707:名無し三等兵
10/12/11 18:01:37
>>694
嗚呼これは俺の事ですね、中古で買うと安いのは良いんだが
部品が外れてたりするのが困る
708:名無し三等兵
10/12/11 20:16:24
>>707
どうせ組まないんだから箱だけあればいいじゃんw
709:名無し三等兵
10/12/11 21:36:47
最近NF文庫は数字を揃えるために買ってるような気になってきた
710:名無し三等兵
10/12/11 21:53:59
>>709
…もしかしてコンプしてる…?
711:名無し三等兵
10/12/11 21:57:42
>>710
コンプはしてないけど300冊ぐらいかね
古本屋で見つけたりして番号が埋まっていくたび喜びを感じるようになってきた
712:名無し三等兵
10/12/11 22:03:50
>>711
手持ちを把握している貴官に敬服する
713:名無し三等兵
10/12/11 22:34:36
某温帯がお亡くなりになったのをきっかけに130冊を整理したら
数冊欠けているのを発見して悲しい。
714:名無し三等兵
10/12/12 03:25:23
ダブり買いよりも「確かこの本は持っていたよな」と思っていたら、実は買っていなくて
改めて買いにいったら売られてしまった後だったときの悔しさといったら・・・
715:名無し三等兵
10/12/12 04:36:27
「なんとなく金が使いたくて」持っているのがわかってるのに同じ本を複数買ってしまう場合がしばしばあるw
いやまあブコフとかの特価本の場合だけだけどね
消費欲を無駄に満たすにはブコフはいい場所だ…
716:名無し三等兵
10/12/12 13:22:03
>>715
その物欲を満たされた側の家族の立場なんだよなあ、今の俺
親父が適当にそれっぽい偉そうなこと書いてある哲学の本収集者で
ブックオフで買うだけ買って整理するどころか読みもしやがらなねえ
今度ひそかに捨てるつもりではあるが
717:名無し三等兵
10/12/12 13:40:31
光人社の話が出ているので。
会長が今年亡くなられたらしいのだが・・・享年82とのこと。
URLリンク(www.kojinsha.co.jp)
718:名無し三等兵
10/12/12 14:11:27
>1954年にいたって小社に引き継がれました。それからは堰を切ったように戦争体験の収集に努めました。
>ガダルカナル島玉砕、という当時の日本にとっては衝撃的な体験が、戦後10年を経て尚且つ日本の風土の中に、
>根強く染み付いていることに気づいたからです。日本の社会には、当時はまだ戦争体験を語ることがタブー視されていた時代でした。
まあ、今何気なく受けている情報面での恩恵とか、開示に対する姿勢なんかも、こういう人たちの努力あっての賜物ですね。
ええ、今後も御愛顧致しますとも。
だから、自衛隊や他国軍のノンフィクション、回顧録ももっと充実願いますわ。
719:名無し三等兵
10/12/12 14:39:09
光人社って採算見積もりが厳しくてハードル高いそうだけど、
軍事分野内における自社従来路線以外の開拓展開って消極的な印象。
模型で言うとタミヤみたいな感じ。
>他国軍のノンフィクション、回顧録
確かにここ弱いような(自衛隊はイラネ)。
求めているのは出版会のドラゴンだな、個人的に。
720:名無し三等兵
10/12/12 14:46:00
>他国軍のノンフィクション、回顧録
売れないからだろう。
721:名無し三等兵
10/12/12 14:51:36
>売れないからだろう
年配の方が主な購買層なのかな? 旧軍三昧って。
ドイツスキーとかソ連スキーはミドル層以下に多いと思うけど。
722:名無し三等兵
10/12/12 14:57:43
自衛隊って意外と分かってないこと多い組織だから回顧録は要る。
戦車や潜水艦の本の時見てても分かる。
723:名無し三等兵
10/12/12 15:01:17
飯山氏や大内氏の起用を見ていると、
過去、単に本にするほどの情報が集められなかっただけに思える。
書き下ろしは結構多い。
昭和時代、そういうノウハウは早川やサンケイ等特定の出版社に偏在していた。
724:名無し三等兵
10/12/12 15:02:21
"Future Developments in Aircraft Design"ってどこかで入手できませんかね?
