10/11/03 22:38:35 aNIFVJ/k
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質問：
明治憲法には「国務大臣は天皇を輔弼する」という主旨の記述がありますが、その一方第11条では「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」とありますね。
これって軍令に関しては天皇の命令が絶対で唯一無二の物だってことじゃないですか？
だからこそ一部の将校どもは「統帥権」を盾に軍隊を私物化したんでしょ？
絶対権力がありながらそれを止められず、無意味な戦争をもたらした天皇はやはり責任ありジャン？
回答：
あれあれ、やっぱそこに結局戻るんですね。元の質問がぶち壊しですよ。いいんですか？
帝国憲法第三条に『天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス』とあります。
この意味は政治の結果責任は天皇には及ばないという条文だと理解がなされています。
憲法を持ち出すなら、はなから天皇に責任は及ばない前提と解釈しなければなりません。
であるから天皇は基本的に強権を発動しないお考えだったのです。
理解できましたか？
残念でした。