10/11/04 16:52:43
文書流出 協力者に不安と不信
飲食店を経営するアフリカ出身の30代の男性は、文書に住所や電話番号、家族の名前などが
記載され「経営する店が国際テログループの拠点になるおそれがある」と記されていました。
男性は「警察官に『イスラム社会のことを勉強したい』と言われてつきあってきたが、テロリ
ストの仲間のように見られていたのか思うと、裏切られた気持ちです。客は怖がって店に来な
くなるだろうし、家族のことも心配だ」と、不安な思いを語っていました。
そして「きのう、警視庁を訪ねて説明を求めたが、受付で『調査中なので対応できない、担当
者もいない』と言われた」として、憤っていました。
また、イスラム教徒の日本人の女性は、外国人の前の夫のことを警察に聞かれて協力したとい
うことですが、流出した文書には今の家族の個人情報も詳しく記され、話した内容と違うこと
も書かれているということです。
女性は「順を追って説明したのに、怪しく見えるように記載してある。子どものことを考える
と不安で、捜査に協力しなければよかったと思う」と話しています。さらに、文書の流出につ
いて連絡も説明もないとして「このまま何もなかったことにするのであれば信じられない」と、
警察への不信感を募らせていました。
URLリンク(www.nhk.or.jp)