なにかの論文集に収録されてたりとか。
725:610
10/12/12 15:06:44
>>722
同意です。
函館にMig-25が降りた時の陸自の対応とか知りたいです。
海自もかなり危険なミッションやっているのでしょうね。
後は誘導弾とか。
726:名無し三等兵
10/12/12 15:07:11
イカロスは堕天使になってしもうたし、並木はターゲット変更で
彼岸の彼方に逝ってるし、大日本絵画は苦しそうだし。
この三社は一昔前はホントに良かった・・・。
学研は最近M文庫が冷え込んでるけど安定感はある。
芙蓉書房は頑張ってるけど復刊に力入れて欲しいなあ。
727:名無し三等兵
10/12/12 15:12:26
>>723
ハヤカワはもう戻ってこなさそうで残念。
この分野、復刊に値する良書の宝庫だよね。
復刊してるだけの会社でも作ってくれよ軍事系出版社連合で。
採算は不明だがw
728:名無し三等兵
10/12/12 15:18:56
電子書籍端末が普及すれば。
729:名無し三等兵
10/12/12 15:21:22
>>725
>函館にMig-25が降りた時の陸自の対応
ありきたりだけど学研Mのミグ25事件の真相かなぁ。
よくまとまってて分かりやすいと思うよ。
写真や図や地図を多めに入れてるのも好印象。
730:名無し三等兵
10/12/12 15:22:24
サンケイ・・・・本誌の出鱈目記事が某所で槍玉にされる度昔日を思い出し胸熱。
731:名無し三等兵
10/12/12 15:33:15
毎日新聞記者の書いた『自衛隊指揮官』てのが講談社の文庫から出てるよ。
ミグ事件も載ってた筈。
732:名無し三等兵
10/12/12 16:10:49
>>719
値段もドラゴン並みになるのはちょっと・・・
733:名無し三等兵
10/12/12 16:14:23
出版関係者が発想を変えることも必要だけど、
売上で裏書しされないとなぁ。
734:名無し三等兵
10/12/12 16:33:26
>>732
ああ、最近は陸もの中心に精密化で高くなってるけど、
国内メーカーも劣らず高いから仕方がない。
ドラゴンは↓
URLリンク(www.ms-plus.com)
もやり始めたり、米原子力巡洋艦出したり、昔から時代や陸海空問わず
冒険してくれてるじゃん。トラペもそうだけど。
735:名無し三等兵
10/12/12 18:33:00
光人社も兵頭二十八の本を修正なしで文庫化したりしてるんでとりあえず買う行為ができなくなった
736:名無し三等兵
10/12/12 19:16:13
電子書籍やOD版で久しぶりに新品が出回った本も何冊かあるが、
今度はいつでも買えるという安心感でなかなか買えない。
737:名無し三等兵
10/12/12 19:26:47
>>736
電子書籍はまさに読むために買うもんだからね…
まあそれでも、移行したらやっぱり、とりあえず買う、数P読んで放置、持ってるものをまた買ってしまう、を繰り返すのは確実だw
738:名無し三等兵
10/12/12 19:55:55
書籍スレとはちょっとズレるが、日本語って便利だよな。
試しに全部カタカナで書いてみると、意味が一瞬ではわかりにくく感じる。
ショセキスレトハチョットズレルガ、ニホンゴッテベンリダヨナ。
タメシニゼンブカタカナデカイテミルト、イミガイッシュンデハワカリニククカンジル。
739:名無し三等兵
10/12/12 20:19:50
>>738
単語の間にスペースを入れるとましにならないか?
タメシニ ゼンブ カタカナ デ カイテ ミルト イミ ガ イッシュン デハ ワカリニクク カンジル。
てか昔の電報て仮名オンリーじゃないの?
