日本は勝てる戦争になぜ負けたのかat ARMY
日本は勝てる戦争になぜ負けたのか - 暇つぶし2ch600:名無し三等兵
11/08/31 22:25:03.44
>>598
認識が根本的に誤っている。

>中国は平時に

・・・のんびりと開発していたとでも思っているのなら大間違いだと指摘しておく。
大慶油田の開発が開始される前年1959年は、ちょうど中ソの対立が表面化し、その翌年にはソ連が中国へ派遣していた
技術者を引き揚げるなどして、ついには中国への石油供給そのものも停止してしまった。
ゆえに大慶油田の早期開発は切実かつ切迫しており、事実、毛沢東は大慶の油田開発を国策と位置づけて、人と資機材を一挙に投入し、
共産主義特有の苛烈なノルマと監督のもと全力で開発を進めた。 
中共側呼称するところの「大慶油田会戦」である。 王進喜などといった「労働者英雄」が誕生してもてはやされるなど、中国にとってまさに「戦争」であった。
それほど注力をしてもなお、日本の最低石油需要500万トンの生産規模に達するのは、発見から6年目の1965年である。

>外国の技術借りないで

中共政府の主張ではそうなっているが、実際は違う。
>中国の蘭州、玉門等においてソ連からの資材、技術協力によって1950年代に油田開発が行われ、中国の石油開発に対する知識と経験が蓄積された。
>また、資材や技術に限らずソ連は石油供給も行い、中国共産党の石油分野での発展を包括的にサポートした(神原達 著『中国の石油と天然ガス』)
国内に多数の大油田を抱え、豊富な開発実績のあるソ連の支援が、その後の満州における大慶油田開発の下地になったことに疑いの余地は無い。
中共がそれを認めず「独力での開発」を主張しているのは、当時の中ソ対立に起因するメンツと体面の問題であり、実情とは異なる。

>日本の、史実では南方送りになった技術者や掘削技術があり

近在に有力な油田が無かったのだから当然の話ではあるが、当時の日本の油田開発の実績は余りにも少な過ぎ、経験実績ともに1950年代の中国に劣るといわざるをえない。
そも日本が大慶油田を発見できなかった事、それ自体が1950年代の中国に比して探鉱技術面でも劣っていた事の現われでもある。(最新の反射式探鉱機を保有していなかった
30年代と50年代の技術格差があるのだから当然ではあるが。


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