740:名無し三等兵
10/12/13 00:42:34
漢字かな混じりの日本語文章に慣れてるだけだろ
他言語は他言語で、母語であればちゃんと一瞬で意味がわかる
741:名無し三等兵
10/12/13 01:19:25
近代以降の西洋における兵役義務について扱った本を教えて下さい
742:名無し三等兵
10/12/13 01:23:27
>741 「19世紀ドイツの軍隊・国家・社会」
743:名無し三等兵
10/12/13 12:47:52
>>735
一ツ橋グルッペや音羽グルッペが週刊発行の漫画誌に明らかなエロ漫画載せてるようなものだろ
744:名無し三等兵
10/12/13 14:28:47
>>743
どういう喩えだよw
まあ、ラインを維持するためには、時には採算性の怪しい製品でも作らにゃならないってことだろ
それを続けると星になるが…
745:名無し三等兵
10/12/13 16:34:37
早川文庫NFは戦記中心にほとんど集めたつもりだったけど(除く「呪われた医師」)
早川書房むかしはいいWW2戦記単行本たくさん出していたんだね
『スラバヤ沖海戦』 デイヴィッド・トーマス(David Arthur Thomas)
『レイマーゲン鉄橋』 ケン・ヘクラー(Kenneth William Hechler)
『Dデイ』 Ed:アイゼンハウァー財団(Eisenhower Foundation)
『ウィンゲート空挺団 -ビルマ奪回作戦』 デリク・タラク(Derek Tulloch)
読みたいな
URLリンク(homepage1.nifty.com)
746:名無し三等兵
10/12/13 16:53:39
今でも単発的だけどいい軍事モノ出してるじゃん
ブラックホークダウンとかアンディとか
747:名無し三等兵
10/12/13 16:58:11
どこが今だよ・・・
ターゲットも違うし
748:名無し三等兵
10/12/13 18:17:18
松村さんの遺作、すごく分厚くて読みにくいな。せめて2分冊で出して欲しかった。
749:名無し三等兵
10/12/13 21:22:45
>>745
> 『スラバヤ沖海戦』
これは読みたいな。
750:名無しの愉しみ
10/12/13 22:35:06
土日に書籍15諭吉分も購入しちゃったYO・・・
我ながら使いすぎだと思った。。。
751:名無し三等兵
10/12/13 22:44:54
レイマーゲン鉄橋は昔読んだが、本気で復刊希望。作者の経歴がこれだぞ。
Hechler held a series of minor appointed positions in the federal civil service until he was drafted into the United States Army during World War II.
After graduation from Armored Force Officer Candidate School, he was assigned as a combat historian in the European Theater of Operations,
and following the war was assigned to interview many of the defendants prior to the Nuremberg Trials, including Adolf Hitler's number-two man, Hermann Göring.
He was also attached to the 9th Armored Division when one of its infantry-tank task forces captured the Ludendorff Bridge spanning the Rhine river at Remagen, Germany.
He interviewed several of both the US and German soldiers involved, and in 1957 published the book The Bridge at Remagen which was adapted into a film in 1969.[citation needed]
752:名無し三等兵
10/12/14 16:17:39
>>748
お前あれ買ったんか
753:名無し三等兵
10/12/15 21:56:54
祖父たちの零戦、まずはペラペラと斜め読み。面白い!!!最高!
特に坂井三郎氏に関する記述は最高傑作じゃないだろうか。
754:名無し三等兵
10/12/15 22:07:04
>>753
著者のブログ見たら
>>高城氏は、「大空のサムライ」「サムライ零戦記者」「奇跡の雷撃隊」その他、昭和40年代、50年代の戦記ブームの頃、戦争体験者の名前で出された戦記本の多くを執筆し、自身の名前でも「六機の護衛戦闘機」「非情の空」といった名作を書いた伝説的な天才編集者だ
>>坂井三郎さんの名前で出してベストセラーになった「大空のサムライ」を高城氏が書くにいたった経緯などをこと細かにうかがった
いいのか?www
公然の秘密とはいえゴーストライター公表してんぞw
しかも故人を悼む文章でw
755:名無し三等兵
10/12/15 22:37:25
別にいいんじゃねその文の中でも悪意なんて感じないし
実際受けてるならそれでいいし
モノがいいなら文句なし、死人に口も無し
756:名無し三等兵
10/12/15 22:42:38
>>754
読んだことないけどそうだったんだ(´・ω・`)
757:名無し三等兵
10/12/15 22:52:52
初心者スレでPMC関連の質問をしたら、こちらのスレ向けの話題だと誘導されたので、あらためて質問します
PMC(民間軍事会社)について興味があるのですが
関連の書籍を読む上で『これだけは読んでおけ』『これは定番』みたいな本は、どのようなものがあるでしょうか?
758:名無し三等兵
10/12/15 22:54:55
P.W.シンガーの「戦争請負会社」
759:名無し三等兵
10/12/15 23:06:00
「大空のサムライ」も「サムライ零戦記者」も「奇跡の雷撃隊」も
本人が書いてなかったのかよ・・・
760:名無し三等兵
10/12/15 23:06:23
>>585
761:名無し三等兵
10/12/15 23:10:07
>>757
前スレより
20 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 08:12:23 ID:???
>>19
『民間軍事会社の内幕』なんてのが筑摩文庫から出てるな。
21 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2010/09/09(木) 10:29:23 ID:???
>>19
以前ここで出たリストに追加してみた。
『戦争請負会社』P・W・シンガー
『ドキュメント現代の傭兵たち』ロバート・ヤング・ペルトン
『戦場の掟』スティーヴ・ファイナル
『戦争サービス業』ロルフ・ユッセラー
『戦争の経済学』ポール・ポースト
『傭兵の二千年史』菊池良生
『傭兵 世界の秘密作戦とそのビジネス』フランク・キャンパー 高橋和弘
『外注される戦争』→改題『民間軍事会社の内幕』菅原出
『民営化される戦争』本山美彦
『戦争民営化』松本利秋
762:名無し三等兵
10/12/15 23:10:18
例のリストの最新版です。
>>757
P.W.シンガー「戦争請負会社」(絶対必読、基本文献)
ロバート・ヤング・ペルトン「現代の傭兵たち」
「世界の危険・紛争地帯体験ガイド」
「傭兵の掟」(スティーブ・ファイナル)
ロルフ・ユッセラー「戦争サービス業」
ソロモン・ヒューズ「対テロ戦争株式会社」
酒井裕「ピース・ブローカー」(日本人独自取材の労作だが、やや古い)
背景資料として
メアリー・カルドー「新戦争論」(政治)
モイセス・ナイム「犯罪商社.com」(経済)
松本仁一「カラシニコフ」1.2(基本装備)
石山永一郎「彼らは戦争に行った」(現場の声 かなりきつい左翼バイアス注意)
あまりお勧め出来ないが
「民営化される戦争 21世紀の民族紛争と企業」(本山美彦 手っ取り早い把握向きだが、最初からシンガー読む方がいい)
「戦争民営化 10兆円ビジネスの全貌」(松本利秋 同上)
「ザ・プライベート・オペレーター」(小峯隆生)
763:名無し三等兵
10/12/15 23:14:44
>>759
奇跡の・・・は何種類かあるからな。どれかはわからない。
ちょっと衝撃的だった今回の「祖父たちの零戦」を読んでも、
坂井氏への尊敬は変わらない。
列機を一度も失っていない零戦の名パイロットである事は揺るがないからな。
自分をこのジャンルに引き込んでくれた人だ。
ミュージシャンなどと同じで、後日談などいろいろ一人歩きする事はあっても、
「零戦で小隊を率いて空戦した」という基礎があるならどうという事はない。
764:名無し三等兵
10/12/15 23:34:03
ゴーストライターを見分ける術 インパール編
・撤退中に飢えたゲイシャの集団と出会う
765:名無し三等兵
10/12/15 23:50:28
PMC関連の本はけっこう読んだがどれも内容が古かった
イラクのPMCバブルもとっくの昔に終わっちゃったしな
766:名無し三等兵
10/12/16 00:20:35
「奇跡の雷撃隊」ってガダルカナル上空で
左手を吹き飛ばされた森拾三の本の事かと
767:名無し三等兵
10/12/16 09:41:25
こういうのには複数の真実がありうると思う。
自分は「飛行の秘術の話」「零戦の秘術」を信頼する。カトカンさんは
坂井ファンではあろうが、努めて客観的たろうとしている。なにより、
「左を踏んで左に滑る」はゴーストライターには書けまい。
「一字一句自分で書いた」「若干の誇張はある」を信頼する。「零戦の秘術」
第7章は迫力がある。
同時に、著者が知らないところで編集部が原稿チェックをライターに依頼し、
ライターがリライトする。それを編集部が著者に見せ、著者がOKする。
ライターが自分が書いたと思う、または、後に思うようになる・・・
ということも大いにあり得る。
768:名無し三等兵
10/12/16 13:34:49
いまさらのように、渡辺さんのあとがきの
意味がわかったよ。
769:名無し三等兵
10/12/16 15:57:00
歴史なんて解釈だからな
770:名無し三等兵
10/12/16 18:14:32
ゴーストライターじゃなくて聞き書きとかそういう部類に入るんじゃねえのと思う
ゴーストライターというと語感が悪すぎる
771:名無し三等兵
10/12/16 18:29:50 7X3S/gO9
艦名の由来などを調べたいのですが何かお勧めの本はありますか?
手持ちは片桐大自氏の『聯合艦隊軍艦銘銘伝』くらいです
772:名無し三等兵
10/12/16 20:46:09
名前がクレジットされないことを指して「ゴースト」という。
時代にもよるが「聞き書き」というのはもっと重い。
民俗学民族学文化人類学あたりでこのへんの微妙な例はいくらでも。
773:名無し三等兵
10/12/16 20:52:43
今こそ『幻想の英雄』を文庫復刊してほしい。
774:名無し三等兵
10/12/16 20:57:47
アレックス・ヘイリーの「マルコムX自伝」みたいな形もあるよね。
ライターが「著者」にインタビューして、それをライターが原稿に書き起こす、とか。
775:名無し三等兵
10/12/16 21:20:42
零戦大和マレー電撃戦は戦記の王道
日清日露戦争で講和後の
776:名無し三等兵
10/12/16 21:22:30
日清日露戦争で講和後の引き揚げ過程とか大陸での軍の動きが分かる資料ってありますか
777:名無し三等兵
10/12/16 22:52:56
>>776
そのへんはもう公刊戦史や部隊史調べるしかないんじゃね
778:名無し三等兵
10/12/17 00:14:01
URLリンク(ja.wikipedia.org)
wikiも書き換えちゃえ。
779:名無し三等兵
10/12/17 00:15:55
URLリンク(ja.wikipedia.org)
キャハハ、こいつが排除してあの異常な美化記事になったのかw
780:名無し三等兵
10/12/17 00:29:37
寝た零戦厨を起こすような真似は・・・・是非w
781:名無し三等兵
10/12/17 07:51:52
URLリンク(ja.wikipedia.org)
坂井三郎
>不遜な言動で周囲と軋轢を生むことが多く、奇抜な発言は「坂井語録」と呼ばれている。また、度々舌打ちをする癖もある。これらの行動・態度により、戦友会との交友関係がほとんどない。
>「元台南空のヘッド」、「米軍基地で大暴れ」などの発言などから、「虚言癖」と揶揄されることもあり、その発言の数々は2ちゃんねるをはじめとするインターネット上では「酒井先生語録」などと呼ばれ、注目を集めている。
782:名無し三等兵
10/12/17 10:25:30
>>778-781
Wikipedia(ウィキペディア)軍事関連スレ11
スレリンク(army板)
783:名無し三等兵
10/12/17 15:48:47
>>772
口述筆記や聞き書きで典型的な例は、マイン・カンプだよな
伍長による側近への口述を何人かで編集して一冊の書籍として発行されたんだが、著者は伍長となっている。
784:名無し三等兵
10/12/17 17:49:31
>>774
そういう場合、アメリカでは執筆協力みたいな形で名前が出ることもあるな
785:名無し三等兵
10/12/17 18:41:35
「ゴーストがささやくのよ」
786:名無し三等兵
10/12/17 19:13:27
>>784
まあそのへんは当時(昭和40年代)の日本では一般的ではなかったってことだな
今ならちゃんと明記しないと批判されるが
ただまあ「大空のサムライ」は、例のラバウル被弾帰還の件とか、明らかに造っているだろ、って思わされる部分があるから、正直聞き書きとか執筆協力ですますには疑問だと思ってる
先行作品でこっちは確実に自著であろう「坂井三郎空戦記録」読んだ時には違和感大きかったっけな
でも空戦記録は、最後が戦死した戦友を悼む言葉で締められていて、しんみりした
まあその相手は、ご当人とトレードで343に送られたってのがなんともだが…
787:名無し三等兵
10/12/17 22:27:12
>>786
>確実に自著であろう「坂井三郎空戦記録」
いや、だからそれもF氏の聞き書きだと祖父たちの零戦に書いてあるから。
事細かに坂井氏の戦後を詳述しているからその部分だけでも読んできてくれ。
坂井氏のことだけでなく、
わかる人ならピンとくる某8000メートルとあだ名が付いた人の事まで書いてあるから。
ここまで書いちゃうのは渡辺氏でも無理。
788:名無し三等兵
10/12/17 22:38:54
坂井三郎
>不遜な言動で周囲と軋轢を生むことが多く、奇抜な発言は「坂井語録」と呼ばれている。また、度々舌打ちをする癖もある。これらの行動・態度により、戦友会との交友関係がほとんどない。
>「元台南空のヘッド」、「米軍基地で大暴れ」などの発言などから、「虚言癖」と揶揄されることもあり、その発言の数々は2ちゃんねるをはじめとするインターネット上では「酒井先生語録」などと呼ばれ、注目を集めている。